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れんだいこ:ホロコースト否定派に対する逮捕投獄、強制送還、兵糧攻め考 [「れんだいこ」から]

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/daitoasenso/taigaishinryaku_horocoosto_hiteihatogokuco.htm

ホロコースト否定派に対する逮捕投獄、強制送還、兵糧攻め考


 (最新見直し2006.3.3日)

【ホロコースト否定派に対する相次ぐ逮捕投獄、強制送還事件考】
 「ホロコーストをめぐる戦い  【田中宇】」を参照する。

 ホロコースト否定派に対する逮捕投獄、強制送還事件が相次いでいる。ドイツとオーストリアでは、ホロコーストを否定したりナチスを礼賛する言動が違法行為とされている。フランス、スイス、ベルギー、イスラエルなどが同種の法律を持っている。最近も、リビジョニストのうち特に著名な4名(ドイツ人3、オーストリア1)が逮捕起訴されている。

 田中氏は次のように記している。
  ドイツで逮捕された3人のうちエルンスト・ツンデル(Ernst Zundel)(http://www.zundelsite.org/)は、ドイツ生まれだが1958年からカナダに住み、デザイナーをする傍ら、1980年に「本当に600万人も死んだのか」(Did Six Million Really Die?)という題の、ホロコーストの死者数は誇張されていると主張する本を書いた。彼は2003年にアメリカを旅行中、米入管当局に入国管理関係の法律違反で逮捕され、カナダに送還され、そのままカナダで2年間、勾留された後、今年3月にドイツに送還された。その後ドイツ当局から、ホロコーストを否定した容疑で逮捕起訴され、11月8日に裁判が始まった。
 http://www.adl.org/learn/Ext_US/zundel.asp?xpicked=2&item=zundel
 http://www.zundelsite.org/zundel_persecuted/feb25-05_media.html
 2人目のゲルマー・ルドルフ(Germar Rudolph)(http://germarrudolf.com/)はドイツ生まれの化学者である。彼は「チクロンB」という毒ガスを使ってユダヤ人が殺されたとされているアウシュビッツとビルケナウの収容所のシャワー室の壁の煉瓦の表面のサンプルを調べた結果、チクロンBが実際に使われたとしたら煉瓦に残るはずの残留物が残っていなかったことから、1985年に「チクロンBは使われておらず、ガス室は存在しなかったのではないか」と主張する論文「ホロコーストの検証」(英文題名"Dissecting the Holocaust")を発表した。
 http://www.nationalvanguard.org/story.php?id=6910

 彼の主張はドイツの法律に違反することになり、本は発禁になり、起訴されたが、1986年に判決が出る前にドイツから逃亡し、各地を点々とした後、アメリカのシカゴに住んでいた。今年4月に入管から呼び出しを受けたが出頭せず、アメリカ人女性と結婚したため永住権を申請しに今年10月に入管に出向いたところ逮捕され、11月14日にドイツに送還され、逮捕された。
 http://www.revisionisthistory.org/revisionist18.html

 3人目のジークフリート・フェルビーケ(Siegfried Verbeke)はベルギー人である。彼は、ナチスに迫害されたユダヤ人一家の話として戦時中に書かれたとされる「アンネの日記」について、日記は戦時中に書かれたものであるはずなのに、その原版を見ると、戦後の製品であるボールペン(1951年に市販開始)で加筆された部分がかなりあり、後から意図的に改竄されている、などと主張する論文(他のリビジョニストの主張の引用が中心)を刊行したが、オランダの裁判所で今年8月、発禁処分になった。
 pdf" target="_blank">http://www.vho.org/aaargh/fran/livres4/RFAnneFrank.pdf
 http://www.vho.org/GB/c/SV/120900.html

 その後、ドイツ当局が、フェルビーケの主張の中にホロコーストに疑問を投げかけている部分があることに注目し、自国でも裁く必要があるとしてオランダに移送申請し、10月に身柄がドイツに送られた。

 一方、オーストリアで逮捕されたのは、イギリス人の歴史学者デビッド・アービング(http://www.fpp.co.uk/)で、1989年にオーストリアで行った講演でホロコーストを否定する発言をしたとして、11月14日に逮捕された。アービングは、ナチス時代のドイツの歴史を詳細に研究した人で、自らの研究の結果として「ヒットラーがユダヤ人の絶滅を命じたという定説は間違いである」などと主張していた。
 http://www.guardian.co.uk/secondworldwar/story/0,14058,1645049,00.html

 彼は、オーストリアに行ったら逮捕されるかもしれないと知っていたはずだが、どうしたことか右派学生組織の要請に応えるかたちでオーストリアを訪問し、逮捕された。逮捕後、弁護士に「ホロコーストはなかったという自分の以前の説は間違っていた」と述べたと報じられている。
(2005.11.17日、反シオニズム系の学生グループの前で講演会を行うためにオーストリア入りしたアーヴィングは、高速道路の検問で手錠をかけられた。 アドルフ・ヒトラー政権を賛美したとして、オーストリア司法から1989年に逮捕令状が出ていた)
 http://books.guardian.co.uk/news/articles/0,,1651458,00.html

 (著名なリビジョニストであるロベール・フォーリソンは、2000年に「アービングは資料を注意深く読んでいないので、論敵に攻撃されては撤回することを繰り返し、簡単に負け続けている。彼は、リビジョニストの代弁者のように言われているが、それは間違いだ」と書いている。
 http://www.zundelsite.org/faurisson/articles/david_irving_at_the_moment.html


 田中氏は、彼らの逮捕について次のような感想を記している。
 4人が逮捕された経緯や時期的な重なり方からは、ドイツとオーストリアの政府が、ホロコーストの見直しを求める行為を「違法行為」として裁くという意志を見せるという意図が感じられる。この政策には、アメリカ、カナダ、オランダが容疑者の移送というかたちで協力しており、欧米内の協調であるという感じがする。
 「ホロコースト」は、私自身を含む多くの分析者にとって厄介なテーマである。リビジョニストたちの逮捕から分かることは、歴史的事実を分析していった結果「ホロコーストはなかった」「誇張されていた」という結論に達し、それを発表したら、その時点で世界のいくつかの国で「犯罪者」にされてしまうということだ。このような状況になっているのは、国際問題の諸テーマの中で「ホロコースト」だけである。

 私はこれまで、毎週解説記事を書くために国際情勢を分析していくうちに、一般に信じられていることと全く異なる結論に達するということが何度かあった。「サダム・フセインは大量破壊兵器を持っているはずだ」という「常識」に対しては、米英での議論を読み解いていくうちに、すでにイラク開戦前の段階で「おそらくフセインは大量破壊兵器を持ってないのに、米当局はそれを歪曲している」という分析結果が出ていた。
http://tanakanews.com/d0210iraq.htm

911後のテロ戦争に関しても「アルカイダというテロ組織がアメリカに攻撃を仕掛けている」という「常識」とはかけ離れた分析結果が出ている
http://tanakanews.com/f0818terror.htm

 イラク戦争や911は最近の出来事であるのに対し、ホロコーストは60年以上前の歴史であるという違いはあるが、分析を開始する前の時点で、分析を進めたら常識とは異なる結論になるかもしれないという点では同じである。分析の結果、結論がどうなるかは分からない以上、常識と異なる結論に達したら「犯罪者」にされるというのは、分析が禁じられているのと同じである。

 日本では現在、リビジョニストは犯罪者ではなく、雑誌が廃刊に追い込まれる程度だが、今回リビジョニストがアメリカからドイツに移送されたことを考えると、対米従属の日本で今後、同様の措置が行われても不思議ではない。ホロコーストの事実性を分析することは、国際的に犯罪扱いされる時代になっている。

 EUでは、欧州議会のフランス人の極右議員が「私はガス室がなかったとは思わないが、私は専門家ではない(ので結論を出せない)。この件は、歴史家たちに議論させてみるべきだと思う」と昨年10月に発言した件をめぐり、議員としての不逮捕特権を解かれ、起訴されそうになっている。つまり欧州では、ホロコーストの事実性を検証の対象にしようと呼びかけること自体が禁じられている
http://www.ejpress.org/article/news/4327


 田中氏は、次のようにも記している(順不同であるが)。
 ▼「隠れリビジョニスト」は意外に多い?

 シオニストの中でも特に過激な人々の間では「ホロコーストに疑問を呈する者は殴ってもかまわない」ということになっているらしく、フランスなどではリビジョニストがシオニストに殴られて重傷を負う事件が何度も起きている。リビジョニストは、シオニストから半殺しにされた上、当局から逮捕投獄される運命にある
 http://www.ihr.org/jhr/v16/v16n2p-2_Faurisson.html

 殴られたくない、逮捕されたくない学者や記者たちは、ホロコーストについて論ずるとき「事実性」に対しては疑問を持っていないということを明記する傾向がある。「リビジョニストのような極右のクズどもとは私は違うが・・・」といったような文言が、呪文のように論文に挟まれていたりする。

 前出のピーター・ノビックの本にも、リビジョニストは「奇人」「変人」「気が狂った人」といった表現をされている。学者が書く文章は客観性を重視し、中傷的な表現を避けるのが普通だと考えると、ノビックの表現は異様である。その一方でノビックは、ナチスの残党狩りを続けてきたサイモン・ウィゼンタールはホロコーストの被害者数を水増ししている、と書いており、リビジョニストと同様の主張も展開している。
 http://www.vho.org/tr/2000/1/tr01novick.html

 リビジョニスト(犯罪者)のレッテルを貼られないように呪文を唱えつつ、ホロコーストの事実性についての分析結果を注意深く開陳するのが、欧米の論者のやり方らしい。彼らにとってホロコーストは、入ったら必ず死ぬ「底なし泥沼」ではなく、細心の注意を払いつつ分け入るべき「地雷原」であるようだ。

 ニューヨークのユダヤ系社会でよく読まれている雑誌「フォワード」は、最近出したリビジョニストについての記事(http://www.forward.com/articles/6931)の中で、ホロコーストについて「何千人かのユダヤ人が強制収容所で死んだ件」と書いた。

 これについてシオニスト右派とおぼしき人が「『何百万人かのユダヤ人が死の収容所で死んだ』と書くべきところを『何千人』と書くのは大きな間違いだ。有名なユダヤ人の雑誌が、リビジョニストと同じことを書くとは何事か」と怒っている。
 http://globalfire.tv/nj/05en/persecution/bg_di_gr_sv_ez.htm

 シオニストの中でも、過激なリクードの右派と、国際協調主義を信奉する労働党系の中道派(左派)とは、主張が正反対である。「フォワード」は中道系で、以前から、右派の実態を分析する興味深い記事を多く載せてきた。フォワードの姿勢から察するに、中道系のシオニストの中には「隠れリビジョニスト」が意外に多いのかもしれない。


 田中氏は、次のような視点も開陳している。
▼ホロコーストは政治的に利用されてきたのではないか

 ホロコーストの事実性を分析することは禁じられているので、私はこれを分析しないでおく。だが、禁止範囲の外側にも、ホロコーストに関係した分析すべきことはいくつもある。その最大のものは、ホロコーストを歴史的事実と認めた上で出されている「ホロコーストは政治的に利用されてきたのではないか」という疑問である。

 この問題を提起した人として著名なのは、アメリカのシカゴ大学教授の歴史学者ピーター・ノビック(Peter Novick)である。彼はシカゴ大学にユダヤ研究コースを設立した権威あるユダヤ人学者で、1999年に「The Holocaust in American Life」(アメリカ社会におけるホロコースト)という本を出版した。同書は、アメリカのユダヤ系社会でホロコーストが喧伝されるようになったのは1970年代からで、それはイスラエル支持を強化するための政治戦略だったと分析している。

 戦後の最初の20年間(1945-65年)、アメリカのユダヤ人たちは、ホロコーストについてほとんど語ろうとしていなかった。その理由の一つは、戦後すぐに冷戦が始まり、アメリカの敵はドイツからソ連に代わり、ドイツ(西独)はアメリカの同盟国になったので、ドイツの戦争犯罪を追及することが控えられたからだった。

 当時のユダヤ社会には、被害者意識を持ち続けることは後ろ向きな態度であり良くないと考える風潮もあった。リベラル主義の考え方を背景に、ユダヤ人だけの被害を考えるのではなく、抑圧されているすべての民族のことを考えるべきだという普遍的な人権主義の方が重視されていた。
 http://www.fpp.co.uk/Auschwitz/Novick/Michiko.html

 1950年代末に米中西部の大都市近郊に住むユダヤ系アメリカ人を対象に行われた世論調査によると「良いユダヤ人であるためにあなたが重視することは何ですか」という質問に対し「恵まれない人々への援助」と答えた人が58%だったのに比べて「イスラエルへの支持」と答えた人は21%しかいなかった。1970年代より前には、ユダヤ系アメリカ人は大してイスラエルを支持していなかった。
 http://www.wsws.org/articles/2000/jun2000/nov-j29.shtml

 状況が大きく変わったのは1967年と73年の中東戦争からで、アラブ諸国と戦うイスラエルのもとに欧米のユダヤ人を結束させるために、ホロコーストの被害が喧伝されるようになった。「イスラエルが負けたら再びホロコーストが起きる。ユダヤ人は全員イスラエルを支援すべきだ」「ホロコーストの再来をふせぐためイスラエル国家の強化が不可欠で、そのためにパレスチナ人が難民になることなど小さいことである」といった理屈だった。

 ホロコーストが起きた背景には、欧州のキリスト教徒の反ユダヤ観(キリストを殺したのはユダヤ人だという視点)があったとする考え方も広まり、ホロコーストを防げなかった欧米諸国は罪滅ぼしのためにイスラエルを支援する義務があるという主張が出てきた。

 1940年代末、ニューヨークの著名なユダヤ人たちが金を出し合ってユダヤ人迫害を記念する石碑を作ろうとした。だが、アメリカユダヤ協会(AJC)、名誉毀損防止組合(ADL)など、今ではホロコーストを非常に重視しているユダヤ人組織の多くが、当時は「そんなものはユダヤ人が弱いということを物語るものなので、作らない方が良い」と反対していた。
 http://www.thenation.com/doc/19990712/wiener

 「アンネの日記」は1955年に演劇化され、59年には映画化されたが、いずれも苦境の中で前向きに生きる普遍的な人間性に焦点を当てており「ユダヤ人迫害」の物語として描かれていたわけではなかった。演劇でも映画でも、アンネ・フランクは「迫害されてきたのは私たちだけじゃない。ある時はある民族が、別の時には違う民族が迫害されている」という普遍的な人権問題を象徴するせりふを発しており、当時のユダヤ系社会が目指していた理想が何だったかを物語っている。

 ところが、普遍的人権よりホロコースト再発防止の方がずっと重要なのだという意識がユダヤ系社会に広がった後の1980年代には「アンネの日記」の演劇や映画はユダヤ系の評者に酷評されるようになり、やがて「普遍的な人権問題だけに結びつけられるのなら、アンネの日記が存在していること自体に意味がない。戦災で焼失していた方がましだった」とまで言われるようになった。
 http://www.thenation.com/doc/19990712/wiener


 田中氏は、「ネオコンにつながる話」として次のように記している。
 ホロコーストがイスラエルを支援するための理論として喧伝され始めたのが1970年代だったということは、今起きているアメリカの政治闘争そのものにつながる話である。アメリカのユダヤ人の間で、イスラエルを支持するシオニズム運動が熱烈に始まり、多くのユダヤ系アメリカ人がシオニストとなってイスラエルのパレスチナ占領地内に移住して「入植運動」を開始し、右派政党リクードが結成されたのが1970年代である。

 アメリカのシオニストの中に、ベトナム反戦運動で打撃を受けていた軍事産業の再生戦略に貢献することで、米政界の中枢に入っていこうとする動きが起きたのも1970年代である。この動きをしたのはリチャード・パールら、今では「ネオコン」と呼ばれる人々である。
 http://tanakanews.com/d1214neocon.htm

 彼らの戦略は功を奏し、1981年に就任したレーガン政権に入り込み、82年には、イスラエルの近くに米軍を長期駐留させることを暗に目指したレバノン侵攻を起こした。その後、ネオコンはいったん政権中枢から排除されたが、2001年のブッシュ政権で再び中枢に入り、イラク侵攻を実現している。

 このように見ていくと、1970年代以降のシオニズム運動にとって「ホロコーストで600万人のユダヤ人が抹殺された」ということの事実性が非常に重要であることが見えてくる。ホロコーストが持つ衝撃が、欧米のユダヤ系の人々をイスラエル支持の方向に動かし、キリスト教徒が支配する欧米諸国の国家的意志決定にも影響を与えてきたからだ。

 イスラエルは、石油などの天然資源もない狭い国であり、アラブ人を追い出して作った国なので周囲は敵ばかりで、頼れるものが少ない。そんな中でシオニストは、ユダヤ人の伝統的な特技である「知恵」「情報力」を頼りに、世界最強国アメリカに食い込み、親イスラエル的な政策を採らせてきた。その際の「知恵」の中に、イラクが大量破壊兵器を持っていると人々に思わせたり、軍事産業のためにレーガン政権時代にソ連の脅威を煽ったりといった、ネオコンの情報戦略が含まれている。
 http://tanakanews.com/d1219neocon.htm

 (読者の中には「彼らは、イラクやソ連をめぐる話を歪曲したように、ナチスドイツをめぐる話も歪曲したのではないか」という疑問を持つ人がいるかもしれないが、すでに述べたように、その件を分析することは国際的に禁じられている)

 【続く】

 ●関連記事

 Gypsies 'We had the same pain'
 http://www.guardian.co.uk/secondworldwar/story/0,14058,1361751,00.html

 Israeli banks profit from Holocaust
 http://english.aljazeera.net/NR/exeres/85B434CF-0BF0-475D-B9E6-2652F75BF30E.htm

 http://tanakanews.com/f1220holocaust.htm

【ホロコースト否定派に対する相次ぐ兵糧攻め考】
 木村愛二氏は、「阿修羅ホロコースト2」の2006.3.3日付投稿「ホロコースト否定で禁錮3年アーヴィングの連れ合いはホームレス」で次のように記している。れんだいこが意訳再編集する。
 アメリカの歴史見直し論者からのメール情報によると、欧米各国では、ホロコースト否定の発言を禁止する刑法があり、有罪となるとのことである。このような法律を制定している国は、オーストリア、ベルギー、チェコ、フランス、ドイツ、イスラエル、リトアニア、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、スイスである。

 英国の歴史家デイヴィッド・アーヴィングは、アメリカのジョージア州アトランタのエモリー大学で現代ユダヤ教およびホロコースト研究の教授をつとめるデボラ・リップスタット(ユダヤ人女性)を相手どり、1994年の著書「ホロコースト否定論――激化する真実と記憶に対する攻撃(Denying the Holocaust: the Growing Assault on Truth and Memory)」のなかで、ホロコースト否定者の烙印を押されたことに対する訴訟を起こした。

 リップスタットは、アーヴィングを「ヒトラー一味」と呼び、彼はホロコーストが起こったことを否定して歴史を改竄かいざんしたと書いている。それに対しアーヴィングは、名誉を傷つけられたと主張し、損害賠償を求めている。

 2000.4.11日、英国高等法院で判決が言い渡されアーヴィングは敗訴した。アーヴィングは判決文の中で、「彼は、イデオロギー上の理由から、永続的かつ故意に、歴史的証拠をねじまげ、操作している」と指摘された。
 ホロコースト否定で禁錮3年のアーヴィングの連れ合いはホームレスになる。連れ合いは42歳で、12歳の娘もいるようである。アーヴィングは、デボラ・リップスタット相手の裁判で負けて、破産状態だったから、ダブル・パンチである。これが、「民主主義の先進国」とやらのヨーロッパの「言論の自由」の現状である。
 http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2006/02/24/nirving24.xml

れんだいこ:世紀の悪法、歴史検証禁止法を糾弾せよ [「れんだいこ」から]

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/daitoasenso/taigaishinryaku_horocoosto_kenyokinhifoco.htm

世紀の悪法、歴史検証禁止法を糾弾せよ


 (最新見直し2007.3.29日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 その昔、ある集団が、東京駅で九州行きの切符を買って、逆方向の例えば北海道行きの新幹線に乗り込んだとする。多くの者は長旅に任せて眠り込むから気づかないものの、中には車窓を眺める者も居る。そのうちの幾人かが、車窓の景色の違いに気づいて、これは道を間違っているのではないかと云いはじめる。しかし、それを否定する者もいて、疑問を発する人も間違いが決定的とする証拠はないので口ごもらざるを得ず、そうこうするうちに列車は東北へ着いた。

 集団は、ここでははっきり間違いに気づいたのだから、いったん原点に戻らねばならない。ところが、このまままっすぐ行けば必ず九州へ着くと言い張る者もいて、その言が勝って集団はとうとう北海道へ着いた。ここから九州へ行き直せば良いのだけれども、厄介なのは、ここは九州だと居直る者が出てくることである。北海道のように見えるけれども実は九州なのだと説教されることである。あるいは、我々は元々北海道行きを欲していたのだと居直られることである。

 そういうことは御免こうむりたいのだが、世の中にはこういう手合いが居り、そういう事例が五万とある。以下、フランスの「歴史記憶法(ゲソー法)」を考察するが、この寓意を例証している。

 2007.3.29日 れんだいこ拝

【現代フランスの「記憶をめぐる法律」4法について】
 「阿修羅ホロコースト4」の木村愛二氏の2007.1.24日付け「ホロコーストに疑義を呈すのを禁止する法律がフランスで論争」、2007.3.27日付け「ホロコースト否定論を罰する「歴史記憶法」論争への論及記事発見」その他を参照する。
 1990.7月、フランスで、「ホロコーストに疑義を呈すのを禁止する法律」である「歴史記憶法(ゲソー法)」が採択された。戦前のナチスによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)犯罪を永遠に記憶に止めるためのもののようで、ナチスによる人道犯罪に疑義をはさむ行為を禁止、違反者に禁固刑や罰金を課す罰則規定がある。フランスの「記憶をめぐる法律 lois mémorielles」と総称される4法の中で、罰則規定があるのはユダヤ人大虐殺の否定を禁じたゲソー法だけである。「被害者をまもり、過ちを繰り返さないために必要」、「戦争の生存者を虚言・中傷から保護」と云うのが根拠のようである。「記憶をめぐる法律 lois mémorielles」のうちのその1の法である。

 2001.1.29日、1915年のアルメニア人大虐殺(ジェノサイド)を認めた法律が可決された。「2001.1.29日法」と云う。「フランスは1915年のアルメニア大虐殺を公的に認める」との条文ただひとつだけからなるものであり、大虐殺を事実と宣言したほかには何の法的な効果も及ぼすことがない。「記憶をめぐる法律 lois mémorielles」のうちのその2の法である。

 2001.5.21日、通称「トビラ法」が公布された。同法は、奴隷制および黒人売買を人道に対する罪として認めている。「記憶をめぐる法律 lois mémorielles」のうちのその3の法である。

 2005.2.23日、「2005.2.23日法」が公布された(「2005.2.23日日法」仏語全文)。「記憶をめぐる法律 lois mémorielles」のうちのその4の法である。
【「記憶をめぐる法律4法」を廻るフランス知識人の反対派と賛成派の動き】
 2005.3.25日、ルモンド紙上に、クロード・リオズ、ジェラール・ノワリエルらを中心とする歴史家たちが、声明を発表し、「トビラ法」が「公式の歴史」さらには植民地化の「積極的な役割」という「公式の嘘」を押し付けるものであり、「立法府が歴史家に成り代わって歴史に口を出すのは職権乱用だ」として、その即刻廃止を訴えた。反対派の「ユダヤ系フランス人の歴史家」ピエール・ノラのコメントは、「歴史家の研究・発言に枠はめる危険」と述べている。

 この声明は、3週間たらずで研究者や教員から1000以上の署名を集め、大きな反響を呼んだ。この署名活動の主催者たちはのちに「歴史の公共利用に対する監視委員会」を設立、継続的な運動を展開させていくことになる(「歴史の公共利用に対する監視委員会」公式ホームページ)。

 2005.6.12日、歴史家オリヴィエ・ペトレ=グルヌイヨは、自著「黒人売買(Traites négrières)」をめぐるル・ジュルナル・デュ・ディマンシュ紙上でのインタヴューでの発言が、人道に対する罪としての奴隷制をゆがめるものだとみなされ、アンティル・ギアナ・レユニオンの団体から訴えられた。

 2005.11.30日、オリヴィエ・ペトレ=グルヌイヨは、パリの大審裁判所に召喚された。(後にこの訴えは取り下げられた)

 2005.12月、ジャン=ピエール・アゼマ、ピエール・ノラ、ジャン=ピエール・ヴェルナン、ピエール・ヴィダル=ナケらを中心とする別の19名の歴史家グループが、「自由な国家において、歴史的真理を定めるのは議会でも法権力でもない」と主張し、問題の「2005.2.23日法」だけではなく、歴史修正主義を禁じた「ゲソー法」など、歴史に関わる4つの法律すべての廃止を求めて、「歴史のための自由」と銘打った署名活動を新たに開始する。12.13日、リベラシオン紙上に「歴史のための自由宣言文」が掲載された。

 同12.20日、これに対してクロード・ランズマン、マルク・レヴィら32名人の作家、法律家、歴史家たちは、「すべてを一緒にするべきではない」という声明を発表し、問題の法律と他の3法、とりわけゲソー法を同じ俎上に載せることに反意を表明した。また上記の「歴史の公共利用に対する監視委員会」も、19名の歴史家グループとは距離を置く姿勢を示している。

 2006.2.2日、「歴史のための自由」派の一人ジャン=ピエール・アゼマは、人種差別的な中傷や名誉毀損を禁じた条項を持つ、報道の自由に関する法律(1881年成立)などだけでも、歴史修正主義者を罰するには十分だとの意見を表明した。(2006年2月2日付『レクスプレス』誌上におけるジェラール・ノワリエルとの共同インタヴュー)。

 2006.11月、仏法曹界の56名人が、施行中の三つの歴史記憶法の全廃を求める声明を出した。「三つの歴史記憶法」とは、ゲソー法、2001.1.29日法 、トビラ法を指す。
 2007.1.18日、 仏リヨンの軽罪裁判所で、右翼政党・国民戦線の№2幹部・ブリュノ・ゴルニッシュ( Bruno Gollnisch)に執行猶予付3ヵ月の禁固刑と5000ユーロの罰金刑を命ずる有罪判決を言い渡した。「ユダヤ人虐殺の死者数やガス室の有無について、もっと議論すべきだ」と述べた発言が、ゲソー法違反と認定された。

 ゴルニッシュは京都大学に留学した経験を持ち、妻は日本人である。ゴルニッシュは、2004.10月のリヨンでの記者会見で次のように述べている。

、概要「ナチによる強制収容や数百万人の死については見直すべきではない。しかしながら、死の原因について論争は起こらねばならない。私は殺人ガス室を否定しない。だが私はこの問題の専門家ではないので、歴史家の討議に任せるべきだと考える。そしてこの討議は自由であるべきだ」。
 ルニッシュは、この発言の為にヨーロッパ議会から議員としての特権を剥奪される羽目になった。

【朝日新聞が「歴史記憶法 仏で論争」特集を掲載する】
 2007.1.23日、朝日新聞が、「歴史記憶法 仏で論争」という見出しの半頁の長大特集記事を掲載した。大見出しは「歴史記憶法 仏で論争」、小見出しに「ナチス犯罪への疑義 禁止/奴隷貿易を人道犯罪と規定・・・・」、「政治が介入」、「過ちを防ぐ」とある。

 記事の冒頭の(パリ=沢村亙)記者によるリードは、以下である。
 フランスには、ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)に疑義を呈するのを禁じたり、奴隷貿易の非人道性を記憶にとどめたりする法律がある。歴史の評価を法律で定めた一連の「歴史記憶法」について、「歴史認識の押しつけ。歴史研究への政治介入を招く」「被害者をまもり、過ちを繰り返さないために必要」と、論争が広がっている。歴史と政治の関係について、賛成派と反対派に聞いた。
 記事は、賛成派の弁護士のセルジュ・クラスフェルドさん(71歳 ルーマニア出身のユダヤ人。父はアウシュヴィッツ収容所で殺された。ナチス協力者の告発に数多く携わる))を登場させ、その論点を次のように紹介している。
 戦争を生き残った者にとって、彼らは強制移送されなかったとか、両親は生きて戻ってきたとかいわれることは中傷であり、苦痛を伴う虚言である。馬鹿だとか愚かしいとか言われるより、はるかにつらい誹謗だ。戦争の生存者や、命を奪われた者を直接知っている人々は、法律でこの手の虚言中傷から保護される権利がある。もちろん将来、その世代が死に絶えたら、法律は用をなさなくなるだろう。
 私は議会政治は、民主主義の指標の一つだと思う。法律という形で倫理的な指標を示し、歴史に倫理を介入させる権利がある。とりわけ同時代的な歴史の場合にその重要性は増す。たとえば第一次大戦の後、アルメニア人の虐殺についてトルコの責任を審判し、断罪する試みがなされていれば、ヒトラーもユダヤ人大量虐殺に多少は尻込みしたのではないか。
 これに対して、反対派で知られる歴史家のピエール・ノラさん(75歳 ユダヤ系フランス人の歴史家。「記憶」の観点から国民意識の形成を分析。アカデミー・フランセーズ会員)の論点が次のように紹介されている。
 歴史は自由な知的探求の結実だ。誤りがあれば知的探求によって正されなければならない。しかし政治家は、特定の利益や関心を代表する団体の要求に応じて、深い考察もしないで法律を採択しようとする。政治家が歴史に介入し、私たち歴史家が何を考え、何を語り、何を教えるかを法的に枠にはめることは絶対に避けねばならない。
 ゲソー法は、ほんらい歴史家ではなく、ナチスの犯罪を矮小化する悪意を取り締まる法律だ。この法律が必要とされるほど、おぞましいユダヤ人大量虐殺を、歴史の単なるひとコマにしてしまおうという動きがある。だが一定の表現を禁じる権限を議会に与えるのは望ましくない。・・「ユダヤ人だけは特別」という誤解を招かないためにも、私たちはゲソー法も含めた歴史記憶法の全廃を求めるという苦渋の決断をした。

 革命以来のフランスは国と個人の法的・人倫的な契約に基づいて成り立ってきた。一方でフランスは移民の国だ。子どもが学校で習う歴史は、多少虚偽的で、伝説めいたものであったとしても、社会の一体性を形作る強力な要素だった。だから、人種や民族などの記憶に基づいた要求は、そんな一体性を飛散させてしまう危険をはらむ。

 もちろん政治にも過去に携わる権利と義務がある。誓いや宣言、記念式典を執り行い、不正義を正し、道徳上の過ちを償うことだ。
 記事の末尾は次のように結ばれている。

 「いま、欧州連合(EU)レベルでホロコースト否定論を罰する法令を作る計画が、ドイツの発案で進行中だ。同様の国内法がある独仏やオーストリアに対し、英国や北欧諸国では『言論の自由を脅かす』と慎重論が聞かれる」。
(私論.私見) 朝日新聞の「歴史記憶法 仏で論争」特集に対するれんだいこ見解

 2007.1.23日付けの朝日新聞の「歴史記憶法 仏で論争」記事は、フランスの言論界のアップデートな問題を報じているところに功績が認められる。但し、商業新聞と云う枠にあっては仕方ないのかも知れないが、記事内容には大きな限界が認められる。

 「歴史記憶法(ゲソー法)」に対する見解が違う例として二人のユダヤ人の持論がもっともらしく紹介されているが、れんだいこに云わせれば、この対比はヤラセ気味な作為的なものを感じる。なぜなら、この両者は、ホロコーストを歴史的史実とみなす立場では一致しているからである。これでは公正な両論併記とは云えない。

 本来、「歴史記憶法(ゲソー法)問題」を「公正中立」的に論ずるには、ホロコーストを歴史的史実とみなす側と、みなさない側の二極論で構成せねばならない。みなす側からの必要論と、みなさない側からの言論封殺論を際立たせねばならない。こうしないと不公平であろう。従って、同じユダヤ人同士のホロコーストを歴史的史実とみなす立場からの見解の相違を並べて公正さを演出するのはいただけない。

 ホロコーストによるユダヤ人大虐殺説を信奉せず、疑惑する立場のれんだいこには、「歴史記憶法」は滅法悪法に見える。言論の自由の母の国として知られるフランスが現在、かくも不自由な言論状況にあることを知らされ悲しい。

 「歴史記憶法(ゲソー法)」の問題は、戦前のナチスによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)犯罪の史的検証そのものを制約しているところに悪法性がある。徹底した検証を通じて獲得された認識を尊重するのならまだしも、とかく議論の多い「ナチスによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)犯罪」の真偽性問題を見つめず、頭から決めて掛かる作法は学問的にいただけない。ましてや、違反者に禁固刑や罰金を課す罰則規定があり、問答無用法になっている。これが問題だ。

 こう判断するのがまともな識見だろうに、日本の自称知識人が現代フランスの「歴史記憶法」を賛美しているとしたら、それは余りにも無茶な没インテリ性であろう。

 2007.3.28日 れんだいこ拝
【「全世界反ユダヤ主義監視法」考】
 米国議会の中で唯一のホロコーストの生き残りであるとされている民主党議員トム・ラントスによって、「全世界反ユダヤ主義監視法(the Global Anti-Semitism Review Act of 2004)」な提案され、米国上下院の審議に付された。この法案が他の宗教グループに比してユダヤ人に対して有利な扱いを生み出しかねないことが危惧されるが、満場一致(unanimously)で採択された。

 この法律によると、米国の外務担当の部門は、世界中のアンチ・セミティズムについての年次報告を作成し、「人権」についての情報を内容に盛り込んで公表しなければならない。さらに国務省の内部に、反ユダヤ的な行動を記録しこれと戦うための戦略を練る義務を追う一つの部門が創設される。

 2004.10.16日、米国で、ブッシュ大統領が署名したことにより「全世界反ユダヤ主義監視法(the Global Anti-Semitism Review Act of 2004)」が公布された。今後CIAやNSAなどの諜報機関が、「反ユダヤ言動」を世界規模で見張ることになる。(「阿修羅空耳48」のバルセロナより愛を込めて氏の2007.4.2日付け投稿「重要かつ恐ろしい問題:『我々の血はユダヤ人の血ほど神聖ではないのか?』」その他参照)。
 関連記事Re: 米国の「全世界反ユダヤレビュー法」の驚くべき内容。
 http://www.asyura2.com/07/bd48/msg/281.html
 投稿者 凡人 日時 2007 年 4 月 03 日 12:02:30: pV3QNylzAqCv6

 http://uncensored.co.nz/archives/2007/03/16/the-criminalisation-of-free-speech/
UNCENSORED, New Zealandより
この記事にこのようなくだりがある:

 President Bush signed into law the Global Anti-Semitism Review Act, establishing within the U.S. State Department aspecial unit to monitor global Anti-Semitism and report annually to Congress. 

 On May 22, 2006, US Secretary of State Condoleeza Rice swore in Greg Rickman to oversee the Office of Global Anti-Semitism. Within a short time the United Nations, under its new Secretary-General Ban Ki Moon, asked its member-States to sign, and then ratify, a similar resolution.
 THE CRIMINALISATION OF FREE SPEECH
  言論の自由の有罪宣告

 By Jeremy Lee, P.O. Box 1234, Toowoomba, 4350
 ジェレミーリー、私書箱1234、Toowoomba、4350による

 The highly-talented and controversial British historian David Irving has just been released from prison in Austria after serving three years.
 非常に優秀で論争の的となる英国の歴史家ディヴィッドアーヴィングは、3年服役した後、オーストリアの刑務所からたった今釈放された。

 His crime? A remark he made 17 years earlier.
 彼の犯罪とは何か。彼が17年も前に為した発言である。

 The Canadian resident Ernst Zundel, whose conviction for ‘hate literature” was overturned by Canada’s highest Court, was kidnapped, held in solitary confinement for two years without charge, and then illegally deported to Germany, where he has just been sentenced to 5 years in prison. 

 カナダに居住するエルンスト・ゾンデルは、「憎しみ文学」として有罪判決を受けた人物であるが、カナダの最高裁によってひっくり返されている。彼は、不法に2年間拘禁され、堅い信念を堅持した。続いて、違法にもドイツに移送された。今、懲役5年を宣告され監獄に囚われている。

 Others have suffered similar penalties.

 他の人が、同じような罰で苦しめられている。

 Their only crime has been the expression of sincerely-held beliefs about historical events.

  彼らの唯一の犯罪は、歴史的事象に関して真摯に形成された信念の表明によってもたらされたものである。
 Traditionally, the right to express personal views – whether popular or not – has been upheld in Christian countries as “the right of free speech”. 

 伝統的に、個人的見解を表現し得る権利は、それが一般的なものであろうが無かろうが、キリスト教諸国では言論の自由権として擁護されてきたものである。

 As many historical anomalies about the Jewish holocaust in Germany came under scrutiny after World War II, pressure was applied to governments to outlaw any discussion and scrutiny under the accusation that to do so was ‘anti-Semitic’. Germany and Austria were the first to succumb to such pressure, followed by France and other western European nations.

 ドイツでのユダヤ人ホロコーストに関する多くの歴史的異例が第二次世界大戦後の精密な調査で発生したので、政府に対し、告発下でのいかなる議論も精密な調査も違法化されるという圧力が掛けられた。即ち、反セミティズムのドイツとオーストリアが最初にそのような圧力に屈した。続いて、フランスや他の西欧諸国が続いた。

 INTERNATIONAL PRESSURE

 国際的圧力

 Through the United Nations, ‘anti-discrimination’ legislation, on the grounds of race, gender, sexual orientation, age, marital status or religion, was presented to all members for signature and then ratification, whereby member-states were required to legislate domestically.

 国連を通じて、人種や性、性的嗜好、年齢、婚姻状態、宗教という基盤での反差別法が、サインと批准のために全てのメンバーに提出された。それによって、加盟国は国内で法律を制定することを要求された。

 The first attempt to establish a Human Rights Commission in Australia occurred during the Whitlam years at the hands of the Attorney General Lionel Murphy.

 最初、オーストラリアに於ける人間性の権利委員会を設置する試みが、司法長官ライオネルマーフィーの手でホイットラム年間に起こった。

 It is instructive to read the heated criticism by the Opposition Liberal and National parties.

 野党の自由及び国家諸政党によって激したが読み挙げられたことが役に立っている。
 
 As soon as they gained office under Malcolm Fraser in 1975 they reversed their position and installed the Human Rights Commission in which they had thwarted Labor’s Murphy.

 1975年に、マルコムフレーザーの下で職を得るや否や、彼らは立場を覆し、Humanライツ委員会に就任した。そこで、彼らは、労働党のマーフィーに敵対した。

  The ensuing powers of this body were at odds with traditional freedoms in Australia, including the right to free speech.

 この機関の次の権力は、オーストラリアで、言論の自由権を含めながら、伝統的な自由を廻って争っていた。

 Thus, a dual court system had to be installed in each signatory nation –- traditional Courts versus Human Rights tribunals.

 かくて、二重法廷システムが、各々の加盟国で任命されねばならなかった。伝統的な法廷が、人間性の諸権利裁判所と相対した。

 The latter resorted to antiquated “star-chamber” principles which had earlier been weeded out of the judicial process as inimical to individual rights and open, fair trials, where justice was not only done, but could be seen to be done.

 後者は、以前にあった時代遅れの「不公平な裁判所」原則に立ち向かった。個々の諸権利に不都合なものを司法手続から省いていった。そして、正義が実践されるだけでなく、実践されているのが見られるように公平な裁判を公開した。

 Denied the right to identify and confront their accusers, victims could be summoned on allegations to appear, at their own expense and before any charges were laid, in front of tribunals held in closed sessions. 

 彼らの告発人(犠牲者)に特定して、立ち向かう権利を与えられません。彼ら自身の費用で、そして、前に、申し立てに関して現れると要求されることができました。閉じたセッションで持たれる裁判所の前で、どんな告訴でも置かれました。

 Legal representation was denied. Procedure at such hearings could later be used as evidence in legal trials that followed.

法的表現は否定されました。そのような審理の手順が、後であることができました。法的裁判の証拠として使われて、それはあとに続きました。

 RAMPING UP THE PRESSURE

 圧力傾斜

 Politicians who, in many cases, knew little of the law, had never read the Constitution and had, in any case, sold their consciences to their benefactors and the Party Whip, raised little objection to this subversion. 

 多くの場合、法律のほとんど何も知っていなくて、これまで読まなかった政治家、憲法、そして、いずれにせよ、持つ彼らの良心を売る彼ら後援者と党Whipは、この転覆に対するほとんど異義を唱えませんでした。

 The Church, without exception, “passed by on the other side”.
 教会(例外(「向こう側で見過ごされる」)のない)。

 On October 16, 2004, President Bush signed into law the Global Anti-Semitism Review Act, establishing within the U.S.

 2004年10月16日に、ブッシュ大統領は、法律にGlobalに署名しました。反ユダヤ主義Review法、アメリカ国務省内で確立する。

 State Department aspecial unit to monitor global Anti-Semitism and report annually to Congress. 

 世界的なAnti-セム族気質をモニターして、国会に毎年報告する特別な単位。

 On May 22, 2006, US Secretary of State Condoleeza Rice swore in Greg Rickman to oversee the Office of Global Anti-Semitism.
 

 2006年5月22日に、米国のCondoleezaライス国務長官は、グレッグを宣誓させました。セム族気質のオフィスを監督するリックマン。

 Within a short time the United Nations, under its new Secretary-General Ban Ki Moon, asked its member-States to sign, and then ratify, a similar resolution.
Global Anti-短い時間以内でその新しい事務総長Ban Ki Moonの下で、国連尋ねるその徴候への加盟アメリカ、それから、批准してください、同程度の解像度

 Greg Rickman’s office has already defined ‘anti-Semitism’. Included are the following:

 グレッグリックマンのオフィスは、すでに定義済みの「反セミティズム」を持っている。以下の内容を含んでいる。
· Any assertion that the Jewish community controls government, the media,

  ユダヤ人のコミュニティが政府、メディアを支配するといういかなる断定。 
· international business and the financial world is anti-Semitic.

 国際ビジネスと金融商品世界が反セミ。
· Strong anti-Israel sentiment is anti-Semitic.

 強力な反イスラエル意見は反セミ的。

· Virulent criticism of Israel’s leaders, past or present, is anti-Semitic.

 イスラエルのリーダー(過去であろうと現在であろうと)の強烈な批判は、反ユダヤ的。

· Criticism of the Jewish religion or its religious leaders or literature

  ユダヤ人の宗教またはその宗教指導者または文学の批評

 (especially the Talmud and Kabbalah) is anti-Semitic.

 (特にタルムードとカラバ)が反セミ的。

· Criticism of the US government and Congress for being under undue

 米国政府の批評と不当なものの下にあるための国会

· influence by the Jewish-Zionist community is anti-Semitic.

 ユダヤ人のシオニスト社会による影響は、反セミ的。

· Criticism of the Jewish community for promoting Globalism (or the New World Order) is anti-Semitic.

 グローバリズム(もしくは新世界秩序)を押し進めるユダヤ人社会の批評は反セミ的。

· Blaming Jewish leaders and their followers for inciting the Roman

  ローマ人を刺激した事でユダヤ人のリーダーと彼らの支持者を責めること

· crucifixion of Christ is anti-Semitic.

 キリストの磔は、反セミ的。

· Diminishing the “six million” figure of Holocaust casualties is anti-Semitic.

 ホロコースト犠牲者の「600万」を減らすことは、反セミ的。

· Asserting that there is a “Zionist conspiracy” is anti-Semitic.

  「シオニストの陰謀」があると主張することは、反セミ的。

· Claiming that Jews and their leaders created the Bolshevik Revolution in Russia is anti-Semitic.

  ユダヤ人と彼らのリーダーがロシアのボルシェビキ革命を中で引き起こしたと主張することは反セミ的。

· Making ‘derogatory statements about Jewish persons’ is anti-Semitic.

 「ユダヤ人の人についての軽蔑的な声明」を作ることは反セミ的。

 HIDING HISTORY

 歴史の隠蔽

 Go through each of the listed points, and it will be seen that between them they ban any research and debate on some of the most momentous issues of the past 100 years.


 リストされた点の各々を通り抜けてください、そして、それはそれを見られます。彼ら彼らが、最も重大な問題のいくつかのどんな研究でもと議論を禁止します。過去100年の。


 The views of world leaders are to be struck from the pages of history.

 世界リーダーの見方は、ストライキをされることになっています。

 Take, for example, the origins of the 1917 Bolshevik Revolution.

 歴史のページ。たとえば、1917人のボルシェビキの起源をしてください

 Only three years after that catastrophe Sir Winston Churchill wrote: “There is no need to exaggerate the part played in the creation of Bolshevism and in the actual bringing about of the Russian Revolution by those international and for the most part atheistical Jews.

 Revolution. Only three years after that catastrophe Sir Winston Churchill

 その大災害ウィンストンチャーチルの後のわずか3年書きました:「ある程度作品で演ずるものを誇張する必要が、ありませんボルシェビズム、そして、そばに革命をロシア人で甦らせているドキュメンタリーでそれらの国際的でほとんどの場合atheisticalなユダヤ人。それは、確かにあります

 It is certainly a very great one; it probably outweighs all others. With the notable exception of Lenin, the majority of the leading figures are Jews. Moreover, the principal inspiration and driving power comes from the Jewish leaders.” (Illustrated London Herald, February 8, 1920)

 
a very great one; it probably outweighs all others. With the notable
非常に偉大な人;それは、多分全ての他を上回るでしょう。名士と
exception of Lenin, the majority of the leading figures are Jews. Moreover,
レーニンの例外、大部分の主要な数字は、ユダヤ人です。そのうえ、
the principal inspiration and driving power comes from the Jewish leaders.”
主要なインスピレーションとドライブ力は、ユダヤ人のリーダーから来ます。」
(Illustrated London Herald, February 8, 1920)
(写真入りのロンドンヘラルド、1920年2月8日)

 Traverse the years to 2006, and former U.S. President Jimmy Carter is now under intense attack for his just-published book Palestine: Peace Not Apartheid (Simon and Shuster). Whatever one’s conclusion – and there will obviously be diverse and passionately held differences – the right to disagree is vital in a free society.

 But a concerted campaign to paint Carter’s book as “anti-Semitic” is designed to intimidate genuine inquirers.


HIDING HISTORY
歴史を隠すこと

Traverse the years to 2006, and former U.S. President Jimmy Carter is now
2006年まで年を横断してください、そして、前ジミーカーター米大統領は現在います
under intense attack for his just-published book Palestine: Peace Not
彼のちょうど発表された本パレスチナのための激しい攻撃中で:平和
Apartheid (Simon and Shuster). Whatever one’s conclusion – and there will
アパルトヘイト(サイモンとシャスター)。その人の結論がどうであれ – そして、そこで、決意してください
obviously be diverse and passionately held differences – the right to
明らかに、多様で情熱的に持たれた違いであってください – 右はそうします
disagree is vital in a free society. But a concerted campaign to paint
一致しない空いている社会に不可欠である。しかし、塗装するための協調した運動
Carter’s book as “anti-Semitic” is designed to intimidate genuine inquirers.
「反ユダヤ的である」ように、カーターは本です本物の照会者を脅迫するようになっている。





 GAGGED

What about the criticism of Jewish leaders? Is it now forbidden to mention Menachem Begin’s part in the murderous Irgun movement, cited as terrorist by the British at the end of World War II? Are we to ignore the massacre of Palestinian refugees in Sabra and Shatila, under the instigation of Ariel Sharon, known widely as “the Butcher of Beirut” during the first occupation of Lebanon? Even an Israeli Court found Sharon culpable
Not only gentile leaders are criticized. Many courageous non-Zionist Jews suffer intense criticism if they speak out. Professor Norman Finkelstein’s books have strongly criticized what he calls the “Holocaust industry”, where historical accuracy has been relegated to second place behind political goals and financial profits. Finkelstein’s parents died in Germany’s concentration camps. The continued payment of reparations by Germany to allegedly exaggerated numbers of Holocaust victims could not withstand dispassionate scrutiny; so, such scrutineers must be intimidated into silence.

 ISRAEL’S CRITICS?

Or what about those courageous Jews who do not condone the one-sided
presentation of Israel’s policy in the Middle East? The young Jewish
journalist Antony Loewenstein has been forced to run the gauntlet of attack
from his own community for daring to publicly dissent from Israel’s policies
against the Palestinians in his meticulously documented book My Israel
Question. (Melbourne University Publishing Ltd, 3 printings in the year of
publication, 2006) As Peter Rodgers, former Australian Ambassador to Israel
said of this book: “Loewenstein shines a spotlight on Israel and its
uncritical supporters. That will make them uncomfortable. For that reason
alone My Israel Question deserves a strong readership”. Loewenstein is
simply the latest dissenter from Zionism.

GAGGED
詰まります


What about the criticism of Jewish leaders? Is it now forbidden to
ユダヤ人のリーダーの批判はどうですか?それが、現在禁ずるために
mention Menachem Begin’s part in the murderous Irgun movement, cited as
残虐なIrgun運動のベギンの部分を言及して、引用する
terrorist by the British at the end of World War II? Are we to ignore the
第二次世界大戦終了後の英国人のテロリスト?我々である無視する
massacre of Palestinian refugees in Sabra and Shatila, under the instigation
サブラとShatilaのパレスチナ難民の大虐殺(扇動の下の)
of Ariel Sharon, known widely as “the Butcher of Beirut” during the first
アリエルシャロン(広く最初の間の「ベイルートのブッチャー」として知られている)の
occupation of Lebanon? Even an Israeli Court found Sharon culpable
レバノンの占領?イスラエル人コートさえ、シャロンが不埒であるとわかりました
Not only gentile leaders are criticized. Many courageous non-Zionist
非ユダヤ人のリーダーだけは非難されません。多くの勇敢な非シオン主義者
Jews suffer intense criticism if they speak out. Professor Norman
彼らが意見を述べるならば、ユダヤ人は激しい批判で苦しみます。ノーマン教授
Finkelstein’s books have strongly criticized what he calls the “Holocaust
フィンケルシュタインの本は、彼が「ホロコーストと言うことを強く批判しました
industry”, where historical accuracy has been relegated to second place
歴史の正確さが第2の場所へ追いやられた工業」
behind political goals and financial profits. Finkelstein’s parents died in
政治ゴールと財政的利益の後で。死なれるフィンケルシュタインの両親
Germany’s concentration camps. The continued payment of reparations by
ドイツの強制収容所。そばに賠償金の継続的な支払い
Germany to allegedly exaggerated numbers of Holocaust victims could not
伝えられるところでは犠牲者がそうすることができなかったホロコーストの誇張された数へのドイツ
withstand dispassionate scrutiny; so, such scrutineers must be intimidated
冷静な詳細な調査に耐えてください;それで、そのような検査人は脅迫されなければなりません
into silence.
沈黙に。


ISRAEL’S CRITICS?
イスラエルの批判者?


Or what about those courageous Jews who do not condone the one-sided
または一方的なものを容赦しないそれらの勇敢なユダヤ人はどう
presentation of Israel’s policy in the Middle East? The young Jewish
中東のイスラエルの保険証書の提示?若いイディッシュ語
journalist Antony Loewenstein has been forced to run the gauntlet of attack
ジャーナリストアントニーレーウェンスタインは、攻撃の非難を受けることを強制されました
from his own community for daring to publicly dissent from Israel’s policies
公的にイスラエルの方針に異議を唱えることをあえてするための彼自身のコミュニティから
against the Palestinians in his meticulously documented book My Israel
彼の細心に文書化された本Myイスラエルのパレスチナ人に対して
Question. (Melbourne University Publishing Ltd, 3 printings in the year of
質問。(メルボルン大学Publishing社、年に3刷の
publication, 2006) As Peter Rodgers, former Australian Ambassador to Israel
出版(2006))Asピーターロジャーズ(前オーストラリアのイスラエル大使)
said of this book: “Loewenstein shines a spotlight on Israel and its
この本の言いました:「レーウェンスタインは、イスラエルの上にスポットライトを向けます、そして、その
uncritical supporters. That will make them uncomfortable. For that reason
無批判なサポーター。それは、彼らを不快にします。その理由のために
alone My Israel Question deserves a strong readership”. Loewenstein is
単独で、MyイスラエルQuestionは、強い読者数に値します」。レーウェンスタインはそうです


simply the latest dissenter from Zionism.
単にシオニズムからの最新の反対者。




Authors from Alfred Lilienthal to Israel Shamir, Noam Chomsky and Israel Shahak have been
denigrated as ‘self-hating Jews’ by those who tread the Zionist path.
A growing minority of Jews are expressing similar dissent. On February
5, 2007, the British paper The Guardian reported that 130 prominent Jews,
in an association called Independent Jewish Voices declared their
independence from the Jewish Establishment, arguing that it put support for
Israel above the human rights of Palestinians. Is it conceivable that such
a statement should be a criminal offence?


Authors from Alfred Lilienthal to Israel Shamir, Noam Chomsky and Israel Shahak have been
アルフレッドリーリエンタールからイスラエルシャミル(Shahakがあったノーアムチョムスキーとイスラエル)への著者
denigrated as ‘self-hating Jews’ by those who tread the Zionist path.
シオン主義者経路を歩く人々による『自己嫌悪のユダヤ人』として中傷されます。
A growing minority of Jews are expressing similar dissent. On February
ユダヤ人の成長する少数派は、類似した異議を表しています。2月に
5, 2007, the British paper The Guardian reported that 130 prominent Jews,
5、2007、ガーディアンが突出した130が騙すと報じた英国の新聞、
in an association called Independent Jewish Voices declared their
インディペンデントと呼ばれている協会でユダヤ人のVoicesが宣言したこと彼ら
independence from the Jewish Establishment, arguing that it put support for
ユダヤ人の英国国教会からの独立(それが支持を置かれるそれと示す)
Israel above the human rights of Palestinians. Is it conceivable that such
パレスチナ人の人権より上のイスラエル。それが、考えられてあるそのようなその
a statement should be a criminal offence?
声明は、犯罪でなければなりません?



 THE POWER OF ISRAEL

 イスラエルの力

 Or take the just-published The Power of Israel in the United States,
again meticulously-documented by Professor James Petras, author of over 60
books, and contributor to such papers as The New York Times, the Guardian,
the Christian Science Monitor, Foreign Policy and Le Monde Diplomatique.
If there was any doubt of Israel’s disproportionate influence in the White
House and State Department, as well as over both Repubican and Democrat
parties, it has been dispelled by Petras. Is he to be prosecuted under the
new international law of global censorship?
または、just-publishedされたアメリカ合衆国のイスラエルのPowerを持っていってください、また、ジェームズPetras教授(60以上の作成者)によってmeticulously-documentedされます本とニューヨークタイムズ(ガーディアン)のような新聞への寄稿家クリスチャンサイエンスモニター、Foreign PolicyとルモンドDiplomatique。イスラエルの不相応な影響に対する疑いがホワイトであるならば、下院と国務省、Repubicanと民主党員の上にと同じくらいよく、党、それはPetrasによって払いのけられました。彼が、起訴する
世界的な検閲の新しい国際法?

 The argument is brought closer to home by the current controversy
(February 2007) over the visit to Australia of Professor Raphael Israeli, of
the Hebrew University in Jerusalem. In a blunt warning reported in the
Jewish Press, “ Professor Israeli said Muslim immigrants had a reputation
for manipulating the values of their adopted countries and said Australia
should limit the intake of Muslim migrants to protect social cohesion and
national security.” (Australian Jewish News, Feb 22, 2007) 

 議論は、現在の論争によって家により近く持ってこられます(2007年2月)イスラエルのラファエル教授のオーストラリアへの訪問について、のエルサレムのヘブライ語大学。中で報告される鈍い警告にユダヤ人のプレス(「イスラエル人教授は、イスラム移民が評判を持つと言いました)彼らの選ばれた国と言われたオーストラリアの価値を操作するために社会的結合を保護するイスラム移住者の採用を制限しなければならない、そして、国家の安全。」(オーストラリアのユダヤ人のニュース、2007年2月22日)


 In a tumult of controversy, some of the Jewish organizations which
sponsored Professor Israeli’s visit withdrew their patronage, while others
defended his right to speak controversially. It is safe to say, however,
that Professor Israeli won’t be summoned by the Human Rights Commission, as
was the fate of two Christian pastors who criticized Islam and parts of the
Koran in a seminar. With the current crisis over the spread of Islam in
Western Europe and Britain, such open discussion is essential and Professor
Israeli’s right to speak should be defended.


 論争の激動で、ユダヤ人の組織のいくつか、そしてそれは他の間、後援された教授イスラエル人の訪問は彼らの後援を取り下げました論争的に話す彼の権利を擁護しました。しかし、言ってさしつかえないですそのイスラエル人教授は、Humanライツ委員会によって呼び出されません、イスラム教を批判した2人のキリスト教の牧師の運命と部分であったセミナーのコーラン。中でイスラム教の広がりの上の現在の危機で西ヨーロッパと英国、そのような率直な議論は、要点と教授です話すイスラエル人の権利は、擁護されなければなりません。

 THE RIGHT TO BELIEVE

 信じる権利

 And finally, what is to be done about the many Christian faithful who believe the New Testament accounts of the trial and sentence of Jesus Christ are true, and that the account as portrayed in Mel Gibson’s The Passion of the Christ is accurate? Is the profession of such a belief to be regarded as ‘anti-Semitic’ and therefore illegal? Or will the Gospels and the Book of Acts simply be proscribed? They were in the Soviet Union at one stage. 


 そして、最終的に、誠実な多くのキリスト教徒についてされることになっていること誰新約聖書がイエスキリストの裁判と文の説明すると思っていてくださいメルギブソンのものでキリストのPassionを描写したので、正しい状態とそれは口座です


 正確です?考えられるそのような信念の職業です『反ユダヤ的』で、したがって、違法な?または、福音書とブックを決意してください行為は、単に法律の保護外におかれます?彼らは、1つのステージのソビエト連邦にいました。「World Religionのための世界的な委員会」とき、我々は日を予想することができます最終的に、Biblesの没収と宣教師を非合法化することを要求します 働きます?

 Can we anticipate a day when the “Global Commission for World Religion”finally demands the confiscation of Bibles, and the outlawing of missionary work?

 That, I believe, is what this new globalist legislation is all about.

 It is an “outward and visible sign” of a war to the death between two irreconcilable faiths. On the outcome will depend the future of the world.

 As Lincoln said: “Silence, when we should protest, makes cowards of us all.”

 それは、たしか、この新しい世界主義者法律が全てであるものです。それ戦争の「見た目で見える徴候」は、最後まで2の間にあります両立しない信仰。結果に関して、世界の将来は、場合によります。リンカーンが言ったように:「我々が抗議しなければならないとき、沈黙は我々を臆病者にしますall.”

【「全世界反ユダヤ主義監視法」考】
 太田龍・氏の2007.4.2日付け「時事寸評№2006」の「米国の「全世界反ユダヤレビュー法」の驚くべき内容」を転載しておく。

○A・C・ヒッチコック著「サタンのシナゴーク(会堂)」米国版。二百七十六頁以下。ここに、二〇〇四年十月十六日。ブッシュ米大統領は、「グローバリズム・アンチ・セミティズム・レビュー・アクト(全世界反ユダヤレビュー法)」に署名した、と。筆者の知る限り、日本のマスコミは、米国のこの法律の制定について、なんらの報道もして居ない。A・C・ヒッチコックによれば、ある人物が反ユダヤ的と見なされるための條件は、次の十四項目であると言う。

  (1)ユダヤ社会が政府、マスコミ、国際ビジネス世界、金融を支配して居る、との主張。
  (2)強力な反ユダヤ的感情。
  (3)イスラエルの指導者に対する公然たる批判。
  (4)ユダヤの宗教を、タルムード、カバラと結び付けて批判すること。
  (5)米国政府と米国社会が、ユダヤ=シオニストの影響下にある、との批判。
  (6)ユダヤ=シオニスト社会が、グローバリズム又はニューワールドオーダーを推進している、との批判。
  (7)ユダヤ指導者などをイエス・キリストのローマによる、十字架に付けての死刑の故に非難すること。
  (8)ユダヤのホロコーストの犠牲者を六百万人の数字をなんらかの程度で切り下げる主張。
  (9)イスラエルは人種主義的国家であるとの主張。
 (10)シオニストの陰謀が存在すると主張すること。
 (11)ユダヤとその指導者たちが共産主義、ロシアボルシェビキ革命を造り出した、とする主張。
 (12)ユダヤ人の名誉を毀損する主張。
 (13)……ユダヤ人には、パレスチナを再占領する聖書に基づく権利はない、との主張。
 (14)モサドが9/11攻撃に関与したとする主張。

○これは実に驚くべき「法律」ではないか。この法律を執行する任務は、米国の国務省に与えられたと言う。米国政府は、この法律にもとづいて、全世界を監視する、と。つまり、米国政府は、世界中の全人類に対して、ユダヤ=シオニスト=シオニズムを批判するいかなる人物も、犯罪人である、と宣告するわけである。

○更に、二〇〇四年、六月二十日。イスラエル国会は、全世界に対して、ユダヤ六百万人ホロコーストを疑問とすることを犯罪とする、との決定をしたと。大ざっぱに言えば、この米国の全世界反ユダヤ監視法のような法律から見て、「犯罪人」に充満して居る国は、 (1)ロシア、(2)イスラム世界の或る部分と成るであろう。

○これでは、言論の自由もへちまもない。これは、オーウェルの「一九八四年」の世界そのもの、としか言いようがない、であろう。(了)

れんだいこ:「ネオ・シオニズム考」 目次 [「れんだいこ」から]

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/neoshionizumuco/top.htm

448912121 「ネオ・シオニズム考」


 (最新見直し2006.1.12日)

 (れんだいこのショートメッセージ
 れんだいこは、「シオンの議定書」を史実書として認め、これに基づく思潮及びその運動を「ネオ・シオニズム」、その主体を「ネオ・シオニスト」と呼ぶことにする。実に、「ネオ・シオニストによるネオ・シオニズム」こそ近現代史の最も力強い歴史の流れであり、マルクス主義運動はそれに及ばない。にも拘らず、マルクス主義を近現代史の最も力強い歴史の流れとして理解するのは歴史の歪曲であろう。れんだいこはかく歴史観を定め、「ネオ・シオニストによるネオ・シオニズム」の研究に着手する。

 2005.10.15日 れんだいこ拝

関連サイト 【「シオンの議定書」考】 【歴史再検証論(主義)考】
【ネオコン考】 【マルクス主義再考】
目次

コード№ 項目
4489121211 ネオ・シオニズム宣言考
ネオ・シオニストの「悪の論理」について
4489121212 ネオシオニズムの形成過程考(【ネオコンの形成過程】)
4489121213 ネオ・シオニズムの悪魔信仰秘儀について
ネオ・シオニズムの悪魔論理とサタニズムについて
4489121214 【愛宕北山氏の「ネオ・シオニズム批判」】
ネオ・シオニズム系社会主義とサヨマルクス主義の歴史的連動考
4489121215 ネオ・シオニストの「大イスラエル共栄圏計画」について
4489121216 「シオンの議定書現代バージョン
4489121217 最新千年王国論の位相
4489121221 ネオ・シオニズムの世界支配計画考
4489121222 ネオ・シオニズムの最高権力体考
4489121223 ネオ・シオニズムの対日支配計画考
4489121231 世界史上の異変事件考
4489121232 反ユダヤ政策者の不審死事件考
4489121233 反ユダヤ主義者への不当逮捕考
4489121234 反ユダヤ主義者への恫喝実態考
4489121241 「ネオ・シオニズムと対決するユダヤ人たち(Jews Against Zionism)考」
4489121242 「ネオ・シオニズムを告発するユダヤ人たち(Jews Protest Zionism)考」
【ユダヤの告白】
4489121251 ネオ・シオニズムプロパガンダ批判考
「ネオコン」考
インターネットサイト
関連著作

れんだいこ:「ユダヤ人問題」考 目次 [「れんだいこ」から]

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/seito_palesutina_yudayaginmondai.htm
4489 「ユダヤ人問題」考

 (最新見直し2006.10.9日)

 (れんだいこのショートメッセージ
 「ユダヤ教及びユダヤ人とは。そのユダヤ人を廻る諸問題」、これを一括して「ユダヤ人問題」とする。「ユダヤ人問題」はかなり興趣の注がれる考察対象である。既に実質的に世界を支配しているかのようである。目下は、パレスチナで力ずくの暴政を敷いているからして憤り無くしては考えられない。但し、ユダヤ人の考察となると又別に冷静な判断も必要だろう。なぜユダヤ人がかくも強く、世界を支配するようになったのか。その優秀さとあるいは裏腹の弱点は何なのか。日本人の思考様式、行動パターンと接合させてみて相性がどうなのか。似ているのか真反対なのか等々考えてみることは無益ではなかろう。そういう観点からここに一章設けることにした。

 「ユダヤ人問題」は、中近東史、西欧史に通じていないと理解できない。問題の根深さは、東洋の一隅史でしか自己形成してこなかった日本人には理解できない。これが、2004年現在のれんだいこの到達点である。しかし知らねばならない。偏見無く赤裸々な史実観を持たねば、この先の航路を誤るであろうから。少し大上段に構えたが、それに値するのが「ユダヤ人問題」であろう。

 現代史の激動は、1947年のイスラエル建国に始まる。それほどに重要な地位を占めているのが「ユダヤ人問題、イスラエル建国問題」である。この観点を持たない限り現代事象が解析できない。にも関わらず、この視点の無いままの歴史論が横行している。というか、この観点を持とうとすること自体がパッシングの対象とされている。これを是とするのか非とするのか、ここから論を起さねばならない。

 2004.2.12日再編集 れんだいこ拝

関連サイト 【パレスチナ問題考】 【愛宕北山氏のユダヤ問題論考】
目次

コード№ 項目
補足1 「れんだいこの『ユダヤ人問題論』」
補足2 「マルクスの『ユダヤ人問題について』」
補足3 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の教義的差異と対立考
補足4
ユダヤ教 キリスト教 ユダヤ-キリスト折衷系宗教
【ユダヤ教及び人論考】
44891111 ユダヤ教
ユダヤ人考
アシュケナージユダヤ人考
44891112 ユダヤ人の能力について
44891113 ユダヤ人の人口、著名人について
セム系一神教聖書の天地創造説と泥海古記譚との比較
ユダヤ聖書神話の邪宗悪徳性について
44891114 ユダヤ人の選民思想について
44891115 ユダヤ人の悪魔信仰と生贄としての儀式殺人について
44891116 ネオ・シオニズムの悪魔信仰秘儀について
44891117 ネオ・シオニズムの悪魔論理と行為について
44891121 モーゼ考
44891122 タルムード考
44891123 「ユダヤ教パリサイ派」考
【近代ユダヤの台頭考】
44891131 宮廷ユダヤ人考
44891132 「当時のユダヤ社会に与えたルネサンスの影響考」
44891133 改宗ユダヤ人及び秘密結社考
44891134 世界植民地化考
【ネオ・シオニズム考】
44891211 (別章)「シオンの議定書」考
44891212 (別章)「ネオ・シオニズム考」
4489126 (別章)「ネオコン」考
【ユダヤ人支配権力考】
4489131 (別章)ロスチャイルド
4489132 ロックフェラー考
【ユダヤ人政治団体考】
44891411 (別章)フリーメーソン考
44891412 (別章)イルミナティ考
44891413 ブナイブリス
44891414 スカルアンドボーンズ考
4489143 「300人委員会」考
タヴィストック考
44891451 英国王立国際問題研究所
44891452 ビルダーバーグ会議考
44891453 CFR(対外関係評議会)
44891454 日米欧三極委員会考
44891455
【ユダヤ人大衆団体考】
4489151 ADL(ユダヤ名誉毀損防止連盟)考
4489152 「ユダヤ人人権擁護団体・略称SWC」考
4489153 外資ユダヤ系企業考
【ユダヤ人創設研究機関考】
タヴィストック研究所
【歴史認識考】
4489161 「ホロコースト、逆ホロコースト考」
4489162 「イスラエル建国」考
4489163 イスラエルの核保有疑惑、機密考
その他論考】
ルターのユダヤ主義批判考
ヒトラーの第二の書」考
【全訳】さるぐつわをはめられた歴史(イズラエル・シャミール著)
反ネオ・シオニズムの動き考
4489191 れんだいこの反シオニズム考
4489192 日本人とユダヤ人の凹凸考
インターネットサイト
関連著作
旧約聖書

れんだいこ:ホロコースト吹聴仕掛けと吹聴人考 [「れんだいこ」から]

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/daitoasenso/taigaishinryaku_horocoosto_fuityoco.htm

ホロコースト吹聴仕掛けと吹聴人考


 (最新見直し2007.1.8日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
Re:れんだいこのかんてら時評252 れんだいこ 2007/01/22
 【イザヤ・ベンダサン氏の「日本人とユダヤ人」の一節考】

 イザヤ・ベンダサン氏の「日本人とユダヤ人」(山本書店、1970.5.20日初版)を手にして読んでみた。そこには、いわゆるホロコーストについて次のように記している。

 「これから先は、ユダヤ人である私には、書くのが苦痛だが、アウシュヴィッツとはまさにそういうものであった。だから、このユダヤ人という、伝染病にかかった家畜は殺されて焼かれた。そして家畜だから、当然のことのように、その骨は肥料にされ、その髪は何かの原料にされ、その他、利用しうるものは全て利用され、その上、遺族には屠殺料が請求された」。  
 学生時代のれんだいこなら、ほんにナチスは酷いことをしたものよ、それにしてもユダヤ人は何と可哀想なことか、と思ったに違いない。そう思うように、我々は、戦後教育において、ユダヤの悲劇については可哀想と同情する心象を植えつけられてきた。同時に、現に繰り広げられているパレスチナ-中近東一体のイスラムの悲劇については無関心を装うことのできる心象を植えつけられてきた。それほど親ユダヤ的に洗脳されていることを気づかず、戦後政治と教育とマスコミ三者連合の繰り返しの刷り込みによって、歴史的ユダヤ同情論を当たり前と思うようになっている。

 こういうことを云うと、西欧では極右とみなされ法的に罰せられている。幸いなことに、我が日本では今のところ大丈夫たが、まもなく取り締まられることになるのだろうか。

 しかしだ、イザヤ・ベンダサン氏の「その骨は肥料にされ、その髪は何かの原料にされ、その他、利用しうるものは全て利用され、その上、遺族には屠殺料が請求された」の根拠を知れば更に合点できように、ホロコースト吟味に向かわせないよう、ひたすらそう思うように仕掛けられているとすれば不正ではないのか。不正の上に成り立つ論拠はいつでも怪しい、我々は経験的にそのことを知っている。

 ところでどっこい、戦後60年を過ぎた節目辺りから、「いわゆるホロコースト」は戦後最大の歴史的偽造事件であることがますます判明しつつある。目下イランのアフマディネジャド大統領が精力的にこの問題について取り組んでいる。先ほどは国際会議を開いたようである。会議での具体的なやり取り、その水準が分からないが、政治議題に挙がったこと自体が歴史的意義を持つだろう。今後ますます虚構性が暴かれることだろう。

 そろそろ、このウソの仕掛け人が誰なのかを明らかにせねばならないだろう。れんだいこの知る限り、ネット畏友の木村愛二氏が取り組んでいるようである。更に深められ、分かりやすく伝達してくれることを願う。

 翻って、これまで、このウソを誰が吹聴してきたのかを明らかにせねばならないだろう。これは、人民大衆が自生的に語り伝えたものではない。明らかに知の外入であり、これを請け負った知識人が居る筈である。続いて、戦後左派運動が、このウソの尻馬に乗って反戦平和思想の橋頭堡としてきたことも見据えるべきだろう。今や、彼らの責任所在を明らかにし、しかるべき自己批判を要求せねばなるまい。我々は、虚構論理及び論法及び運動と決別せねばなるまい。

 西欧の反ナチス用ホロコースト、それに見合う形での東洋の反日用南京大虐殺事件は、東西の大虐殺事件として喧伝され、マスコミ電波を通して繰り返し聞かされ、左派圏でも同様のロジックを振りまくことで、我々は右に行こうが左に行こうが洗脳される羽目になった。

 そこでは、東西の両事件をより厳しく指弾すればするほど左派の証であるとする論理と論法が組み立てられており、これに一点の曇りなき確信を持つことがより左派的一丁前であるかのように仕組まれている。今日でも、この類のロジックを説き聞かせる弁士がゴマンと居る。

 れんだいこはかって、そういう弁士になれなかったことで左派の席から降りた。しかしあれから三十数年、これらの弁士の素性が明るみにされつつある。連中は本当は左派とは無縁の、単にユダヤナイズされた歴史テキストを鵜呑みにするしか能のない、愚の骨頂型エセインテリでしかなく、それを説くことを商売にしている単なる雇われもしくはお調子乗りであることに気づき始めた。そういう目で連中の過去のあれこれ、現在の運動論を精査すると、上記の思いは確信に達するようになった。

 残念なことに、この種のインテリは社会党は無論、何も日共周辺ばかりにたむろしている訳ではないことである。反日共を掲げ対抗してきた新左翼も同様に陳腐でしかない見解を未だ護持している。れんだいこの理解に誤りなければ、彼らの戦前批判の視点は、社会党、日共のそれとさほど変わらない。悪いのは軍部であり、帝国主義の為した仕業であり、明治維新はブルジョア革命であるからして好評するには足らない云々という歴史観から一歩も出ていない。

 僅かに、現実政治を批判する行動が直接的で、社会党、日共のそれよりも急進主義的であるに過ぎない。運動論的に、ユダヤ対イスラムに於いて、社会党、日共が親イスラエル的であるのに比して、新左翼がイスラムのレジスタンス運動を高く評価しているという違いがある程度である。問題は、行動は理論に裏打ちされるべきであるからして、、一刻も早くユダヤナイズされた歴史テキストの線から這い出ることであろうに。

 こうなるともはや明らかだろう。既成サヨは病膏肓ゆえに論外として、新左翼こそはユダヤナイズされた左派運動と決別して、それに変わる別の、例えば在地型左派運動を創出せねばなるまい。この地平から虚構の反戦平和論を撃たねばなるまい。反ナチ、反天皇制軍国主義に対するお灸理論でしかない薄っぺらなものと決別し、歴史を見直し、昔から今に至るまで一貫して真の好戦勢力である拝金教徒ユダヤ教パリサイ派しかして現代のネオコンに至るネオ・シオニストに対抗する新反戦平和論を打ち建てねばなるまい。

 アンネの日記に涙するのなら、同様の心情で今現に血が流されているアラブの悲劇を語れ、「喝!」。あれはテロリストだから成敗されても仕方ないと云うのなら、ブッシュ派の所業は何なんだ。内政干渉戦争テロではないのか。そう問う目を瞑るその精神を恥じよ。ブッシュ派の所業を正義と思うなら、お前はかくまで深く洗脳されていることに思い至れ。お前がサヨなら、国内的に左派ぶっているだけで、国際的には極悪反動陣営に列なっている雇われ右翼である事を知れ。

 付言すれば、西欧極右と報道されている連中の方が実は左派的であったりして。もっとも、右派と左派の定義が少々難しいが。イザヤ・ベンダサン氏の「日本人とユダヤ人」の一節に対し、れんだいこは以上の見解を述べておく。

 2007.1.22日 れんだいこ拝

【ホロコースト仕掛け人考】
 「阿修羅ホロコーストの」バルセロナより愛を込めて氏の2006.9.9日付け投稿「「600万人」神話は第2次大戦前から筋書きが決まっていたのか?」を転載しておく。
 「600万人」神話は第2次大戦前から筋書きが決まっていたのか?

 先日私は次の翻訳を投稿しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://asyura2.com/0601/holocaust3/msg/358.html
シオニズムの隠された歴史:第6章(ラルフ・シェーンマン著)《全訳、その1》
http://asyura2.com/0601/holocaust3/msg/361.html
シオニズムの隠された歴史:第6章(ラルフ・シェーンマン著)《全訳、その2》
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 この《全訳、その1》の中で、ラルフ・シューマンの著書「シオニズムの隠された歴史」にある次の箇所に注目しました。

***************************************************************************
【引用開始】
 ハイム・ワイツマン(Chaim Weizmann)は、バルフォア宣言を準備しイスラエルの初代大統領になったのだが、このシオニストの政策を非常に明確にさせた。
 《欧州600万人のユダヤ人の希望は移住に集中されている。私は質問された。「あなたは600万人のユダヤ人をパレスチナに送りたいのですか?」と。私は答えた。「いいえ」。・・・。私は、その悲劇の奥底から[パレスチナに向かう]若い人々を救い出したいと思う・・・。年長者たちは消え去るだろう。彼らはいずれにせよ自分自身の運命を背負うだろう。彼らは塵だ。残酷な世界の中では経済的にも精神的にも塵だ。・・・。若い枝だけが生き延びると定まっているのだ。彼らはそれを受け入れなければならない。》[12]
【引用終り】
***************************************************************************

上のワイツマンの発言についての脚注は次です。
[12] Chaim Weizmann reporting to the Zionist Congress in 1937 on his testimony before the Peel Commission in London, July 1937. Cited in Yahya, p. 55. (または次を参照のこと)
http://www.jewsagainstzionism.com/antisemitism/holocaust/index.cfm

 この部分について私は次のようなコメントを書きました。

***************************************************************************
【引用開始】
 ここまでの部分で注目すべき点があります。1937年にシオニスト会議で語られたワイツマンの言葉の中に、《欧州600万人のユダヤ人の希望は移住に集中されている。私は質問された。「あなたは600万人のユダヤ人をパレスチナに送りたいのですか?」と。私は答えた。「いいえ」。・・・。》というくだりがある点です。

 《欧州600万人のユダヤ人》??・・・ってことは・・・、「ホロコースト600万人」だから・・・、欧州のユダヤ人全員が殺された、ってわけか??  それにしてもこれ、1937年の言葉なんだよね。このときにすでに《600万人》?? この数字って、どこから出てきたんだ?? いずれにせよこのシンボリックな数字はすでに第2次世界大戦の以前から登場していたわけです。
【引用終り】
***************************************************************************

 これについては木村愛二さんの『アウシュヴィッツの争点』でも触れられています。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aus-10.html
最初から矛盾だらけだった犠牲者数と「六〇〇万人」の起源

 またシューマンは次のようにも書いています。(少々長い引用ですが)

***************************************************************************
【引用開始】
 1944年7月に、スロヴァキアのユダヤ人指導者ラビ・ドヴ・ミヒャエル・ワイスマンデル(Dov Michael Weissmandel)が、これらの「救出組織」に携わるシオニストの幹部たちに宛てた手紙の中で、アウシュヴィッツに送られる予定のユダヤ人たちを救出するための一連の方策を提案した[14]。彼は鉄道の正確な地図を示し、ハンガリーのユダヤ人たちが焼却場に移送されるのに使われる線路の爆破を強く勧めた。

 彼はアウシュヴィッツの焼却炉の爆破、8万人の囚人に対する武器のパラシュート投下、あらゆる絶滅の手段を爆破するための破壊工作員のパラシュート降下を提案し、こうして毎日1万3千人のユダヤ人の焼却を終わらせることを主張した。連合国がこの「救出組織」によって組織され公にされた要求を拒否するなら、ワイスマンデルは、資金と組織を持っているシオニストたちが飛行機を手に入れてユダヤ人のボランティアを集めそして破壊工作を実行することを提案した。

 ワイスマンデル一人ではなかった。30年代の終りから40年代を通して、欧州のユダヤ言論人は助けを求め、公の戦いを求め、組織化された抵抗運動を求め、連合国の政府の手立てに圧力をかけるデモを要求したのだが、それらは、シオニストの黙殺のみならず、英国と米国で提案され準備されたほんのわずかの努力にさえ向けられたシオニストの積極的な妨害に出会っただけだったのだ。
 ここに、ラビ・ワイスマンデルの心底からの苦悶の叫びがある。1944年7月にシオニストたちに書いた手紙で、彼は不信を込めて次のように問いかけた。

 《どうしてあなた方は今に至るまで何もしてくれないのでしょうか? この恐るべき無視に誰が責任を負うのでしょうか? あなた方の罪ではないのでしょうか? ユダヤの兄弟たちよ。自由という世界で最も素晴らしい幸福を手にしているあなた方の?
 我々はあなた方に――ラビ・ワイスマンデルは再び書いた――この特別なメッセージを送ります。昨日ドイツがハンガリーからユダヤ人たちを移送し始めたことをあなた方に知らせるために。・・・。移送された者達はアウシュヴィッツに向かい青酸ガスによる死を受けるのです。次のようなことがアウシュヴィッツの、昨日から最後のときに至るまでのスケジュールなのです。

 『12万人のユダヤ人が、男も女も、子供も老人も幼児も、健康な者も病人も、毎日くびり殺されることになる【訳注:原文は“to be suffocated”】』

 そしてあなた方、パレスチナの、すべての自由な国々の我が兄弟たちよ、そしてあなた方、すべての王国の大臣たちよ。この巨大な殺人に直面してあなた方はどのように沈黙を守るのでしょうか。

 何万人も何十万人も、そして600万人にならんとするユダヤ人たちが殺されているのに黙っているのですか? そしていま、何十万人もが未だに殺されつつありそして殺されるのをまっているのに、黙っているのですか? 彼らはあなた方の残酷さを嘆き悲しみながらその張り裂ける胸であなた方に助けを求めていたのです。

 何と残忍な。あなた方と殺人者たちは。あなた方もそうだ。ただ眺めるだけの沈黙という冷血のためです。あなた方が何一つせずに腕を組んで座っているからです。今このときにあなた方がユダヤ人殺しをやめさせ遅らすことができるかもしれないというのに。
 我が兄弟たちよ、イスラエルの息子たちよ、あなたたちは気でも狂ったのですか? 我々の周囲に地獄があることをご存知ないのでしょうか? 殺人者たち! 狂人たち! 憐み心を持つ者は誰なのでしょう? 安全な家から数ペニーを投げ与えるあなた方でしょうか、それとも地獄の底で血を差し出す我々なのでしょうか?》[15]
【引用終り】
***************************************************************************

 ここでラルフ・シューマンが引用したラビ・ワイスマンデルの手紙全文は次のサイトで確認できます。
http://www.fantompowa.net/Flame/weissmandel_lublin.htm

 この部分に関しても私は次のようなコメントを書きました。

***************************************************************************
【引用開始】
 この1944年のラビ・ワイスマンデルの言葉の中でもやっぱり『600万人』が登場します(!?)。さらに『毎日1万3千人のユダヤ人の焼却』とも書かれています。ところで、アウシュヴィッツ館長のピペル博士の研究では「アウシュヴィッツで100万人」ということなのですが(これはアウシュヴィッツの門の石板にも書かれてあるようですが)、この「ワイスマンデルの手紙」(脚注[15]にあるサイトで全文を読むことができる)とやらが戦後の偽作でないとしたら、どこから上記のような数字が出てきたのでしょうか。1日に1万3千人で100万人、ということは、ホロコーストは何と!80日足らずで終わった、ってことか!!??
(参照:ピペル博士ねえ。「ガス室」が『戦後に再建された』ことを白状した人だな?)
http://asyura2.com/0601/holocaust3/msg/181.html
 それにしても、毎日1万3千人ずつを焼却処理する焼却炉って、よっぽど馬鹿でかいんだろうな・・・。ナチス・ドイツもよっぽど石油が余り余っていたと見える・・・。毎日毎日、煙のモクモクと悪臭が、さぞものすごかっただろうね。いまでこそ改良されてるからマシだけど、昔の火葬場で2~3人焼いただけでも何とも言えぬ臭いがかなり離れたところまで漂っていたからね。煙を吐きまくっている煙突の写真とか悪臭で息を詰まらせた大勢の人の証言とか・・・、あったかなあ・・・??

 またワイスマンデルは連合軍によるアウシュヴィッツの空襲を要求していますが、ピペル博士によると44年にアウシュヴィッツは空襲を受け、その際にガス室と焼却棟は防空壕に転用され(青酸ガスの染み込んだ防空壕とは!!)、それ以後はビルケナウのみが稼動していた、ということのようです。

 もちろん現在の欧州では「600万人」をわずかでも減らすならば刑事犯罪です。思想取り締まりに関してはナチス政権と遜色無い状態なのですが、ビルケナウを含むアウシュヴィッツで100万人としたら、あとの500万人はどこで「ガス殺」されたんだろ??(やべえ、やべえ。これ以上は言わんどこ。)

 そしてこの「600万人」ははるか以前から予定されていた象徴的な数字のように見えます。何せ、戦争中の何の調査もなされていない段階で、すでに「600万人」「1日1万3千人」と解ってたんだって!! まあ何とも素晴らしいことだ!!

 たしかにワイスマンデルの言葉は、特にユダヤ人にシオニストの残虐さと「反ユダヤ性」をアピールする目的のためには、「これでもか、これでもか」と感情に訴え感情を揺り動かして強烈な印象を与える非常に効果的なものでしょう。しかし現在の目でちょっと冷静に見ると、このような奇妙な点が次々と見つかります。「ホロコースト」の死霊に取り付かれてしまうとこんなことも見えなくなるのでしょう。
【引用終り】
***************************************************************************

『アウシュヴィッツの争点』
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aus-9.html
「六〇〇万人」のユダヤ人犠牲者という数字の根拠は?

 でも、いわゆる「ホロコースト犠牲者」の数字を「600万」としたのは最初のニュルンベルグ裁判だったようですが・・・。

 しかもラビ・ワイスマンデルはその「600万人」が「青酸ガス」で日々「1万3千人づつ」殺されている、と、戦後の判決内容に沿った書かれ方がされています。

 私は上のラビ・ワイスマンデルの手紙がニュルンベルグ裁判の後で偽造された可能性があるとは疑っていますが、もしこれが本当に1944年のものであるとすると、上のコメントで指摘したようにまことに奇妙な話になってしまいます。喩えて言えば、犯罪が起こる前かあるいはその最中にすでに逮捕後の判決内容が決まっていた、というような珍妙なことになるでしょう。

 もしラビ・ワイスマンデルの手紙が偽造なら、「人間石鹸」「アンネの日記」の類の《でっち上げ神話付属物》に過ぎず、それに「反シオニスト」を唱える左翼人士たちが見事にコロリと引っかかっている、というお笑いの実例になるでしょう。

 まあ、「600万人」などという数はしょせんは単に『いっぱいいっぱい』『たくさんたくさん』を表すに過ぎないものでしょうが、この数字は、本当は、どこから出てきて誰によっていつごろから「ホロコースト」と結び付けて使われ始めたのでしょうか。

 詳しくご存知の方がおられたらご教示ください。

 「阿修羅ホロコースト」のバルセロナより愛を込めて氏の2007.1.9日付投稿「600万人は1919年から叫ばれていた(!?)」を転載しておく。

 「600万人」は1919年から叫ばれていた(!?)

 まあ、それでガス室があったかなかったかということには直接には関係ないとはいうものの、どれほど昔からこの象徴的な数字が叫ばれており、それがいかに延々と神話として語り継がれているのか、という証拠にはなるでしょう。

 何せ、世界各国で学校の教科書にまで『事実』として書かれている「600万人」がこのようにして最初から筋書き通りだったことがここでも一つ明らかになるでしょう。よくもこんな悪い冗談に世界が振り回されてきたものだ!
 (参照)
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/437.html
「600万人」神話は第2次大戦前から筋書きが決まっていたのか?
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/458.html
「600万人」証言のHoettlはOSSエージェントの食わせ物!【CIA公開資料から】

 以下の英文は1919年(つまりナチス・ドイツのはるか以前、ワイマール・ドイツがやっとできたかどうか、といった時点)に書かれた「ユダヤ人の犠牲を止めなければならない!」と題される文章で、「600万人の男女」が繰り返し繰り返し強調されています。

 *************************************

http://www.thetruthseeker.co.uk/article.asp?ID=5791
The Crucifixion of Jews Must Stop!  By Martin H. Glynn ・

The American Hebrew page 582, October 31, 1919 

From across the sea six million men and women call to us for help, and eight hundred thousand little children cry for bread.

These children, these men and women are our fellow-members of the human family, with the same claim on life as we, the same susceptibility to the winter's cold, the same propensity to death before the fangs of hunger. Within them reside the illimitable possibilities for the advancement of the human race as naturally would reside in six million human beings. We may not be their keepers but we ought to be their helpers.

In the face of death, in the throes of starvation there is no place for mental distinctions of creed, no place for physical differentiations of race. In this catastrophe, when six million human beings are being whirled toward the grave by a cruel and relentless fate, only the most idealistic promptings of human nature should sway the heart and move the hand.

Six million men and women are dying from lack of the necessaries of life; eight hundred thousand children cry for bread. And this fate is upon them through no fault of their own, through no transgression of the laws of God or man; but through the awful tyranny of war and a bigoted lust for Jewish blood.

In this threatened holocaust of human life, forgotten are the niceties of philosophical distinction, forgotten are the differences of historical interpretation; and the determination to help the helpless, to shelter the homeless, to clothe the naked and to feed the hungry becomes a religion at whose altar men of every race can worship and women of every creed can kneel. In this calamity the temporalities of man's fashionings fall away before the eternal verities of life, and we awaken to the fact that from the hands of one God we all come and before the tribunal of one God we all must stand on the day of final reckoning. And when that reckoning comes mere profession of lips will not weigh a pennyweight; but deeds, mere intangible deeds, deeds that dry the tear of sorrow and allay the pain of anguish, deeds that with the spirit of the Good Samaritan pour oil and wine in wounds and find sustenance and shelter for the suffering and the stricken, will outweigh all the stars in the heavens, all the waters in the seas, all the rocks and metals in all the celestian globes that revolve in the firmament around us.

Race is a matter of accident; creed, partly a matter of inheritance, partly a matter of environment, partly one's method of ratiocination; but our physical wants and corporeal needs are implanted in all of us by the hand of God, and the man or woman who can, and will not, hear the cry of the starving; who can, and will not, take heed of the wail of the dying; who can, and will not, stretch forth a helping hand to those who sink beneath the waves of adversity is an assassin of nature's finest instincts, a traitor to the cause of the human family and an abjurer of the natural law written upon the tablets of every human heart by the finger of God himself.

And so in the spirit that turned the poor widow's votive offering of copper into silver, and the silver into gold when placed upon God's altar, the people of this country are called upon to sanctify their money by giving $35,000,000 in the name of the humanity of Moses to six million famished men and women.

Six million men and women are dying -- eight hundred thousand little children are crying for bread.

And why?

Because of a war to lay Autocracy in the dust and give Democracy the sceptre of the Just.

And in that war for democracy 200,000 Jewish lads from the United States fought beneath the Stars and Stripes. In the 77th Division alone there were 14,000 of them, and in Argonne Forest this division captured 54 German guns. This shows that at Argonne the Jewish boys from the United States fought for democracy as Joshua fought against the Amalekites on the plains of Abraham. In an address on the so-called "Lost Battalion," led by Colonel Whittlesey of Pittsfield, Major-General Alexander shows the fighting stuff these Jewish boys were made of. In some way or another Whittlesey's command was surrounded. They were short of rations. They tried to get word back to the rear telling of their plight. They tried and they tried, but their men never got through. Paralysis and stupefaction and despair were in the air. And when the hour was darkest and all seemed lost, a soldier lad stepped forward, and said to Col. Whittlesey: "I will try to get through." He tried, he was wounded, he had to creep and crawl, but he got through. To-day he wears the Distinguished Service Cross and his name is Abraham Krotoshansky.

Because of this war for Democracy six million Jewsh men and women are starving across the seas; eight hundred thousand Jewish babies are crying for bread.

(Continued from page 582)

In the name of Abraham Krotoshinsky who saved the "Lost Battalion," in the name of the one hundred and ninety-nine thousand and nine hundred and ninety-nine other Jewish boys who fought for Democracy beneath the Stars and Stripes won't you give copper, or silver, or gold, to keep life in the heart of these men and these women; to keep blood in the bodies of these babies?

The Jew Has Helped Everybody But The Jew.

In the world war the Jew has helped everybody but the Jew. "Over there" he helped in camp, in council and in conflict. "Over here" he helped the Red Cross, the Y.M.C.A., the Knights of Columbus, the Masons, the Salvation Army and everybody else. So now is the time for everybody to help the Jew, and God knows now is the time he needs it.

From out of the gloom of this war every other race, save one or two, has snatched a ray of sunshine. But amid the encircling gloom there is no light for the Jew "to lead thou me on." The war is over for everyone, but the Jew. The knife is still at his throat and an unreasoning and unreasonable century-old lust for Jewish blood opens his veins. The Jew in Roumania, Poland and Ukrainia is being made the scapegoat of the war. Since the armistice has been signed thousands of Jews in Ukrainia has been offered up as living sacrifices to diabolical greed and fanatical passion -- their throats cut, their bodies rended limb from limb by assassin bands and rabid soldiery. In the city of Proskunoff one day a few weeks ago the dawn saw the door of every house wherein lived a Jew marked as a shambles for slaughter. For four days, from sunrise to sunset, fanatics plied the dagger like demons from hell, stopping only to teat with hands adrip with the blood of Jewish victims. They killed the men; they were less merciful to women. These they violated, and then they killed. From a purpose to a fury, from a fury to a habit ran this killing of the Jews, until within four days the streets of Proskunoff ran red with blood like gutters of a slaughter house, until its homes became a morgue for thousands of slaughtered human deings whose gaping wounds cried out for vengeance and whose eyes had turned to stone at the horrors they had seen. As Hon. Simon W. Rosendale, aptly paraphrasing Bobby Burns' thought, in his speech not long ago, said it is the age-old story of "man's inhumanity to man that makes countless thousands mourn." For as it has been at Proskunoff, so has it been in a hundred other places. The bloody tale hath repetition ad nauseum. It is the same tear-stained story -- the same old stain upon the escutcheon of humanity. Verily, Byron was right when he wrote:

Tribes of the wandering feet and weary breast
Whither shall ye flee to be at rest?
The wild dove hath her nest, the fox his cave,
Mankind their countries, Israel but the grave.

But Israel is entitled to a place in the sun, and the crucifixion of Jews must stop. We repeat the war is over for everybody, but the Jew. Like Isaac the knife is at his throat, but unlike Isaac no power seems able to stop the steel from thirsting for his blood. But some power the world must raise up to prevent this decimation of a deserving race. For the peace of the world a League of Nations let us have by all means; but for the Humanity of the World, to give justice to the Jew and other oppressed peoples on earth, let us have a Truce of God! -- Albany Times Union.

(私論.私見)

 ということになると、どういうことになるのか。

 「阿修羅ホロコースト」のバルセロナより愛を込めての2007.1.3日付投稿「パレスチナ略奪のための《ホロコースト神話化》が事前に決められていた証拠」を転載しておく。
 パレスチナ略奪のための《ホロコースト神話化》が事前に決められていた証拠
 資料は次のサイトです。

http://www.marxists.de/middleast/schoenman/index.htm
The Hidden History of Zionism 
http://world.mediamonitors.net/layout/set/print/content/view/full/16683
History triumphs over pseudo-history--A response to Edwin Black

●「イスラエル」初代大統領ハイム・ワイツマンによる、1937年にロンドンのピール委員会での証言の一部。
(Chaim Weizmann reporting to the Zionist Congress in 1937 on his testimony before the Peel Commission in London, July 1937. Cited in Yahya, p. 55)

 欧州600万人のユダヤ人の希望は移住に集中されている。私は質問された。「あなたは600万人のユダヤ人をパレスチナに送りたいのですか?」と。私は答えた。「いいえ」。・・・。私は、その悲劇の奥底から[パレスチナに向かう]若い人々を救い出したいと思う・・・。年長者たちは消え去るだろう。彼らはいずれにせよ自分自身の運命を背負うだろう。彼らは塵だ。残酷な世界の中では経済的にも精神的にも塵だ。・・・。若い枝だけが生き延びると定まっているのだ。彼らはそれを受け入れなければならない。

 (原文)
“The hopes of Europe’s six million Jews are centered on emigration. I was asked: ‘Can you bring six million Jews to Palestine?’ I replied, ‘No.’... From the depths of the tragedy I want to save... young people [for Palestine]. The old ones will pass. They will bear their fate or they will not. They are dust, economic and moral dust in a cruel world... Only the branch of the young shall survive. They have to accept it.”

 ワイツマンは1937年にすでに「600万人」を語り、多くのユダヤ人が「消え去る」と語っている。このイスラエル初代大統領にとって、すでに1937年の段階で、「消え去る」ユダヤ人たちは「塵」に過ぎないのだ。これが《予定済み》のことでなくて、一体何だと言うのか。

●イツァーク・グルエンバウムはユダヤ機関救出委員会議長であった。以下は1943年に行った演説の一部である。
(Yitzhak Gruenbaum was chairperson of the Jewish Agency’s Rescue Committee. Excerpted from a speech made in 1943. Ibid., p.56.)

 我々のところに二つのプラン――ひとつは欧州のユダヤ大衆の救出、他方はあの【訳注:パレスチナの】土地のあがない――が持ち込まれたとするなら、私は、1秒もかけることなく、あの土地のあがないのほうを選ぶ。我が民族の屠殺について多く語られれば語られるほど、あの土地のヘブライ化を強化し促進させる努力を大幅に少なくできるのだ。もし現在the Karen Hayesod[ユダヤ請願連盟]の資金をリスボンを通して送って食料のパッケージを買える可能性があるとしても、我々はそんなことをするだろうか。だめだ。もう一度言う。だめだ!

(原文)
“When they come to us with two plans?the rescue of the masses of Jews in Europe or the redemption of the land?I vote, without a second thought, for the redemption of the land. The more said about the slaughter of our people, the greater the minimization of our efforts to strengthen and promote the Hebraisation of the land. If there would be a possibility today of buying packages of food with the money of the Karen Hayesod [United Jewish Appeal] to send it through Lisbon, would we do such a thing? No. And once again no!” (1)

●注目すべきはグルエンバウムの次の言葉である。

 『我が民族の屠殺について多く語られれば語られるほど、あの土地のヘブライ化を強化し促進させる努力を大幅に少なくできるのだ。』

 「我が民族の屠殺」と言う際の「屠殺(the slaughter)」が、Holocaust(燔祭:生け贄の儀式)と同一であることは言うまでもあるまい。それは第2次大戦後、種々のメデシアと同時に(特に左翼の)様々な知識人たちとグループによって、実に「多く語られ」続け、西側世界の人間の脳ミソに刷り込まされてきた。

 そしてパレスチナの「ヘブライ化」が一方的に推し進められてきた。それに全面協力してきたのが「反戦平和」「反帝国主義」を唱える者達である。(恥を知るが良い!)

 イラン大統領アフマディネジャッド氏はこの間の事情を熟知した上で次のように語る。

"Although we don't accept this claim, if we suppose it is true, our question for the Europeans is: 'Is the killing of innocent Jewish people by Hitler the reason for their support to the occupiers of Jerusalem?'."

 「このような主張をわれわれは認めないのだが、もしそれが正しいとするならば、我々のヨーロッパ人に対する質問は次の通りである。『ヒトラーによる無実のユダヤ人の殺害がエルサレムの占領を支持するための理由なのか?』」

(参照)
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/416.html
肝心な部分を抹消したロイター日本語訳(隠蔽による情報操作の一例)
http://asyura2.com/0601/holocaust3/msg/267.html
イラン大統領アフマディネジャッドの談話(シュピーゲル誌)

●ヒトラーによるユダヤ人への弾圧は、シオニストの計画の忠実な実行である。同時に、ニュルンベルグ裁判もシオニストの計画の忠実な実行に過ぎない。全てはユダヤ(Jewry)指導部、英国、米国、ナチス・ドイツ、バチカン、ソ連、フランコ・スペインによる合作である。

(参照)
http://asyura2.com/0601/war83/msg/646.html
ついでに、ナチSSがシオニストの厚遇を受けた例は他にもありますぞ
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/437.html
「600万人」神話は第2次大戦前から筋書きが決まっていたのか?
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/443.html
ナチスとシオニストの興味深い関係について若干の考察
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/458.html
「600万人」証言のHoettlはOSSエージェントの食わせ物!【CIA公開資料から】
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/472.html
バチカンとナチスの関係はそこまで単純ではないようです
http://asyura2.com/0601/war83/msg/1131.html
ああ、忘れてた。シオニストに協力した「ヒトラーの教皇」ピオ12世も。
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/654.html
スターリン・ソ連とイスラエルの不思議な関係
http://asyura2.com/0601/war83/msg/1130.html
「フランコがファシスト・・・」、ウム、ただし『親シオニストのファシスト』なんだがネ。

【ホロコースト初期吹聴人考】
【ホロコースト中期吹聴人考】
 イザヤ・ベンダサン氏の「日本人とユダヤ人」(山本書店、1970.5.20日初版)は次のように記している。
 「これから先は、ユダヤ人である私には、書くのが苦痛だが、アウシュヴィッツとはまさにそういうものであった。だから、このユダヤ人という、伝染病にかかった家畜は殺されて焼かれた。そして家畜だから、当然のことのように、その骨は肥料にされ、その髪は何かの原料にされ、その他、利用しうるものは全て利用され、その上、遺族には屠殺料が請求された」。の
【ホロコースト現代吹聴人考】
ユダヤ人大虐殺に疑義?を呈したアベ・ピエール神父死去
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/714.html
投稿者 木村愛二 日時 2007 年 1 月 22 日 20:44:25: CjMHiEP28ibKM
ユダヤ人大虐殺に疑義?を呈したアベ・ピエール神父死去

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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070122i213.htm?from=main2
弱者救済に尽力、フランスのアベ・ピエール神父死去

ホームレスら弱者救済に生涯を捧げたアベ・ピエール神父(ロイター)

 【パリ=島崎雅夫】私財を投じ、「現代の弱者」ホームレスらの救済に一生涯を費やしたフランスの神父アベ・ピエール(本名アンリアントワンヌ・グルエ)氏が22日朝、パリ市内の病院で死去した。94歳。

 肺感染症のため14日から入院していたという。シラク仏大統領が22日、発表した。

 1921年、仏中部リヨンで裕福な生糸商人の5番目の子供として生まれたが、カトリック教会のために財産を放棄。第2次世界大戦中はレジスタンスとともに闘い、49年、自らの資金で慈善団体「エマウス」を設立した。エマウスはホームレスや貧しい人々に衣食住を提供、仏国内だけでなく、世界38か国に拠点を広げた。

 同神父は「最も好きなフランス人」で常に上位を占めた。シラク大統領は「アベ・ピエール氏は貧困、苦難、不正義に対する闘いを続け、連帯の強さを人々に示した」と、その死を悼んだ。

(2007年1月22日19時55分読売新聞)
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-1.html
『偽イスラエル政治神話』
訳者はしがき
[中略]
フランスにおける本書の出版情報の伝わり方
[中略]
フランスにおける本書の出版情報が、非常に歪んだ形で伝えられはじめた。歪み方の基本的な特徴は、本書の内容そのものではなくて、本書の出版から生じた玉突き現象の一つとしての「アベ・ピエール神父」問題という側面からの取り上げ方である。

 毎日新聞(96・5・1夕刊)の見出しは、「仏『国民的神父』がナチスの大量虐殺否定?/カトリック教会『遺憾』」となっていた。朝日新聞(96・5・8)の方は、「『フランスの良心』がユダヤ人大虐殺に疑義/『タブー視せずに探求を』発言に非難の大合唱」であった。

 右の毎日新聞記事から荒筋だけを引用すると、二人は、つぎのような関係である。

「ガロディ氏は同著作の出版後、ユダヤ人団体から告発されたが、その際、知人であるピエール神父に支持を要請。神父はそれに応えて暴力によるイスラエル建国を非難、著作を支持する書簡を送った」

 毎日新聞(96・5・31)によると、ピエール神父は、その後、「5月初めから仏を離れ、北イタリア、パドバの修道院で生活している」。
[後略]
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「饒速日命」をなぜ「にぎはやひのみこと」と読むんだろう [神社・神話]

饒速日命について違う角度から調べてみようと思い、図書館に行って、「饒」という字を調べました。
(こんなに巨大な漢字辞典があるなんて今まで気づかなかったんですが、一冊の厚みが10センチのものが14巻ありました。完成までおそろしく時間がかかったでしょうね。大変ありがたい恩恵を受けています。)

こんなに漢字があるんだと驚きながら調べると、
「饒」の読みは、「ぜう」、「ねう」 だけで、「にぎ」と読むとは出てきませんでした。
20170421-1.JPG

なんで「にぎ」って読むってでてこないんだろうと思って探していますと、

漢字の読みには、呉音、漢音、唐音なるものがあると知りました。
呉音なる言葉があることは聞いたことがありましたが、それがなにかはよくわかっていませんでした。

http://ameblo.jp/prof-hiroyuki/entry-11330813745.html
よく知られている様に、音読みには音を輸入した時代順に「呉音」「漢音」「唐音」、その他に「慣用音」が有ります。そして、特に「呉音」「漢音」はほぼ全ての漢字が有しています。

最初に呉音が仏教と共に伝来・伝播したのですが、実際に渡唐してみると唐では別の発音(漢音)が。 そこで朝廷は、改めて漢音を「「正しい音」とする様に指導したのですが間に合わず・・・というのが、呉音・漢音が「併用されている」大まかな経緯です。

「京」が「きょう」と読んだり「けい」と読んだり、
「男」が「だん」と読んだり「なん」と読んだりする違いがあるわけがやっとわかりました。

それで、「饒」の「ぜう」が漢音で、「ねう」が呉音となるそうです。
それでも「饒速日」は「ねうはやひ」で、「にぎはやひ」にならない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/呉音
末子音(韻尾)、とくに /ŋ/ を表す規則が一定していない。呉音でも -ウ や -イ が添えられることが多いが、公(ク)のように省略されているものもある。双六(スゴロク)のようにガ行音を充てたものもいくらか見受けられる[1]。
脚注
^ 日本固有の地名や人名にも同様の字音を当てているものが見られる。相模(サガミ)、相良(サガラ)、愛宕(アタゴ)、鳳至(フゲシ)など。

「呉音の特徴としてガ行音を充てたものがある」と、そういうことですね。
双六ーそうろく+ごー>すごろく
相模ーそうみ+がー>さがみ
だから「ねうはやひ」に「ぎ」が加えられて「にぎはやひ」になったと。

解説を書いてくださっているサイトがたくさんあって、たどりつけました。
はーすっきり。

れんだいこ:「マスコミ扇動、冤罪、虚報、ヤラセ事件考」 [「れんだいこ」から]

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/ronpyo/tetugakunote/masucomizikenco.htm
「マスコミ扇動、冤罪、虚報、ヤラセ事件考」

 (最新見直し2007.10.12日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 2004.2.27日、東京地裁は、オウム真理教元代表・松本智津夫(麻原彰晃)被告に対して死刑判決を下した。れんだいこは、この判決を一区切りに、日本左派党派はそれぞれの見解を対置させねばならない義務があると考える。しかし、現代は事件の、情報の風化が早過ぎる。様々な考察課題を残している「オウム真理教事件」も又忘却されていくのだろうか。

 いわゆる「オウム真理教事件」の史的意義を相応しく評する場合において、それは重要な事件であったのか、たいして意味のある事件ではなかったのかということになるが、もし前者の観点に立つとすれば、各派は、「オウム真理教事件」を自身のカリカチュアとして受け止めるなり、その似非運動性を批判するなり一定の見解表明を為さねばならない、と考える。そういう意味で、れんだいこは、各党派の様子を暫く見守りたい。れんだいこの「オウム真理教論」は、サイト「オーム真理教」で行うつもりである。

 2005.1.8日再編集 れんだいこ拝

【「河野氏冤罪事件」にマスコミの果たした役割について】
 控訴審が開かれるのかどうかは分からないが長い歳月を要しすぎたことは間違いない。この「長期化裁判の是非」はここでは問わない。解脱の第一人者グルと自称する麻原が、オウム真理教の数々の犯罪行為に対して、「弟子がやったこと故責任は問われないはず」なる卑怯姑息な法廷闘争を繰り広げている愚劣さもここでは問わない。ここで問うのは、「オウム真理教事件」の初期過程で生起した「松本サリン事件」の際の「河野氏冤罪事件」である。これを「マスコミ扇動冤罪事件考」として検証してみることにする。れんだいこには、こちらの方の意味のほうが重要であると考えるから。

 「麻原被告死刑判決」前後、マスコミはいつもの調子で一斉にこれを報じたが、大事な教訓の反芻を忘れている。「松本サリン事件」の被疑者・河野氏に対する過日の犯人扇動報道について謝罪する社は一社たりともなかったように見受けられるが、あまりにも虫の良い作法のように思われる。「地下鉄サリン事件被害者の会」関係者の怒りの手記については各社とも積極報道していることを思えば、マスコミのご都合主義が透けて見えてくる。知的所有権だの著作権だのについてはうるさいほどの権利意識を見せていることを思えば、この行状は滑稽さを通り越していよう。

 マスコミに信を置ける時代があったとは思えないが、以下世の冤罪事件の報道について限定的に言及する。戦後から1970年頃までの期間においてはマスコミはかなり熱心に報道し、個別に該当事件について精力的に報道するほか時に特集を組み世に知らしめてきていたと記憶するが如何であろうか。れんだいこは幼少の折、何度かそういう記事を目にした覚えがあるのでそう立論する。

 しかし、いつの頃からかこの構図が逆転し、冤罪事件告発に向かうこと少なくなり、むしろ逆に「事前に犯人扱いし、早く逮捕せよ、極刑にせよ」式の「マスコミ扇動報道」が頻出するようになった。この「マスコミの民間特務警察化現象」という時代的転換の諸理由を問い続けねばならないとするのがれんだいこ観点である。

 「マスコミの民間特務警察化現象」はそれ自体批判されるべきであろうが、その作用として犯人扱いが的を得ていればまだしもであろう。が、冤罪の可能性がある場合でさえ被疑者の諸権利を無視し、被疑者段階で早くも犯人扱いする報道が為されるようになりつつある。結果的に冤罪が判明した場合、マスコミは如何なる賠償責任を負うべきか、これについてマスコミが真摯に協議した例少なくとも著作権主張に見せる以上の熱心さで取り組んだ例を知らない。

 この件につきインターネット検索したところ、「集団的過熱取材(メディア・スクラム)問題に関する民放連の対応について」に出くわした。これを読み取れば、社団法人日本民間放送連盟〔民放連、会長=氏家 齊一郎・日本テレビ放送網会長〕の報道委員会〔委員長=氏家 齊一郎・同〕が、2001.12.20日、「集団的過熱取材(メディア・スクラム)問題について、被害の防止や問題解決のため、取材上の留意点および対応策をとりまとめました」とある。しかし、あくまで「集団的過熱取材」についての多少の自制を促すものでしかなく、「マスコミの民間特務警察化現象」についての自制には触れていない。

 新聞協会の見解として「被害者や家族らの苦痛に配慮」も出されているようであるが、「なお、集団的取材であっても対象が公人もしくは公共性の高い人物で、取材テーマに公共性がある場合は、一般私人の場合と区別して考えることとする。われわれは今後も、必要に応じ見解を見直し、集団的過熱取材問題に適切に対応していきたいと考えている。各取材現場においても、記者一人ひとりが見解の趣旨を正しく理解し、この問題の解決に取り組んでほしい」なる文面であり、本質を衝いていない。というか、何の吟味もされないままに「報道の自由を守り、国民の『知る権利』にこたえる」必要も説いており、つまりは何の実効性も無い見解表明に終始していることが判明する。

 被疑者はマスコミの無法報道ぶりを告発し、裁判で争う事が出来ようが、「松本サリン事件」の被害者河野氏の場合のようにその資格が十分であるにも拘らず為さない場合もある。マスコミは、河野氏の弁えに図々しくあやかって頬かむりしたまま時の風化を待とうとしているように思える。著作権主張意欲の旺盛さに比して何とも得手勝手な作法のように思われる。

 インターネットを検索していると、2.28日付け産経新聞の「オウム・麻原被告に死刑判決 メディアに課題残す」に出くわした。「一連の“オウム事件”は、それを報道してきたメディアの側にもさまざまな課題を投げかけた。十年目の今、メディアの何が変わり何が変わっていないのか。(鵜野光博)」と問う記事を載せている。

 これを見るのに、「“犯人”誤報」の見出しで、「平成六年六月、長野県で起きた「松本サリン事件」で、新聞をはじめとするメディアは被害者の一人、河野義行さんを犯人視した報道を行い、翌年の地下鉄サリン事件でオウム真理教の関与が明らかになるまで誤報を正さなかった。警察情報に頼りすぎる報道姿勢が批判されたが、警察の見込み違いが誤報につながる構造は現在も残っている」と問題提起している。そして、いわゆる「TBSビデオ問題」(教団に批判的な坂本堤弁護士のインタビューを教団幹部に見せていたことが七年十月に発覚。同社幹部は事実を知りながら否定を重ね、翌年三月に認めて謝罪、磯崎洋三社長は辞任した。筑紫哲也氏により『TBSは死んだ』とまで言われた)を大きく取り上げている。

 次に、「集団的過熱取材」問題を取り上げ、「この集団的過熱取材(メディア・スクラム)については、日本新聞協会と日本民間放送連盟が十三年十二月、スクラムが起こった際に取材者数や場所を制限したり、共同取材などを行う対応策を示している」ことを明らかにしたと述べただけの尻切れトンボ解説に終わっている。こういうコメントが出ているだけまだましという状況を考えれば批判の限度を弁えねばならないのだろうか。

 同じマスコミ人としてもっと真摯な内省が要る筈であるのに、あまりにも傍観者的というかテレビ局の対応を批判するすり替えで糊塗している。れんだいこには、河野氏冤罪問題でさえ食い物にしている無様な姿が窺える。新聞マスコミ人の僭越的な極楽トンボぶりを見て取り胸糞が悪くなるのはれんだいこだけだろうか。
【「ロッキード事件加熱報道」について】
 関係あるような無いような話ではあるが、最近気づく事は、テレビ番組でめたらやたらに「お上」の目線からの犯人逮捕物語が多いことである。うちのかみさんなぞはこれにイカレテシマッテイルので会話が通じない。水戸黄門シリーズなどはまだお笑いで済ませられるが、犯罪の陰にある社会性を鋭く問うような番組は死滅せしめられ、人情色をつけたにせよ刑事ご苦労番組が目に付きすぎる。

 この現象は、スポンサーの御身安泰式の為せる業かどうか、いずれにせよ結果として総じて社会が保守化させられつつあることを物語っているように思われる。これこそまさに権力側の執拗な洗脳政策であり、洪水の如くな垂れ流しではなかろうか。

 識者はこの点を解析しないが、れんだいこは挑んでいる。れんだいこの眼には「ロッキード事件加熱報道」がその転回点になったように映っている。実際、あの狂騒を契機にして視点が逆展開させられ、何やら社会が総じて悪い方へつまり批判的視点よりは権力的発想へと観点が変わってしまった気がしてならない。

 もとよりそれ以前がとても良かった時代であるとまでは云わないが、ある程度のバランスがあったように思われる。「ロッキード事件加熱報道」以前は、政財官民において課題に対して正面から引き受け、喧々諤々する姿勢が共通していたのではないのか。それは、そのような人士が社会の上層部に居たからその影響を受けて下々の我々にもそういう作法が伝わっていたのでないかと思われる。

 それが何やら口先だけの正義論が横行する時代へ転換させられていった。典型的には中曽根式カンナクズ的歴史観のひけらかし、日共党中央不破の長大饒舌玉虫色弁術が代表する。1980年代より強権力の振りかざしが当局側の作法となり、これに応ずるかのように庶民大衆側は強いものに巻かれろ式の処世法へと先祖帰りし始めたように思われる。今日の政財官民の上層部に巣食うお歴々はかような手本を見せ続けているので、我々もそういう悪い影響を受けつつあるように思われる。
【冤罪事件に消極的な宮顕系日共の体質について】
 この経過の中で指摘しておきたいれんだいこ観点がある。こういう悪影響のもう一つの仕掛け人として日共党中央の影響を認めるのは行き過ぎであろうか。れんだいこは、「冤罪事件に取り組む姿勢が弱まり、代わりに先行して被疑者扱いして強権力の出動を要請するようになった転換の背景には、日共の社会的影響がある」ことを十分に認めている。どういうことかにつき、これを説明する。

 日共の最高指導者として君臨した宮顕が、過去に背負ったリンチ致死事件のトラウマで、冤罪事件に対する取り組みを掣肘させていった事情が有る。宮顕が「戦前の小畑中央委員のリンチ致死事件」につき冤罪であるというのなら、戦後釈放後まず第一にこの冤罪に取り組むべきであった。しこうして同種の冤罪事件に対して再発防止の運動を大衆的に組織すべく奮闘努力すべきであったであろう。

 宮顕は何ゆえ大衆的に明らかにせず、当局との裏取引交渉にのみ専念したのか。それは事件に闇があったとしか考えられない。宮顕が自身の潔白を証せんとすれば、小畑中央委員のスパイ性を証明せねばならず、査問時の一部始終を明らかにせねばならず、宮顕云うところの小畑の「体質性ショック死」の様子を克明に弁証せねばならないことになる。これを為せば為すほど不利になる故に要するに出来なかったのではないのか。

 冤罪事件の精力的な取り組みは、宮顕にとって厄介な事情を発生させる。宮顕の身の潔白を証する論理及び論法を育めば、その論理及び論法が小畑氏にもそのまま適用される可能性が生まれる。その時、仮に小畑氏の身の潔白が証されればどういうことになるのか。彼がスパイでなかったとしたら、それを査問致死させた側の責任はどうなるのか。査問した側の宮顕の方こそスパイの可能性が強いということになればどういうことになるのか。その査問が不慮の致死ならともかく明らかに寄ってたかっての圧殺死、その際に宮顕の役割が最も罪多いとすればどうなるのか等々。次から次へとこうした疑問が発生していかざるを得ない。

 こういう風に認識が成長していくことになる故に、宮顕の御身保身の必要があって、冤罪事件に対する究明及び批判運動が掣肘されていった経過は歴然とした事実である、とれんだいこは考えている。代わりに宮顕系日共党中央が編み出したのは、先行して被疑者扱いして強権力の出動を要請するあるいは自ら潔白を証明せよなる逆さ変調運動である。

 それはもはやどこから見ても共産主義者の運動ではなく、右翼的な当局の代理運動でしかない代物であるが、多くの者がこれに追随している。日共党中央のこういう姿勢がマスコミに影響して、はるけく今日の変調報道姿勢を生み出していっているように見える。

 このことに気づいているものは非常に少ない。が、我等が自称知識人の世界では、難しい判断が問われる場合にはまず共産党の見解を嗅ぐという作法が歴史的に形成されており、マスコミ界にはその強い名残りがある(さすがに最近ではこの伝統は費えたように思われるが)。その場合、徳球系党中央時代の日共見解ならともかくも、権力の内通者としての本性を巧みにカムフラージュしつつ党中央に君臨した宮顕系党中央の見解を仰いだものだから変調なものにしかならない。所詮アサハカでしかない付け刃式評論能力しか持ち合わせないマスコミは日共党中央の政変を見抜かず、相変わらず共産党の権威を信用して宮顕系の見解を受け入れていってしまったものだから、ろくなものにならない。
【「河野氏冤罪事件」に対する政党の温度差について】
 れんだいこは、「角栄考」で分析しているように「ロッキード贈収賄事件における角栄裁判」に対して冤罪説を執っている。しかしながら、これを断定する事は難しい事情にあるので、有耶無耶にならざるを得ない。しかし、「松本サリン事件における河野犯人説」はれっきとした冤罪であったことが判明しているので、冤罪事件を問う格好の素材たりうる。「松本サリン事件における河野犯人報道」にはそうした史的意義が認められるので、これを教材にしてマスコミの異常報道及び加熱報道ぶりを検証してみたい。

 2004.2.27日、東京地裁は、オウム真理教元代表・松本智津夫(麻原彰晃)被告に対して死刑判決を下した。これに対する各党の見解は為されているところもあるが無いところもあるようである。これを調べる暇もないしさほど意味があることのように思えないので最小限の確認をし、もっぱら「河野事件」に対する各政党の見解を記しておく。

 これによれば、自民党の見解は出されていないようである。代わりに小泉首相の死刑当然見解が報ぜられている。公明党は、冬柴幹事長による「無差別殺傷許されず迅速な裁判の実現が急務」なる談話が出されている。が、松本サリン事件に関するコメントは無い。冬柴は弁護士のはずであるがお粗末極まりない。

 民主党は、「オウム真理教元教祖松本智津夫被告裁判の判決について」(ネクスト法務大臣・小宮山洋子、ネクスト国家公安委員長・大畠章宏の談話)を発表している。末尾のところで、「また、松本サリン事件に関連して生じた報道による人権侵害等、一連の事件の捜査や取調べから派生した問題点についても改善を求めていく」と述べている。社会民主党は、コメントそのものが出されていない。確か福島委員長は弁護士であるはずだがお寒い限りである。

 例によって日共の見解を検証する。日共は、書記局長・市田忠義名で、「オウム事件・松本智津夫(麻原彰晃)被告にたいする死刑判決について」なる次のようなコメントを出している。「松本被告らによる殺人テロ行為は、人間の生命も尊厳も踏みにじって深刻な社会不安を引き起こしたものであり、今回の判決は当然のものである。日本共産党は、オウム真理教による『宗教』の名をかたった無法行為をきびしく糾弾するとともに、捜査の遅れを指摘し、迅速な捜査ときびしい取り締まりを要求してきた。今日、サリン中毒の後遺症に苦しむ被害者に十分な医療や補償がおこなわれていない状況にてらして、政府に対して十分な対策を講ずるよう強くもとめる」。

 翌2.28日の赤旗は、「オウム事件 極刑判決で終わらない 問われる行政・警察の責任」なる見出しで、地下鉄サリン事件被害者の公的救済の立ち遅れを指摘した後で僅かに、「松本サリン事件では、被害者を加害者に“でっちあげ”ました」と述べている。続いて、要約概要「警察の捜査が手ぬるいからこういう結果に至った」として強権発動を煽っている。

 実際には次のように述べている。「しかし、行政も警察も有効な手だてをうたず、オウムを増長させたのです。警察は坂本弁護士一家殺害事件で、当初からオウムの犯罪をうかがわせる有力証拠もありながら、『拉致事件』とせず、『失そう事件』と認定。強制捜査に踏み出しませんでした。一家殺害にかかわったという信者の証言もえながら、事実上放置したのです。松本サリン事件では、被害者を加害者に“でっちあげ”ました」、「真相が明らかになっていないことのもう一つは、オウムとサリンテロを結ぶ情報は早くからあったのになぜ警察は強制捜査を遅らせたのかだ。坂本弁護士一家殺害事件、上九一色村でのオウムの違法な妄動を取り締まっていたならばサリン事件は防げた」。

 このコメントを見て、この程度の観点しか披瀝し得ない現下日共のお粗末さを思うのは、れんだいこだけだろうか。要するに、被害者救済にせよ行政及び警察への叱責にせよ総じて体制権力の強権的介入を促しているだけのことである。法治主義の範囲内でこれをどう為すべきかという肝心な考察は微塵も無い、単なる結果オーライ主義を述べているに過ぎない。その思想は極右に近い。

 2004.2.29日 れんだいこ拝

【「河野義行冤罪事件」】
 「河野義行冤罪事件」とはどのようなものであったのか、振り返ってみたい。
 1994(平成6).6.27日午後11時前後、長野県松本市北深志(ふかし)1丁目に住む会社員河野義行(当時44歳)氏は、自宅の居間でテレビを観ていたところ、突然妻が気分が悪いと訴え始め、異様な気配を察知した河野氏が庭に下りると二匹の愛犬が全身を痙攣させていた。河野さん自身も体調が悪くなり、自宅周辺の住宅街で異臭がするとの119番通報をした。河野夫妻は、間もなく到着した救急車で病院に運ばれた。翌日の松本警察署の発表によると、毒ガスによる死者7人(マンションで5人が死亡、病院に運ぶ途中の救急車の中で2人が死亡)、重軽傷者144人を出すという大惨事が発生していた。
 松本警察署は、午前4時15分、「河野家の他、付近住民から異臭のため気分が悪いという届け出が続出した。死者複数が出ている模様」と事件の第一報を発表した。午前7時、長野県警が松本署に「松本市における死傷者多数をともなう中毒事故捜査本部」を設置、捜査員310人体制で捜査を開始した。こうして長野県警はこの異様な事件の捜査を開始したが、後日判明するオウム真理教によるサリン散布事件とは予想し得なかった。

 7.3日午前9時、捜査本部は、記者会見で、「サリンと推定される物質を検出した」と発表した。ここから「松本サリン事件」と名付けられることになった。その後の捜査で、サリンが河野宅の庭にある池や植樹の葉から多量に採取され、科学薬品も発見されたことなどから河野氏への疑惑が強まった。こうして、第一通報者だった河野氏が犯人扱いされていくことになった。

 河野氏は入院中の身のまま警察の事情聴取を受ける身となった。この時の取調べの様子が河野氏により次のように明かされている。捜査員から「お前が犯人だ、正直に言え」などと強引に取り調べられたこと。「河野が調合を間違えたと話しているのを聞いた人がいる」と迫られ、河野氏が「その本人に会わせろ」と要求すると、「人権上、それはできない。お前がやったんだろう、正直に吐け」と嚇されたこと。更に、ポリグラフ(うそ発見器)にかけられ、結果の用紙を見せられることなく、「反応が出た」と揺さぶりをかけられ、自白させられそうになったこと。この時、体調が悪く、「やりました」と言ってしまう不安もあったこと。意識の戻らない妻を殺人者の妻にしたくなかったので頑強に否認し続けたこと等々。

 同日夜、河野氏の弁護士は、本人とのやりとりを録音したテープを公開、事件との関与を強く否定した。だが、これ以降、長期間、河野は警察やマスコミからも白眼視され続けることになる。

 7.7日ころから、河野氏を犯人扱いする新聞記事、テレビ報道が始まった。問題は、この時のマスコミの姿勢にある。当時のマスコミは、完全に河野犯行説に傾き、河野氏が救急車で運ばれる際に述べた「妻を助けて欲しい。毒を盛られたかもしれない」発言がいつの間にか「薬品の調合を間違えたと話した」と一斉に誤報されていた。テレビ局のレポーターが河野氏の屋敷内に立ち入り、さもらしく犯人像を語り始めた。河野氏の家系まで詮索されつつフレームアップさせられていった。マスコミ各社の特ダネ競争が始まり、プライバシー暴露なぞ平気の平左で報道されていった。

 こうして、河野氏は、「事件の第一通報者で被害者でありながら警察とメディアによって犯人として社会的に抹殺されそうになった」。河野氏の無実が完全に実証されるには、翌年の3月に発生するオウム真理教による「地下鉄サリン事件」まで待たねばならなかった。この時初めて、河野氏を犯人扱いして取り調べてきた捜査当局のあり方、マスコミ報道の見識が叱責されることになったが、マスコミは今日に至るも正式な謝罪をしているのだろうか。通常感覚的には、重度過失の割合に応じて損害賠償責任を負う筈であり、これはかなりな賠償額に達するであろう、と考えるのはれんだいこだけだろうか。

 その後、オウム事件が発生し、その捜査により「松本サリン事件」の概要が次のように明らかにされた。「当時オウム真理教は、松本市に支部を作ることを計画していた。ところが、住民から訴訟を起こされ、7.19日に長野地裁松本支部で予定されていた判決でオウム真理教側の敗訴が濃厚であった。支部の建設はもとより活動が出来なくなることに激怒した教祖の麻原彰晃(本名・松本智津夫)が、裁判官や反対住民を殺す目的で、サリンを撒くことを教団幹部に命じた。

 実行犯は、村井秀夫・当時35歳、新実智光・当時30歳、遠藤誠一・当時34歳、端本悟・当時27歳、中村昇・当時27歳、富田隆・当時36歳、中川智正・当時31歳)の7名であり、次のような経緯で事件を起した。事件当日の6.27日午後4時ころ、山梨県上九一色村の第7サティアンから噴霧器をセットした2トントラックとワゴン車の2台の車に分乗して出発した。午後10時前ころ、噴霧車とワゴン車は裁判官宿舎から190メートル離れたスーパーの駐車場に入り、村井の指示で中川らが、裁判官宿舎まで37メートル、河野義行宅の敷地に隣接する駐車場に2台の車を止め、午後10時40分ころから約10分間、およそ12リットルのサリン(純度70%)を大型送風機で噴射した。こうして裁判所官舎に向けてサリン噴霧車からサリンが撒かれた」。この事件が、翌平成7年3月の地下鉄サリン事件へと繋がっていくことになる。ちなみに、この事件では松本智津夫と実行部隊の合わせて8人が殺人と殺人未遂罪で起訴され、サリンや噴霧装置を製造したとされる土谷正実(当時29歳)、林泰男(当時36歳)ら6人も殺人幇助罪に問われることになった。

 7.30日、容疑が確定できなかった警察は河野氏を釈放する。河野が退院。弁護士事務所で記者会見後、捜査本部は、また、事情聴取を行った。翌日も聴取は続いた。8.4日、捜査本部は、河野氏が体調が悪化したのを認め、しばらく聴取を見合わせると発表した。だが、結局、河野氏は翌1995(平成7).3.20日の「地下鉄サリン事件」(12人死亡、14人重傷)が発生するまで疑惑の人物とされた。

 しかし、河野氏が自宅へ戻るや無言電話、脅迫状などの嫌がらせに悩まされるようになる。河野氏は、無実を証せねばならない事態に追いやられた。こうして、「警察とメディアとお調子者による三重攻め」体験をした河野氏は、事件を振り返り次のように述べている。警察捜査批判として、「警察が功名心から初動捜査を誤った」、「科学的物証のない自白偏重は危険だ」云々。マスコミ批判として、「誤った報道が疑惑を増幅させ、犯人と信じ込まされた」云々。この両機関批判として、「捜査当局とメディア界は、不適切な捜査と誤報、虚報を行った当事者を全く処罰もせず、五年前と同じ人たちが同じ方法で取材・報道続けている」云々。

 河野氏は、オウム信者に対する社会的糾弾運動に同調していない。あくまで法の支配、適正手続きの保障の下で進められるべきであり、「見込み捜査、見込み報道、みなし市民」による先行的糾弾」に異議を唱えている。「九八年夏の和歌山カレー事件も同じだが、実際にははやばやと世の中の人たちが制裁を加えてしまっている。こんな悪い奴は許さんぞという動きは間違っている」とも述べている。

 この経過を振り返り次のように述べている。「誰でも同じ被害に遭う可能性がある。世論が冤罪に加担することがある」、「冤罪とは、初動捜査のミス、マスコミの誤報、そして一人ひとりの行動が原因となって生み出される。冤罪で最もつらいのは、裁判で潔白が証明されても、世間では一生疑惑を背負っていかねばならないこと」云々。

 2004.2.29日 れんだいこ拝


 朝日の虚偽報道の実績は、珊瑚に、伊藤律記者会見、シベリア収容所の「暁に祈る」。


れんだいこ:れんだいこ撰日本神話譚その1、天地創造譚 [「れんだいこ」から]

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/kodaishi/nihonshinwaco/nihonshinwaco1.htm

れんだいこ撰日本神話譚その1、天地創造譚

 (最新見直し2013.12.09日)

 (れんだいこのショートメッセージ
 ここで、れんだいこ撰の大人向け日本神話を書き著すことにする。日本神話の面白さ、他の国々の神話と比較して見た場合の特質を確認しておくことにする。但し、これを記紀神話のみに依拠して綴るのは片手落ちの気がしてならない。そこで、いわゆる古史古伝の各書の記述をも踏まえながら、れんだいこ眼力による日本神話譚を書きあげることにする。ここに本書のユニークさがある。爾来、誰も為さなかった日本神話考であろう。れんだいこが思うに、日本神話には現代世界の精神の逼塞、地球環境汚染の危機から脱する叡智が秘められているのではなかろうか。そういう辺りを探っていただければ本望である。

 戦後65年になる2010年現在の政治、経済、文化の徴候として「日本人のアイデンティティの喪失」が激しい。それも時代の単なる変化によってもたらされたのではなく、先の戦争の敗戦後遺症とも云うべき事象ではなかろうか。れんだいこはそう思うようになった。気にかかることを調べるうちに、ますますそう確信した。そこで、「日本人のアイデンティティ」を求める旅に出、見聞したことを広めることにした。その手始めとして、れんだいこ撰による日本神話譚を披歴することにする。知られているようで知られていない。仮に知られていても、戦前の皇国史観に添う奇形にされた神話譚でしかない。そこで、本来の日本神話譚を探し求めることにした。やがてこれが書籍化され、日本全国の茶の間か書籍棚に納められることを願う。

 2013年現在、れんだいこは、「原日本新日本論」を獲得している。これによると、原日本が先行する出雲王朝御世、新日本が神武東征譚を経て建国される大和王朝御世となり、ここに歴史を画する政権交代があったとみなしている。記紀には、この過程を隠蔽する歴史詐術が凝らされており、これを見抜いて真相を記しなおさねばならないと云う課題が突きつけられている。この観点から日本神話譚を焼き直してみたいと思う。

 以下、れんだいこ式日本神話をサイトアップしていくことにする。古事記をベースに据え、日本書紀、風土記その他各文献の記述と齟齬する場合にはれんだいこが任意に判断し、より史実性の高いと思われる記述の方を採用しひと綴りにした。古事記に記述なく日本書紀、風土記その他各文献に記されているもので必要と思われたものは取り入れた。れんだいこ日本神話はこのようにして出来上がっている。

 日本神話構図1は「天地開闢、造化譚」である。留意すべきは、ユダヤ-キリスト教的な天地創造譚ではないことであろう。それはともかく、「天地開闢、造化譚」は、1・造化三神譚、2・五柱譚、3・神世七代譚からなる。次に、日本神話構図2は「イザナギ・イザナミ譚による国土形成、諸神誕生譚」(以下「イザナギ・イザナミ譚」と略す)である。「イザナギ・イザナミ譚」は、1・両神の馴れ初め、2・交ぐわいによる国土形成、3・自然諸神の誕生、4・イザナミの死譚、5・黄泉の国譚から構成されている。以下、これを検証する。

 2010.08.12日、2013.12.09書き直し れんだいこ拝

【日本神話その1の天地創造譚(元始まり譚)のその1、造化三神譚】
 日本神話は、この世の成り立ちから説き始められている。これが、とってつけられたような絵空事の話なのか、深い叡智が秘められているのか、それは各自が任意に窺えば良い。これを「日本神話その1、天地創造譚」とする。その1として「造化三神譚」が記されている。日本神話はここから始まる。次のように記されている。これを仮に「日本神話その1の天地創造譚その1、造化三神譚」 とする。
 「天地が初めてできたとき、高天原(タカマガハラ)に天の御中主の神(アマノミナカヌシの神)、次に高御産巣日神(タカミムスヒの神)、次に神産巣日神(カミムスヒの神)の三柱が成った。これを造化の三神と云う。この神は独神にしてやがて身を隠した」。
 天之御中主=。高ミムスヒの神=(古事記)高御産巣日神、(日本書紀)高皇産霊神、高木神。神ムスヒの神=(古事記)神産巣日神、(日本書紀)神皇産霊神。
(私論.私見) 
 日本神話譚は、高天原伝説から始まる。この高天原がどこにあったのか解明されていない。この高天原が天孫系の高天原なのか国津神系の高天原なのか定かではない。一般には天孫系の高天原と考えられており、故郷が各地に比定されている。が、必ずしもそうではない。国津神系の高天原譚が天孫系の高天原譚に置き換えられて説かれている節も垣間見える。つまり高天原の比定は難しいと云うことになる。

 その高天原の大本神として、天のミナカヌシの神、高ミムスヒの神、神ムスヒの神の「三神(柱)が成った」としている。これを「造化の三神」と云う。何気ない記述であるが、ユダヤ―キリスト教界のエホバ神一神教と比較して見るに、端から三神(柱)を想定しているところに特質がある。これを窺うに、天地創造神が絶対神ではなく三神の相対神であること、一神ではなく多神であることが注目される。且つ、後の記述を含め総合的に判明させると、天のミナカヌシの神が高天原王朝よりも古い王朝の神としてもっとも古く、次に高天原王朝系の高ミムスヒの神、出雲王朝系の神ムスヒの神の三神が高天原の大本神として並立していることになる。且つ、天のミナカヌシの神が高天原王朝の神と出雲王朝の神を両翼にして真ん中に立つ中心神ないしは統合神として崇められていることになる。日本の成り立ち順ないしは成りたちの形をを寓意しているのではなかろうかと思われる。

 これを証するかのように、古史古伝の一書である秀真伝(ホツマツタエ)が、古事記の記述とは一味違う創世神話を記している。これを転載しておく。秀真伝(ホツマツタエ)では、アメノミヲヤの神が登場し、次のように記されている。
 「アメノミヲヤの神だけが存在し、まだ天地も人も分かれていなかった時、アメノミヲヤの神の初の一息が生じ、それは東から登り西に下って、円を描き空に廻っていた。やがてその中に、天地に届く天の御柱が生じ、アワとウビが分かれ出た。アワは天となり、ウビは地となり、地から水と埴(はに)分かれ、空の天からは風ができ、風は火を生んだ。これにより、陽性の空、風、火と、陰性の水、埴で五元素が完成した。この空、風、火、水、埴が互いに交わって人体(かみ)となった。この人体をアメノミナカ主の神と云う」。
 秀真伝(ホツマツタエ)によれば、アメノミヲヤの神が宇宙的始原神であり、人体としてのアメノミナカ主の神を生むと云う説話になっている。ちなみに、アメノミヲヤの神につき、「先代旧事本紀」の巻第一の神代本紀では、天地開闢の「天祖」(アマツミオヤ)として「天譲日天狭霧国禅日国狭霧尊」(アメユズルヒアマノサギリ国ユズルヒ国ノサギリの尊)を登場させている。「先代旧事本紀大成経」では、「生無始天神」(マシマスコトナキハジメノアマツカミ)の「天祖」として「天譲日、天先霧、地譲月、地先霧皇尊」、竹内文書では「モトフミクライヌシノ大神」としている。してみれば、記紀の「造化三神譚」の分別が逆に詮索されねばならないことになろう。

 思うに、記紀神話初頭の造化三神譚は、後の神武天皇東征譚から始まる大和王朝建国譚とは系譜的に接続していない。これを逆に言えば、既に出雲王朝御代に形成されていた元始まり神話譚を、神武天皇東征譚から始まる大和王朝建国譚に抵触しないよう改竄しているのではなかろうか。それが、天のミナカヌシの神、高ミムスヒの神、神ムスヒの神の「三神(柱)譚」であり、この内の高ミムスヒの神が遠祖となるように細工されていると思われる。これによれば、神ムスヒの神が出雲王朝系の遠祖となり、天のミナカヌシの神を挟んで二者鼎立の体裁となっている。元始まりより後の神武天皇に繋がる神ムスヒの神が居たと云う細工をしていると窺う。ちなみに「この神は独神にしてやがて身を隠した」とは、大和王朝側からすると、この神話が出雲王朝御代の神話であり大和王朝に接続していないことを筆法していると窺う。
【日本神話その1の天地創造譚譚(元始まり譚)のその2、五柱譚】
 続いて「五柱譚」に向かっている。これを「日本神話天地創造譚その2、五柱譚」とする。次のように記されている。
 「その昔、日本の元になる国土は泥海であった。海には、水に浮いた油のようなものがくらげのようにゆらゆらと漂っていた。葦牙の如く芽が萌え伸びて、ウマシアシカビヒコヂの神、天のトコタチの神の二柱が成った。この二柱の神もまた独神として身を隠した。以上の五柱神が天津神の中でも特別の神である」。
 ウマシアシカビヒコヂの神=宇摩志阿斯訶備比古遲神。天のトコタチの神=天之常立神。
(私論.私見) 
 「造化の三神」の次に国土の話になり、それが「泥海」であり、その中にウマシアシカビヒコヂの神、天のトコタチの神の二柱が居たとされている。このニ柱の意味は不明である。恐らく、ウマシアシカビヒコヂの神は、高天原王朝と出雲王朝以外の有力部族が敬う最高神ではなかろうか。天のトコタチの神とは、次に記される国のトコタチの神に対する優先位の意味で持ち込まれているのではなかろうかと思われる。そう考えれば辻褄が合う。以上の五柱神が天津神の中でも特別の両性具有という意味での独身神となると云う。ここでも独身神としている意味は、造化三神譚と同じく出雲王朝御代の神話であり大和王朝に列なっていないという裏意味ではなかろうか。
【日本神話その1の天地創造譚譚(元始まり譚)のその3、神世七代神譚】
 「日本神話の天地創造譚その3」として「神代七代神譚」が次のように記されている。
 「次に現れた神の名は、国のトコタチの神、次に豊クモの神。この二柱の神も又独神にして、身を隠しき。次にウヒヂコの神、妹(いも)スヒヂコの神の一対。次にツノグの神、妹イクグヒ神の一対。次にオホトノヂの神、妹オホトノベの神の一対。次にオモダルの神、妹アヤカシコネの神の一対。次にイザナキの神、妹イザナミの神の一対。国のトコタチの神からイザナミの神までを合わせて神世七代という。国のトコタチの神と豊クモの神がそれぞれ一代、次に並び出た十柱の神々は二柱の神を対で一代とするので、合わせて七代ということになる」。
 国のトコタチの神=國之常立神。トヨクモの神=豊雲野神。ウヒヂコの神=宇比地邇神。イモスヒヂコの神=妹須比智邇神。ツノグの神=角杙神。イモイクグヒ神=妹活杙神。オホトノヂの神=意富斗能地神。イモオホトノベの神=妹大斗乃辨神。オモダルの神=於母陀流神。イモアヤカシコネの神=妹阿夜訶志古泥神。イザナキの神=伊邪那岐神。イモイザナミの神=妹伊邪那美神。
(私論.私見)
 次に、国のトコタチの神からイザナミの神までが挙げられ、神世七代としている。国のトコタチの神、トヨクモの神以降の神は男女のそれぞれの理合いを持つ性別神である。この記述を、各種古史古伝の記述と比較すれば更に興味深いと思われる。なお、「造化三神、五柱神と神世七代神による天地創造譚」は、中国の聖数「三、五、七」で整理していることになる。ここも又独身神の御世とされている。これは、造化三神譚、五柱譚と同じく出雲王朝御代の神話であり大和王朝に列なっていないという裏意味ではなかろうか。

 「日本神話その1の天地創造譚譚(元始まり譚)」は、かく3編より成る。

れんだいこ:「先代旧事本紀」偽書考、実書偽書考 [「れんだいこ」から]

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/ronpyo/tetugakunote/gisyoco.html

「先代旧事本紀」偽書考、実書偽書考


 (最新見直し2013.12.21日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 世の時に「偽書、真書」、「捏造記事」、「事件の真相」を廻る論争がある。ここでは「偽書、真書の対応問題」を採り上げる。偽書で有名なものはいわゆる古史古伝である。れんだいこは、古史古伝を廻る偽書説がたらいの水を流すのに赤子ごと流してしまう愚を感じるので一言しておく。

 2010.7.29日 れんだいこ拝

Re::れんだいこのカンテラ時評779 れんだいこ 2010/08/11
 【「「先代旧事本紀」(せんだいくじほんぎ)考その1】

 2010.8.7日付け毎日新聞余録の「人の情熱は実にさまざまだからこそ…」のエッセイが気に罹ってしようがない。「先代旧事本紀」を偽書とする観点から一文をものしているのだが、れんだいこは、ここ当分頭を悩まされてきた。本文で一応の決着をつけることにする。この余録記事が、れんだいこの「先代旧事本紀」研究に拍車をつけ再度踏み込ませてくれたことには感謝する。「先代旧事本紀」の読解については「先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)考」に記す。
 (ttp://www.marino.ne.jp/~rendaico/rekishi/jyokodaico/kujikico/top.htm)

 「先代旧事本紀」(せんだいくじほんぎ)は、単に「旧事紀」(くじき)、「旧事本紀」(くじほんぎ)ともいう。全10巻から成る史書で、記紀神話に添った形で神代の天地開闢から説き起こし、初代の天皇から推古天皇に至る事績を記載している。推古朝に編纂された体裁になっており、蘇我馬子らの序文がある。後に、先代旧事本紀を基にして「先代旧事本紀大成経」(延宝版)が創られている。両書を比較してみるのも興味深いが、れんだいこにはその余裕がない。学会の研究は進んでいるのだろうか。

 「先代旧事本紀」の執筆年代で気になるのは、日本書紀の推古二十八年条の次の記述である。「皇太子・嶋大臣、共に議りて、天皇記及び国記、臣連伴造国造百八十部并て公民等の本記を録す」。これによれば、記紀に先だって官選国史が編集されたことになる。これこそが我が国最古の国撰史書と云うことになるが幻の書となっている。

 先代旧事本紀の序文から見れば、先代旧事本紀が我が国最古の国撰史書として編纂された可能性がある。しかしながら、「先代旧事本紀は、日本書紀の推古二十八年条の記述に合わせて成立年代をさかのぼらせた偽書である」とする説もあり、そう理解すべき節々があるので真偽の判定が難しい。但し、偽書説の立場に立つと雖も推古朝にわが国最初の歴史書が編纂されたことまでは否定できない訳で、先代旧事本紀の内容を精査して判断するのが学問的営為であろうと思われる。残念ながら、我が国の古代史研究は本来為すべきこうした研究に向かわず、入口辺りでの偽書か真書かの二項判断を楽しむ傾向がある。

 留意すべきは、先代旧事本紀の史書としての位置づけであろう。先代旧事本紀は、いわゆる古史古伝の中でも記紀記述とも整合的であり、偽書云々には馴染まない。他の古史古伝が記紀神話の異聞異伝記述であるのに比して、記紀記述を踏まえつつ記紀が触れなかった記述を修正したり、新たな史料を加えているところに特徴がある。もっと踏み込んだ云い方をすれば、記紀が抑制した出雲王朝-三輪王朝神話を大胆に併載している。このような場合でも偽書扱いすべきだろうか。慎重な読みとりを要するとするのが学問的態度となるべきではなかろうか。これについては後述する。

 一応、ここまで、「先代旧事本紀」の何たるかを見たとして、2010.8.7日付け毎日新聞余録の「人の情熱は実にさまざまだからこそ…」を批評しておく。次のように述べている。

 「人の情熱は実にさまざまだからこそ世の中は面白い。しかし、時にちょっと困った方向にとんでもない情熱が注がれることがある。『旧事大成経』という江戸時代に禁書になった偽書をめぐる騒動も、そんな『困った情熱』の産物だった▲この書物、実に74巻にわたり壮大な古代神話を記しているが、まったくの偽作だ。志摩の伊雑宮(いざわのみや)が天照大神の本宮だと主張するために作られ、偽作にかかわった僧と浪人は流罪に処せられた。驚くのはその迫真の出来栄えで、学者や神道家たちもすっかりだまされた▲『作者、豪才強魄(ごうさいきょうはく)畏(おそ)るべし。真正の歴史を修めば、その功赫然(かくぜん)たらんに。惜哉(おしいかな)』とはある儒者の言だ。その才能で本物の歴史を研究していれば、すごい業績をあげたろうと惜しんでいる(今田洋三著「江戸の禁書」)」。

 これによれば、余録氏は、先代旧事本紀偽書説の立場から、「実に74巻にわたり壮大な古代神話を記している先代旧事本紀執筆者の努力」を揶揄していることになる。問題は次の事にある。この余録氏は恐らく旧事大成経を読んだことはあるまい。今田洋三著「江戸の禁書」の観点を鵜呑みにして「変わった情熱」例として挙げているに過ぎない。

 余録氏は、先代旧事本紀の記述を荒唐無稽としているようだが根拠があったとすればどうなるのだろうか。れんだいこは、「ある儒者の言」の「驚くのはその迫真の出来栄え」、「作者、豪才強魄(ごうさいきょうはく)畏(おそ)るべし。真正の歴史を修めば、その功赫然(かくぜん)たらんに。惜哉(おしいかな)」の謂いの方に興味を覚える。今日の如く出版するのが困難な時代に、74巻を記すには余ほどの伝えたい遺したい意思と必要があったと窺うべきであろう。

 かくて、中身こそが詮索されるべきであるということになるが、記紀を補足する結構な文章になっていることを知るまい。つまり、余録氏は、当のものを読まずして、今田洋三著の「江戸の禁書」の観点を借用して頭から偽書説で事なかれして平然と批評していることになる。安逸極まれりと云うべきではなかろうか。一般に、人の話を受け入れることは必要ではあるが、それは信頼に足る方向でのことであり、逆方向に向かうべきではなかろう。ここに眼力が要る訳で、余録氏の場合は不明眼力の典型であろう。

 世にこういう手合いの物知りが多い。少々話を発展させると、偽書説問題は他にもある。オカシナことに国際金融資本の陰謀を明らかにする「シオン長老の議定書」なぞは端から偽書扱いされている。ところが、国際金融資本肝いりのナチス糾弾文書「アンネの日記」については真書扱いすると云う変な傾向にある。これをどう了解すべきだろうか。

 要するに、国際金融資本体制テキストの通説に添って受け止める方が無難と云う精神によって偽書、真書が値踏みされているのではなかろうか。更に述べれば、ホロコースト譚でのナチスによるユダヤ人虐殺数なぞは話を大きくすればするほど正義かのように説く傾向がある。これを国際金融資本式「西の横綱級の反戦平和論」とすれば、東の横綱が南京大虐殺で、これも犠牲者数を大きくすればするほど正義かのように説く傾向がある。

 その癖、太平洋戦争末期での米軍B29編隊による日本列島各地での市民無差別虐殺の都市空襲、広島・長崎への原子爆弾の投下に対しては止むを得なかった論に加担して恥じない。つまり、戦勝国側の歴史観、同じく戦勝国側に有利な反戦平和論の観点のものを請け売りしているのに過ぎない。その手の内で踊ることしかできない作風によって生み出されたものが通説化されている。戦後65年を経た今、そろそろ根本的に見直すべきではなかろうか。これを歴史再検証と云う。決して修正ではない。

 2010.8.11日 れんだいこ拝
Re::れんだいこのカンテラ時評780 れんだいこ 2010/08/11
 【「先代旧事本紀」(せんだいくじほんぎ)考その2】

 もとへ。先代旧事本紀の話に戻る。我が国の国定歴史書は、712年に古事記、720年に日本書紀、733年に出雲国風土記、770年頃に万葉集、797年に続日本紀、807年に古語拾遺、815年に新撰姓氏録と云う順になる。先代旧事本紀は、これらの前に綴られたのか以降に記されたのかの詮議をしなければならない。  

 編纂者として、興原敏久(おきはらのみにく又はとしひさ)が推定されている。興原敏久氏は、「諸系譜」によれば物部系の人物(元の名は物部興久)であり、出雲の醜の大臣(しこのおおおみ。物部系の人で、饒速日の尊の曾孫)の子孫であるとされている。平安時代前期の官吏にして明法博士から大判事となり、「弘仁格式」、「令義解(りょうのぎげ)」の撰修に関わっている。その興原氏の活躍の時期が先代旧事本紀の成立期と重なっている。これを踏まえて、国学者御巫清直(みかんなぎきよなお、1812-92)は、著書「先代旧事本記折疑」で、概要「先代旧事本紀の序文はおかしいが本文はよろしい。その選者は興原敏久(おきはらのみにく又はとしひさ)であろう」と述べている。異説として、興原敏久説の他に石上神宮の神官説、石上宅嗣説、矢田部公望説などがある。

 その執筆年代の手掛りとして、先代旧事本紀には807年成立の古語拾遺からの引用が為されているからして、成立は807年以降と推定される。但し、その稿は、後の転写者が書き加えたと推定することも可能であり、原文がそれより先に完成されていた可能性は残る。今日に伝わる先代旧事本紀を前提として執筆年代を確認することにすると、研究者の間では、平安朝初期の大同年間(806年~810年)、弘仁年間(810年~824年)、延喜年間(901年~922年)の間と考えられている。特に807年~833年とみる説が有力である。

 本文の内容は古事記、日本書紀、古語拾遺と同文箇所も多い。これをどう見るかと云うことになる。国学者・本居宣長の「古事記伝一之巻」の中の「旧事紀といふ書の論」という一節での先代旧事本紀論が参考になるので確認しておく。(れんだいこ文法に則り書き直す)

 「世に旧事本紀と名づけたる十巻の書あり。これは後の人の偽り輯(あつ)めたる物にして、さらにかの聖徳太子の命の撰び給いし真の紀には非ず。『序も、書紀の推古の御巻の事に拠りて後の人の作れる物なり』。然れども、無き事をひたぶるに造りて書くるにもあらず。ただこの記と書紀とを取り合せて集めなせり。それは巻を披(ひら)きて一たび見れば、いとよく知らるることなれど、なほ疑わん人もあらば、神代の事記せる所々を心とどめて看よ。事毎にこの記の文と書紀の文とを、皆本(もと)のままながら交へて挙げたる故に、文体一つ物ならず。諺に木に竹を接(つげ)りとか云うが如し。又この記なるをも書紀なるをも並べ取りて、一つ事の重なれるさえ有りて、いといとみだりがはし(粗雑である)。すべてこの記と書紀とは、なべての文のさまも、物の名の字なども、いたく異なるを、雑へて取れれば、そのケジメいとよく分れてあらわなり。又往々(ところどころ)古語拾遺をしも取れる、それもその文のままなれば、よく分れたり。『これを以て見れば、大同より後に作れる物なりけり。さればこそ中に嵯峨の天皇と云うことも見えたれ』。かくて神武天皇より以降の御世御世は、専ら書紀のみを取りて、事を略して書ける。これも書紀と文全く同じければ、あらはなり(明らかである)。且つ歌はみな略しけるに、いかなればか、神武の御巻なるのみをば載せたる。仮名まで一字も異ならずなん有るをや。

 さて又、某本紀、某本紀とあげたる巻々の目(名前)ども、みなあたらず(内容と合致しない)。凡て正しからざる書なり。但し三の巻の内、饒速日の命の天より降り坐す時の事と、五の巻の尾張の連、物部の連の世次(系譜)と、十の巻の国造本紀と云う物と、これ等は何書にも見えず、新に造れる説とも見えざれば、他に古書ありて、取れる物なるべし。『いづれも中に疑わしき事どもはまじれり。そは事の序あらむ処々に弁ふべし(見分けるべきである)』。さればこれらのかぎりは、今も依り用いて助くること多し。又この記の今の本、誤字多きに、彼の紀には、いまだ誤らざりし本より取れるが、今もたまたまあやまらである所なども稀にはある、これもいささか助となれり。大かたこれらのほかは、さらに要なき書なり。『旧事大成経という物あり。これは殊に近き世に作り出たる書にして、ことごとく偽説なり。又神別本紀というものも、今あるは、近き世の人の偽造れるなり。そのほか神道者という徒の用る書どもの中に、これかれ偽りなる多し。古学を詳しくして見れば、まこといつはりはいとよく分るる物ぞかし」。

 本居の上述の観点で明らかなように、江戸期の国学以降の通説は、先代旧事本紀をして、古事記、日本書紀、古語拾遺の文章を適宜に継ぎ接ぎしたイカガワシイ記述姿勢が目立つと見立てている。しかし、これは逆裁定ではなかろうか。少なくとも、先代旧事本紀も含めて記紀、古語拾遺が下敷きにした原文が存在しており、各書がその編纂動機に添って任意に都合のよいところを抜き書き編纂しているに過ぎないとも窺うべきではなかろうか。あるいは、先代旧事本紀執筆者の姿勢は、記紀、古語拾遺の記述を「継ぎ接ぎ」したのではなく、記紀、古語拾遺の記述を前提にして踏まえつつ、新たに挿入したい伝承を「継ぎ接ぎ」したと窺うべきではなかろうか。つまり、「継ぎ接ぎ」の主体を「記紀、古語拾遺と同文」の側ではなく、「新たに挿入した歴史史料」の方に向けるべきではなかろうか。「継ぎ接ぎ」と云う言葉は同じだが、この言葉が指している意味を理解する方向が逆であることを確認したい。

 つまり、先代旧事本紀が、記紀、古語拾遺と同文箇所が多いのが「継ぎ接ぎ」ではなく、記紀も含めて他の史書にはない独自の伝承や神名を挿入しているところが「継ぎ接ぎ」と窺うべきではなかろうか。先代旧事本紀の真価はここにこそある。よって、先代旧事本紀編纂者の意図と動機の解明こそが窺われるべきではなかろうか。そういう意味で、「継ぎ接ぎ」を「記紀、古語拾遺と同文」に求めるような逆さ観点よりする世の偽書論は何の役にも立たない。とりわけ注目されるのは、記紀が記述を抑制した出雲王朝、三輪王朝につき相応の言及をしていることである。そういう意味で、いわゆる古史古伝の祖とでも言い得る意義を保っている。これが先代旧事本紀の値打ちと云えよう。してみれば、先代旧事本紀は偽書説で遇されるべきではなく、記紀を補足する第三国撰史書とも云うべき位置づけを獲得しているのではなかろうか。

 2010.8.11日 れんだいこ拝
Re::れんだいこのカンテラ時評781 れんだいこ 2010/08/11
 【「先代旧事本紀」(せんだいくじほんぎ)考その3】

 巻三の「天神本紀(てんじんほんぎ)」、巻五の「天孫本紀(てんそんほんぎ)」で、尾張氏、物部氏の祖神である饒速日尊(にぎはやひのみこと)に関する記述をしている。神武天皇の東征以前に物部氏の祖・饒速日(にぎはやひ)の尊が畿内大和へ東遷降臨し、河内の国の哮峰(いかるがのみね)に天下り王朝を創始していた云々と記している。現存するかどうかは別として尾張文書、物部文書の伝承ないしは文献からの引用ではないかと考えられる。

 これにつき、日本書紀は、饒速日尊(にぎはやひのみこと)について、神武天皇の東征以前に大和に天降り、「天神の子」を称して神武天皇もそれを認めたとしている。しかし、饒速日尊がいつ天降り、神々の系譜上どこに位置するのかには触れていない。これに対し、先代旧事本紀では、「神代本紀」では神武天皇系譜とは別系と記し、「天神本紀」などでは同じ天孫系に位置づけている。この二元記述をどう窺うべきだろうかと云うことになる。

 また、物部氏が「食国(おすくに)の政(まつりごと)を申す大夫」、「大臣」、「大連」といった執政官を多く出し、代々天皇に近侍してきたことを強調している。物部氏と石上神宮のつながりも精緻に言及している。物部氏の政治的権威付けが見て取れるが、問題は、その記述の正確度であろう。虚史を記して居れば偽書と云うことにもなろうが、それなりの史実を記しているとすればむしろ研究対象とすべきではなかろうか。

 付言しておけば、饒速日(にぎはやひ)の尊譚は他の古史古伝でも伝承されている。これにつき、佐治芳彦氏は、著書「超古代の謎を解く13の鍵」の中で、「長髄彦(ながすねひこ)こそ日本民族の国主であった」と題して次のように述べている。

 「神武天皇の東征軍に対して、先住民のチャンピオンである長髄彦が果敢な抵抗を行い、神武軍を苦戦に追い込んだが、結局敗れたことは記紀とほぼ同じである。だが、問題は、その長髄彦が戦死していないことである。長髄彦は『大倭国ヲ棄テ、陸奥国ニ往ク』とあるからだ。陸奥に亡命した長髄彦は、塩を焼き、それを民に施したとある。『東日流外三群誌』では、津軽の十三湊(とさみなと)に亡命し、先住民や漂着民を合同して『荒吐(あらはばき)』族として統一し、その荒吐王となり、善政をしいて民力を増強、故地回復を狙うことになっている。それに対して『大政経(たいせいきょう)』では、宮城県の塩釜付近に落ち着き、製塩の法を民衆に教えたことになっている。だいぶスケールが小さいが、それでも記紀の叙述よりはマシであろう。結局、記紀がどの様に長髄彦を逆賊視しようとも、日本民衆の意識の底には、この神こそ、やまとのくにの国主であったという記憶が残っていたということである。おそらく『大成経』も、この記憶を忠実に伝えようとしていたといえるだろう」。

 つまり、「饒速日(にぎはやひ)―長髄彦(ながすねひこ)神話譚」は記紀神話には隠されているが、異聞異伝としてはかなり有力な伝説で、敗者側の神話故に隠されてしまったと見ることが可能なのではなかろうか。日本の古代史研究における記紀神話依拠では見えてこない世界があるということである。

 巻十の「国造本紀(こくぞうほんぎ)」にも、他の文献に存在しない独自の所伝がみられ、およそ130の国造名や設置時期、初代国造の系譜が掲げられている。702(大宝2)年に編纂された「国造記」に基づくものであることはほぼ確実である。そこに記された原資料としての各国造の系譜や伝承は、6世紀中頃から後半に形成されたと推定されている。国造関係史料としての「国造本紀」と共に資料的価値があるとする意見が有力である。そういう意味で、先代旧事本紀は記紀ないしは他書に見られない所伝を載せた貴重な歴史資料となっている。

 このことから判明することは、先代旧事本紀執筆者の狙いが、大和王朝の官僚ないしは統治機構の正統性を裏付ける為の各氏族の歴史的素性を明らかにさせることにあったのではなかろうかと云うことになる。平安朝時代になるや歴史的な反目主体である天孫族と国津族の仕切りが不明となりつつあった。その時代に於けるおける各氏族の箔付けをせんが為の新たな歴史書が必要となり、先代旧事本紀執筆者がこの負託を引き受けたのではなかろうか。物部氏の役割を贔屓目に記述すると云う偏りが目立つのは事実であるが、それに伴い出雲王朝―三輪王朝系の伝承を大幅に取り入れたのはむしろ功績ではなかろうか。こう理解すると、世上の単なる偽書判断の皮相さが分かろう。

 そういうこともあって、先代旧事本紀は、江戸中期までは日本最古の歴史書として記紀より尊重されることもあった。つまり、記紀を踏まえつつ、記紀の足らざるところを補っている先代旧事本紀の価値が史料的に認められていたと云うことであろう。読み取り方としては、この方が正解ではなかろうか。鎌倉時代の僧・慈遍は、先代旧事本紀を神道の思想の中心と考えて注釈書「舊事本紀玄義」を著し、度会神道に影響を与えた。室町時代、吉田兼倶が創始した吉田神道でも先代旧事本紀を重視し、記紀と先代旧事本紀を「三部の本書」としている。これは、記紀よりも出雲―三輪系王朝譚を採りいれた先代旧事本紀の価値を正当に評価していたと云うことであり、この方が正解であろう。

 江戸時代に入って、先代旧事本紀の内容に推古朝以降の記述もあることが問題にされ始めた。徳川光圀、多田義俊、伊勢貞丈、本居宣長らの研究によって偽書であるとされた。1670(寛文10)年、水戸藩の今井有順が「神道集成」を編纂し、続いて「三部本書弁」で旧事紀(くじき)に疑惑を投げかけた。徳川光圀は「後人の贋書」とし、信用できないとした(栗田寛「国造本紀考」)。1731(享保16)年、多田義俊は「旧事記偽書明証考」(「旧事紀偽撰考」ともいう)を著し、偽書説を後押しした。1778年、伊勢貞丈(1715-1784年)は「旧事本紀剥偽」を著し、「舊事本紀(先代旧事本紀)は往古の偽書なり」と記している。「神道独語」でも同様の主張を展開した。考証の大家として有名だった伊勢貞丈が偽書説を打ち出して以来、「大臣蘇我馬子宿弥奉勅集撰」という序文だけでなく、内容の全てまでが無価値とされるようになった。

 以降、次第に読まれなくなってしまった。明治以降、序文に書かれた本書成立に関する記述に関してはともかく、本文内容に関しては偽書ではないとする学者もあったが、通説は偽書説となっている。この流れが本当に正しいのかどうか。江戸期の国学、明治以降の皇国史観、今日に至る歴史学の古史古伝偽書包囲網、これをもっとアクロバット的に記紀まで否定した津田史学的な偽書観こそ変調であり低能さを示しているのではなかろうか。

 本居史学の真の意図がどうであれ、本居に代表される偏狭さが後の皇国史観の水路になっており、この閉塞を打開する為にも偽書説の再考こそが望まれていると窺うべきではなかろうか。学問とはこういう風に問うべきものであり、決して正しくない偽書説を振り回して学問的営為を止めるべきではなかろう。しかも、偽書、偽説と看做すべきものを真書とし、真書、真説と看做すべきものを偽書と評するをや。そう、これが云いたかった。漸く結論に辿り着いた。

 2010.8.11日 れんだいこ拝
【実書と偽書、実史と偽史の真偽判定考】
 既にその昔、「先代旧事本紀考」で偽書問題に言及したが、こたび平田篤胤の神代文字論を廻る喧騒を確認してみて、ここらで「実書と偽書、実史と偽史」考をものしておこうと思う。いったい、「実書と偽書」、「実史と偽史」はどう判定され、その際には何を基準にしているのだろうか。そういう基準はなく個別ごとに真偽判定し正解を出しているとするのは俗耳に入り易いが実際は違うのではなかろうか。これを愚考する。

 「実書と偽書」では「シオン長老の議定書」を取り上げるのが相応しかろう。かの書物が何故に偽書と断定されているのだろうか。逆に「アンネの日記」の場合には、ゴーストライターが居たとの説があるにも拘わらず何故に実書とされ、世界中で共涙を呼んでいるのだろうか。我が国の古史古伝の場合、何故にこぞって偽書扱いされるのだろう。これは「実史と偽史」の場合にも当てはまる。「西のホロコースト、東の南京大虐殺事件」と云われる第二次世界大戦下での戦争犯罪は今日でも追及の手が緩まない。しかしそれにしては、戦後のイスラエル建国に伴うイスラエル人によるパレスチナ惨劇史は問われない、と云うか免責され抜いて今日まで経過している。「実罪と冤罪」の場合にも当てはまる。田中角栄はロッキード事件での5億円の贈収賄容疑で死ぬまで法廷に磔にされた。本人は強く否定し冤罪を主張したが世評の判定はクロであった。逆に宮本顕治の場合には戦前の党内最高幹部を査問致死させ殺人罪で収監されていたにも拘わらず、戦後シロ判定され、その後は最高幹部として君臨し、参議院議員二期まで務めている。

 これらは何によりそうなっているのだろうか。ここに「或る物差し」を持ち出すのが、れんだいこ論である。結論から言うと、現代世界を牛耳る国際ユダ屋が真偽の判定人であり、彼らから見て不都合なものはいろんな理屈をつけて偽書扱いし、好都合なものはいろんな理屈をつけて実書扱いする。彼らにとって都合の良い出来事が実史になり、逆は偽史となる。彼らから見て不都合なものはいろんな理屈をつけてクロ認定し、好都合なものはいろんな理屈をつけてシロ認定する。そういう仕掛けなのではなかろうか。他に理由がありせば、こちらが聞きたいくらいである。

 そういうテキストばかりが流布されており、故に、そういうものを学べば学ぶほど余計にバカになる。せいぜい口先が上手になり、ああ云えばこう云う芸当のみ長けてくる。最近の驚きは、原発安全、無公害、格安燃費を云い続け要職についている原発推進論者がどのツラを見ても痴呆顔していることであった。それを隠そうとヒゲヅラで登場していたが、それでも阿呆顔が隠せなかった。その気で見れば、こういう手合いが各界の要職にへばりついていることが分かる。世が変われば、たちまちのうちに引き摺り下ろせよう。それを期待しているんだが、れんだいこの目の黒いうちにそうなるだろうか。

 2013.12.21日 れんだいこ拝

れんだいこ:別称先代旧事本紀考 [「れんだいこ」から]

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/rekishi/jyokodaico/kujikico/top.htm

別章【先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)考】

 (最新見直し2010.08.07日)

 (れんだいこのショートメッセージ
 「先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)」は、10巻から成る史書で、神代から推古天皇に至る事績を記載している。記紀からの引用が多いが、巻五「天孫本紀」、巻一〇「国造本紀」は他書に見られない所伝を載せ、貴重な資料となっている。旧事紀。旧事本紀とも云われる。「先代舊事本紀大成經 せんだいくじほんぎたいせいきょう」、「先代旧事本紀現代口語訳」、「現代語訳 『先代旧事本紀』」その他が本格的にサイトアップしている。

 蘇我馬子らの序文があり、推古朝に編纂されたことになっている。但し、内容にそれ以降の記述があることから「偽書」とされている。成立は、平安朝初期の弘仁十年~延喜六年の間と考えられている。昔の知識人が読むべき歴史書の一つに上げられていたが、上記の理由から読まれなくなってしまった。一度は、読んで見ても良いものではないかと思われる。

 2010.8.7日付け毎日新聞余録は「人の情熱は実にさまざまだからこそ…」と題して次のように述べている。興味深い記述なので関連する下りを転載しておく。
 「人の情熱は実にさまざまだからこそ世の中は面白い。しかし、時にちょっと困った方向にとんでもない情熱が注がれることがある。『旧事大成経』という江戸時代に禁書になった偽書をめぐる騒動も、そんな『困った情熱』の産物だった▲この書物、実に74巻にわたり壮大な古代神話を記しているが、まったくの偽作だ。志摩の伊雑宮(いざわのみや)が天照大神の本宮だと主張するために作られ、偽作にかかわった僧と浪人は流罪に処せられた。驚くのはその迫真の出来栄えで、学者や神道家たちもすっかりだまされた▲『作者、豪才強魄(ごうさいきょうはく)畏(おそ)るべし。真正の歴史を修めば、その功赫然(かくぜん)たらんに。惜哉(おしいかな)』とはある儒者の言だ。その才能で本物の歴史を研究していれば、すごい業績をあげたろうと惜しんでいる(今田洋三著「江戸の禁書」)」。
 余録執筆者は、旧事大成経偽書説の立場から揶揄しているが、「志摩の伊雑宮(いざわのみや)が天照大神の本宮」との主張に根拠があったとすれば、どうなるのだろうか。れんだいこは、「驚くのはその迫真の出来栄え」、「作者、豪才強魄(ごうさいきょうはく)畏(おそ)るべし。真正の歴史を修めば、その功赫然(かくぜん)たらんに。惜哉(おしいかな)」の言の方に興味を覚える。

 2009.3.19日 れんだいこ拝

目次

れんだいこの先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)考
序目録
巻第一(神代本紀、神代系紀、陰陽本紀)
巻第二(神祇本紀)
巻第三(天神本紀)
巻第四(地祇本紀)
巻第五(天孫本紀)
巻第六(皇孫本紀)
巻第七(天皇本紀)
巻第八(神皇本紀)
巻第九(帝皇本紀)
巻第十(国造本紀)
関連著作本
インターネットサイト

れんだいこ:「文芸春秋社マルコポーロ廃刊事件」考 [「れんだいこ」から]

れんだいこさんのサイトが見られなくなっているため、キャッシュよりコピーを作成 全文引用
こういう重要な情報ほど、いつ見られなくなるかわかりません。
みなさんもリンクを貼るのではなく、ぜひコピーを作成してください。

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/mascomiron_marcoporoziken.htm

「文芸春秋社マルコポーロ廃刊事件」考


 (最新見直し2007.9.24日)

 関連サイト、「レトリック」

 (れんだいこのショートメッセージ)
 2004.3月、「角栄の孫娘のプライバシー漏洩にまつわる週刊文春販売差し止め事件」が発生した。これに対しれんだいこは「「孫子の代までの謗り当然論」弾劾考」サイトで、大方のコメントとは見解を異にし、文芸春秋社の政治主義的な立ち回りの虚構を衝いた。この過程で、文芸春秋社にかって生起した「マルコポーロ廃刊事件」の重大性に気づいた。文芸春秋社の政治主義性は「マルコポーロ廃刊事件」と重ね合わせるとよりはっきりと見えてくる。そういうわけで、このサイトで「文芸春秋社マルコポーロ廃刊事件」を考察する。

 2004.4.2日 れんだいこ拝

【「文芸春秋社マルコポーロ廃刊事件の背景事情」】
 デイヴィッド・グッドマン/宮澤正典(藤本和子訳)の「ユダヤ人陰謀説:日本の中の反ユダヤと親ユダヤ」(講談社、1999.4月)」(2006.9.9日付投稿「マルコポーロ廃刊の内幕。『事実の検証』を『反ユダヤ主義』と言い換えるレトリック」)は、雑誌マルコポーロの廃刊事件の真相をレトリックで捻じ曲げようとしている悪文であるが、当時の文藝春秋社長・田中健五、マルコポーロ編集長花田和凱(はなだかずよし)氏について他に無い情報を知らせているのでこれを参照し、れんだいこ風に整理してみる。それによると、マルコポーロ事件前の伏線は次の通りである。
 当時の文藝春秋社長・田中健五は、ロッキード事件の狼煙となった立花隆・氏の「田中角栄研究―その金脈と人脈―」を掲載した時の文芸春秋誌の編集長だった。これが功績となってか以降トントン拍子の出世街道を驀進していく。1976年、文芸春秋の毎月の発行部数が百万を突破させた。1984.7月、出版部長に昇進。1985.4月、子会社としてネスコを設立。ネスコは宇野正美の反ユダヤ本を四巻出版する等「ユダヤ禍問題」に関心を見せている。1988年、文芸春秋の社長に就任。1991年、新月刊誌を三種創刊した。その一つがマルコポーロだった。

 花田和凱(はなだかずよし)は、1988年から94年まで週刊文春の編集長として売上げを50万部から76万部まで伸ばし名物編集長の評価を得ていた。スキャンダル路線を得意としており、たとえば皇室を批判して宮内庁に「謝罪」を強いられたり、JRを批判してJR東日本のキヨスクからボイコットされるという履歴を持つが、編集長としての才覚に長けていた。

 田中社長は、マルコポーロの売れ行きが予想通りには伸びなかった為、1994.4月、田中は、週刊文春の編集長として辣腕を振るっていた花田氏をマルコポーロの新編集長に抜擢した。花田氏の実績が買われて鳴り物入りでマルコポーロに移動した。それまでのマルコポーロは3万部程度の部数低迷に悩んでいたが、花田編集長になって、リニューアル7号目で15万部にまで伸ばしていた。
【「文芸春秋社マルコポーロ廃刊事件の経緯」】
 文芸春秋社の月刊誌「マルコポーロ」(MARCOPOLO、花田紀凱編集長)は、「ホロコースト50周年」記念特集を企画した。その結果、記念特集に相応しいありきたりのものとせず、通説に異議を差し挟む「西岡論文」をメインに据えての意欲的な編集となった。1995.2月号(1.17日発売)で、内科医師・西岡昌紀(まさのり)氏の10ページにわたる寄稿文「戦後世界史最大のタブー。ナチ『ガス室』はなかった」を掲載した。(れんだいこは「西岡論文・ナチ『ガス室』はなかった」考」に採録している)

 この西岡論文に対し、「マルコポーロ」編集部は次のような紹介文を付していた。
 概要「一月二十七日、アウシュヴィッツ収容所は『解放』五十周年を迎える。だが、ここには戦後史最大のタブーが秘められている。実はホロコースト=ナチスによるユダヤ人虐殺説には、今、大きな疑問が投げかけられ始めているのだ。ユダヤ人が悲惨な死を遂げたことは、間違いない。しかし、ガス室で、計画的に殺されたという話には証拠が少ない。戦後、西側に属した収容所にはすべてガス室が存在しなかったことが証明された。あったとされるのは東側の収容所のみ。しかも、ガス室は密閉機能に欠け、使用されたガスは科学者の目から見ると、とても大量殺人には使用できぬものであった。実は、欧米では、この種の疑問が、ジャーナリズムを賑わしている。当のユダヤ人学者さえ、疑問を呈しているのだ。なぜ、日本のマスコミだけが、この問題を書かないのか。若手の医師が、個人で調べあげた驚愕の新史実!」。
 後に、当時の「マルコポーロ」編集長・花田氏は、掲載の経緯を次のように述べている。
 「件のマルコが発売になる前年の9月ぐらいに、西岡氏が元になる原稿を送ってきたんです。読んでみると、僕がそれまで知らなかったことが書かれていて、面白い。デスクの2人にも読ませたら同じく面白いと言う。そこで西岡氏と会って話してみた。マトモな人だったので、じゃあまとめてみようという話になったのです」。
 「ユダヤタブー」に触れたこの企画がトンデモ騒動を引き起こし、「マルコポーロ」の廃刊、花田紀凱編集長の解任、同社社長の辞任という一大事件に発展することになる。
【西岡論文「戦後世界史最大のタブー ナチ『ガス室』はソ連の捏造だった」の論理構成】
 西岡論文「戦後世界史最大のタブー ナチ『ガス室』はソ連の捏造だった」の論理構成はどのような内容のものであったのか、これを検証してみる。概要を述べると次のようになる。
1  ナチスドイツのユダヤ人迫害は史実なれども、云われている様な「ユダヤ人の絶滅計画」などは無かった。当時のドイツ政府が計画した事は、ヨーロッパの全ユダヤ人を戦後ロシアなどの「東方地域」に強制移住させる事だった。(「それは、もちろん不当な事である」と書き添えている)
2  アウシュウィッツをはじめとする強制収容所の建設目的は、戦争中はユダヤ人を労働力として利用し、戦後はロシアなどに強制移住させる為の準備施設としてのものだった。ところが、ソ連戦線でドイツが敗退した結果、ユダヤ人の東方への強制移住計画など全く不可能となり、他方、戦争の影響で、それらの収容所の生活環境が悪化した。その為、強制収容所では特にチフスをはじめとする疾病が大発生し、多くのユダヤ人が悲劇的な死を遂げた。
3  一方、連合軍は、戦争中から、戦時宣伝の一環として、ドイツが強制収容所でユダヤ人を大量に処刑しているという宣伝を行ない、その様な宣伝の中で、「ガス室大量殺人」の話を流布していた。
4  戦争末期から戦争直後にドイツの収容所を解放した連合軍は、そこで多くの病死者の死体を発見した。そして、それらの死体の山を、まるで「ガス室大量殺人」の犠牲者であったかの様に発表、宣伝した。
5  「600万人ユダヤ人大虐殺」を象徴する「ホロコースト事件」は真偽不明であり、精査され直さねばならない。
6  アウシュヴィッツ強制収容所に展示中の資料はソ連などの共産主義政権が捏造(ねつぞう)した可能性が強い。
7  アウシュヴィッツ強制収容所にはガス室はなかった。
8  あったとしてもチクロンB(Zycklon B)という殺虫剤では人を殺せない。さらにガス室に使用したとするシャワー室は構造上ガス室に向かない。
【西岡昌紀氏の「ドイツではみんなこう思って居る」】
 「阿修羅ホロコースト版4」の西岡昌紀氏の2007.9.11日付投稿「文春への電話:ドイツではみんなこう思って居る」を転載する。
 もう時効だと思ふので、お話しましょう。今から12年前、文藝春秋社が『マルコポーロ』廃刊事件に揺れた直後の事です。ドイツに詳しい事で知られる或る識者が、文藝春秋本社に電話を掛けて来ました。その方は、複数の著書を持つ高名な著述家です。そして、その方は、文藝春秋上層部の人々と懇意な方です。
 その方は、その電話で、『マルコポーロ』が廃刊に成る切っ掛けと成った記事(『戦後世界史最大のタブー『ナチ・ガス室』はなかった』)について、「面白かった」と感想を述べられた後、こう言ったのだそうです。「この記事(『ナチ『ガス室』はなかった』)に書いてある事は、ドイツ人の本音です。」

 そして、その電話で、相手の文春関係者にこう言ったのだそうです。「ドイツでは、みんな、こう思って居ます。」 そして、更に、こう言ったと言ふ事です。 「でも、ドイツでは、これは絶対に活字に出来無いんです。日本だから、活字に出来たんです。」

 この話を文春関係者から聞いた時、私は、日本は自由な国なんだな、と思はずに居られませんでした。
 2007年9月11日(火)

 9・11事変から6年目の日に 西岡昌紀 http://www.ihr.org/

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 (たかが、このくらいの発言で・・・)

 「ナチス称賛」で花形アナ処分 (http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=293316&media_id=4

 花形アナ、「ナチス称賛」で契約解除=家族政策めぐる発言に批判噴出-独 (時事通信社 - 09月11日 09:14)

 【ベルリン10日時事】ドイツ公共放送、北ドイツ放送(NDR)の花形女性アナウンサーがこのほど、ナチス政策の称賛とも受け取れる発言で批判を受け、契約を解除される事態に発展した。エファ・ヘルマンさん(48)は公共テレビの人気ニュース番組「ターゲスシャウ」のキャスターを長年務めたほか、自分の名前を冠したトークショーや歌番組の司会、作家活動など幅広く活躍している。

 ところが、最新著作の宣伝に絡んで、「ナチス時代でも家族や子供、母親の存在といった価値が奨励された」とし、「これは良かったが、学生運動世代がこれを崩壊させてしまった」などと発言したと報じられた。

 これに対し、「ナチスの家族政策は人間軽視だった。ヘルマンさんは本を書くのではなく、ナチスに関する本を読むべきだ」(独紙)など批判が噴出。NDRは9日、「ヘルマンさんの執筆活動は、キャスターとしての役割ともはや両立しない」と契約の即時解除という厳しい処分を発表した。[時事通信社]

 この西岡論文及びそれを掲載した文芸春秋にユダヤ人擁護組織「SWC」が噛み付いた。

【Simon Wiesenthal Center(略称「SWC」)とは】
 Simon Wiesenthal Center(略称「SWC」)は、1977年創立で、アメリカのロサンゼルスを中心に、アメリカ、カナダ、フランス、イスラエルに事務所をもつ。本拠地はロサンゼルスにある。サイモン・ヴィーゼンタールは、第二次世界大戦後、ナチの戦犯アイヒマンを追跡逮捕したことで一躍有名になった人物である。ロサンゼルスには、類の相互理解を促進させる目的で、現代の差別と偏見の現実と、ナチによるホロコーストを展示した「寛容の博物館」を設置していることでも知られている。(日本に圧力をかけるシオニスト組織「SWC」その他参照)
【マルコポーロ事件の経緯】
 上述のような内容の西岡論文を掲載した「マルコポーロ」1995.2月号はどのようなリアクションを呼び起こしたか、以下追跡する。

 留意すべきは、著者の西岡氏は前年の9月の時点で論文を「マルコポーロ」側に渡していたということである。それから約3ヵ月後に掲載される事になる。この間、西岡論文が社内でどのように取り扱われてきたのかは今もって明らかにされていない。云える事は、発売と同時に用意周到とも云えるリアクションが為されていることである。以下、その経緯を検証する。
1.17日  問題の記事を掲載した同誌の1995.2月号が発売された。
 この「ナチスドイツのガス室はなかった」と題した記事がユダヤ人人権擁護団体にして アメリカのシオニスト最右派過激派としても知られ、アメリカだけでも会員が40万人を超えるサイモン・ヴィーゼンタール・センターの逆鱗に触れて、すぐさま抗議運動が巻き起こった。
 SWCは、概要「アウシュヴィッツのガス殺人を否定しようとするもので、歴史に対する無知と偏見を暴露している」と強く批判した。ちなみに、時期は不明であるが、テレビタレントとして活躍しているデーブ・スペクターも「マルコ・ポーロ」の編集長・花田紀凱に、「ハナダさん、あなたは“日本に原爆が落とされた事実はない”という話を信じますか。だとしたら、編集者どころか人間失格だ」と噛みついた、とある。
1.18日  SWCが、ロサンゼルス駐在日本領事の栗山駐米大使に抗議。次のような抗議文であった。
 「大地震の悲劇には胸の塞がる思いでいっぱいだが、貴国の有力な出版社が行ったホロコースト犠牲者への名誉毀損には深く憂慮せざるを得ない。マルコポーロ誌の論文は、これまでのホロコースト否定論者が捏造した事実を、歴史的な新事実を掴んだとして単に繰り返したに過ぎない。この論文は、歴史ナチズムの犠牲者に対する途方も無い攻撃である。そして、日本人に死と惨劇をもたらしヒロシマへの原子爆弾投下をなきものとする行為とまったく同じものと言わざるをえない。ヴィーゼンタール・センターは、民主主義の名の下、出版、言論の自由を踏みにじるつもりは無いが、この憎むべきデマゴーグを非難する権利と義務は有するものと信じている」(「日本タブー事件史」、別殺宝島、2005.1.28日初版)。
1.19日  イスラエル大使館でもこの記事を問題視し、「マルコポーロ」編集部に抗議の電話が入る。
1.20日  駐日イスラエル大使館のアリエ書記官らが「マルコポーロ」編集部を訪問。担当デスクはイスラエル側の反論を掲載することを提案したが、イスラエル大使館側は、「謝罪をせずに中立的な立場を取るつもりなら執筆無用」と返答。
1.20日  SWCが「マルコポーロ」への広告差し止めを呼びかけるボイコット圧力作戦を開始した。フィリップモリス、マイクロソフト、フォルクスワーゲン、三菱自動車などが広告出稿拒否を表明。
1.24日  花田紀凱編集長の下に、アメリカから電話情報が入った。「シオニスト・ロビー」の中でも最悪の部類、サイモン・ウィゼンタール・センターが、ワシントンの日本大使館に抗議文を送ったとのことであった。
1.25日  事件が一般報道され、テレビ朝日の「モーニングショー」の話題にもなり、いわゆる総ジャーナリズム状況の大騒ぎが始まった。
1.26日  同誌の二月号に広告(実は空きが出て無料広告)を載せていたフォルクスワーゲンが、以後の広告出稿を停止(実は以後一年、出稿予定なし)を発表した。
1.26日  文春からSWCに面会要請。
 SWCとイスラエル大使館の予想以上の抗議と圧力を受けた文芸春秋社はどう対応したか。以下追跡する。

1.27日  文春の塩谷米総局長がSWCと謝罪の方法などについて話し合う。
1.27日  文芸春秋の役員会で廃刊が決定された。
1.30日  文春は、「マルコポーロ」廃刊決定を公式に発表、全面回収に乗り出す。筆者の西岡氏にも何の相談もなかった。花田紀凱(かずよし)編集長の解任、田中健五社長の辞任に発展する。SWCにも連絡。
2.2日
 文春(田中社長、塩谷米総局長)とSWC(アブラハム・クーバー副所長)の共同記者会見。文芸春秋社の社長、田中健五が「深く遺憾」と述べ、かつ又虐殺された犠牲者らに対して「心からの謝罪」を表明。この時、田中社長は「辞任するつもりは毛頭ない」と述べている。

2.14日  田中社長辞任、代表取締役会長に就任。安藤満専務が新社長に就任した。日本雑誌協会理事長の地位にはそのままとどまった。
3.9日  安藤社長が、80名以上の大規模な人事異動を実行して、社内における田中の基盤を一掃した。
 つまり、文芸春秋社は、記事に対するユダや人団体サイモン・ヴィーゼンタール・センター(SWC)やイスラエル大使館の抗議に遭うや、日頃の硬派論調はどこへ行ったのか忽ち腰砕けになり、何と廃刊、田中社長の辞任、花田編集長の解任の挙に及んだ。
(私論.私見) 文芸春秋社の「マルコポーロ廃刊事件」に見せた態度についてのれんだいこ見解

 文芸春秋社は、2004.3月の「角栄の孫娘のプライバシー漏洩にまつわる週刊文春販売差し止め事件」に際して「表現の自由」の為に不退転の決意で闘うなる声明を発しているが、それをいうなら「マルコポーロ廃刊事件」の時には何ゆえ腰砕けと屈服的対応に終始したのか。これを弁明してみよ。

 文芸春秋社はそれまで、日本の言論界の一方の旗頭としてタカ派系の論調で一家言為していた。その文芸春秋社が、シオニズムの圧力にいとも容易く腰砕けになった経緯が見て取れよう。未だに西岡論文のどこが誤りなのかさえまったく究明されていない。肝心の問題の焦点が巧みにすり替えられ、廃刊という形で強引に封殺されてしまった。

 こうなると次のことが判明する。日本のタカ派系ジャーナリズムの正体は、シオニズムに対しては屈服し、日本の国家権力(官僚制及び与党)とは和合し、野党に対しては傲慢不遜に向き合い、左派運動に対しては手厳しく論難するのを得手としているということか。ならばこれも新種の売国奴でしかないではないか。

 2004.4.3日 れんだいこ拝

【SWC(ユダヤ団体)の二枚舌について】
 「マルコポーロ事件」を検索していたら、「イルミナティ(啓明会)の創設者(アダム・ワイスプト)の手紙」なるサイトに出くわした。ここで、事件後、文芸春秋社とSWC合同で「SWCセミナー」が開かれた時の様子が明らかにされている。以下、これを紹介する。なお、「日本に圧力をかけるシオニスト組織SWC」に更に詳しく書かれているのでこれも参照する。

 それによると、マルコポーロ事件の後の1995(平成7).5.24-26日、文藝春秋西館地下一階ホールで、「ユダヤ人理解のためのSWCセミナー」が非公式で開かれたとのことである。このセミナーにはマルコポーロ編集部員全員を含む文春の社員約130名が強制的に集められ、SWC側からは副館長のアブラハム・クーパー、D・ランデス、アルフレッド・バリッツァー博士の3人のユダヤ人ラビが講師として参加した。肝心のマルコポーロの記事に対する具体的な反論などは一切なく、ホロコーストの歴史、反ユダヤヘの批判、ユダヤ文化やイスラエルの風土紹介を行なうだけの一方的なものだった、とのことである。これを「1995.7.8日号週刊現代」がスッパ抜いて報道したことにより世に知られることになった。

 この極秘セミナーに参加した文春社員氏は次のように述べている。

 「とにかくひどいものでしたよ。午前中は英語の映画を字幕なしで延々と見せられ続ける。それでもホロコーストやアウシュヴィッツの記録ならまだ見る価値があるかもしれませんが、中には、イスラエルが生んだ偉人たちを次々に映し出したり、ヘブライ語の愛国歌を延々と流すような明らかな政治的プロパガンダ映画もあった。アブラハム・クーパーらの講義にしても、具体性に欠けるユダヤ至上主義丸出しの一方的なプロパガンダですしね。リビジョニストに対して批判する際も、彼らの論理のどこが間違っているのかについての指摘は一切なく、ひたすらその経歴がいかに怪しいものであるかを強調するだけであった。私自身は当初、マルコポーロの記事について批判的だったのですが、セミナーのせいで逆に、ガス室についてもユダヤの情報操作があった可能性を捨てきれなくなったほどです」(「日本に圧力をかけるシオニスト組織SWC」より)
 このセミナーの席で、「元マルコポーロ編集部員の一人」が次のように質問したとのことである。

 「私は今回の記事で解任されたものの一人である。なぜ、あなたがたはマルコポーロに直接抗議せずに広告主に圧力をかけたのか。これは卑劣で恥ずべき行為だと私は考える」。
 概要「あなたがたはマルコポーロ廃刊は文春が自主的に反省した結果と考えているかもしれないが、それを信じるほど私はナイーブではない。編集生活18年で私が学んだ事は、言論には言論で対抗するという原則である。間違っても暴力や言論以外の力で対抗するべきではない」。
 「しかし、それをあなたがたは守らなかった。こうしたあなたがたの卑劣で恥ずべき行為こそがファシズムを招き、第二のアウシュビッツに繋がるのではないのか」。
 「もう一度聞く。なぜ反論しなかったのか。必要なのは事実であり、プロパガンダではない。あなたがたの行為こそがネオナチでありファッショではないのか」。
 それに対するSWCのバリッツアー博士の答は、こうだった。

 「(SWCの圧力を暴力というなら)暴力は必ずしも恥ではない。アメリカでは 日常茶飯事のことです。アメリカの独立はポストン・ティーパーティ(茶会事件 =1773年)でのボイコットから 始まりました。アメリカではこの様な圧力は道徳にかなっており、質疑応答と同じくらい正しい行為とみられています」。
 このサイトの管理人は次のようにコメントしている。

 「一般には”悪”とされる事が、自分達には”善”、その逆に一般には”善”とされる事が自分達には”悪”ーーこういう二重論理が何を元にして作られるかを伺わせるのは、『タルムード』である。(次に引用する『タルムード』の文言は、現在入手出来る版からはおそらく削ってある。戦前から『タルムード』の新しい版毎に削除されている箇所が増えている事が、しばしば指摘されている)」(タルムードについては別サイトで考察する)。
【「文芸春秋社『マルコポーロ』廃刊事件」の諸影響】
 「マルコポーロ廃刊事件」以来、日本のジャーナリズム界では、ホロコーストも含め「ユダヤ人問題」の批判的考察はタブーとなった。しかも力ずくの「タブー」とされ、触れることさえ許されない状況になった。
 あるジャーナリストは、「マルコポーロ廃刊問題」に関して次のように述べている。
 概要「記事はなかなか面白いものだった。既成の専門書などからの引用ばかりで若干説得力に欠けるが、それでもホロコーストに疑問を持つには十分である。ああいった見方があってもおかしくはない。結局ユダヤ側はこの記事に関して反論を明確にせず、圧力だけで攻撃した。最終的に雑誌一冊潰してしまったのだから、やはりユダヤは恐ろしい。(彼自身も含めて)ホロコーストに反論する記事を有名誌が取り上げることは、もうないだろう」。
【小石牧師の「『マルコポーロ』廃刊事件」批判】
 小石牧師は、「なぜマルコポーロの記車に過剰反応するか」の中で次のように述べている。
 「その頃、ある雑誌に載った『ナチスのガス室はなかった』と言う論評に、ほとんど野犬のように噛み付いて来た民族の反応にはがっかりした。その民族は知性的な事、世界一を自認する民族ではなかっただろうか。ところがこの反応には知性のかけらもない。冷静な論議も何もなく、ただ、けしからんの感情論だけ。あとは記事を取り消せ、広告するなと声高に叫ぶだけである。

 本来言論と言うものは言論で反駁するものである。『ガス室はなかった』と言うのが偽りなら、『ガス室はあった』と論証すればいいではないか。それだけの話ではないか。これではかえって自分たちの嘘、偽りを覆い隠そうとする意図のようにさえ考えてしまう。言論を力で圧迫するやり方はファッショ的であると教えてくれたのは彼らではなかったのか。

 私はこういう事に関心のないごく普通の主婦の口から『今まで、ナチスのガス室はあったと思っていましたが、かえって今度の事件で、無かったのではないかと思うようになりました』と言うのを間いた。この一連の騒ぎを見ながら、『ドラえもん』と言う漫画のジャイアン少年を思い出した。彼も自分の意見が通らないと、腕力と脅しで相手を黙らせる。しかし、ジャイアンには怖いお袋さんがいるが、今やこの民族を押さえ付けるパワーは地上にはありそうもない。私はこれから書くことにためらいと葛藤がある。

 本当はこんな事は書きたくないのだ。しかし、次々と新しい情報が入って来る。それらの多くはすでに実際に起こっていることだから否定しようもない。こんな暗いニュースは知りたくない。何でこんな役柄を振り当てられたのか恨みたくなる。お前が好き好んでやっているのではないかと言われる。もう、黙っていようと思う」。
【花田編集長の述懐】
 解任された花田編集長は「戦後史企画室」へ移動させられた。その後次のように述懐している(「日本タブー事件史」、別殺宝島、2005.1.28日初版参照)。
 「向こうは反論・再反論という同じ土俵に乗ろうとしなかった。こちらはたくさんのユダヤ人が殺されたのは事実で、ホロコーストが無かったと言い張ってるわけじゃないのに」。
 「悲しいかな、社長が辞めるって言われちゃうと、もう、どうしようもない(笑)。長年のサラリーマン根性で、迷惑かけちゃって申し訳ないなぁーーーという気持ちになりました。文句を言う気にもならないし、処遇は社に任せますってことになった」。
 「文芸春秋という会社に限らず、国際的なプレッシャーをかけられるという経験は、出版社にはそりまでなかった。だからこちらとしても、過剰反応したのは否めないと思います。ほんとうなら、もっと冷静な対応ができたはず。何しろ、いきなり全世界のユダヤ人を敵に回すような雰囲気になってしまったわけだから」。
【「西岡論文に対する当時のマスコミ報道」考】
 「文芸春秋社マルコポーロ廃刊事件」を当時のマスコミはどういう論調で対応したのか、次の一文が参考になる。出典不明であるが次のようにコメントされている。
 「この記事の著者西岡昌紀という人は専門のジャーナリストではなく、内科医である。いわばこの道のアマチュアで、そのアマチュアが海外のネオナチなどの言説を真実と思いこみ、事情も知らないまま『勇み足』をしてしまった。一方、記事を掲載した雑誌マルコポーロの方も、週刊文春のやり手編集長として知られていた花田紀凱氏が鳴り物入りで就任したものの、思ったより部数が伸びず、焦ってこんなガセネタをつかんでしまったのだ」
 こういう受け止め方が幅を利かせているようである。つまり、西岡論文はあまりに衝撃的過ぎて、というか西岡論文の指摘が意味あるものとすると「ガス室大量虐殺」という戦後の「定説」総体の見直しに向かわねばならず、それにはシオニズムの厚い壁があり、それでも突き進むことには何のメリットも無いことを察知してか、奇説として葬り去られた。

 しかし、インターネット上では両見解が並存している。西岡論文系に「見直し論者たちのホームページ」、それに対抗する「反見直し論者のホームページ」がある。(DOHCメニュー)
【オウム真理教の「『マルコポーロ』はなぜ潰されたのか?」】
 世間ではさほどにはしられていないが、オウム真理教は反ユダヤ主義を公言し、シオニズムの文明的汚染に対してそれなりの観点を保持している点で耳目を引いている。日本のジャーナリズムは、1995年の地下鉄サリン事件以来オウム真理教の「ハルマゲドン」説や「マインドコントロール」等々を盛んに取り上げ批判してきたが、「オウム真理教の反ユダヤ主義・歴史修正主義」については言及していない。マルコポーロ事件の影響が影を落としているのかも知れない。

 ニューズウィークは次のような記事を掲載した事がある、と云う。
 概要「オウム信者は、『ユダヤ人による世界支配』という認識を有している。オウムは自己の犯罪を謝罪し、補償する姿勢を示してはいるが、自分たちのファシズム的主張についてはいまだに謝罪していない。メディアも、メディア報道を批判する人権運動家たちも、この問題に関して、『死の沈黙』を貫いているという点は共通する」。
 そのオウム真理教は、機関誌「ヴァジラヤーナ・サッチャ」誌上において「マルコポーロ」廃刊問題」に関して次のような所見を披瀝している。れんだいこには、貴重な「この問題に対する最も果敢な挑戦」であったように見える。「ヴァジラヤーナ・サッチャ」第8号のP165~173(1995.3.25日付け:販売は1995.2月末から)に「超裏読み・超過激ラディカル・トーク。『マルコポーロはなぜ潰されたのか?』」が発表され、次のように解析している。要点だけ摘出する。
 (ホロコースト問題について)
 「例えば、六〇〇万人のユダヤ人がホロコーストで亡くなったとされてきたが、今やその数字は何の信憑性のないもので、意味のないものだということが明らかにされている。これはかのSWCもが認めるところである」。
 (シオニズムタブーについて)
 概要「日本において反ユダヤ的な記事は特に新聞、そして大きな出版社では書くことができない。書いたとしても当たり障りのないところに終始する。これは彼らに対して逆らえないからだ。これは『マスコミによって作られたタブー』なのだ」。
 (「マルコポーロ廃刊事件」について)
 「マルコポーロの編集部員のコメントが紹介されていた。『これはメディアの自殺……文春ジャーナリズムはもう立ち上がれないのではないか、と不安でいっぱいですよ』。この発言はまさに真をついている。しかし、ことは文春だけには終わらない。ほかのジャーナリズムにとってさえも何も言えない環境が作り出されてしまったのだ。いわば、許されざる前例を作り上げてしまったのである。これでは心あるミニコミしかこういった情報には意見を出せなくなってしまう。──日本のジャーナリズムは地に堕ちた」。
 (「マルコポーロ廃刊事件」に立ちあらわれた広告差し止めを呼びかけるボイコット圧力作戦について)
 「なぜならば、雑誌自体は広告収入がなければ成り立たないからだ。これはもともと外的圧力が入りやすいことを表わしている。『それを書いたら、広告を止めるよ」といってくるのが一社や二社ではなくなったら、いかなる大出版社でももうお手上げだろう。こんな状態で日本のジャーナリズムが「真のジャーナリズム』たりうるわけがないのだ。もちろん広告を差し止めるという強硬手段をとる企業も企業である。卑劣としかいいようがない。なぜ、真実を究明させよと一言いわないのだ。やはり彼らの手の内にあるということなのだろうか」。
 (月刊誌マルコポ-ロ廃刊事情について)
 「全くの想像であるが」と前置きして、「マルコポーロ廃刊事情」の裏読みを披瀝している。その要旨は、れんだいこの責任に於いて纏めると次の通りである。
 概要「あまりにも簡単な廃刊と編集長の解任、社長の辞任があったが、社長自身は会長に『昇進』している。これについて疑義がある。これら諸々の問題点をあわせて考えると一つの仮説が浮かび上がってくる。つまり、文萎春秋社とSWC及びイスラエル(ユダヤ)の指導的な立場にある組織が手を組んでいるのではないかということだ。読者も見ておわかりのとおり、文春側とユダヤ側の利害が非常に一致している。

 ユダヤ側はどうだろうか。日本に反ユダヤ勢力といえるような思想が台頭していることはユダヤにとって悩みの種だった。もちろん反ユダヤといっても一般的なものではないが、それでも一部の研究者によって、彼らにとって不都合な情報が確実に流されてきたことは事実である。そこで今回この事件をでっち上げることにより、反ユダヤはタブーであることをジャーナリズム、研究者、さらには一般の人間にも強烈に印象づける計画を実行した。これによって、まず文春系列から出版されている反ユダヤ的な書籍を回収させ、出版業界に圧力をかけ、その他の社から出ている関係書籍もゆくゆくは根絶やしにする。いかがだろうか。あなたはこれを荒唐無稽と一笑に付すだろうか?」。
(私論.私見) オウム真理教機関誌「ヴァジラヤーナ・サッチャ」誌上の「マルコポーロ廃刊問題」での「マルコポ-ロ廃刊事情について」考
 「ヴァジラヤーナ・サッチャ」は、「文萎春秋社とSWC及びイスラエル(ユダヤ)の指導的な立場にある組織が手を組んでいるのではないかということだ」と推測して見せた。れんだいこは、これを半分支持する。残りの半分は、タカ派系論調で鳴る文萎春秋社内の民族主義国粋派とシオニズム国際派との確執があり、国粋派に脳震盪が見舞われ当事者が放逐されたというのが本質である、と捉えたい。

 つまり、「戦後日本の支配層の暗闘」として国粋派と国際派の二潮流の確執があり、この抗争こそ軟弱な労資的階級闘争の代わりに生起している日本政治史の真のドラマである。付言すれば、後に述べることになる評論家・立花隆の政治的地位は、シオニズム国際派として文萎春秋社の論調に深く関わるキーパーソンであろう。

 2004.4.6日 れんだいこ拝
【本多勝一氏の「マルコポーロは廃刊にして『諸君!』は廃刊にせぬ文春を嗤う」考】
 本多勝一氏(以下、ホンカツと記す)が、「週刊金曜日第65号」(1995.2.10日)の「『マルコポーロ』は廃刊にして『諸君!』は廃刊にせぬ文春を嗤う」で、「マルコポーロ廃刊事件」について次のようにコメントしている。興味深いことは、ホンカツ氏は、「マルコポーロ事件」を文芸春秋社のもう一つの政治言論誌「諸君」と比較しているところであり、「だが、ここで文春の日ごろの反平和・反反核・反市民運動を主軸とする反動タカ派の非論理・非倫理が一挙に露出し、だれにもわかりやすいかたちで矛盾が見えてくる。整理すれぱおよそ次のようになろう」として次のように云う。
 
 要約概要「A・第二次犬戦中の日本の同盟国・ドイツがやった無数の暴虐事件の象徴として『アウシュビッツ』はあった。それを否定したのは文春の月刊誌『マルコポーロ』だった。文春は責任をとってこの雑誌を廃刊にし、編集長を解任した。B・第二次犬戦中のドイツの同盟国・日本がやった無数の暴虐事件の象徴として『南京大虐殺』はあった。それを否定したのは文春の月刊誌『諸君!』だった。

 文春は責任をとってこの雑誌を廃刊にし、編集長を解任しただろうか。右のAとBをくらべてみられよ。私は個人的にも公的にも怒りを禁じえない。責任の重大性は、日本自身の問題たるB(南京)の方が、当然ながらアウシュビッツよりはるかに高いはずだ。それが『廃刊』どころか、この問題を取材・発表してきた私個人に対して、実に二十余年間にわたる攻撃がつづいたのだ」。
 つまり、ホンカツ氏は、ホロコーストと南京大虐殺事件との奇妙な通底性を踏まえており、ホロコースト問題で躓(つまず)いたマルコポーロが廃刊になったのに、南京大虐殺事件で躓いた筈の「諸君!」が廃刊にならないのはおかしいではないかとして、「ともあれ、『南京』を否定した文春は完敗した。アウシュビッツを否定した文春の今回の態度が、もし本心からの反省であるなら、『諸君!』こそ廃刊にすべきであろう」と云う。

 れんだいこが興味を覚えるのは、次の点である。ホンカツ氏は、
①  ホロコーストと南京大虐殺事件との奇妙な通底性を踏まえている。これは恐らく正しい認識であろう。
②  西岡論文の問題提起を一蹴している。つまり、ホンカツ氏のシオニズムとの親和性が判明する。
③  南京大虐殺事件を否定する「諸君!」との確執に義憤している。つまり、ホンカツ氏は南京大虐殺事件についてこれを肯定的に実証しようとしている。
④  マルコポーロが廃刊されるのなら「諸君!」の方こそ廃刊されるべきであるとしている。
⑤  廃刊についてそれを当然視している。
 以上から、ホンカツ見解の位相が判明する。れんだいこは、ホンカツ見解とは凡そ対極の立場に位置しているが、「ホンカツ氏の①・ホロコーストと南京大虐殺事件との奇妙な通底性を踏まえている」点のみ、奇妙に一致している。それにしても「廃刊当然論を唱えるマスコミの大御所」の痴態を恥じることなく披露しているホンカツの言論人としてのお粗末さが見えてくるケッタイな論考「『マルコポーロ』は廃刊にして『諸君!』は廃刊にせぬ文春を嗤う」ではある。れんだいこは、この一事で以ってホンカツを信用しない。ジャーナリストの沽券にかかわる失格者と見なす。
Re:太鼓 れんだいこ 2005/02/11
 お笑い日本共産党さん皆さんちわぁ。

> 太鼓をドンドンと叩くのは、辻元清美が一番でしょうね。彼女の背後に筑紫哲也や佐高信や本田勝一、朝日の左翼記者などがいることでしょう。

 れんだいこは、挙げられた人の中では、佐高信を評価しますが、本多勝一はどうでせうね。「朝日の左翼記者」という言い方がよく為されますが、とんと思い当たりません。その昔なら、マスコミ系で左翼党派と誼を通じている者はいたと思いますが、現在ではどうでせう。

 日共系の者が居たとして連中の立ち居振る舞いはすべからく反動的でせう。故に、「朝日の左翼記者」なる者は存在しないのです。つまり、虚構批判なんですね。れんだいこはそう思います。

 本多氏については次のように考えております。「文芸春秋社マルコポーロ廃刊事件」考で解析しましたが、「週刊金曜日第65号」(1995.2.10日)の「『マルコポーロ』は廃刊にして『諸君!』は廃刊にせぬ文春を嗤う」で、次のように述べているとのことです。http://www.marino.ne.jp/~rendaico/mascomiron_marcoporoziken.htmより引用します。

 要約概要
 「A・第二次犬戦中の日本の同盟国・ドイツがやった無数の暴虐事件の象徴として『アウシュビッツ』はあった。それを否定したのは文春の月刊誌『マルコポーロ』だった。文春は責任をとってこの雑誌を廃刊にし、編集長を解任した。

 B・第二次犬戦中のドイツの同盟国・日本がやった無数の暴虐事件の象徴として『南京大虐殺』はあった。それを否定したのは文春の月刊誌『諸君!』だった。文春は責任をとってこの雑誌を廃刊にし、編集長を解任しただろうか。

 右のAとBをくらべてみられよ。私は個人的にも公的にも怒りを禁じえない。責任の重大性は、日本自身の問題たるB(南京)の方が、当然ながらアウシュビッツよりはるかに高いはずだ。それが『廃刊』どころか、この問題を取材・発表してきた私個人に対して、実に二十余年間にわたる攻撃がつづいたのだ」。

 つまり、ホンカツ氏は、ホロコーストと南京大虐殺事件との奇妙な通底性を踏まえており、ホロコースト問題で躓(つまず)いたマルコポーロが廃刊になったのに、南京大虐殺事件で躓いた筈の「諸君!」が廃刊にならないのはおかしいではないかとして、「ともあれ、『南京』を否定した文春は完敗した。アウシュビッツを否定した文春の今回の態度が、もし本心からの反省であるなら、『諸君!』こそ廃刊にすべきであろう」と云う。

 れんだいこが興味を覚えるのは、次の点である。ホンカツ氏は、
1・ホロコーストと南京大虐殺事件との奇妙な通底性を踏まえている。これは恐らく正しい認識であろう。
 2・西岡論文の問題提起を一蹴している。つまり、ホンカツ氏のシオニズムとの親和性が判明する。
 3・南京大虐殺事件を否定する「諸君!」との確執に義憤している。つまり、ホンカツ氏は南京大虐殺事件についてこれを肯定的に実証しようとしている。
 4・マルコポーロが廃刊されるのなら「諸君!」の方こそ廃刊されるべきであるとしている。
 5・廃刊についてそれを当然視している。

 以上から、ホンカツ見解の位相が判明する。れんだいこは、ホンカツ見解とは凡そ対極の立場に位置しているが、「ホンカツ氏の1・ホロコーストと南京大虐殺事件との奇妙な通底性を踏まえている」点のみ、奇妙に一致している。

 それにしても「廃刊当然論を唱えるマスコミの大御所」の痴態を恥じることなく披露しているホンカツの言論人としてのお粗末さが見えてくるケッタイな論考「『マルコポーロ』は廃刊にして『諸君!』は廃刊にせぬ文春を嗤う」ではある。

 一体、言論人が、廃刊促進論を唱えるなぞ理解可能だろうか。ホンカツが現代ジャーナリズムの大御所だとしたら、それは背筋が寒い話ではないか。れんだいこは、その見解の異常性を嗅覚する。しかしながら、氏を奉るサヨ族が居る。どっかで決着付けねばなるまい。

 2005.1.11日 れんだいこ拝
【「アウシュヴィッツの争点」の著者・木村愛二氏の参戦】
 「アウシュヴィッツの争点」の著者・木村愛二氏が参戦し、本多見解とは反対に西岡論文の擁護に向かった。木村氏によれば、「ホロコースト見直し」は為されるべきであり、「アウシュヴィッツ問題」は、「現在、世界で最後の法的な人種差別国家となったイスラエルの支配権を握る極右集団の思想的根幹をなす〈政治的シオニズム〉に対しての根本的な批判」として意味を持つ、と云う。

 この木村氏とホンカツ氏間には犬猿の確執とも云える対立が発生しているが、西岡論文を廻っても相まみえており、「『週刊金曜日』への公開問題提起文」がこの辺りの事情を紹介している。木村氏も、「憎まれ愚痴」サイトの「本多勝一"噂の真相"同時進行版」で自己解析している。
【「『週刊ポスト』の廃刊ピンチ事件」】
 「マルコポーロ廃刊事件」以外にも「『週刊ポスト』の廃刊ピンチ事件」があったようである(1999.11.5日付けの「内外タイムス」に 「『噂の“深層”』15・本誌編集長・岡留安則」よりとして概要次のような記事が掲載されている。

 総合週刊誌のトップを走る「週刊ポスト」が廃刊寸前まで追い込まれる事件があった。1999.10.15日号で、ジャーナリストの歳川隆雄氏が、「長銀『われらが血税5兆円』を食うユダヤ資本人脈ついに掴んだ」をリポートしている。「ポスト」関係者によると、歳川氏が直接書いたのではなく、歳川氏の語りとレクチャーをライターがまとめ、編集部でタイトルをつけたものとのことである。

 その記事が、例によってSWCの抗議と圧力を受ける事になった。SWCのアブラハム・クーパーが、「ポスト」に広告を出稿している有力企業に対して出稿中止を申し入れた。「『週刊ポスト』へ広告を掲載することは、同誌の芳しくない記事に貴社を関係させることになる」として、松下電器産業、トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、マツダ、サントリー、キリンビール、住友商事の8社に対し、同誌への広告掲載の中止を求めた。

 「ポスト」といえば、出版業界では最大手の小学館が発行し、講談社発行「週刊現代」と熾烈なトップ争いを演じている最中。今年上半期の両誌の実売部数は、「ポスト」78万9000部に対し、「現代」は79万7000部で、その差はわずか2万部強。「ポスト」は1号あたり1億円を超える広告収入があり、それが減少すれば存続を脅かす危機になるという商業メディアのアキレスけんを突かれた。

 結果的に「ポスト」側は、世界の主要新聞への謝罪広告掲載というSWC側の条件を撤回させ、ポスト誌上およびポストのインターネット上でのおわびとポストが出稿している新聞でのおわびで一件落着。マルコポーロ事件と同じく『ユダヤ人理解のためのセミナー参加』も義務づけられた。当初、SWCの要求通りに世界の主要新聞におわびを出すとなれば、60億円くらいかかるのではないかといわれていただけにポスト坂本隆編集長も小学館トップも胸をホッとなでおろしたに違いない。これにより、週刊ポストの廃刊は免れた。

 ちなみに、問題となった記事「長銀、われらが血税5兆円を食うユダヤ資本人脈ついに掴んだ」の全文は、
 http://chougin.tripod.com/991015po.htmlで読める。
 週間ポストは、同年の11.26日号に、次のような謝罪文を掲載している。
 「(略)経済大国・日本のトップ週刊誌としての自覚を欠いていたことを深く反省すべきであると考えます。サイモン・ヴィーゼンタール・センター及び在日ヤダヤ人諸団体に対し、これらの重大な誤りについてご指摘いただいたことを感謝します」(「日本タブー事件史」、別殺宝島、2005.1.28日初版)。
 木村愛二氏は、「『週ポ』Bashing反撃:Web公開『偽イスラエル政治神話』1」で次のように述べている。
 「週刊ポストが世間周知の『ユダヤ金融資本』への警戒を求める記事を掲載し、ユダヤ人にも『ショア・ビジネス』として嫌われるサイモンズ・ウフィゼンタール・センターから攻撃を受けたら、またもや、日本の自称『言論の自由の守り手』は、一斉に沈黙した。わずかに『噂の真相』、『創』が、短い記事を載せただけです」。
(私論.私見) 「『週刊ポスト』の廃刊ピンチ事件」について
 事件は解決したが、由々しき事態がはびこっていることになる。今や、言論誌の論調が気に食わなければ広告出稿中止手段により威嚇するという方法で、SWCにより言論界が統制されていることになる。そういうコントロールで日本ジャーナリズムの生殺与奪が握られていることになる。この手口は商法改正以前の右翼団体が使った手口でもあるが、言論界に対する一種の金融支配が進行中ということになる。こうなると、「自由な言論は死んだも同然ではないのか」。道理で退屈極まりない気の抜けたビールのような情報しか飛び交わない訳である。
【テレビ朝日の番組・「スーパーモーニング事件」】
 「SWC」による日本ジャーナリズム界への圧力は更に続いた。「日本に圧力をかけるシオニスト組織SWC」より引用する。
 
  2001.10.15日、テレビ朝日の番組「スーパーモーニング」でコメンテーターとして出演していた川村晃司元カイロ支局長が、アメリカの炭疽菌事件に関連して、「アメリカのメディアを支配しているユダヤ人を狙ったものではないか」という趣旨の発言をした。すると「SWC」が即座に反応し、「その内容は全くの虚偽。『支配している』という部分が、ユダヤ人差別につながる」と猛抗議した。
 コメントの取り消しと訂正、川村氏の降板などを要求されたテレビ朝日は、「番組も川村自身も反ユダヤの意図は全くなかった。しかし、彼の発言が視聴者らに誤解を与えたことは極めて遺憾だ。誤解を解くために番組内で対応する」という内容の書簡を「SWC」に送った。そして翌月11月5日の放送で、川村氏は「限られた時間内での私の発言が誤解を招いてしまったことは遺憾である」と釈明したほか、イスラエルのイツァーク・リオール駐日大使による、「ユダヤ人への偏見が生まれる」背景などの説明も放送された。

【木村氏対高橋氏の「マルコポーロ廃刊の経緯論争」】
 木村氏対高橋氏の論争は、「マルコポーロ廃刊の経緯」を廻っても為されている。木村氏は、「『週ポ』Bashing反撃:Web公開『偽イスラエル政治神話』1」を投稿し、高橋亨氏が「マルコポーロ廃刊の経緯考」で反論している。以下、これを検証する。
【木村氏の見解】
 木村愛二氏は、「『週ポ』Bashing反撃:Web公開『偽イスラエル政治神話』1」で概略次のように述べている。木村氏自身がついこの間まで「ホロコースト定説」を信奉していた。丁度「マルコポーロ』廃刊事件」直前の頃、①・ドイツにおけるホロコーストの実在性を疑う議論を禁止するための刑法の強化の動き、②・「シオニストとナチの共生関係」に対する気づき、③・シオニズム批判等々の観点から「ホロコースト定説」に疑問を覚え始めていた。

 そうした折の1995.1.17日、文芸春秋社の月刊誌「マルコポーロ」に、西岡氏の寄稿文「戦後世界史最大のタブー。ナチ『ガス室』はなかった」が掲載された。木村氏は、(その後と思われるが)「アウシュヴィッツの争点」を出版し、元レジスタンス闘士、元フランス共産党政治局員のロジェ・ガロディ著「偽イスラエル政治神話」を翻訳し、世に問うた。

 ガロディ氏は、「偽イスラエル政治神話」を出版。後、当然の如くユダヤ人団体から告発された。ガロディ氏は、その際、知人であるピエール神父に支持を要請した。神父は、それに応えて暴力によるイスラエル建国を非難、著作を支持する書簡を送った。1996.5.1日付け毎日新聞は、「仏『国民的神父』がナチスの大量虐殺否定?/カトリック教会『遺憾』」の見出しで、1996.5.8日付け朝日新聞は、「『フランスの良心』がユダヤ人大虐殺に疑義/『タブー視せずに探求を』発言に非難の大合唱」の見出しで報じている。しかし、その後のピエール神父は、「5月初めから仏を離れ、北イタリア、パドバの修道院で生活している」(1996.5.31日付毎日新聞)とのことである。
 1996.9-10月号の「世界」に、藤村信(東京新聞記者のペンネーム)氏の「パリ通信/ピエール神父の孤独/ホロコースト、ヴァチカン、イスラエル」と題する長文論文が連載された。その中で藤村氏は、フォーリソン、ガロディ、ピエール神父らを「極右政治勢力の類」視して批判している。ロベール・フォリソン教授を「ネガショニズムの代表」と記している。

 木村氏はこれに異を唱える。フォーリソン教授は木村氏と親交があり、古文書鑑定で博士号を取得した大学教授で思想的には左派系である。フォーリソンとその仲間たちは、「リヴィジョニズム」(歴史見直し論)」を自称しており、「ネガショニズム」という悪口用に発明された造語を嫌っている。 「私に対しての、ナチズムだとする攻撃、仄めかしのすべてを中傷と見なす」、「この欺瞞の基本的な犠牲者はドイツ人(ただしドイツの支配者ではない)およびすべてのパレスチナ人である」とのスタンスであることを紹介している。

 木村氏は、概要「ラッシニエ、ガロディ、ピエールの三人はいずれも、戦前のレジスタンスの闘士、ユダヤ人救出、戦前戦後の左派系国会議員という共通項がある」ことを明らかにし、「極右政治勢力の類視されるべきでない」と反論している。

 かくて、次のように興味深い指摘をしている。
 意訳概要「著者ガロディ氏は、もはや『時代遅れなホロコースト神話』が現在のイスラエル国家の政策を正当化するための『隠れ蓑』的口実として使われ、『過去の神話の悪用』が行われているとして告発し、歴史をさかのぼって問い直そうとしている。それは、現代左派運動の転倒事象つまり極右批判に戦闘的になりつつ、その論理がいつのまにか真反対に辿り着いており、極右のシオニストが支配する現侵略国家イスラエルの支持、ないしその侵略行為に対する不感症に陥っている、ことに対する自戒的な批判運動である。その滑稽さはむしろ犯罪的ですらある」。

【高橋亨氏の「マルコポーロ廃刊の経緯考」】
 高橋氏は、上記の木村文に対して、「マルコポーロ廃刊の経緯考」で次のように述べている。
 「 木村氏はこれだけでなく、[aml 14924]、[aml 15050]、[aml 15077]、[aml 15108]、[aml 15191]、[aml 15206] というように、延々と自著の内容をamlに流すという迷惑行為を行い、大顰蹙を買いましたが、これらの内容はゴミでしかないのですべて省略します。[ HOME ] [ UP ] [ PREV ] [ NEXT ]」。
 高橋氏は、「マルコポーロ廃刊事件の真相」として次のように述べている。
 高橋亨です。

 in [aml 15024], 木村愛二さんwrote: 『マルコポーロ』廃刊事件の経過
..snip..
> 一応の経過を整理しておくと、問題の記事を掲載した同誌の一九九五年二月号が発売されたのは、一月一七日。同月二〇日には駐日イスラエル大使館が抗議し、続いて二四日、花田紀凱編集長の下に、アメリカから電話情報が入った。本書で詳しく紹介される「シオニスト・ロビー」の中でも最悪の部類、サイモン・ウィゼンタール・センターが、ワシントンの日本大使館に抗議文を送ったというのである。

> 早くも翌日の一月二五日には、一般向けに報道され、テレビ朝日の『モーニングショー』の話題にもなり、いわゆる総ジャーナリズム状況の大騒ぎが始まった。翌二六日には、同誌の二月号に広告(実は空きが出て無料広告)を載せていたフォルクスワーゲンが、以後の広告出稿を停止(実は以後一年、出稿予定なし)を発表した。二七日、金曜日、文芸春秋の役員会で廃刊が決定された。

 サイモン・ヴィーゼンタール・センター(以下SWC)が「言論弾圧」で雑誌を潰した、と木村さんたちが口を極めて非難する「マルコポーロ」事件ですが、真相はだいぶ違っているようです。ディヴィッド・グッドマン、宮沢正典共著『ユダヤ人陰謀説』(講談社1999年)に内幕が書かれているので、かいつまんで紹介します:

・SWCをはじめ、ユダヤ人団体が廃刊を要求したことは一度もなかった。廃刊の理由はむしろ文芸春秋社内の政治的状況にあった。

・田中健五、花田和凱コンビのスキャンダル路線は、それ以前にも何度も失態(例えば皇室批判で宮内庁に「謝罪」を強いられるなど)を演じており、会社に莫大な犠牲を払わせるものとして非難を浴びていた。

・そして「マルコポーロ」の広告ボイコットが現実になると、もはや田中は責任を逃れられなくなった。

・田中は社長を辞任しても影響力を行使し続けるつもりだったが、安藤満が新社長になると80人以上の大規模な人事異動を実行し、社内における田中の基盤は一掃された。

 結局、SWCの抗議などきっかけにすぎず、「マルコポーロ」廃刊や田中の辞任は文芸春秋社内のお家騒動の結果だったことになります。

 大騒ぎになった割には、文芸春秋は結局「マルコポーロ」を回収・廃刊しただけで西岡論文の検証に正面から取り組むことはついになかったうえ、田中健五はSWCとの共同記者会見の席でさえホロコーストの史実に疑問を匂わせる発言をしていたわけですから、SWCから見たら極めて不満の残る結末だったことでしょう。

(私論.私見) 高橋氏の「マルコポーロ廃刊は文芸春秋社内の単なるお家事情説」について

 何と、高橋氏は、マルコポーロの廃刊につき、「文芸春秋社内の単なるお家事情」なる説を唱えている。ディヴィッド・グッドマン、宮沢正典共著「ユダヤ人陰謀説」を紹介しているだけであるが、単なる紹介ではない。「真相はだいぶ違っているようです」とこの見解を支持する立場から紹介している。

 それによれば、「SWCをはじめ、ユダヤ人団体が廃刊を要求したことは一度もなかった」(その割には、「結局、SWCの抗議などきっかけにすぎず」とも書いており、明らかに矛盾している)のだそうだ。「廃刊の理由はむしろ文芸春秋社内の政治的状況にあった」のだそうだ。意訳概要「田中健五、花田和凱コンビのスキャンダル路線が社内でも顰蹙を買い、遂に成敗された」のだそうだ。

 田中健五氏はSWCとの共同記者会見の様子は、意訳概要「田中氏は、その席上でもホロコーストの史実に疑問を匂わせる発言をしていたので、SWCから見たら極めて不満の残る結末だった」のだそうだ。

 更に、「大騒ぎになった割には、文芸春秋は結局マルコポーロを回収・廃刊しただけで西岡論文の検証に正面から取り組むことはついになかった」とも批判している。これによれば、高橋氏は、「西岡論文の検証」が為されていないのが不満らしい。ならば、文芸春秋に要求すれば良い。元に戻って、マルコポーロを廃刊させずに、誌上論争させれば良かったのではないのか。真面目顔で説いているのかどうか分からないが、一言で云えば、何をかいわんやの珍説では無かろうか。
 なお、高橋氏は、「『ガス室の嘘』オンライン論争の経験から」では次のように述べている。
 (1、はじめに)1995年の『マルコポーロ』事件を記憶しておられる読者も多いことと思う。あのときは、国外からの激しい抗議にあって掲載雑誌の回収・廃刊という安易な対応がとられた結果、問題の論文のどこがどのように間違っていたのか(実際にはほとんど徹頭徹尾デタラメだったのだが)が充分明らかにされることなく話題が収束してしまった。

 そのせいか、いまだに「ガス室」の存在には何らかの疑惑があり、その解明を試みた論文がユダヤ人団体の「圧力」によって潰されたのではないか、というような誤解が払拭されずに残っており、そのような誤解に乗じてホロコースト否定論を広めようとする動きも消えていない。

(私論.私見) 高橋氏の「マルコポーロ廃刊事件を廻る二重見解(ダブルスタンダード)」について

 ここで、高橋氏は、マルコポーロ廃刊事件に対し、二重見解(ダブルスタンダード)を披瀝している。僅かなこの文章の中に混乱が認められることに当人は気づいていないのだろうか。A・「国外からの激しい抗議にあって掲載雑誌の回収・廃刊という安易な対応がとられた」と云うかと思えば、B・「いまだにガス室の存在には何らかの疑惑があり、その解明を試みた論文がユダヤ人団体の圧力によって潰されたのではないか、というような誤解」とも云い為している。

 「文芸春秋社内の単なるお家事情説」に傾く高橋氏の論を整合させるなら次のように云わねばならない。①・「マルコポーロ廃刊」に対してのSWCなどのユダヤ人団体の圧力は無かった。②・「マルコポーロ廃刊」はあくまで「文芸春秋社内の単なるお家事情」による内部問題である。高橋氏は、その持論を整合的にするならかく述べて論証すべきである。この点で、高橋氏の見解自体が分裂しており、読み手の我々は混乱せざるを得ない。

 しかし、そのように論を張るとなるとこれまた問題が生じよう。本サイト冒頭の「マルコポーロ廃刊事件の経緯」を踏まえれば、SWCなどのユダヤ人団体の圧力は存在したのであり、それを否定するなどとは黒を白と云い含める言論詐欺に他ならなかろう。しかし、何の利益があってこのような曲解を振りまこうとするのだろう、れんだいこにはそれが解せない。

 議論というのは、認めるべきところは認め認識を共有する。その上でそれから先における見解の相違を見出し糾していくというのが望ましい。いわゆる認識のらせん的発展であり、その作法を常道とすべきである。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」式に何でもかんでも否定していくのは真っ当な議論では無かろう。
【デイヴィッド・グッドマン氏の「マルコポーロ廃刊の経緯考」】
 「デイヴィッド・グッドマン/宮澤正典(藤本和子訳)「ユダヤ人陰謀説:日本の中の反ユダヤと親ユダヤ」(講談社、1999.4月)」(2006.9.9日付投稿「マルコポーロ廃刊の内幕。『事実の検証』を『反ユダヤ主義』と言い換えるレトリック」)は、雑誌マルコポーロの廃刊事件の真相をレトリックで捻じ曲げようとしている悪文であるが、「文芸春秋社マルコポーロ廃刊事件の真相」として次のように述べている。
 このような経過を見ると、アウシュビッツ解放五十周年にホロコーストの史実を否定する記事を大々的にのせて、そのスキャンダル性にのっかって雑誌を売ろうとする方法はとつぜん起きたことではなく、田中健五と花田和凱の編集の手法に一貫した特色が発揮されたにすぎないことがわかる。「スキャンダリズムに走りすぎる」という批判は『マルコポーロ』事件以前から文芸春秋内でひんばんに聞かれた。田中路線は会社に莫大な犠牲をはらわせる、という非難が高まり、『マルコポーロ』の広告主からのボイコットが現実になると、田中健五は責任をのがれられなくなった。
 ユダヤ人団体による広告停止要請に応える形で起きたように見えた『マルコポーロ』廃刊事件は、じつはこのように、ユダヤ人やホロコーストとはほとんど関係のない文芸春秋社内のお家騒動にすぎなかった。そして文芸春秋が西岡論文の内容に正面から取り組むことは、ついになかった。記者会見で田中健五は、ガス室は本物だと思いますか、という質問に対して「それはあなたと論争できない。私はイスラエルに行ったことがあるけれども、アウシュビッツには行ったことがありませんから」と答え、最後までホロコーストの史実を疑問視しているという印象を強く残したのである。廃刊事件はつまるところ、「ユダヤ人」という題材をいいように利用する、商品になりさがったジャーナリズムの典型が具体化されたものにすぎなかった。(P407ー408)
(私論.私見) 高橋氏の「マルコポーロ廃刊事件を廻る二重見解(ダブルスタンダード)」について

 雑誌マルコポーロの廃刊は、西岡論文を奇禍としてユダヤ人権団体が激しく糾弾したためではなく、「発行元編集部の御家騒動が原因だ」と云う風にレトリックし、それをさも本当らしく立論している。
【中村敦夫氏の「雑誌〈マルコポーロ〉廃刊の謎・・・・アウシュヴィツのガス室は存在したか?」考】
 木村愛二氏は、「阿修羅ホロコースト1」の2005.4.24付け投稿「ホロコースト・ガス室を疑い拙著も紹介した『中村敦夫新聞』記事」で、1995.3.20日付「中村敦夫新聞第3号」の「 雑誌〈マルコポーロ〉廃刊の謎・・・・アウシュヴィツのガス室は存在したか?」を紹介している。高橋氏の「マルコポーロ廃刊は文芸春秋社内の単なるお家事情説」に対する否定となっており、興味深いので転載する。
●突然の廃刊・・・・・・!

 社会問題を鋭く追求してきた雑誌〈マルコポーロ〉(文藝春秋社)が、今年2月号をもって突然廃刊(傍点・・)になった。2月号の特集ーーナチ「ガス室」はなかったーーが原因である。この記事に対し、米国のユダヤ人団体〈ウィゼンタール・センター〉が在米日本大使館に抗議文を送った。イスラエル政府の抗議もあり、外国の有名企業や、海外で事業を展開している日本企業から、同誌や文藝春秋誌などへの広告ボイコットが表明された。

 これに対し、文藝春秋側は、一言も反論することなく、自主的に2月号を回収し、廃刊を決定してしまったのである。簡単に言えば、自ら主張したことがらの正当性を証明することもなく、〈言論には言論で〉という原則も踏みにじり、広告主の圧力に言論の自由を売り渡してしまった。読者に対しても、その経過に関する説明は一切省かれた。まさに、ジャーナリズムの自殺行為である。

 ●何が書かれてあったのか?

 雑誌が回収されてしまったので、ほとんどの人々はその記事の内容を知らないと思う。私の手元には、記事のコピーがあるので要点を紹介しよう。書いたのは神経内科の医師・西岡昌紀氏(38)である。西岡氏は、「ガス室の存在」に関する欧米での論争に興味を持ち、6年前から様々な文献を集めて研究し、自ら検証のためにアウシュヴィッツを訪れている。欧米では、学者やジャーナリストの論調は3派に分かれている。A、ガス室の存在を肯定する派、B、その事実を再検証すべきだと主張する派、C、ガス室の存在を否定する派である。〈マルコポーロ〉の記事を読む限り、西岡氏は、ガス室の存在は捏造であるという否定論の立場を取っている。その根拠は、以下の点である。

 1、ナチスには、〈ユダヤ人問題の最終的解決〉計画があったが、それはユダヤ人の絶滅を意図したものではなく、東方(主にソ連領)への」、民族的移送であった。これは、押収されたドイツの公文書の中に多数発見されている。虐殺指令の文書はない。

 2、ドイツ、ポーランドなどに造られた20の収容所は、東方移送のための仮施設であり、また収容したユダヤ人を労働者として使役する目的があった。反抗者に対して厳しい体罰も加えられたが、収容者の健康維持に配慮している記録がある。米軍に解放されたユダヤ人の元気な姿の写真があるが、意図的に発表されていない。

 3、〈ガス室の恐怖〉は、戦時中から国連軍によって流布されていた。戦中、及び戦後、ニュールンベルグ裁判時などの時点では、ガス室はドイツとポーランドの各収容所にあったとされている。しかし、1960年には、西独の戦時問題スポークスマンが、ドイツにはガス室はなく、ソ連支配下のポーランドの複数の収容所にだけあったと訂正している。これが現在でも定説だが、実際に今残っているガス室跡は、アウシュヴィッツとマイダネクの2つだけである。他にもガス室が存在したことは証明できない。米軍が最初に解放したダッハウ収容所のガス室扉の写真は、ガス処刑の証拠として宣伝されたが、後にシラミ退治の衣服消毒室であることが判明した。

 4、戦時中、ヨーロッパ全土にチブスや他の疫病が蔓延し、収容所でも多くのユダヤ人が死亡した。ナチはDDTを持っておらず、病原菌を媒介するシラミ駆除のため、収容者の衣服を殺虫剤のサイクロンBで消毒した。

 5、ガス室肯定論者は、サイクロンBを使って処刑したと主張しているが、これで6百万人を殺すことは、物理的、科学的、医学的に不可能である。映画などでは、缶に入っているサイクロンBをガス室に投入すると、そのまま毒ガスが吹き出すという描写になっているが、これはあり得ない。缶の中身は青酸ガスが吸着した固形のかけらで、これを長時間加熱しないと毒ガスは発生しない。

 6、アウシュヴィッツで公開されているガス室では、大量処刑ができない。換気窓がないという決定的な理由がある。青酸ガスは、壁、天井などに密着しやすく、自然風を使っても空気入れ代えに20時間以上を必要とする。さらに、処刑を目的にするためには、設計的に高い気密性がなく、外部にガスが漏れることを防げない。

 ●日本のマスコミの反応

 西岡氏は、自分がナチ肯定者ではないし、ガス室がなかったことが証明されたとしても、ナチがユダヤ人に対して行った言語に絶する非道は許されない、とくり返し述べている。ところが、氏に対する日本のマスコミの集中攻撃はすさまじい。その姿勢の中味は、氏がジャーナリストでも歴史学者でもないのに、という反感に基づいている。また、他人の著書の引用ばかりであるという非難、ネオナチを助長するだけだという政治的判断などが多い。しかし、驚くべきことに、氏が論拠として述べている具体例に対する反証は全くないのだ。あるのは、定説を守れという怠慢から来る横柄さ、ユダヤ問題はタブーだという恐怖心ぐらいなものである。

 実際の話、日本には、この問題に関する本格的な研究者もいないし、突っ込んだ取材をしているマスコミもない。一介のお医者さんにこれだけの大問題を提起されてしまったことを、むしろジャーナリズムの恥とすべきである。欧米では、すでにこのテーマはオープンになっている。そもそも、ドイツにガス室があったという定説をくつがえしたのは、反ナチの左翼運動家であったフランスの大学教授ポール・ラッシニエであった。彼は、ナチに捕らえられ、ドイツ内の強制収容所を転々と移動させられた。しかし、どの一つにも、ガス室などはなかったと断言した。

 雑誌〈噂の真相〉では、ジャーナリストの木村愛二氏が、フランスの歴史学者、フォーリソンのホロコースト否定論、そしてプリンストン大学のメーヤー教授(ユダヤ人)の懐疑的な姿勢にも触れている。

 驚くべきことだが、「ガス室」の存在に疑問を持ち、見直しを主張する人々のなかに、ユダヤ人自身が多い。こうした人々は、狂熱的なシオニスト(ユダヤ民族主義者)のグループが、他の見直し主義者を弾圧したり、やたら各地にホロコースト記念館を造り、実業に結びつけている実態に眉をひそめている。

 デビット・コ-ル氏は、若いビデオ作家であるが、自分もユダヤ人である。彼はアメリカのTVに出演し、堂々と疑問を投げかけている。彼のビデオテープも手元にある。アウシュヴィツとマイダネクのガス室を撮影し、アウシュヴィツの天井や壁には、青味がかった青酸の痕跡のかけらもなく、毒ガスが投げいれられたという天井の穴は、後に作られたものであると主張している。
 
 ●問題点は何か?

 私個人としては、「ガス室」があったか、なかったかを断言できない。なぜなら、私は専門に研究したことがないからだ。今までは、アウシュヴィツの物語を信じていただけである。しかし、西岡氏やコール氏の主張には驚くべきものがあり、是非これに対する反証を知りたいと思う。ところが、こうした見直し論や否定論に対しては、これまでも納得のゆくような説明は出てきていない。それどころか、物証と呼べるものは何もないのだ。

 西岡氏が言うように、あれだけの骸骨の山、眼鏡の束、髪の毛があったではないかというのは反証にはならない。チブスの大流行があり大量の死亡者が出たことを、収容所の誰もが認めているからである。また、生き証人の証言もまず当てにならない。それは両側から同等に出てくるからだ。しかも、もしガス室に入っていたなら、そこから証人が登場するずはない。証拠として、アウシュヴィツの収容所々長ルドルフ・ヘスが、処刑前に書いた回想記が例に出されるが、〈ドイツ兵が煙草を吸いながら、黙々とガス室から死体を運び出していた〉などと書かれている。西岡氏は、ガスマスクもかけずにガス室に入るはずはなく、煙草なんか喫っていたら大爆発の可能性があると指摘している。捕らわれの身での密室の証言は、全面的に信用できないのは常識である。

 ●戦時情報の本質

 戦時には、敵をおとしめるためのあらゆるデマ情報が、砲弾と同じ数ぐらい飛び交うものである。ジャーナリズムの使命は、デマに荷担することではなく、真偽を極め、事実を民衆に報道することだ。そして、作られた定説というものを常に疑うことが基本である。

 ポーランドでは、〈カチンの森事件〉があった。ポーランドの将校たちが、大戦中に殺害され埋められた事件である。長い間の定説では、ナチの犯罪であるとされ、誰もがそう信じてきた。しかし、ゴルバチョフの時代になって、それはソ連軍の行為であることが証明された。

 湾岸戦争では、石油だらけになった鳥の偽造映像が、ニュースの間にはさみ込まれた。世論操作のためにこうしたやらせは、たえず誰かが仕組んでいるのである。もし万が一にも、ナチの「ガス室」が虚構の物語であったとしたら、歴史は大いなる嘘ということになる。ユダヤ人への圧倒的な同上がバネとなり、パレスチナ人が不当と怒るほどのイスラエル領土拡張が決定されたことになるからである。そして、現在に至るまでの血みどろのパレスチナ紛争につながったとすれば、元凶は「ガス室」神話だということになる。

 私には、ユダヤ人の複数の友人がおり、留学中世話になった担任教授もユダヤ人である。彼らに差別意識など持っているはずはないし、強い愛情すら感じている。彼らだって、事実が明らかにされることをよしとすると信じている。前出の木村愛二氏は、〈アウシュヴィツの争点〉という本を近く出版するという。彼が間違っていると思う人がいたら、堂々と反論し、ねじ伏せてみるべきだ。出版社や個人に圧力をかけるなどということになれば、ますます「ガス室」に対する不信が拡大するだけだ。
【ワールド・フォーラムの提言】
 ワールド・フォーラム代表幹事/佐宗邦皇氏は、「阿修羅雑談10」の2004.8.19日の「マルコポーロ廃刊事件と『出版の自由』弾圧の背景ーホロコースト神話は何故生まれたか?ー」で次のように述べている。
 (回答先: やっぱり、ホロコーストの定説はおかしいです。 投稿者 考察者K 日時 2004 年 8 月 18 日 21:14:42)

 ワ-ルド・フォ-ラム11月例会の御案内
 
 秋の紅葉が色づきが深まり始めた今日この頃になりましたが、皆様にはお元気にご活躍のことと存じます。9・11事件の発生以来、米国では「愛国法Ⅰ・愛国法Ⅱ」の名の下、また日本でも昨今の「出版・言論の自由」が脅かされつつあります。かつて「出版の自由弾圧事件」の先駆的事件だったのが、1995年1月に起きた文藝春秋の月刊誌「マルコポーロ」廃刊事件であり、ワールド・フォーラム11月例会では、その「出版の自由」の問題を取り上げます。そこで、その当事者であられた著者と編集長の内科医 西岡 昌紀 氏 と 元文藝春秋「マルコポーロ」編集長 花田 紀凱 氏 をお招きして、ほぼ10年経過した現在、あらためて「 マルコポーロ 廃刊事件 と「出版の自由」弾圧の背景 ー ホロコースト神話 は何故生まれたか? ー  」 というテーマで、お話戴きます。

 戦後世界史最大のタブーのナチの「ガス室はなかった」は、「ホロコースト神話」を実証的に調査分析して、その真相を明らかにしようとしたものでしたが、その真相追究は、シオニズムの原点の根幹に関わることであった為に、ユダヤ・シオニストはそうした神話の否定の議論の放置を許さず、野猛反撃に出て来て、真相隠しの必死の試みに、「言論の自由」・「出版の自由」の弾圧事件にまで発展した訳です。そうした流れの中で、1960年代末の「アポロ11号の月面着陸の嘘と神話捏造」から2001年9月11日の自作自演「米国同時多発テロの嘘と神話捏造」へと、同じ「ユダヤ・シオニストの歴史捏造」が繰り返された訳です。そこで、こうした神話の原点をあらためて検証して、現在でも大マスコミがその「真相の検証」をしようとしない、「真相隠し」の原点がこの「ホロコースト神話」の「真相隠し」にあることに鑑み、検証いたします。皆様方には、大変お忙しいとは存じますが、お誘いあわせの上お越し下さいますようお願い申し上げます。

 [ 西岡 昌紀 氏 プロフィール ]
 1956年東京生まれ。内科医。元厚生省医務官。1995年1月17日に神戸で阪神大震災が起きた同日発売の文藝春秋社月刊誌「マルコポーロ」1995年2月号にて、「戦後世界史最大のタブー『ナチ・ガス 室』はなかった。」を発表。同誌は、イスラエル大使館と米国のサイモン・ウィーゼンソール・センターの抗議を端緒とする、文藝春秋社への広告ボイコットの呼びかけの後、廃刊に追い込まれた。(ただし、この廃刊の本当の理由は、別に有ったとする文春関係者の証言も有る。)著者自身も、この事件の際、記者会見を開こうとした際、厚生省幹部から、記者会見を中止する様にと言う脅迫を受けて居る。事件後2年が経った1997年、「アウシュウィッツ『ガス室』の真実 -本当の悲劇は何だったのか?」(日新報道)を発表。近著に「ムラヴィンンスキー・楽屋の素顔」(リベルタ出版)が、共著に、「教科書が教えない小林よしのり」(ロフト出版)「どう違うの?新しい歴史教科書 VS 今までの歴史教科書」(夏目書房)がある。インターネッ上で、コラム「日々雑感」「羅生門からオウム真理教へ「『反米』に未来はある?」、小説「神の丘」「海の花」「カフカの墓」「ルーズヴェルトの亡霊」「遠野に現れたイエス・キリスト」などを配信中。

 [ 花田 紀凱 (かずよし) 氏 プロフィール ]
 19422年静岡県浜松市生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語科卒。1966年 文藝春秋入社。1988年「週刊文春」編集長に就任。1994年「マルコポーロ」編集長就任。1996年 文藝春秋を退社し、朝日新聞社の女性誌「uno!」創刊 編集長に。同年、角川書店に移り「メンズウォーカー」編集長就任。2001年より宣伝会議常務取締役。「編集会議」「映画館へ行こう!」 編集長を務める。「30年間雑誌をやってきたが、未だに飽きない」とのことで、「文藝春秋」のような雑誌を発刊するべく新たな道に乗り出す。

 ワールド・フォーラム代表幹事 佐宗邦皇 FAX(3353)5947 E-mail:sasokunio@hotmail.com
 ワールド・フォーラム ホームページ: http://www.worldforum.jp

【「太田龍・氏の時事寸評」の指摘】
 太田龍・氏の「時事寸評」の2007.2.16日付け投稿№1959「ジョン・コールマン博士の著作の日本語版十五冊目、「ロスチャイルドの密謀」(成甲書房)が第二刷。コールマンの著作をより多くの日本人に紹介するよう、有志の努力を要請する」がマルコポーロ事件について貴重な言及をしているので転載しておく。(れんだいこが任意に編集替えした)
 ○ジョン・コールマン博士、太田龍共著、成甲書房「ロスチャイルドの密謀」。この本は、一月二十日初版第一刷。そして、この二月十五日、第二刷が出て居る。もう今では、殆んどすべての日本人は、一九九五年(平成七年)、「マルコポーロ」誌事件(文藝春秋社発行の月刊誌『マルコポーロ』が、ナチスドイツのユダヤ人六百万人ホロコースト、とりわけアウシュビッツ収容所のガス室で、六百万人とか四百万人とか言うユダヤ人をナチスドイツが殺した、との『お話し』に、ほんの少しばかり疑問を呈するだけの記事を掲載した件で、世界のユダヤ人組織が文春に襲いかかり、文春側が土下座して謝り、降伏した事件)のあと、日本の社会から、一切の反ユダヤ的文献を一掃せよ!!との、米国=世界ユダヤ人組織の命令を、日本政府=日本の全マスコミが実行に移したこと。その事実を忘れてしまっている。

 ○かくして、その時点での主要な反ユダヤ的著述家、思想家のブラックリストが作成され、このブラックリストに記された人物の著作を市場から排除すること。とりわけ、マスコミは、絶対にそれらの人物の著作の広告を掲載してはならない!!と、命令された。筆者の名前が、その先頭グループに記されていたことは自明である。

 ○従って、それから十年以上を経て、筆者の名前は、急速に日本人から忘れられ、人々の意識から消えた。しかし、ジョン・コールマン博士の日本語版著作については、例外的に、今日まで、ごく僅かな読者の支持を得て、出版され続けている。現時点で、コールマン博士の日本語版著作は以下の通りである。

  (1)「300人委員会」(KKベストセラーズ)
  (2)「300人委員会 凶事の予兆」(成甲書房)
  (3)「300人委員会 バビロンの淫婦」(成甲書房)
  (4)「迫る破局生き延びる道」(成甲書房)
  (5)「真珠湾日本を騙した悪魔」(成甲書房)
  (6)「9・11アメリカは巨大な嘘をついた」(成甲書房)
  (7)「秘密結社全論考」(上)(成甲書房)
  (8)「秘密結社全論考」(下)(成甲書房)
  (9)「石油の戦争とパレスチナの闇」(成甲書房)
 (10)「第3次世界大戦」(成甲書房)
 (11)「鳥インフルエンザの正体」(成甲書房)
 (12)「タヴィストック洗脳研究所」(成甲書房)
 (13)「ロスチャイルドの密謀」(成甲書房)
 (14)「ワンワールド」(雷韻出版、絶版)
 (15)「欺瞞の外交」(雷韻出版、絶版)
 以上、十五冊。

 ○つまり、ジョン・コールマン博士の著作とその読者は、米国よりも日本の方がずっと多い、と言うことに成る。これは、些々たる事実ではないであろう。にも拘わらず、日本の極悪売国奴国賊マスコミは、国賊、日本外務省権力の命令に従い、これら十五冊のジョン・コールマン著の広告を厳禁しつづけている。

 ○その存在を知るものは、日本人一億二千万人のうち、一万人以下。つまり、一億二千万の日本人のうち、九十九・九九%からは、その存在が隠蔽され続けている。日本民族有志に、より多くの日本人に、その存在を知らしめるよう、一層の努力を傾注するよう、要請する。(了)

 【注】

 ○ジョン・コールマン博士の著作の最初の日本語訳は、筆者(太田)が推進した平成六年六月、徳間書店から刊行された「300人委員会」である。しかし、この版は、前出「マルコポーロ事件」のあと、会社首脳部の命令で僅か一年で廃棄された。

 ○最近「学研」から出版された、鬼塚五十一著「坂本龍馬とフリーメーソン」。ここには「300人委員会」について、多くの記述があるにも拘わらず、この筆者は、コールマン博士の著作を出典として全く示していない。これは、著述家としては、許しがたい無礼!!な態度ではないのか。それとも、この人は、イルミナティサタニスト世界権力を恐怖しているのだろうか。それは分らない。

れんだいこ:歴史再検証主義派の歴史 [「れんだいこ」から]

れんだいこさんのサイトが見られなくなっているため、キャッシュよりコピーを作成 全文引用
こういう重要な情報ほど、いつ見られなくなるかわかりません。
みなさんもリンクを貼るのではなく、ぜひコピーを作成してください。

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/judea/hanyudayasyugico/sekainokenkyushi/rekishisaikensyosyugico/history.html

歴史再検証主義派の歴史

 (最新見直し2014.03.23日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「歴史再検証主義派の歴史」をものしておく。

 2014.03.23日 れんだいこ拝

 ピエール・ヴィダル=ナケは、現代の歴史修正主義を包括的に分析した「記憶の暗殺者たち」(石田靖夫訳、人文書院刊)のなかで、概要「最初の『レヴィジオニスト』は、フランスで無実の罪を負わされたドレフュス裁判の『再審』を支持した人たちだった」と述べている(栗原幸夫氏の上記論評「歴史の再審に向かって―私もまたレヴィジオニストである―」)。

 栗原氏は次のように述べている。「このような『再審』というニュアンスで理解されたレヴィジオンであれば、私もまた、レヴィジオニストである」、「歴史はつねに『いま』から読み直されるべきものなのだ。そのような意味では、再審こそが歴史であり、人間の理念の歴史はこの再審をめぐる階級闘争の歴史だと言うこともできるだろう」。
 「ホロコースト否認」
 以下、ホロコースト否認論の歴史を確認する。
 ホロコーストを疑問視する主張は戦後間もなくから始まっており、フランスの歴史家ポール・ラシニエ は1948年の著書で「ホロコースト生存者」の証言に疑義を呈した。
 1964年には『ヨーロッパ・ユダヤ人のドラマ』でガス室を始めとする戦後の通説に疑義を投じた。ラシニエは社会主義者、非暴力主義者で、ドイツ占領下のフランスでレジスタンスに身を投じ、ユダヤ人をスイスに脱出させる活動などを行なっていた。そのために自らがゲシュタポに捕えられてブーヘンヴァルト強制収容所 とミッテルバウ=ドーラ強制収容所に収容された。戦後、レジスタンス活動によりフランス政府から最高位の勲章を受けている。自身が犠牲者であったラシニエがホロコーストを否認していることもあり、修正主義者たちはラシニエをシオニスト、連合国、ソ連の巨大な陰謀によってホロコーストが捏造されたということを告発した最初の否認論者として「ホロコースト検証派の父」と呼び、現在も彼の著作をホロコーストに関する通説に異議を申し立てた学術的な研究として引用している。ラシニエへの批判としては「ブーヘンヴァルト強制収容所は絶滅収容所ではなかったので、ガス殺人を目撃しなかった」という彼の主張は意外ではないとするもの、また、ラシニエは旧来説支持者を納得させるだけの証拠を挙げておらず、自己の指摘と矛盾する情報を無視している点、さらにラシニエ自身の主張そのものが、「ガス室で殺された人数は通説ほど多いものでもないと思われる」という程度のものであり、ラシニエ自身が虐殺自体を否定しておらず、後世の否定派によって勝手にホロコースト否認論者だと決めつけられてしまったというものがある。なお、シオニストの為のホロコーストの捏造というテーマは他の歴史家によっても取り上げられている。
 ラシニエと同時期に、ルーマニア系ユダヤ人であるブルグ(Burg)も、戦後語られ出した「ガス室」などによるユダヤ人大量殺戮の主張に疑問を抱き、収容所を自ら調査するなどしている。
 1960年代には、通説的なホロコーストに対する異議の表明が公に現れ始めた。米国コロンビア大学の歴史家ハリー・エルマー・バーンズは晩年ホロコースト否認の姿勢をとるようになった。バーンズは立場的には主流派に属する歴史家であり、歴史検証運動の初期の指導者の一人である。戦間期には反戦的な著述家で、第二次世界大戦後、ドイツと日本への批判は米国の参戦を正当化するための戦時プロパガンダに過ぎず、その正体が暴かれる必要があると考えた。バーンズは晩年の著作でホロコーストを戦時プロパガンダに含まれるとした。
 同様に反戦的歴史検証主義の立場をとってきた著述家ジェームス・マーティンはバーンズに倣ってホロコースト否認論の姿勢を示した。アメリカ人の歴史家デイヴィド・ホガンは1961年に発表したの第二次世界大戦の原因を論じた『強制された戦争』 (Der Erzwungene Krieg)、1969年には、ホロコーストを否認する最初の本の一つである『600万人の神話』を執筆した。ホガンは一流大学教授の経歴もあり、ホロコースト否認論運動初期の中心的人物の1人となった。
 1970年代にホロコースト否認運動は大きな盛り上がりを見せる。ドイツでは、ホロコーストに疑問を投げ掛ける議論が戦後厳しく規制されたため、当時の関係者を含めた多くのドイツ人は戦後永く沈黙していた。しかし、1974年にアウシュヴィッツ周辺のモノヴィッツで天然ゴムに代わる素材の開発に従事していた元親衛隊員のティエス・クリストファーセンが回想録『アウシュヴィッツの嘘』を出版し、ドイツのユダヤ人政策は批判されるべきであるが、戦後のアウシュヴィッツ像はあまりにも誇張されたもので、クリストファーセンがアウシュヴィッツ周辺で勤務していた当時、ユダヤ人ら被収容者は虐待されていなかったと証言した。戦争末期は別として、大戦中前半はユダヤ人への待遇は戦後語られるような劣悪なものではなかったという。また、被収容者のための売春宿があったことや、当時アウシュヴィッツに勤務していた同僚のドイツ人の中には、ユダヤ人と友情を結んで戦後も文通を続けた者などもいた事実を挙げて、戦後のアウシュヴィッツ像は虚偽であると主張した。更には、クリストファーセン自身が、ビルケナウ収容所における衛生状態の劣化に懸念を抱いて、ユダヤ人の処遇を改善するよう上司に提案したことがあったことや、ユダヤ人の中にはドイツよりもソ連を恐れる者がいて、ソ連に対するドイツの勝利を期待していたユダヤ人がいたことなどをも述べている。
 1976年にアーサー・バッツ著『20世紀の法螺:ヨーロッパ・ユダヤ人絶滅説に対する異議申し立て』、1977年にデイヴィッド・アーヴィング著『ヒトラーの戦争』を発表、ベストセラーとなったことから、ホロコースト否認論の代表的な論客と見なされている。これらの著述はホロコーストに対する疑義として現在も重要視されている。1978年3月18日には、リチャード・ヴァーラルの著書『本当に600万人も死んだのか?』のフランス語訳を刊行した国民戦線のフランソワ・デュプラ(Francois Duprat)がユダヤ人組織に殺害され、妻も腕と足を失った。
 同1978年、ソルボンヌ大学で文書鑑定を専門としていたロバート・フォーリソンがル・モンド紙に「ガス室」の存在に疑問を投じる記事を発表しフォーリソン事件が起きた。フォーリソンは「ガス室」を欺瞞 (fraud) と呼び、「この欺瞞の犠牲者は、(ドイツの)支配者たちを除くドイツ人と、全てのパレスチナ人だ」と述べ、この問題がパレスチナ問題と密接に関係することを指摘した。その後、1989年9月16日、ユダヤ系団体のSons ofJewish Memory(ユダヤの記憶の子供)から襲撃され、顎と顔を砕かれ重傷を負った。Sons of Jewish Memoryの犯行声明文には「ホロコースト否定派をぶるぶる震えさせろ」とあった。
 1978年、米国でウィリス・カート(Willis Carto) によって歴史見直し研究所 (IHR) が創設された。これは「ホロコーストの俗説」に異議を唱える組織であり、英語圏における見直し論の広がりにおいて中心的な役割を果たしている。IHRは科学的な歴史検証主義を標榜し、ネオナチの背景を持たないジェイムズ・マーティン (James J. Martin) やサミュエル・エドワード・コンキン三世 (en:Samuel Edward Konkin III) のような支持者を歓迎し、またラシニエやバーンズの著作を販売している。ホロコースト肯定者はIHRの支持者はネオナチや反ユダヤ主義者であり、出版配布されている資料の多くはホロコーストに疑問を呈することを専らとしている団体であると攻撃している。IHRは「我々の組織はホロコーストを否認しない」と表明しており、IHRの定期刊行物には次のように書かれている。「IHRは「殺人を目的としたガス室がアウシュヴィッツに存在したという(検証可能な)証拠」に対して50,000米ドルの賞金を提示したのでアウシュヴィッツの生存者メル・メーメルスティーン(Mel Mermelstein)は証拠を提出した。しかしIHRは賞金を支払わないので個人的苦痛に対する損害賠償訴訟を起こし、勝訴、40,000米ドルを受け取った」。
 1979年、大戦中ドイツ空軍部隊将校として自らアウシュヴィッツを短期間訪れた経験を持つ西ドイツ(当時)の判事ヴィルヘルム・シュテークリッヒ (Wilhelm Stäglich) は、裁判官の視点からニュルンベルク裁判をはじめとする戦後の「戦犯」裁判を徹底的に再検証し、ホロコーストを検証する『アウシュヴィッツの神話』(The Auschwitz Myth - Legend or Reality)を刊行したが、1980年にはシュトゥットガルト裁判所の命令によりドイツ国内で頒布禁止とされ、発売日に書店から回収された。
 1980年代
 1981年6月26日、1982年4月25日には放火、1982年9月5日には事務所へ発砲をうけ、1984年7月4日にはシオニストグループによって放火され多くの資料が焼失した。見直し論者側はこれを焚書行為と糾弾し、ゲルマール・ルドルフは「異なる意見を抱いているだけで、非人間、悪魔、害虫、下等人種とみなしていいのだろうか? ナチスはそれをやったから非難されているのではないか? 扇動的な表現をすることは、ファシスト的、ナチス的、人種差別主義的ではないか」とユダヤの過激派を批判した。
 1984年、カナダの高校教師ジェームズ・キーグストラ) は授業で資料の一部としてホロコーストに関する戦後の通説に疑問を呈する教材を使用し反ユダヤ主義的主張をしたとして告発され、有罪宣告を受け、解雇された。1988年7月18日にはキーグストラの自宅が放火された。
 プリンストン大学教授で、左翼と見なされていた歴史家アーノ・マイヤーは、祖父が収容所で命を落としたユダヤ人である。1988年に『天はなぜ曇らなかったのか?』 において、(1)ドイツははじめからユダヤ人を絶滅する計画ではなかったと考えられる、(2)アウシュヴィッツで死亡したユダヤ人の多くは故意の殺害ではなく、病死や飢餓の犠牲者であった等の考察を述べている。メイヤーの問題提起はニューズウィークでも取り上げられ、日本の西岡昌紀にも影響を与え、マルコポーロ事件が発生した。
 1987年、ブラッドリー・スミスが「ホロコーストに関する公開討論委員会」 (CODOH) を創立。CODOHは、ホロコーストの通説を問題とする新聞広告をアメリカ合衆国内の大学学生新聞に打つ試みを繰り返している。掲載の諾否は新聞によって異なるが、編集長がどちらの判断を下しても、ほとんどの新聞は表現の自由を理由として、あるいは反ユダヤ主義的な言論は慎むべきであるという理由で、自らの判断を擁護する論説を掲載している。この広告キャンペーンによって、1990年代初期に多くの学生新聞にCODOHの広告が掲載され、全国的な議論を巻き起こし、ニューヨーク・タイムズでも取り上げた。2000年以降は、ユダヤ人広告主の批判を受けた事もあって、少数の例外を除き大半の学生新聞が広告を拒否するようになった。
 1987年、ベルリン自由大学教授エルンスト・ノルテが「過ぎ去ろうとしない過去」でかつて迫害されたユダヤ人はいまでは「永く特別に取扱われ、特権化されている」などと述べ、論争となった。1988年2月10日にはノルテ教授の車が放火される。
 1992年10月28日、ベルギーで修正主義者とされた書店が放火される。
  ツンデル裁判とロイヒター・レポート
 元カナダ居住者のエルンスト・ツンデルはサミスダット・パブリッシング (Samisdat Publishing) という出版社を運営し、リチャード・ヴァーラル(本名リチャード・ハーウッド) の著書『本当に600万人も死んだのか?』 (DidSix Million Really Die?) といった書物を出版した。1985年、ツンデルは「ホロコーストを否定する書物を配布、出版した」として「虚偽の報道」罪で裁判にかけられ、オンタリオ州地方裁判所によって有罪宣告、15箇月の禁固刑を言い渡された。この事件は大きく注目され、多くの活動家が表現の自由を訴えて、ツンデルの表現の権利を擁護しようと介入し、1992年にカナダ最高裁判所が「虚偽の報道」法は憲法違反だと宣言し、彼の有罪判決は覆された。この裁判で1988年にツンデルが弁護側証拠として米国のフレッド・ロイヒター(en:Fred A. Leuchter)に依頼して作成した「ロイヒター・レポート」は、一般にガス室とされている建造物では技術的な問題からガスによる殺人は不可能であると結論づけている。裁判でロイヒターが証言をしたものの、彼が工学修士ではなく哲学修士であること、ビルケナウのガス室に関する資料を十分に読むことなくレポートを書いていることを指摘され「専門家による証言」とはみなされなかった。1995年5月20日にはツンデル自宅へ爆弾が届く。その後、ツンデルはウェブサイトを立ち上げて主張を宣伝した。このウェブサイトに対する告訴に対して、2002年1月、カナダ人権裁判所はカナダ人権法に違反しているとの判決を下した。2003年2月、アメリカ合衆国移民帰化局はテネシー州において移民法違反の容疑でツンデルを別件逮捕し、数日後カナダに身柄を送還した。そこでツンデルは難民認定を受けようとしたが、ツンデルは2005年1月まで拘留され、11月にドイツで起訴された。

 ルドルフ・レポート
 1993年には、当時マックス・プランク研究所で化学博士課程にあったゲルマー・ルドルフのルドルフ・レポートがロイヒター・レポートと同様の結論を提示した。批判としてはインターネット上で発表された RichardJ. Green のものがあるが、内容は政治的な面についてのもので、化学の学位を持つ者による学術的反論はあまりない。レポート内でルドルフは「化学を用いてもホロコーストの存在を科学的に立証することはできない」と、化学的な論争を回避している。ゲルマーは採取したサンプルの分析依頼のためにマックス・プランク研究所の名前を使用したため、批判を恐れた同研究所が解雇している。1998年、デイヴィッド・アーヴィングはアメリカ人作家のデボラ・リプスタットが著書『ホロコーストの否認』 で名誉毀損を行ったとして、彼女と出版社のペンギン・ブックスを提訴したが、訴えは棄却された。1998年10月、ユダヤ系の The Scribe誌は「神の存在を否認する者は罰せられるべきである」「ホロコーストへの正しい態度とは、神の敵であるわれわれの敵に罰を与えることである」として、否認論者こそが「われわれの敵」であり、この人々は「ホロコーストに関与し、参加したとみなされるべきである」し、否認論者の頭には「死刑宣告」とある、と述べた。

 オーストリアではホロコースト否認は犯罪であり、アーヴィングが1989年に行った演説を理由に逮捕状が出されていた。アーヴィングは逮捕状が出たのを知っており、オーストリアへの入国は禁止されていたが、2005年、オーストリアへ行くことを選択し、逮捕された。裁判の罪状認否の際においてアーヴィングは、ホロコーストを否認した容疑について認めた。オーストリア内務省の決定で、アーヴィングは国外退去処分とされた。フランスではホロコーストの否認は1990年代に否認主義(négationnisme)
として顕著になってきたが、この動きは遅くとも1960年代にはピエール・ギヨーム (Pierre Guillaume) などのフランス左翼政治家の中に存在していた。1990年代には、フランス共産党の理論的指導者であったフランスの左翼系哲学者ロジェ・ガロディ(Roger Garaudy)が、「ガス室」をはじめとする従来の「ホロコースト」言説に疑義を提出し、イスラエルが政治的にこの言説を利用してきたと論じた。近年、フランスでは左派右派を問わず、否認論が広く展開している。その主張はホロコーストを越えて広がり、戦後それを最大限に利用してきたイスラエル批判にも繋がっている。この中には「ユダヤ人資本家」への批判、聖書にあるカナン人虐殺への指摘、シオニズムに対する批判などが含まれる。

 1990年代半ば以降、インターネットが大衆化するにつれてホロコースト否認論者やその他のグループを含む多くの組織が新たに国際的な登場をしてきた。他方、1970年代後半から頻発した否認論者への暴行や関係出版社への放火なども多発し続けた。1996年9月にはイギリスの歴史評論社印刷所に爆弾放火が行われ、1999年1月16日にはバルセロナの書店Libreria Europaが放火された。

 ヴァルザー論争
 1998年、作家のマルティン・ヴァルザーがフランクフルト書籍見本市の平和賞受賞講演で、ホロコーストがドイツ人に対して「道徳的棍棒」として使われていると述べて元ドイツ・ユダヤ人中央評議会議長イグナツ・ブービスとの間に「ヴァルザー論争」が起こった。

 ベルギー人のジークフリート・フェルビーケ(Siegfried Verbeke)は「アンネの日記」原版には1951年に市販されたボールペンで加筆された部分があり、後から改竄されていると主張、2005年、オランダで発禁となった。
 「ホロコースト産業」論
 ユダヤ人指導者がホロコーストを利用して金銭的または政治的な利益を得ており、「ホロコースト産業」(Holocaust industry) や「ショアー・ビジネス」 (Shoahbusiness) という用語もある。たとえば、1996年、スイスの主要銀行に対し、ホロコースト犠牲者のものとされる休眠口座に眠る預金の返還を求めるユダヤ人の集団訴訟が起こされた。1997年、ドラミュラ大統領兼経済相は「あたかもスイスにもかつて強制収容所があり、ホロコーストの主犯であったかのような非難だ。賠償金の要求はまるで脅迫のようなもの」として、これを「ゆすり・たかり」と非難したが、イスラエルやアメリカの圧力を受け謝罪を余儀なくされる。1998年、休眠口座の調査は続行中だったが、銀行側が今後支払い要求に応じないことを条件に12億5千万ドルを支払うことで政治決着した。2001年10月13日、英紙タイムズはスイスの独立請求審判所による調査の結果を報じ、それによれば休眠口座の総額は6千万ドル程度に過ぎず、ほとんどは少額で、処理した10,000 件近い請求のうち確認できた口座は200件だった。
 ユダヤ人政治学者ノーマン・フィンケルスタインは、2002年、このようなユダヤ人団体の行動をホロコーストを利用して利益を得るものとして批判する『ホロコースト産業』を著した。フィンケルスタインは、ホロコースト生存者の息子であり、ホロコーストついては戦後の通説をなぞる立場に立つが、ユダヤ人団体などからホロコースト否定論者とされ非難を浴びる一方で、ノーム・チョムスキーやラウル・ヒルバーグらに支持された。なお『ホロコースト産業』は「ホロコーストを利用して利益を得るユダヤ人団体」を批判するものであり、ホロコースト否定論を唱えている訳ではない。

 2001年2月にドイツのシュピーゲル誌が発表した世論調査結果によると「ユダヤ人団体は、自身が利益を得るために、独に対し過度の補償要求をしていると思うか」との設問に対し、ドイツ人の15%がそうだと答え、50%が部分的にせよそうだ、と回答している。また2003年12月に行われたイギリスのガーディアン誌の世論調査では「ユダヤ人は自分たちの利益のためにナチス時代の過去を利用し、ドイツから金を取ろうとしているか」という質問に全体の1/4が「そう思う」と返答し、1/3が「部分的だが真実」との認識を示すなど「ホロコースト産業」論も現在のドイツにおいて広く受け入れられている。

 イスラムにおける概況
 イスラム教国家においては、ホロコーストに対するユダヤ人への同情論が、結果的にシオニズムの容認とパレスチナからのパレスチナ人追放へと繋がったとする反発から、ホロコースト否認論が近年台頭してきている。中東では、パレスチナの政治グループだけでなくシリアやイランの政府の人間がホロコースト否認を表明しており、2005年にはイランのアフマディーネジャード大統領が「ホロコーストは無かった」などとホロコーストを否定する発言を行って非難を受けた。
 ホロコースト否認論はイスラム世界では比較的新しい動きである。名誉毀損防止同盟 (ADL) の副理事ケネス・ジェイコブソン (Kenneth Jacobson) はハーレツ(Haaretz) 紙のインタヴューに応えて次のように述べている。

西側の学者によるホロコースト否認論を適用することはイスラム世界において比較的新しい現象である。彼らの姿勢は、ホロコーストが起こったことは真実だが、パレスチナ人がその代償を負担するべきではないという極めて当然のものである。

 ファタハの協同設立者の1人でパレスチナ解放機構の指導者の一人であるマフムード・アッバースはモスクワ東洋大学で1982年に歴史学の博士号を取得したが、学位論文は『ナチスとシオニスト運動の指導者との秘密の関係』と題するものであった。なお、ソ連は1960年代からナチスとシオニスト指導部との秘密の結び付き(en:Zionology) を主張し、それを押し進めてきていた。彼がその博士論文を基に1983年に書いた『もう一つの顔: ナチスとシオニスト運動との秘密の関係』 では次のように述べられている。

シオニスト運動の関心事は (ホロコーストの死者) を誇張し、それによって利益を拡大することにあるようだ。これは彼らが国際的世論とシオニズムとの連帯を勝ち得るために (600万という) この数字を強調させる動機になっている。多くの学者がこれまでに600万という数字について議論し、ユダヤ人の犠牲者数を数十万人に修正するという驚くべき結論に達した。[46]

 アッバースはまた、2006年3月にハーレツ紙のインタヴューでこう述べている。

 私はホロコーストについて詳細に書いており、数字について議論するつもりはないと言っている。私は歴史家の議論を引用したのであって、そこではさまざまな数の犠牲者が言及されていた。ある者は1200万人と書き、ある者は80万人と書いていた。私にはその数字について論争しようとは思っていない。ホロコーストはユダヤ民族にとって恐ろしくかつ許すことのできない犯罪であり、人間には受け入れることの出来ない類の人道に対する罪である。ホロコーストは恐ろしいことであって、私がそれを否認したなどとは誰にも言わせない。

 ホロコーストの修正は、現在、様々なアラブ人指導者によって恒常的に宣伝され、それが中東全域の各種メディアを通じて広まっている[48]。2002年8月にはアラブ連盟のシンクタンクで、アラブ首長国連邦副首相のスールタン・ビン・ザーイェド・アル・ナハーヤン(Sultan Bin Zayed Al Nahayan) が議長を務めるザーイェド協同追求センター (Zayed Center for Coordination and Follow-up) がアブダビでホロコースト修正シンポジウムを開催した。ハマースの指導者たちもまたホロコースト修正を宣伝している。

 2005年12月の演説で、イランの大統領マフムード・アフマディーネジャードはホロコーストがイスラエルを守るために広められた「おとぎ話」だと述べ、国際的非難の新しい波を誘った。「彼らはユダヤ人の虐殺の名の下に伝説を捏造し、神よりも、宗教よりも、預言者たちよりも高い位置にそれを捧げ持っている」と述べ、またユダヤ人を迫害したのはドイツやオーストリアとして、迫害の責任を負うのはイスラエルの国家のために土地を手放しているパレスチナ人ではなくドイツやオーストリアであり、イスラエルはこれらの国々だに移転するべきだと主張した。さらにイスラエルのユダヤ人をアメリカ合衆国に移住させることを提案している。

 2006年4月24日には、「究極の真実を明らかにするために」ホロコーストの真の規模を独立の立場から再び査定することを求めた。米国ではイスラム教徒公共問題協議会en:Muslim Public Affairs Councilがアフマディーネジャードの発言を非難した。同年12月にはテヘランで、ホロコーストの存在に否定的・懐疑的な立場を取る著名人・識者を集めたホロコースト・グローバルヴィジョン検討国際会議が開かれた。一方、ハマースの政治指導者であるハーレド・マシャール (Khaled Mashal) はアフマディーネジャードの発言を「勇敢だ」と評価し、「イスラム教徒はイランを支持するだろう。それはイランが彼らの想い、特にパレスチナの人々の想いを言葉にしてくれるからだ」と述べた。

 2007年の国連総会本会議は、ホロコーストを「歴史的事実」と認め、虐殺を否定する言動を非難する決議案が全会一致で採択されたがイラン代表は虐殺自体を批判的に検証することはできるはずとして、採決に参加しなかった。

 日本における概況
 1994年、政治的には護憲派で左翼とみなされてきたジャーナリストの木村愛二が雑誌『噂の真相』に「シンドラーのリストが訴えたホロコースト神話への大疑惑」と題した記事を寄稿した。1995年には著書『アウシュヴィッツの争点』(リベルタ出版)を発表、言論規制の動きに警鐘を鳴らした。木村の問題提起に触発された本多勝一は、一時的にではあるがホロコースト見直し論に関心を抱き、当時、本多が編集長を務めていた『週刊金曜日』に木村による連載を企画した。

 1994年、筑紫哲也がTBSのNEWS23のテレビコラム「多事争論」においてホロコースト否認に対する言論規制の問題に触れ、ドイツにおける言論規制強化を「他山の石」と呼んで、一定の共感を表明した。
 マルコポーロ事件
 1995年、当時厚生省職員であった医師の西岡昌紀が「ナチ『ガス室』はなかった」という記事を『マルコポーロ』誌に掲載したことが国際的非難を呼び、最終的に『マルコポーロ』紙は廃刊となった(マルコポーロ事件)。記事の中で西岡は「ナチス・ドイツがユダヤ人を迫害した事は明白」として当時のドイツのユダヤ人政策を支持する立場ではないことを明確にした上で、ドイツはユダヤ人を迫害したが「絶滅」までは計画しておらず、収容所でユダヤ人が大量死した原因は発疹チフスなどによるもので、アウシュヴィッツ等の収容所に処刑のためのガス室は存在しなかった、連合国はそれら病死したユダヤ人の死体の映像をガス室の犠牲者であったかのように発表・宣伝した、等の考察を発表した。なお同記事は、数回のシリーズの第一回として書かれた記事であった。

 江川紹子はマルコポーロ事件の直後、マルコポーロの西岡記事を支持しないと明言した上で、サイモン・ウィーゼンタール・センターが文藝春秋に対して行なった広告ボイコットの手法を「民主主義の枠を超えている」と批判、月刊誌『噂の真相』やジャーナリストの長岡義幸などももこの問題を巡る言論弾圧の空気を批判している。他方、木村愛二は『マルコポーロ』の記事がイスラエル建国とホロコーストの関係に全く言及していない点を批判している。西岡自身はその後、パソコン通信上の発言と1997年の著書において、細部の記述には誤りがあったと自ら認めつつ、ホロコースト否認の立場を維持、ホロコースト否認論者に対する言論規制の動きを「ファシズムと呼ぶべきもの」と呼んで批判した。

 ジャーナリストの田中宇は、ホロコーストをめぐる言論状況について「常識と異なる結論に達したら「犯罪者」にされるというのは、分析が禁じられているのと同じ」であるし、またヨーロッパではホロコーストの事実性を検証の対象にすることさえ禁じられようとしていると指摘している。また、シオニストの中でも過激派と、国際協調主義を労働党系の中道派(左派)とでは意見が対立していると指摘している。
 批判
※主な論点については#争点を参照。 ホロコースト否認論に対しては、イスラエルやユダヤ人社会からは強い批判が寄せられている。
 証明責任に関する主張
 ある命題や弁証を支持するためには、主張者は証拠を提示しなくてはならない。例えば、噂は通常正当な証拠として認められないが、目撃者は証拠と認められる場合がある。他からの受け売りの話は証拠として認められないが、申し立てられた問題を証明する公式で日付があり書名のある文書は証拠として認められる。証拠が提示されると、主張者の申し立ては一個の問題として扱われ、証拠は精査される。主張者には証明責任が生じる。主張者の対話の相手が主張者の証拠に疑問を呈したならば、対話者は自分自身の主張をしなくてはならない。例えば、これやあれやの証拠は偽物であるという主張である。こうなると証明責任は対話者の方に移ることになり、証拠基準は元の主張が立てられたのと同一程度となる(証明責任の転換)。主張者の証拠は一見自明なものとして、証拠としての価値能力においていかなる力をも持つことになる。対話者は、主張者に異議を唱えるためにさらなる証拠を要求して、それによって作られるような懐疑的推量や仮想の可能性に答えるというやり方はできない。もしこれが通れば、主張者の証明責任は不合理な水準に押し上げられてしまう。ホロコーストのケースに上記のことを適用すると、生存者、目撃者、歴史家は全体として主張者と見なすことができる。生存者、目撃者、歴史家によって提出された証拠は圧倒的な量ではあるが、規模や細部に関して或いは信憑性に欠け、或いは反対証拠により否定される。
 否認論者の主張する「事実」や「証拠」に関しては、裁判の場で提出された証拠も含めて数多くのものが提出されている。しかし、独立した調査によって、これらの主張は欠陥のある調査、偏向した証言、さらには意図的に捏造された証拠に基づいている。
 異なる事実の合成によって誤った結論へ導される。頻繁に使われるのは、殺傷力を持つチクロンBという殺虫剤が大量に保管されていた事実とナチスがユダヤ人に対して加虐的だった等の組み合わせである。言い訳としては非常に薄いガス室の扉の写真であるがこの写真は実際のガス室の扉であっても、シラミ駆除のためのガス室に使われたものと推測されている、というものがある。このような言説は殺害に適した造りのガス室が実際にあったという心証を与えるが、全てはシラミ駆除のためのガス室であった事が明らかになっている。
 ホロコーストが中央で計画されたことと、ホロコーストの計画と実行におけるナチス指導部の役割は疑うことのできない事実と主張するが、彼等にとってもっとも強力な説得材料は文献や記録、証拠の提示ではなく経済的、政治的、肉体的圧力である。

れんだいこ:ホロコースト否認を規制する法律 [「れんだいこ」から]

れんだいこさんのサイトが見られなくなっているため、キャッシュよりコピーを作成 全文引用
こういう重要な情報ほど、いつ見られなくなるかわかりません。
みなさんもリンクを貼るのではなく、ぜひコピーを作成してください。

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/judea/hanyudayasyugico/sekainokenkyushi/rekishisaikensyosyugico/syobatufo.html

ホロコースト否認を規制する法律
 (最新見直し2014.10.25日)

 (れんだいこのショートメッセージ
 ここで、「歴史再検証主義派の歴史」をものしておく。 

 れんだいこは、ナチズムに対してもホロコーストに対しても「正確な情報」を欲している。なぜなら、「宮顕論」、「不破論」でも解析したように、ウソがいやなのだ。そのウソが通用して崇められたり、あるいは逆に「角栄論」で解析したように本来崇められる人物が落としこめられるそういうウソが嫌なのだ。そういう意味で、ホロコースト問題、ユダヤ人問題にも立ち向かっていかざるを得ない。

 2005.2.10日 れんだいこ拝


【ホロコースト否認を規制する法律 】
 国連では1965年に人種差別撤廃条約を採択、1966年には国際人権規約が採択された。同B規約20条2項には「差別、敵意又は暴力の扇動となる国民的、人種的又は宗教的憎悪の唱道は、法律で禁止する」とある。これらは基本的人権たる表現の自由とも衝突することがある。ホロコースト修正主義者は人種差別の罪で告発されることもある。ホロコースト否認は次の10カ国で違法である。フランス(ゲソ法)、ベルギー (Belgian Negationism Law) 、スイス (刑法261条bis ) 、ドイツ、オーストリア (article 3h Verbotsgesetz 1947) 、ルーマニア、スロヴァキア、チェコ、リトアニア、ポーランド 。イスラエルでも違法。カナダやイギリスでは、ホロコースト否認を禁止する法律はないが、名誉毀損や民族間の憎しみの助長やヘイトスピーチを禁止する法律がある。ドイツ・オーストリア・フランスでは「ナチスの犯罪」を「否定もしくは矮小化」した者に対して刑事罰が適用される法律が制定されているが、人種差別禁止法によって「ホロコースト否定」を取り締まる国もある。1994年からドイツでは「ホロコースト否定」が刑法で禁じられており、違反者は民衆扇動罪(第130条)で処罰される。オーストリアにも同様の法律がある。なお「民主主義に敵対する言論や結社の自由は認めない」という理念は極右と極左の双方に向けられており、旧西ドイツの最高裁判所は1956年にドイツ共産党に対し解散命令を下した。これはドイツが第二次大戦の教訓から「自由の敵には自由を与えない」とする、いわゆる「戦う民主主義」を採ったためであるが、同時に国家による言論弾圧に対する嫌悪感を生み出すとの立場もある。2003年のヨーロッパ委員会による「サイバー犯罪条約への追加議定書」では、人種差別的で排外主義的な行為の犯罪化に関する協約で、第6条に「大量虐殺や人道に対する罪の否認、著しい矮小化、是認、正当化」が上げられているが、まだ法律化されていない段階にある。ホロコーストの加害者であったドイツ、オーストリア、チェコ、ルーマニア、スロヴァキア) の国の多くでは、ナチズムに関するナチの象徴なども禁止している。加えて、ホロコースト否認を特別に禁止している国々では、ヘイトスピーチを禁じるなど、公的な場での発言を制限する法体系が存在していることが指摘されている。グッテンプラン (D. Guttenplan) によると、これは「米国やイギリス、元イギリス植民地のような判例法 (Common law) の国々と、大陸ヨーロッパの大陸法 (Civil law) の国々との違いである。大陸法の国々では法律は一般により規範的である。また、大陸法の体制下では、裁判官はより多く尋問者として振舞い、証拠を分析するほかに証拠を集めたり提示したりする」。
 2004年にはイスラエルで、外国に対して「ホロコースト否定論者」の身柄引渡しを要求できる「ホロコースト否定禁止法」が制定された。 ホロコースト犠牲者は100万人に満たないという内容の博士論文を書いたことがあるパレスチナ解放機構事務局長マフムード・アッバース(前首相)を標的として極右政党国民連合が提出した法案であった。2007年1月26日の国連総会本会議は、ホロコーストを否定する言動、「全面的、部分的否定」を非難する決議案が米国などが提出、投票なしで採択されたが、イランは不参加で「偽善的」と批判した。

【ナチズム議論厳禁事情考】
 ドイツでは、ホロコーストの見直しは論議そのものが違法ということ。つまりタブーにされている。仮に、ホロコースト見直し論者が講演に出向く予定を立てると、それを聞きつけたユダヤ人組織が横槍を入れ、プレッシャーをかけている。 そうした中で、反ユダヤ主義運動におけるユダヤ人の自作自演劇も伝えられている。

 インターネット界の畏兄・木村愛二氏の「アウシュヴィッツの争点」の「(その28)「権威に弱い独マスコミ」と、ドイツという国の真相」に拠れば、1994年、東西統一後のドイツで、「アウシュヴィッツでのユダヤ人大虐殺説を虚構とする発言を処罰する刑法改正法案」が議会に上程され、9.23日に成立した。これにより、被告は「最高五年の禁固刑」に処せられる事になり、「ホロコースト物語」を論ずる自由が失われた。これを仮に、「ホロコースト・カーテン」とすれば、その幕が下ろされたことになる。こうして、「アウシュヴィッツの嘘」を嗅ぎ分ける者は地下活動を余儀なくされ、このことが逆にネオナチなどのウルトラ民族主義を誘発しつつある。

 考えてみればおかしな法案である。「アウシュヴィッツ・ホロコースト」が如何に「反戦平和思想の立脚点的史実」であるとするにしても、この見解に立たない思想を取り締まるという法案は、法の原理から云って野蛮法ではなかろうか。この立脚点を政府見解の基準点にするというのならまだしも分かる。が、下々の議論までこのラインで抑制せしめるというのは、過度干渉条文ではなかろうか。悪法の極みであり、事の良し悪し以前の手法の問題として近代的民主主義原理に抵触してはいないか。残念ながら、こういうところが問題にされない。ドイツのことだから見てみない振りするというのはいかがだろうか。いずれ、その波が日本にも押し寄せてくる可能性があり、そうすると他人事では済まされまい。

 かくて、「アウシュヴィッツでのユダヤ人大虐殺説」が当局お墨付きの公認見解となり学習が義務づけられていく。こうなると、「理論というより、教えられたとおりの理屈」をこねまわすものが跋扈し始め、これは当局お墨付きの通説であるからして歓迎される。学問的権威で粉飾すれば威力が増すためか学者が利用される。お調子者が居て、その権威に乗っかかって、かの泰斗が言っていることだから正しいに違いないとばかりのスタンスで疑問派を罵詈雑言指弾し始め、レッテルを貼り付け溜飲を下げるという変態作法が横行している。

 この場合、疑ってみるべきは、かの先生の泰斗ぶりだろう。何のことはない、かの先生も単なるお調子者に過ぎないという事例に事欠かない。かの先生ばかりでなく、御用提灯族マスコミも例に漏れない。れんだいこは、こういうことは在り得ることだと思っている。日本のサヨ運動はけったいな事に、「アウシュヴィッツ・ホロコースト」では反政府スタンスではなく当局側の御用スタンスに位置しており、それを誰よりも熱心に鼓吹しつつ得々としている。狂っているとしか云いようが無いが、これを「正義」と任じて手前から更に狂おうとしている。
 それはともかく、ここで、れんだいこは、奇妙な体験を綴ろうと思う。「議論が如何に大事で且つ疎かにされているのか。ならば議論を封ずることは最悪ではないか」ということを明らかにせんが為である。

 れんだいこの学生運動歴の中でのことである。或る時、宮顕系日共の「日本の国家主権に於ける対米従属規定論」に疑問をぶつけた。れんだいこの立論は、革命論的観点から我が国家の対米従属性を踏まえることと、国家の主権問題での対米従属規定論を論ずることとの間には認識の次元が違うものを混同させているのではないのか。いわゆる「対米従属論」は戦後日本の帝国主義的再編再建過程に対して目隠ししていることにならないのか、というものであった。

 れんだいこはその頃、民青同に所属しており、キャリヤから返ってきた答えは、「お前、深まっていないなぁ。せめて宮顕の『日本革命の展望』ぐらい読めよ」というものだった。

 この「深まっていないなぁ」が堪(こた)えて、ならばと自治会活動から手を引き、その名もズバリな「マルクス・レーニン主義研究会」という地下サークルへ潜った。思えば、この頃懸命に学習したことが今日のれんだいこ観点の半分を形成しており、有り難い履歴となっている。それは余算ごとであるが、かの時、れんだいこが、日帝自立派の党派に属していたなら、どういう見解が返ってきたかと思う。恐らく、「お前、深まっていないなぁ。せめて**の『******』ぐらい読めよ」と云う返答が為されていたのではなかろうか。詳しいいきさつは遠慮するが、某党派との論争で、そのように応対されたことがある。

 ならば考えてみよう、奇妙ではないか。「対米従属規定論」を廻って、その肯定派と否定派のお互いが「お前、深まっていないなぁ。せめて**の『******』ぐらい読めよ」と言い合っている構図になる。オカシイではないか。ならば、対米従属論者と自立論者がテーブル越しに論争すべきではないのか。なぜそれをせぬまま経緯しているのか。これを腐敗といわずに何と云おうぞ。

 そういう遣り取りを経て、なお且つ対米従属論者が居て自立論者が居るのなら分かる。それをせぬままに唯我独尊的に「お前、深まっていないなぁ。せめて**の『******』ぐらい読めよ」と言い放つのは不義ではないのか。

 ここまで語ればお分かりいただけよう。ホロコースト問題然りで、ホロコースト論者と見直し論者が喧々諤々すれば良いのだ。それをしない、させない、議論そのものを取り締まる、出版停止に及ぶなどということが罷り通って良いものだろうか。現実はそれが常態となっている。

 オカシイデハナイカ。オカシイことをオカシイと云うのは学問の第一歩の姿勢たるべきではないのか。こういう姿勢を抜きにして知識を詰め込んでみても、所詮はヘナチョコ付け刃にしかならないのではないのか。だから、自分の言葉で語れず、あれ読めこれ読めと逃げの手を打つ。それではオルグできないだろうが。

 これがれんだいこの云いたいことである。

 2005.1.8日 れんだいこ拝
 「●Wikipediaホロコースト否認 」を転載しておく。
 ホロコースト否認を禁じる法律 [編集]

 ホロコースト否認は次の10カ国で違法である。フランス (Loi Gayssot) 、ベルギー (Belgian Negationism Law) 、スイス (刑法261条bis ) 、ドイツ、オーストリア (article 3h Verbotsgesetz 1947) 、ルーマニア、スロヴァキア、チェコ、リトアニア、ポーランド [46] 。イスラエルでも違法。カナダやイギリスでは、ホロコースト否認を禁止する法律はないが、名誉毀損や民族間の憎しみの助長を禁止する法律がある。

 ドイツ・オーストリア・フランスでは「ナチスの犯罪」を「否定もしくは矮小化」した者に対して刑事罰が適用される法律が制定されているが、人種差別禁止法を名目に「ホロコースト否定」を取り締まる国もある。国際人権規約批准国では、B規約20条2項「国民的、人種的または宗教的憎悪の唱道は、法律で禁止する」を根拠とする以外に、基本的人権たる表現の自由を制限することが難しい。このため、ホロコースト修正主義者は人種差別の罪で告発されることが多い。

 1994年からドイツでは「ホロコースト否定」が刑法で禁じられており、違反者は民衆扇動罪(第130条)で処罰される。オーストリアにも同様の法律がある。なお「民主主義に敵対する言論や結社の自由は認めない」という理念は極右と極左の双方に向けられており、旧西ドイツの最高裁判所は1956年にドイツ共産党に対し解散命令を下した。これはドイツが第二次大戦の教訓から「自由の敵には自由を与えない」とする、いわゆる「戦う民主主義」を採ったためであるが、同時に国家による「言論弾圧」に対する「嫌悪感」を生み出すとの立場もある。

 2003年のヨーロッパ委員会による「サイバー犯罪に関する協約への追加議定書」[47]は、コンピュータシステムを通じて行われる人種差別的で外国人排斥的な行為の犯罪化に関する協約で、第6条に「大量虐殺や人道に対する犯罪の否認、著しい矮小化、是認、正当化」が上げられているが、まだ法律化されていない段階にある。

 ホロコースト否認を禁止している国々のうち半分 (オーストリア、チェコ、ドイツ、ルーマニア、スロヴァキア) はホロコーストの加害者である。これらの国の多くのでは、ナチの象徴などナチズムに関連する他の要素も禁止している。加えて、ホロコースト否認を特別に禁止している国々では、ヘイトスピーチを禁じるなど、公的な場での発言を制限する法体系が存在していることが指摘されている。グッテンプラン (D. Guttenplan) によると、これは「米国やイギリス、元イギリス植民地のような判例法 (Common law) の国々と、大陸ヨーロッパの大陸法 (Civil law) の国々との違いである。大陸法の国々では法律は一般により規範的である。また、大陸法の体制下では、裁判官はより多く尋問者として振舞い、証拠を分析するほかに証拠を集めたり提示したりする。」[48]

 2004年にはイスラエルで、外国に対して「ホロコースト否定論者」の身柄引渡しを要求できる「ホロコースト否定禁止法」が制定された。 『エルサレム・ポスト』によれば、ホロコースト犠牲者は100万人に満たないという内容の博士論文を書いたことがあるパレスチナ解放機構の事務局長アッバース(前首相)を標的として極右政党国民連合が提出した法案であった[49]。

 だが、こうした法律では否認論を押しとどめ切れていないのも実情である。というのは、ホロコースト否認論は欧州圏外、とくにアメリカ合衆国において顕著な高まりを見せているためである。それが、インターネットの普及の著しい米国や日本から、隔絶できないネット情報によって逆輸入されている。米国では、民間の人権擁護団体が経済力によってホロコースト否認論の出版物やインターネットサイトをなくそうとしているが、そのたびに類似のインターネットサイトが乱立し、逆にそれが話題性を作ってしまいホロコースト否認論を広めてしまっているところがある。
【西欧でのニュルンベルグ裁判判決を疑う議論の刑法禁止考】
 木村愛二氏の2005.2.19日付【ホロコースト信者はシオニスト同様「あら探し」と「人格攻撃」】は概略次のように述べている。
 「ヨーロッパでは、ドイツだけでなく、ほとんどの国が、ニュルンベルグ裁判の判決を疑う議論を刑法で禁じている。この言論封殺は、シオニストのユダヤ人主流が、ヨーロッパに押し付けたもので、英米、カナダでは法律上の明確な禁止はないが、「虚偽報道」云々の禁圧が実質的に行われている。ユダヤ人は皆がイスラエル支持派ではないが、ユダヤ人の主流は、欧米の言論界を支配し、事実上の言論封鎖を行っているのである。

 ホロコースト見直し論、または、ホロコースト否定論に対する攻撃には、ガス室の真偽の論争を避けて、直接の法的なもの以外に、一番下品な「あら探し」、論者への人格攻撃が、頻繁に用いられる。ネオナチ。ナチ、極右、などのレッテル貼りが、その典型である。
 ところが、当初から疑われていたものの、最近になって、911事件以後、アメリカの歴史見直し論者の長年の追及の結果、ヒトラーとナチ党を育てたのは、ユダヤ資本とアメリカの財界であったころが、証拠上、明らかになった。ブッシュ爺は、その代表格だった。ナチとシオニストの関係は、人形遣いと指人形のような自作自演だったのである。
 
 これだけのことが分かってきたのに、日本人のホロコースト信者は、いまだに、シオニスト極右と同様のあら探し」と人格攻撃」に終始し、真偽論争を避けている。
 
 911事件以後に、イスラエル、シャロン首相、ネオコン、これだけの悪の巣の残虐な正体が、明白になっているのに、彼らの拠り所のホロコーストの大嘘を擁護するというのは、実に愚かしいことである。以上」。

(私論.私見) 「西欧でのニュルンベルグ裁判判決を疑う議論の刑法禁止」について
 こうなると、ホロコースト論議も、ニュルンベルグ裁判論議も禁止されていることになる。恐ろしいことである。


れんだいこ:世紀の悪法、歴史検証禁止法を糾弾せよ [「れんだいこ」から]

れんだいこさんのサイトが見られなくなっているため、キャッシュよりコピーを作成 全文引用
こういう重要な情報ほど、いつ見られなくなるかわかりません。
みなさんもリンクを貼るのではなく、ぜひコピーを作成してください。

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/daitoasenso/taigaishinryaku_horocoosto_kenyokinhifoco.htm

世紀の悪法、歴史検証禁止法を糾弾せよ
 (最新見直し2007.3.29日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 その昔、ある集団が、東京駅で九州行きの切符を買って、逆方向の例えば北海道行きの新幹線に乗り込んだとする。多くの者は長旅に任せて眠り込むから気づかないものの、中には車窓を眺める者も居る。そのうちの幾人かが、車窓の景色の違いに気づいて、これは道を間違っているのではないかと云いはじめる。しかし、それを否定する者もいて、疑問を発する人も間違いが決定的とする証拠はないので口ごもらざるを得ず、そうこうするうちに列車は東北へ着いた。

 集団は、ここでははっきり間違いに気づいたのだから、いったん原点に戻らねばならない。ところが、このまままっすぐ行けば必ず九州へ着くと言い張る者もいて、その言が勝って集団はとうとう北海道へ着いた。ここから九州へ行き直せば良いのだけれども、厄介なのは、ここは九州だと居直る者が出てくることである。北海道のように見えるけれども実は九州なのだと説教されることである。あるいは、我々は元々北海道行きを欲していたのだと居直られることである。

 そういうことは御免こうむりたいのだが、世の中にはこういう手合いが居り、そういう事例が五万とある。以下、フランスの「歴史記憶法(ゲソー法)」を考察するが、この寓意を例証している。

 2007.3.29日 れんだいこ拝

【現代フランスの「記憶をめぐる法律」4法について】
 「阿修羅ホロコースト4」の木村愛二氏の2007.1.24日付け「ホロコーストに疑義を呈すのを禁止する法律がフランスで論争」、2007.3.27日付け「ホロコースト否定論を罰する「歴史記憶法」論争への論及記事発見」その他を参照する。
 1990.7月、フランスで、「ホロコーストに疑義を呈すのを禁止する法律」である「歴史記憶法(ゲソー法)」が採択された。戦前のナチスによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)犯罪を永遠に記憶に止めるためのもののようで、ナチスによる人道犯罪に疑義をはさむ行為を禁止、違反者に禁固刑や罰金を課す罰則規定がある。フランスの「記憶をめぐる法律 lois mémorielles」と総称される4法の中で、罰則規定があるのはユダヤ人大虐殺の否定を禁じたゲソー法だけである。「被害者をまもり、過ちを繰り返さないために必要」、「戦争の生存者を虚言・中傷から保護」と云うのが根拠のようである。「記憶をめぐる法律 lois mémorielles」のうちのその1の法である。

 2001.1.29日、1915年のアルメニア人大虐殺(ジェノサイド)を認めた法律が可決された。「2001.1.29日法」と云う。「フランスは1915年のアルメニア大虐殺を公的に認める」との条文ただひとつだけからなるものであり、大虐殺を事実と宣言したほかには何の法的な効果も及ぼすことがない。「記憶をめぐる法律 lois mémorielles」のうちのその2の法である。

 2001.5.21日、通称「トビラ法」が公布された。同法は、奴隷制および黒人売買を人道に対する罪として認めている。「記憶をめぐる法律 lois mémorielles」のうちのその3の法である。

 2005.2.23日、「2005.2.23日法」が公布された(「2005.2.23日日法」仏語全文)。「記憶をめぐる法律 lois mémorielles」のうちのその4の法である。
【「記憶をめぐる法律4法」を廻るフランス知識人の反対派と賛成派の動き】
 2005.3.25日、ルモンド紙上に、クロード・リオズ、ジェラール・ノワリエルらを中心とする歴史家たちが、声明を発表し、「トビラ法」が「公式の歴史」さらには植民地化の「積極的な役割」という「公式の嘘」を押し付けるものであり、「立法府が歴史家に成り代わって歴史に口を出すのは職権乱用だ」として、その即刻廃止を訴えた。反対派の「ユダヤ系フランス人の歴史家」ピエール・ノラのコメントは、「歴史家の研究・発言に枠はめる危険」と述べている。

 この声明は、3週間たらずで研究者や教員から1000以上の署名を集め、大きな反響を呼んだ。この署名活動の主催者たちはのちに「歴史の公共利用に対する監視委員会」を設立、継続的な運動を展開させていくことになる(「歴史の公共利用に対する監視委員会」公式ホームページ)。

 2005.6.12日、歴史家オリヴィエ・ペトレ=グルヌイヨは、自著「黒人売買(Traites négrières)」をめぐるル・ジュルナル・デュ・ディマンシュ紙上でのインタヴューでの発言が、人道に対する罪としての奴隷制をゆがめるものだとみなされ、アンティル・ギアナ・レユニオンの団体から訴えられた。

 2005.11.30日、オリヴィエ・ペトレ=グルヌイヨは、パリの大審裁判所に召喚された。(後にこの訴えは取り下げられた)

 2005.12月、ジャン=ピエール・アゼマ、ピエール・ノラ、ジャン=ピエール・ヴェルナン、ピエール・ヴィダル=ナケらを中心とする別の19名の歴史家グループが、「自由な国家において、歴史的真理を定めるのは議会でも法権力でもない」と主張し、問題の「2005.2.23日法」だけではなく、歴史修正主義を禁じた「ゲソー法」など、歴史に関わる4つの法律すべての廃止を求めて、「歴史のための自由」と銘打った署名活動を新たに開始する。12.13日、リベラシオン紙上に「歴史のための自由宣言文」が掲載された。

 同12.20日、これに対してクロード・ランズマン、マルク・レヴィら32名人の作家、法律家、歴史家たちは、「すべてを一緒にするべきではない」という声明を発表し、問題の法律と他の3法、とりわけゲソー法を同じ俎上に載せることに反意を表明した。また上記の「歴史の公共利用に対する監視委員会」も、19名の歴史家グループとは距離を置く姿勢を示している。

 2006.2.2日、「歴史のための自由」派の一人ジャン=ピエール・アゼマは、人種差別的な中傷や名誉毀損を禁じた条項を持つ、報道の自由に関する法律(1881年成立)などだけでも、歴史修正主義者を罰するには十分だとの意見を表明した。(2006年2月2日付『レクスプレス』誌上におけるジェラール・ノワリエルとの共同インタヴュー)。

 2006.11月、仏法曹界の56名人が、施行中の三つの歴史記憶法の全廃を求める声明を出した。「三つの歴史記憶法」とは、ゲソー法、2001.1.29日法 、トビラ法を指す。
 2007.1.18日、 仏リヨンの軽罪裁判所で、右翼政党・国民戦線の№2幹部・ブリュノ・ゴルニッシュ( Bruno Gollnisch)に執行猶予付3ヵ月の禁固刑と5000ユーロの罰金刑を命ずる有罪判決を言い渡した。「ユダヤ人虐殺の死者数やガス室の有無について、もっと議論すべきだ」と述べた発言が、ゲソー法違反と認定された。

 ゴルニッシュは京都大学に留学した経験を持ち、妻は日本人である。ゴルニッシュは、2004.10月のリヨンでの記者会見で次のように述べている。

、概要「ナチによる強制収容や数百万人の死については見直すべきではない。しかしながら、死の原因について論争は起こらねばならない。私は殺人ガス室を否定しない。だが私はこの問題の専門家ではないので、歴史家の討議に任せるべきだと考える。そしてこの討議は自由であるべきだ」。
 ルニッシュは、この発言の為にヨーロッパ議会から議員としての特権を剥奪される羽目になった。

【朝日新聞が「歴史記憶法 仏で論争」特集を掲載する】
 2007.1.23日、朝日新聞が、「歴史記憶法 仏で論争」という見出しの半頁の長大特集記事を掲載した。大見出しは「歴史記憶法 仏で論争」、小見出しに「ナチス犯罪への疑義 禁止/奴隷貿易を人道犯罪と規定・・・・」、「政治が介入」、「過ちを防ぐ」とある。

 記事の冒頭の(パリ=沢村亙)記者によるリードは、以下である。
 フランスには、ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)に疑義を呈するのを禁じたり、奴隷貿易の非人道性を記憶にとどめたりする法律がある。歴史の評価を法律で定めた一連の「歴史記憶法」について、「歴史認識の押しつけ。歴史研究への政治介入を招く」「被害者をまもり、過ちを繰り返さないために必要」と、論争が広がっている。歴史と政治の関係について、賛成派と反対派に聞いた。
 記事は、賛成派の弁護士のセルジュ・クラスフェルドさん(71歳 ルーマニア出身のユダヤ人。父はアウシュヴィッツ収容所で殺された。ナチス協力者の告発に数多く携わる))を登場させ、その論点を次のように紹介している。
 戦争を生き残った者にとって、彼らは強制移送されなかったとか、両親は生きて戻ってきたとかいわれることは中傷であり、苦痛を伴う虚言である。馬鹿だとか愚かしいとか言われるより、はるかにつらい誹謗だ。戦争の生存者や、命を奪われた者を直接知っている人々は、法律でこの手の虚言中傷から保護される権利がある。もちろん将来、その世代が死に絶えたら、法律は用をなさなくなるだろう。
 私は議会政治は、民主主義の指標の一つだと思う。法律という形で倫理的な指標を示し、歴史に倫理を介入させる権利がある。とりわけ同時代的な歴史の場合にその重要性は増す。たとえば第一次大戦の後、アルメニア人の虐殺についてトルコの責任を審判し、断罪する試みがなされていれば、ヒトラーもユダヤ人大量虐殺に多少は尻込みしたのではないか。
 これに対して、反対派で知られる歴史家のピエール・ノラさん(75歳 ユダヤ系フランス人の歴史家。「記憶」の観点から国民意識の形成を分析。アカデミー・フランセーズ会員)の論点が次のように紹介されている。
 歴史は自由な知的探求の結実だ。誤りがあれば知的探求によって正されなければならない。しかし政治家は、特定の利益や関心を代表する団体の要求に応じて、深い考察もしないで法律を採択しようとする。政治家が歴史に介入し、私たち歴史家が何を考え、何を語り、何を教えるかを法的に枠にはめることは絶対に避けねばならない。
 ゲソー法は、ほんらい歴史家ではなく、ナチスの犯罪を矮小化する悪意を取り締まる法律だ。この法律が必要とされるほど、おぞましいユダヤ人大量虐殺を、歴史の単なるひとコマにしてしまおうという動きがある。だが一定の表現を禁じる権限を議会に与えるのは望ましくない。・・「ユダヤ人だけは特別」という誤解を招かないためにも、私たちはゲソー法も含めた歴史記憶法の全廃を求めるという苦渋の決断をした。

 革命以来のフランスは国と個人の法的・人倫的な契約に基づいて成り立ってきた。一方でフランスは移民の国だ。子どもが学校で習う歴史は、多少虚偽的で、伝説めいたものであったとしても、社会の一体性を形作る強力な要素だった。だから、人種や民族などの記憶に基づいた要求は、そんな一体性を飛散させてしまう危険をはらむ。

 もちろん政治にも過去に携わる権利と義務がある。誓いや宣言、記念式典を執り行い、不正義を正し、道徳上の過ちを償うことだ。
 記事の末尾は次のように結ばれている。

 「いま、欧州連合(EU)レベルでホロコースト否定論を罰する法令を作る計画が、ドイツの発案で進行中だ。同様の国内法がある独仏やオーストリアに対し、英国や北欧諸国では『言論の自由を脅かす』と慎重論が聞かれる」。
(私論.私見) 朝日新聞の「歴史記憶法 仏で論争」特集に対するれんだいこ見解

 2007.1.23日付けの朝日新聞の「歴史記憶法 仏で論争」記事は、フランスの言論界のアップデートな問題を報じているところに功績が認められる。但し、商業新聞と云う枠にあっては仕方ないのかも知れないが、記事内容には大きな限界が認められる。

 「歴史記憶法(ゲソー法)」に対する見解が違う例として二人のユダヤ人の持論がもっともらしく紹介されているが、れんだいこに云わせれば、この対比はヤラセ気味な作為的なものを感じる。なぜなら、この両者は、ホロコーストを歴史的史実とみなす立場では一致しているからである。これでは公正な両論併記とは云えない。

 本来、「歴史記憶法(ゲソー法)問題」を「公正中立」的に論ずるには、ホロコーストを歴史的史実とみなす側と、みなさない側の二極論で構成せねばならない。みなす側からの必要論と、みなさない側からの言論封殺論を際立たせねばならない。こうしないと不公平であろう。従って、同じユダヤ人同士のホロコーストを歴史的史実とみなす立場からの見解の相違を並べて公正さを演出するのはいただけない。

 ホロコーストによるユダヤ人大虐殺説を信奉せず、疑惑する立場のれんだいこには、「歴史記憶法」は滅法悪法に見える。言論の自由の母の国として知られるフランスが現在、かくも不自由な言論状況にあることを知らされ悲しい。

 「歴史記憶法(ゲソー法)」の問題は、戦前のナチスによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)犯罪の史的検証そのものを制約しているところに悪法性がある。徹底した検証を通じて獲得された認識を尊重するのならまだしも、とかく議論の多い「ナチスによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)犯罪」の真偽性問題を見つめず、頭から決めて掛かる作法は学問的にいただけない。ましてや、違反者に禁固刑や罰金を課す罰則規定があり、問答無用法になっている。これが問題だ。

 こう判断するのがまともな識見だろうに、日本の自称知識人が現代フランスの「歴史記憶法」を賛美しているとしたら、それは余りにも無茶な没インテリ性であろう。

 2007.3.28日 れんだいこ拝
【「全世界反ユダヤ主義監視法」考】
 米国議会の中で唯一のホロコーストの生き残りであるとされている民主党議員トム・ラントスによって、「全世界反ユダヤ主義監視法(the Global Anti-Semitism Review Act of 2004)」な提案され、米国上下院の審議に付された。この法案が他の宗教グループに比してユダヤ人に対して有利な扱いを生み出しかねないことが危惧されるが、満場一致(unanimously)で採択された。

 この法律によると、米国の外務担当の部門は、世界中のアンチ・セミティズムについての年次報告を作成し、「人権」についての情報を内容に盛り込んで公表しなければならない。さらに国務省の内部に、反ユダヤ的な行動を記録しこれと戦うための戦略を練る義務を追う一つの部門が創設される。

 2004.10.16日、米国で、ブッシュ大統領が署名したことにより「全世界反ユダヤ主義監視法(the Global Anti-Semitism Review Act of 2004)」が公布された。今後CIAやNSAなどの諜報機関が、「反ユダヤ言動」を世界規模で見張ることになる。(「阿修羅空耳48」のバルセロナより愛を込めて氏の2007.4.2日付け投稿「重要かつ恐ろしい問題:『我々の血はユダヤ人の血ほど神聖ではないのか?』」その他参照)。
 関連記事Re: 米国の「全世界反ユダヤレビュー法」の驚くべき内容。
 http://www.asyura2.com/07/bd48/msg/281.html
 投稿者 凡人 日時 2007 年 4 月 03 日 12:02:30: pV3QNylzAqCv6

 http://uncensored.co.nz/archives/2007/03/16/the-criminalisation-of-free-speech/
UNCENSORED, New Zealandより
この記事にこのようなくだりがある:

 President Bush signed into law the Global Anti-Semitism Review Act, establishing within the U.S. State Department aspecial unit to monitor global Anti-Semitism and report annually to Congress. 

 On May 22, 2006, US Secretary of State Condoleeza Rice swore in Greg Rickman to oversee the Office of Global Anti-Semitism. Within a short time the United Nations, under its new Secretary-General Ban Ki Moon, asked its member-States to sign, and then ratify, a similar resolution.
 THE CRIMINALISATION OF FREE SPEECH
  言論の自由の有罪宣告

 By Jeremy Lee, P.O. Box 1234, Toowoomba, 4350
 ジェレミーリー、私書箱1234、Toowoomba、4350による

 The highly-talented and controversial British historian David Irving has just been released from prison in Austria after serving three years.
 非常に優秀で論争の的となる英国の歴史家ディヴィッドアーヴィングは、3年服役した後、オーストリアの刑務所からたった今釈放された。

 His crime? A remark he made 17 years earlier.
 彼の犯罪とは何か。彼が17年も前に為した発言である。

 The Canadian resident Ernst Zundel, whose conviction for ‘hate literature” was overturned by Canada’s highest Court, was kidnapped, held in solitary confinement for two years without charge, and then illegally deported to Germany, where he has just been sentenced to 5 years in prison. 

 カナダに居住するエルンスト・ゾンデルは、「憎しみ文学」として有罪判決を受けた人物であるが、カナダの最高裁によってひっくり返されている。彼は、不法に2年間拘禁され、堅い信念を堅持した。続いて、違法にもドイツに移送された。今、懲役5年を宣告され監獄に囚われている。

 Others have suffered similar penalties.

 他の人が、同じような罰で苦しめられている。

 Their only crime has been the expression of sincerely-held beliefs about historical events.

  彼らの唯一の犯罪は、歴史的事象に関して真摯に形成された信念の表明によってもたらされたものである。
 Traditionally, the right to express personal views – whether popular or not – has been upheld in Christian countries as “the right of free speech”. 

 伝統的に、個人的見解を表現し得る権利は、それが一般的なものであろうが無かろうが、キリスト教諸国では言論の自由権として擁護されてきたものである。

 As many historical anomalies about the Jewish holocaust in Germany came under scrutiny after World War II, pressure was applied to governments to outlaw any discussion and scrutiny under the accusation that to do so was ‘anti-Semitic’. Germany and Austria were the first to succumb to such pressure, followed by France and other western European nations.

 ドイツでのユダヤ人ホロコーストに関する多くの歴史的異例が第二次世界大戦後の精密な調査で発生したので、政府に対し、告発下でのいかなる議論も精密な調査も違法化されるという圧力が掛けられた。即ち、反セミティズムのドイツとオーストリアが最初にそのような圧力に屈した。続いて、フランスや他の西欧諸国が続いた。

 INTERNATIONAL PRESSURE

 国際的圧力

 Through the United Nations, ‘anti-discrimination’ legislation, on the grounds of race, gender, sexual orientation, age, marital status or religion, was presented to all members for signature and then ratification, whereby member-states were required to legislate domestically.

 国連を通じて、人種や性、性的嗜好、年齢、婚姻状態、宗教という基盤での反差別法が、サインと批准のために全てのメンバーに提出された。それによって、加盟国は国内で法律を制定することを要求された。

 The first attempt to establish a Human Rights Commission in Australia occurred during the Whitlam years at the hands of the Attorney General Lionel Murphy.

 最初、オーストラリアに於ける人間性の権利委員会を設置する試みが、司法長官ライオネルマーフィーの手でホイットラム年間に起こった。

 It is instructive to read the heated criticism by the Opposition Liberal and National parties.

 野党の自由及び国家諸政党によって激したが読み挙げられたことが役に立っている。
 
 As soon as they gained office under Malcolm Fraser in 1975 they reversed their position and installed the Human Rights Commission in which they had thwarted Labor’s Murphy.

 1975年に、マルコムフレーザーの下で職を得るや否や、彼らは立場を覆し、Humanライツ委員会に就任した。そこで、彼らは、労働党のマーフィーに敵対した。

  The ensuing powers of this body were at odds with traditional freedoms in Australia, including the right to free speech.

 この機関の次の権力は、オーストラリアで、言論の自由権を含めながら、伝統的な自由を廻って争っていた。

 Thus, a dual court system had to be installed in each signatory nation –- traditional Courts versus Human Rights tribunals.

 かくて、二重法廷システムが、各々の加盟国で任命されねばならなかった。伝統的な法廷が、人間性の諸権利裁判所と相対した。

 The latter resorted to antiquated “star-chamber” principles which had earlier been weeded out of the judicial process as inimical to individual rights and open, fair trials, where justice was not only done, but could be seen to be done.

 後者は、以前にあった時代遅れの「不公平な裁判所」原則に立ち向かった。個々の諸権利に不都合なものを司法手続から省いていった。そして、正義が実践されるだけでなく、実践されているのが見られるように公平な裁判を公開した。

 Denied the right to identify and confront their accusers, victims could be summoned on allegations to appear, at their own expense and before any charges were laid, in front of tribunals held in closed sessions. 

 彼らの告発人(犠牲者)に特定して、立ち向かう権利を与えられません。彼ら自身の費用で、そして、前に、申し立てに関して現れると要求されることができました。閉じたセッションで持たれる裁判所の前で、どんな告訴でも置かれました。

 Legal representation was denied. Procedure at such hearings could later be used as evidence in legal trials that followed.

法的表現は否定されました。そのような審理の手順が、後であることができました。法的裁判の証拠として使われて、それはあとに続きました。

 RAMPING UP THE PRESSURE

 圧力傾斜

 Politicians who, in many cases, knew little of the law, had never read the Constitution and had, in any case, sold their consciences to their benefactors and the Party Whip, raised little objection to this subversion. 

 多くの場合、法律のほとんど何も知っていなくて、これまで読まなかった政治家、憲法、そして、いずれにせよ、持つ彼らの良心を売る彼ら後援者と党Whipは、この転覆に対するほとんど異義を唱えませんでした。

 The Church, without exception, “passed by on the other side”.
 教会(例外(「向こう側で見過ごされる」)のない)。

 On October 16, 2004, President Bush signed into law the Global Anti-Semitism Review Act, establishing within the U.S.

 2004年10月16日に、ブッシュ大統領は、法律にGlobalに署名しました。反ユダヤ主義Review法、アメリカ国務省内で確立する。

 State Department aspecial unit to monitor global Anti-Semitism and report annually to Congress. 

 世界的なAnti-セム族気質をモニターして、国会に毎年報告する特別な単位。

 On May 22, 2006, US Secretary of State Condoleeza Rice swore in Greg Rickman to oversee the Office of Global Anti-Semitism.
 

 2006年5月22日に、米国のCondoleezaライス国務長官は、グレッグを宣誓させました。セム族気質のオフィスを監督するリックマン。

 Within a short time the United Nations, under its new Secretary-General Ban Ki Moon, asked its member-States to sign, and then ratify, a similar resolution.
Global Anti-短い時間以内でその新しい事務総長Ban Ki Moonの下で、国連尋ねるその徴候への加盟アメリカ、それから、批准してください、同程度の解像度

 Greg Rickman’s office has already defined ‘anti-Semitism’. Included are the following:

 グレッグリックマンのオフィスは、すでに定義済みの「反セミティズム」を持っている。以下の内容を含んでいる。
· Any assertion that the Jewish community controls government, the media,

  ユダヤ人のコミュニティが政府、メディアを支配するといういかなる断定。 
· international business and the financial world is anti-Semitic.

 国際ビジネスと金融商品世界が反セミ。
· Strong anti-Israel sentiment is anti-Semitic.

 強力な反イスラエル意見は反セミ的。

· Virulent criticism of Israel’s leaders, past or present, is anti-Semitic.

 イスラエルのリーダー(過去であろうと現在であろうと)の強烈な批判は、反ユダヤ的。

· Criticism of the Jewish religion or its religious leaders or literature

  ユダヤ人の宗教またはその宗教指導者または文学の批評

 (especially the Talmud and Kabbalah) is anti-Semitic.

 (特にタルムードとカラバ)が反セミ的。

· Criticism of the US government and Congress for being under undue

 米国政府の批評と不当なものの下にあるための国会

· influence by the Jewish-Zionist community is anti-Semitic.

 ユダヤ人のシオニスト社会による影響は、反セミ的。

· Criticism of the Jewish community for promoting Globalism (or the New World Order) is anti-Semitic.

 グローバリズム(もしくは新世界秩序)を押し進めるユダヤ人社会の批評は反セミ的。

· Blaming Jewish leaders and their followers for inciting the Roman

  ローマ人を刺激した事でユダヤ人のリーダーと彼らの支持者を責めること

· crucifixion of Christ is anti-Semitic.

 キリストの磔は、反セミ的。

· Diminishing the “six million” figure of Holocaust casualties is anti-Semitic.

 ホロコースト犠牲者の「600万」を減らすことは、反セミ的。

· Asserting that there is a “Zionist conspiracy” is anti-Semitic.

  「シオニストの陰謀」があると主張することは、反セミ的。

· Claiming that Jews and their leaders created the Bolshevik Revolution in Russia is anti-Semitic.

  ユダヤ人と彼らのリーダーがロシアのボルシェビキ革命を中で引き起こしたと主張することは反セミ的。

· Making ‘derogatory statements about Jewish persons’ is anti-Semitic.

 「ユダヤ人の人についての軽蔑的な声明」を作ることは反セミ的。

 HIDING HISTORY

 歴史の隠蔽

 Go through each of the listed points, and it will be seen that between them they ban any research and debate on some of the most momentous issues of the past 100 years.


 リストされた点の各々を通り抜けてください、そして、それはそれを見られます。彼ら彼らが、最も重大な問題のいくつかのどんな研究でもと議論を禁止します。過去100年の。


 The views of world leaders are to be struck from the pages of history.

 世界リーダーの見方は、ストライキをされることになっています。

 Take, for example, the origins of the 1917 Bolshevik Revolution.

 歴史のページ。たとえば、1917人のボルシェビキの起源をしてください

 Only three years after that catastrophe Sir Winston Churchill wrote: “There is no need to exaggerate the part played in the creation of Bolshevism and in the actual bringing about of the Russian Revolution by those international and for the most part atheistical Jews.

 Revolution. Only three years after that catastrophe Sir Winston Churchill

 その大災害ウィンストンチャーチルの後のわずか3年書きました:「ある程度作品で演ずるものを誇張する必要が、ありませんボルシェビズム、そして、そばに革命をロシア人で甦らせているドキュメンタリーでそれらの国際的でほとんどの場合atheisticalなユダヤ人。それは、確かにあります

 It is certainly a very great one; it probably outweighs all others. With the notable exception of Lenin, the majority of the leading figures are Jews. Moreover, the principal inspiration and driving power comes from the Jewish leaders.” (Illustrated London Herald, February 8, 1920)

 
a very great one; it probably outweighs all others. With the notable
非常に偉大な人;それは、多分全ての他を上回るでしょう。名士と
exception of Lenin, the majority of the leading figures are Jews. Moreover,
レーニンの例外、大部分の主要な数字は、ユダヤ人です。そのうえ、
the principal inspiration and driving power comes from the Jewish leaders.”
主要なインスピレーションとドライブ力は、ユダヤ人のリーダーから来ます。」
(Illustrated London Herald, February 8, 1920)
(写真入りのロンドンヘラルド、1920年2月8日)

 Traverse the years to 2006, and former U.S. President Jimmy Carter is now under intense attack for his just-published book Palestine: Peace Not Apartheid (Simon and Shuster). Whatever one’s conclusion – and there will obviously be diverse and passionately held differences – the right to disagree is vital in a free society.

 But a concerted campaign to paint Carter’s book as “anti-Semitic” is designed to intimidate genuine inquirers.


HIDING HISTORY
歴史を隠すこと

Traverse the years to 2006, and former U.S. President Jimmy Carter is now
2006年まで年を横断してください、そして、前ジミーカーター米大統領は現在います
under intense attack for his just-published book Palestine: Peace Not
彼のちょうど発表された本パレスチナのための激しい攻撃中で:平和
Apartheid (Simon and Shuster). Whatever one’s conclusion – and there will
アパルトヘイト(サイモンとシャスター)。その人の結論がどうであれ – そして、そこで、決意してください
obviously be diverse and passionately held differences – the right to
明らかに、多様で情熱的に持たれた違いであってください – 右はそうします
disagree is vital in a free society. But a concerted campaign to paint
一致しない空いている社会に不可欠である。しかし、塗装するための協調した運動
Carter’s book as “anti-Semitic” is designed to intimidate genuine inquirers.
「反ユダヤ的である」ように、カーターは本です本物の照会者を脅迫するようになっている。





 GAGGED

What about the criticism of Jewish leaders? Is it now forbidden to mention Menachem Begin’s part in the murderous Irgun movement, cited as terrorist by the British at the end of World War II? Are we to ignore the massacre of Palestinian refugees in Sabra and Shatila, under the instigation of Ariel Sharon, known widely as “the Butcher of Beirut” during the first occupation of Lebanon? Even an Israeli Court found Sharon culpable
Not only gentile leaders are criticized. Many courageous non-Zionist Jews suffer intense criticism if they speak out. Professor Norman Finkelstein’s books have strongly criticized what he calls the “Holocaust industry”, where historical accuracy has been relegated to second place behind political goals and financial profits. Finkelstein’s parents died in Germany’s concentration camps. The continued payment of reparations by Germany to allegedly exaggerated numbers of Holocaust victims could not withstand dispassionate scrutiny; so, such scrutineers must be intimidated into silence.

 ISRAEL’S CRITICS?

Or what about those courageous Jews who do not condone the one-sided
presentation of Israel’s policy in the Middle East? The young Jewish
journalist Antony Loewenstein has been forced to run the gauntlet of attack
from his own community for daring to publicly dissent from Israel’s policies
against the Palestinians in his meticulously documented book My Israel
Question. (Melbourne University Publishing Ltd, 3 printings in the year of
publication, 2006) As Peter Rodgers, former Australian Ambassador to Israel
said of this book: “Loewenstein shines a spotlight on Israel and its
uncritical supporters. That will make them uncomfortable. For that reason
alone My Israel Question deserves a strong readership”. Loewenstein is
simply the latest dissenter from Zionism.

GAGGED
詰まります


What about the criticism of Jewish leaders? Is it now forbidden to
ユダヤ人のリーダーの批判はどうですか?それが、現在禁ずるために
mention Menachem Begin’s part in the murderous Irgun movement, cited as
残虐なIrgun運動のベギンの部分を言及して、引用する
terrorist by the British at the end of World War II? Are we to ignore the
第二次世界大戦終了後の英国人のテロリスト?我々である無視する
massacre of Palestinian refugees in Sabra and Shatila, under the instigation
サブラとShatilaのパレスチナ難民の大虐殺(扇動の下の)
of Ariel Sharon, known widely as “the Butcher of Beirut” during the first
アリエルシャロン(広く最初の間の「ベイルートのブッチャー」として知られている)の
occupation of Lebanon? Even an Israeli Court found Sharon culpable
レバノンの占領?イスラエル人コートさえ、シャロンが不埒であるとわかりました
Not only gentile leaders are criticized. Many courageous non-Zionist
非ユダヤ人のリーダーだけは非難されません。多くの勇敢な非シオン主義者
Jews suffer intense criticism if they speak out. Professor Norman
彼らが意見を述べるならば、ユダヤ人は激しい批判で苦しみます。ノーマン教授
Finkelstein’s books have strongly criticized what he calls the “Holocaust
フィンケルシュタインの本は、彼が「ホロコーストと言うことを強く批判しました
industry”, where historical accuracy has been relegated to second place
歴史の正確さが第2の場所へ追いやられた工業」
behind political goals and financial profits. Finkelstein’s parents died in
政治ゴールと財政的利益の後で。死なれるフィンケルシュタインの両親
Germany’s concentration camps. The continued payment of reparations by
ドイツの強制収容所。そばに賠償金の継続的な支払い
Germany to allegedly exaggerated numbers of Holocaust victims could not
伝えられるところでは犠牲者がそうすることができなかったホロコーストの誇張された数へのドイツ
withstand dispassionate scrutiny; so, such scrutineers must be intimidated
冷静な詳細な調査に耐えてください;それで、そのような検査人は脅迫されなければなりません
into silence.
沈黙に。


ISRAEL’S CRITICS?
イスラエルの批判者?


Or what about those courageous Jews who do not condone the one-sided
または一方的なものを容赦しないそれらの勇敢なユダヤ人はどう
presentation of Israel’s policy in the Middle East? The young Jewish
中東のイスラエルの保険証書の提示?若いイディッシュ語
journalist Antony Loewenstein has been forced to run the gauntlet of attack
ジャーナリストアントニーレーウェンスタインは、攻撃の非難を受けることを強制されました
from his own community for daring to publicly dissent from Israel’s policies
公的にイスラエルの方針に異議を唱えることをあえてするための彼自身のコミュニティから
against the Palestinians in his meticulously documented book My Israel
彼の細心に文書化された本Myイスラエルのパレスチナ人に対して
Question. (Melbourne University Publishing Ltd, 3 printings in the year of
質問。(メルボルン大学Publishing社、年に3刷の
publication, 2006) As Peter Rodgers, former Australian Ambassador to Israel
出版(2006))Asピーターロジャーズ(前オーストラリアのイスラエル大使)
said of this book: “Loewenstein shines a spotlight on Israel and its
この本の言いました:「レーウェンスタインは、イスラエルの上にスポットライトを向けます、そして、その
uncritical supporters. That will make them uncomfortable. For that reason
無批判なサポーター。それは、彼らを不快にします。その理由のために
alone My Israel Question deserves a strong readership”. Loewenstein is
単独で、MyイスラエルQuestionは、強い読者数に値します」。レーウェンスタインはそうです


simply the latest dissenter from Zionism.
単にシオニズムからの最新の反対者。




Authors from Alfred Lilienthal to Israel Shamir, Noam Chomsky and Israel Shahak have been
denigrated as ‘self-hating Jews’ by those who tread the Zionist path.
A growing minority of Jews are expressing similar dissent. On February
5, 2007, the British paper The Guardian reported that 130 prominent Jews,
in an association called Independent Jewish Voices declared their
independence from the Jewish Establishment, arguing that it put support for
Israel above the human rights of Palestinians. Is it conceivable that such
a statement should be a criminal offence?


Authors from Alfred Lilienthal to Israel Shamir, Noam Chomsky and Israel Shahak have been
アルフレッドリーリエンタールからイスラエルシャミル(Shahakがあったノーアムチョムスキーとイスラエル)への著者
denigrated as ‘self-hating Jews’ by those who tread the Zionist path.
シオン主義者経路を歩く人々による『自己嫌悪のユダヤ人』として中傷されます。
A growing minority of Jews are expressing similar dissent. On February
ユダヤ人の成長する少数派は、類似した異議を表しています。2月に
5, 2007, the British paper The Guardian reported that 130 prominent Jews,
5、2007、ガーディアンが突出した130が騙すと報じた英国の新聞、
in an association called Independent Jewish Voices declared their
インディペンデントと呼ばれている協会でユダヤ人のVoicesが宣言したこと彼ら
independence from the Jewish Establishment, arguing that it put support for
ユダヤ人の英国国教会からの独立(それが支持を置かれるそれと示す)
Israel above the human rights of Palestinians. Is it conceivable that such
パレスチナ人の人権より上のイスラエル。それが、考えられてあるそのようなその
a statement should be a criminal offence?
声明は、犯罪でなければなりません?



 THE POWER OF ISRAEL

 イスラエルの力

 Or take the just-published The Power of Israel in the United States,
again meticulously-documented by Professor James Petras, author of over 60
books, and contributor to such papers as The New York Times, the Guardian,
the Christian Science Monitor, Foreign Policy and Le Monde Diplomatique.
If there was any doubt of Israel’s disproportionate influence in the White
House and State Department, as well as over both Repubican and Democrat
parties, it has been dispelled by Petras. Is he to be prosecuted under the
new international law of global censorship?
または、just-publishedされたアメリカ合衆国のイスラエルのPowerを持っていってください、また、ジェームズPetras教授(60以上の作成者)によってmeticulously-documentedされます本とニューヨークタイムズ(ガーディアン)のような新聞への寄稿家クリスチャンサイエンスモニター、Foreign PolicyとルモンドDiplomatique。イスラエルの不相応な影響に対する疑いがホワイトであるならば、下院と国務省、Repubicanと民主党員の上にと同じくらいよく、党、それはPetrasによって払いのけられました。彼が、起訴する
世界的な検閲の新しい国際法?

 The argument is brought closer to home by the current controversy
(February 2007) over the visit to Australia of Professor Raphael Israeli, of
the Hebrew University in Jerusalem. In a blunt warning reported in the
Jewish Press, “ Professor Israeli said Muslim immigrants had a reputation
for manipulating the values of their adopted countries and said Australia
should limit the intake of Muslim migrants to protect social cohesion and
national security.” (Australian Jewish News, Feb 22, 2007) 

 議論は、現在の論争によって家により近く持ってこられます(2007年2月)イスラエルのラファエル教授のオーストラリアへの訪問について、のエルサレムのヘブライ語大学。中で報告される鈍い警告にユダヤ人のプレス(「イスラエル人教授は、イスラム移民が評判を持つと言いました)彼らの選ばれた国と言われたオーストラリアの価値を操作するために社会的結合を保護するイスラム移住者の採用を制限しなければならない、そして、国家の安全。」(オーストラリアのユダヤ人のニュース、2007年2月22日)


 In a tumult of controversy, some of the Jewish organizations which
sponsored Professor Israeli’s visit withdrew their patronage, while others
defended his right to speak controversially. It is safe to say, however,
that Professor Israeli won’t be summoned by the Human Rights Commission, as
was the fate of two Christian pastors who criticized Islam and parts of the
Koran in a seminar. With the current crisis over the spread of Islam in
Western Europe and Britain, such open discussion is essential and Professor
Israeli’s right to speak should be defended.


 論争の激動で、ユダヤ人の組織のいくつか、そしてそれは他の間、後援された教授イスラエル人の訪問は彼らの後援を取り下げました論争的に話す彼の権利を擁護しました。しかし、言ってさしつかえないですそのイスラエル人教授は、Humanライツ委員会によって呼び出されません、イスラム教を批判した2人のキリスト教の牧師の運命と部分であったセミナーのコーラン。中でイスラム教の広がりの上の現在の危機で西ヨーロッパと英国、そのような率直な議論は、要点と教授です話すイスラエル人の権利は、擁護されなければなりません。

 THE RIGHT TO BELIEVE

 信じる権利

 And finally, what is to be done about the many Christian faithful who believe the New Testament accounts of the trial and sentence of Jesus Christ are true, and that the account as portrayed in Mel Gibson’s The Passion of the Christ is accurate? Is the profession of such a belief to be regarded as ‘anti-Semitic’ and therefore illegal? Or will the Gospels and the Book of Acts simply be proscribed? They were in the Soviet Union at one stage. 


 そして、最終的に、誠実な多くのキリスト教徒についてされることになっていること誰新約聖書がイエスキリストの裁判と文の説明すると思っていてくださいメルギブソンのものでキリストのPassionを描写したので、正しい状態とそれは口座です


 正確です?考えられるそのような信念の職業です『反ユダヤ的』で、したがって、違法な?または、福音書とブックを決意してください行為は、単に法律の保護外におかれます?彼らは、1つのステージのソビエト連邦にいました。「World Religionのための世界的な委員会」とき、我々は日を予想することができます最終的に、Biblesの没収と宣教師を非合法化することを要求します 働きます?

 Can we anticipate a day when the “Global Commission for World Religion”finally demands the confiscation of Bibles, and the outlawing of missionary work?

 That, I believe, is what this new globalist legislation is all about.

 It is an “outward and visible sign” of a war to the death between two irreconcilable faiths. On the outcome will depend the future of the world.

 As Lincoln said: “Silence, when we should protest, makes cowards of us all.”

 それは、たしか、この新しい世界主義者法律が全てであるものです。それ戦争の「見た目で見える徴候」は、最後まで2の間にあります両立しない信仰。結果に関して、世界の将来は、場合によります。リンカーンが言ったように:「我々が抗議しなければならないとき、沈黙は我々を臆病者にしますall.”

【「全世界反ユダヤ主義監視法」考】
 太田龍・氏の2007.4.2日付け「時事寸評№2006」の「米国の「全世界反ユダヤレビュー法」の驚くべき内容」を転載しておく。

○A・C・ヒッチコック著「サタンのシナゴーク(会堂)」米国版。二百七十六頁以下。ここに、二〇〇四年十月十六日。ブッシュ米大統領は、「グローバリズム・アンチ・セミティズム・レビュー・アクト(全世界反ユダヤレビュー法)」に署名した、と。筆者の知る限り、日本のマスコミは、米国のこの法律の制定について、なんらの報道もして居ない。A・C・ヒッチコックによれば、ある人物が反ユダヤ的と見なされるための條件は、次の十四項目であると言う。

  (1)ユダヤ社会が政府、マスコミ、国際ビジネス世界、金融を支配して居る、との主張。
  (2)強力な反ユダヤ的感情。
  (3)イスラエルの指導者に対する公然たる批判。
  (4)ユダヤの宗教を、タルムード、カバラと結び付けて批判すること。
  (5)米国政府と米国社会が、ユダヤ=シオニストの影響下にある、との批判。
  (6)ユダヤ=シオニスト社会が、グローバリズム又はニューワールドオーダーを推進している、との批判。
  (7)ユダヤ指導者などをイエス・キリストのローマによる、十字架に付けての死刑の故に非難すること。
  (8)ユダヤのホロコーストの犠牲者を六百万人の数字をなんらかの程度で切り下げる主張。
  (9)イスラエルは人種主義的国家であるとの主張。
 (10)シオニストの陰謀が存在すると主張すること。
 (11)ユダヤとその指導者たちが共産主義、ロシアボルシェビキ革命を造り出した、とする主張。
 (12)ユダヤ人の名誉を毀損する主張。
 (13)……ユダヤ人には、パレスチナを再占領する聖書に基づく権利はない、との主張。
 (14)モサドが9/11攻撃に関与したとする主張。

○これは実に驚くべき「法律」ではないか。この法律を執行する任務は、米国の国務省に与えられたと言う。米国政府は、この法律にもとづいて、全世界を監視する、と。つまり、米国政府は、世界中の全人類に対して、ユダヤ=シオニスト=シオニズムを批判するいかなる人物も、犯罪人である、と宣告するわけである。

○更に、二〇〇四年、六月二十日。イスラエル国会は、全世界に対して、ユダヤ六百万人ホロコーストを疑問とすることを犯罪とする、との決定をしたと。大ざっぱに言えば、この米国の全世界反ユダヤ監視法のような法律から見て、「犯罪人」に充満して居る国は、 (1)ロシア、(2)イスラム世界の或る部分と成るであろう。

○これでは、言論の自由もへちまもない。これは、オーウェルの「一九八四年」の世界そのもの、としか言いようがない、であろう。(了)

れんだいこ:れんだいこのホロコースト論 [「れんだいこ」から]

れんだいこさんのサイトが見られなくなっているため、キャッシュよりコピーを作成 全文引用
こういう重要な情報ほど、いつ見られなくなるかわかりません。
みなさんもリンクを貼るのではなく、ぜひコピーを作成してください。

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/daitoasenso/taigaishinryaku_horocoosto_rendaicoron.htm

れんだいこのホロコースト論
(最新見直し2006.10.25日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 仮にナチスによるユダヤ人虐殺が史実であったとしても、イスラエル建国以降今日までネオ・シオニストがパレスチナで為してきた、現に為している、こたびのイラク戦争も含めての犯罪を告発せねばいかん。被害数的にも規模的にも使用残虐兵器於いても既にもっと酷いことを為しているのではないのか。ここに目が行かないホロコースト論なぞあってたまるか。更に、ホロコーストが偽造の煽りだったとしたら一体どういうことになるのだ。

 2005.12.17日 れんだいこ拝

Re:いろいろ云いたいことがあるんだ。 れんだいこ 2003/05/04
 オレンジジュースさんちわぁ。

> 木村愛二氏の行なっている「ホロコーストはなかった」という主張に関しては、これは大きな誤りだと思います。 

 そんなことないよと云ってみても始まりませんのでこれについては議論を見合わせます。れんだいこが云いたいのは、ナチスによるユダヤ人虐殺が史実であろうとも、イスラエル建国以降にユダヤ人がパレスチナで為してきた、現に為している、こたびのイラク戦争も含めて、被害数的にも規模的にも既にもっと酷いことを為していると思っております。

 この観点は、ナチスによるユダヤ人虐殺を指弾しないというのではなく、それを指弾する者がパレスチナのアラブの悲劇に目を遠ざけるのは不正だと云うところに力点があります。しかしそれなのに、そういうスタイルが通用しているようで解せないことです。

 今仮に、アンネの日記の読書会、講演会のようなものを企画してナチスの犯罪を弾劾して回ったとして、現に為しているイスラエルの暴挙に一言も語らなかったとしたら、れんだいこはとても付き合いきれません。

 丁度今日は(おっと昨日になっていた)、憲法記念日です。不戦平和を世界に宣言して50有余年、日本は稀有な立派な国家で有り得て参りました。我が国に真に有能な政治家が居たなら、肌の色からしても唯一かもしれません日本こそが陰惨すぎるパレスチナ紛争打開のイニシアチブを取る資格があるようにさえ思えます。

 小泉はんも川口はんもいろいろ提言しているのですが、ブッシュはんのお先棒を担いで回るだけのエージェントしております。今は多少の経済援助が出来ますから迎えてくれておりますが、我が国は借金中毒症状でまもなくケイレンし始め、海外援助も出来なくなるでせう。そうなると、仮にのこのこ出かけるとしたら鼻つままれてたたき出されるでせう。

 あぁしかし、我が国は経済危機はものかは軍事防衛に花が咲いており、先制攻撃戦略まで飛び出しつつあります。北朝鮮問題も、当事国の韓国と一衣帯水の日本がつまはじきにされたまま中国とアメリカで話が進められており、それに対してあんじょう頼みますてなことしか云えず誰も訝らない。何でこんな世の中になってしまったんだろう、無茶苦茶や。いけねぇまた氷嚢が氷嚢が。

Re:れんだいこのカンテラ時評その130 れんだいこ 2005/12/15
 【アフマディネジャド大統領発言考】

 2005年が暮れようとしている。今年一年の最大の出来事は何だったのだろうかと考え、れんだいこは、イランのアハマディネジャド大統領発言を画期的と認めたい。アハマディネジャド大統領発言は、「いわゆるユダヤ人問題」の核心に触れたものだが、一国の現役の最高責任者がかような発言を為し得るようになったことに驚きと潮の流れの変化を感じる。

 アハマディネジャド大統領は既に、10月末、「イスラエルは地図から抹消されるべきだ」と発言している。これは、イスラエル建国史を身近に見てきた者たちの腹の底からの思いのような気がする。「2005.12.8日発言」はその理由を簡潔且つ挑発的に次のように述べている。
 意訳概要「いくつかのヨーロッパ諸国は、ヒトラーが無実のユダヤ人数百万人を焼却炉で虐殺したと主張している。そして彼らは、もし誰かが何がしか反対の見解を論証しようとしたら、そういう人たちを非難し、監獄にぶち込んでいる。我々は、彼らの主張を認めないのだけれど、それが真実だと仮定した場合でさえ、我々は連中に次のように質問してみたい。ヒトラーによって無実のユダヤ人が殺されたとして、そのことが、ユダヤ人のエルサレム占領を支持する理由になるのか。もし、君たちが自分たちの論に正直であるなら、罪滅ぼしでヨーロッパの田舎のどこぞの地域をシオニストどもに与えるべきではないのか。例えば、ドイツ、オーストリア、その他の。シオニストどもは、ヨーロッパにこそ彼らの国家を樹立すべきだ。君たちはヨーロッパの一部を提供することを申し出よ。そしたら我々はそれを支持しよう」。
 12.14日、イランのアフマディネジャド大統領は、新たに次のように発言した。「ユダヤ人の大虐殺(ホロコースト)は作り話だ」。

 れんだいこは、この発言をなぜ重視するのか。それは、これは中近東の話に止まらないからである。この認識こそ、第二次世界大戦以来神話化され拵(こしら)えられたシオニズム型反戦平和思想及び運動を正面から狙撃しているのではないのか。反戦平和思想及び運動が今日ほど大事なことはない。しかしながら、手前勝手過ぎるシオニズム的なそれではなく、新たなる「反戦平和思想及び運動」の創造に於いてこそ必要なのであり、このことを問わず従来式のシオニズム的な「反戦平和思想及び運動」を呪文の如く唱えればよいというものではない。その時代はもう終わった。

 アフマディネジャド大統領発言は、そういう認識の転換点ののろしとなるように思える。油断と予断は許されないが、戦後60年間世界を席巻し続けたネオ・シオニストが掣肘されそうな気配を感じる。悪貨が良貨を駆逐した時代が終り、良貨が悪貨を駆逐する時代に入ったとも云えよう。

 歴史の弁証法はまことに味わい深い。ホロコースト派は相変わらずそれを強く主張すればするほど正義だと勘違いし続けるだろう。小ネズミはんとその一派はネオ・シオニストの軍門にくだり続ければ御身安泰と勘違いし続けるだろう。それが吉と出るか凶と出るか。れんだいこには既に自明だ。

 http://www.marino.ne.jp/~rendaico/daitoasenso/taigaishinryaku_horocoosto_isramunotaioco.htm

 2005.12.15日 れんだいこ拝

【ホロコースト神話を如意棒に振り上げるサヨの生態考】
 「阿修羅ホロコースト2」の2005.12.26日付けバルセロナより愛を込めて氏の「イラン誌(英文)ホロコースト支持者は理性的な議論と討論から逃げている」が次のように述べている。これを転載する。
 イランの情報誌MEHRNEWS.comは、12月24日付で、カナダ表現の自由委員会(CAFE)会長であるポール・フロム(Paul Fromm)とのインタビュー記事「ホロコースト支持者は理性的な議論と討論から逃げている:ポール・フロム(Holocaust supporters shun rational discussion and debate: Paul Fromm)」を掲載しています。この中でフロムはイラン大統領マフモウド・アハマディナジャッドのホロコーストに関する一連の発言への支持を表明しています。(下に全文を貼り付けておきます。)

 なお、このフロムですが、ユダヤ人団体や左翼活動家などからは「極右」「ネオナチ」と言われている人物です。まあもっとも、このような非難を行っている中心が、ユダヤ・ファシストであるカナダと米国のブナイ・ブリスなどのシオニスト集団とその取り巻きですから、どちらにしても冷静に見ておく必要があるでしょう。リンドン・ラルーシュ当りもこの連中によって「ファシスト」にされているようですから。

 もちろんフロムは明らかに白人至上主義者を自認する米国のデイヴィッド・デュークあたりとの親交もあるようで、その「ホロコースト」に対する見方には客観的な判断以上のものがあるでしょうから、その分は差っ引いておく必要もあると思われます。

 このインタビュー記事の中で、「もしヒトラーが数百万人の無実のユダヤ人を虐殺したとして、どうしてパレスチナ人がそのツケを払わされなければならないのか」というアハマディナジャッドの言葉に対してフロムが全面的に賛同しています。

 この点は私も何度か指摘していますが、様々な報道の中で一度たりともこのアハマディナジャッドの質問に対するまともな回答を見ていません。また報道もこの質問だけは隠している例が多いようです。(まあ、回答できないでしょう。何せ第2次世界大戦とイスラエル建国の神話の中で、最も根幹に触れることでしょうから。)

 さらにフロムは次のように指摘しています。
『ホロコーストは、シオニストの政治的・経済的な利益を守る身勝手な物語です。シオニストに幅広く支配されているハリウッドは、ホロコーストについての果てしないプロパガンダ・フィルムを吐き出しています。他の人間たちの苦しみ、たとえば東ヨーロッパから民族浄化された1600万人のドイツ人たちは、何一つ省みられていないのです。』

 このような点は、たとえ白人至上主義者でなくても当然抱くべき疑問であり、「ホロコースト支持者」は冷静に責任を持って回答すべきでしょうね。これができない理由は、やはりアハマディナジャッドが指摘するとおり(当然このインタビューでも触れられていますが)、「ホロコースト」が神にも勝る信仰の対象である、ということなのでしょう。

 なお先ほどの「民族浄化されたドイツ人」については、米国のユダヤ人ジャーナリストであるジョン・サックの告発があります。(シオニストはともかく、非ユダヤ人が何を恐れてこのような事実を封印しようとするのか?)

 (参照)
 http://www.asyura2.com/0505/war70/msg/197.html
シオニストによる言論封殺の一例:ジョン・サック「目には目を」に対する『焚書坑儒』

 以下に、MEHRNEWS.comの記事を貼り付けておきます。
 ****************************************

 http://www.mehrnews.ir/en/NewsDetail.aspx?NewsID=269706
 
 Holocaust supporters shun rational discussion and debate: Paul Fromm

TEHRAN, Dec. 24 (MNA) -- Paul Fromm, the director of the Canadian Association for Free Expression (CAFE), believes that those who support the Holocaust do not tolerate any rational discussion of the subject and have turned the Holocaust into a religion.

Following his defense of free speech, the Mehr News Agency asked his opinion on why Western countries were so outraged when the Iranian president said that if the Westerners are sincere and believe in the Holocaust, why don’t they give part of their land to the Jews and asked why the Palestinians should have to pay the penalty for the West’s crimes. Following is the text of an interview with Paul Fromm conducted on December 19:

Q: The Iranian president said that he thinks that the Holocaust is a myth. However, he also said some European countries insist that Hitler killed millions of innocent Jews and added that if the Europeans are right, why don’t they give part of their land to the Jews. Was the view illogical?

A: I agree with the Iranian president that it is wrong to make the Palestinians pay, with the loss of their country, for guilt Europeans may feel about their treatment of the Jews. I also agree that the story of the “holocaust” has been used to induce false guilt in Europeans and North Americans. This story has allowed the Jews to acquire many billions of dollars in reparations from Germany and other countries. It has also made many people in Europe and North America ready to overlook Israeli atrocities and brutality.

Q: Why do they refuse to discuss the Holocaust? If they are right, surely they can prove that it was a historical event?

A: As the Iranian president said, in Europe you can deny the existence of God. However, if you question the slightest aspect of the self-serving story of Jewish sufferings in World War II, called “the holocaust”, you can end up in prison in Europe. Historians like David Irving, now imprisoned in Austria and publishers Ernst Zundel and Germar Rudolf, now imprisoned in Germany, are good examples of this phenomenon. “The holocaust” has become a religion. It’s a religion created by the Jews for non-Jews. Like many religions, it’s a means of controlling the believers. As a religion, the holocaust demands faith and belief. Its supporters shun rational discussion and debate. You must believe. To question is to be a heretic and heretics must be punished.

Q: Why has the Holocaust become a dogma nowadays while other people across the world are killed and nobody cares?

A: The holocaust is a selfish story serving the political and economic interests of the Zionists. Hollywood, extensively controlled by Zionists, pumps out endless propaganda films about the holocaust. The sufferings of others, for instance, the 16-million Germans ethnically cleansed from Eastern Europe, 1944-1948, receive no attention whatsoever.

Q: Why have revisionists been banned from discussing the Holocaust and why are those who express any doubts treated like heretics?

A: The holocaust religion serves the purpose of controlling people. It buys Israel substantial immunity from criticism. It allows special treatment of Jews in most Western countries. It allows Jews to have disproportionate control of the media and the economy in Western countries, while all the while portraying themselves as a persecuted minority. Discussion of the holocaust would undermine the privileged and powerful position Zionists hold in most Western countries. Therefore, anyone discussing or questioning aspects of the holocaust story must be silenced.

Q: Your support for freedom of expression has caused some problems for you, isn’t that so?

A: I haven’t been beaten by Jewish militia. However, Jewish pressure led to my being fired by the Peel Board of Education because I had supported freedom of speech, including for some individuals like British war hero and journalist Doug Collins, who had questioned some aspects of the holocaust story and who had called Steven Spielberg’s propaganda film “Schindler’s List” “Swindler’s List”.

CAFE is Canada's leading free speech advocacy group and has taken a lead role in defending dissident Ernst Zundel and in raising support and funds for his defense.

Mr. Fromm earned his B.A., B.Ed. and M.A. in English literature and linguistics from the University of Toronto. He pursued further studies at the University of Waterloo, the University of San Francisco and Webster College in Missouri.

His work defending free speech has won him international recognition.

He was the 1995 recipient of the George Orwell Free Speech Award presented by the Canadian Free Speech League and the 2002 Doug Collins Free Speech Award presented at David Irving's Real History Conference. He has spoken on the deteriorating free speech situation in Canada at the Barnes Review, the Real History Conference and before meetings of the Council of Conservative Citizens in the U.S.A.

Mr. Fromm divides his political efforts between the struggle for free speech and immigration reform. In 1997, after a campaign of defamation and agitation led by the Canadian Jewish Congress and the League for Human Rights of B'nai Brith, Mr. Fromm was fired from his position as an instructor in English after a 25-year career. Despite being called "an exemplary teacher" by a former Director of Education at the Peel Board of Education, Mr. Fromm was fired solely for his political views expressed on his own time outside school hours. He joins a number of other Canadian teachers disciplined or dismissed for holding politically incorrect views.

He edits the FREE SPEECH MONITOR and the CANADIAN IMMIGRATION HOTLINE and regularly lectures across Canada.

 MS/HG End MNA


 2005.12.27日付け木村愛二氏の「理性的な議論と討論から逃げているのは日本の左翼も同様である」は、次のように証言している。
 ホロコースト見直し論者の私自身は、本蛇蝎一が編集長も兼ねていた時期の『週刊金曜日』で、ネオナチ扱いされた。

 理性的な議論と討論から逃げているのは日本の左翼、自称文化人も、同様である。

 日本共産党員が中心のJCJ(日本ジャーナリスト会議)は、当時は会員であった私の拙著、しかも、出版社の社長も会員であったにもかかわらず、JCJ主催の集会での販売を、「事務局会議の決定」(嘘だった)と称して、禁止した。

 『噂の真相』も、『創』も、『マルコポーロ』廃刊事件以後、私それまでは常連の寄稿者であった私の署名原稿を載せなくなった。要するに、皆、シオニストが怖い卑怯な商売人なのじゃ。

(私論.私見)

 【パレスチナ紛争及びアフガン、イランのレジスタンス運動を支持し擁護する反戦平和運動を創造せよ】
 れんだいこは、ホロコースト事件弾劾派の論法が南京大虐殺事件、その派生としての百人斬り事件の論法と酷似していることに胡散臭さを感じている。どちらもサヨが懇切丁寧に説教していることも共通しており不快を感じている。れんだいこは反戦平和を強く願い、その運動を支持している。しかし、既成の弾劾派の論法にはついていけない。パレスチナ紛争及びアフガン、イラン戦争に於ける米英ユ同盟の侵略行為を弾劾する反戦平和運動でないと腑に落ちない。パレスチナ紛争及びアフガン、イランのレジスタンス運動を支持し擁護する新思想を構築しなければいけないと思っている。

 2005.12.26日 れんだいこ拝

【「ホロコースト真理教」という表記について】
 「阿修羅ホロコースト3」のはちまき伍長氏の2,006.10.23日付け投稿「アルメニア人虐殺否定禁止法とホロコースト真理教患者ロバート・フィスクの醜態」の見出しの部分の「ホロコースト真理教」という表記が気に入ったので、れんだいこは以降これを使わせていただくことにする。これほどピッタリな命名はそう有るわけではない。

 2,006.10.25日 れんだいこ拝

れんだいこ:アフマディネジャド・イラン大統領の「ユダヤ人問題論」 [「れんだいこ」から]

れんだいこさんのサイトが見られなくなっているため、キャッシュよりコピーを作成 全文引用
こういう重要な情報ほど、いつ見られなくなるかわかりません。
みなさんもリンクを貼るのではなく、ぜひコピーを作成してください。

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/daitoasenso/taigaishinryaku_horocoosto_isramunotaioco.htm
アフマディネジャド・イラン大統領の「ユダヤ人問題論」
(最新見直し2006.1.11日)

【アフマディネジャド・イラン大統領の「ユダヤ人問題論」】
 イランは、1979年のイスラム革命以来、スラム教徒としてのパレスチナへの連帯からイスラエル国家の生存権を認めていない。これが現在のイランの国是となっている。学生や市民が参加する反イスラエルデモは現在も毎年続いている。

 2005.6月末、ハタミ大統領の後任を争うイランの大統領選でイスラム教強硬派の信条に与するアハマディネジャドが選出された。

 10月末、アハマディネジャド大統領は、「イスラエルは地図から抹消されるべきだ」と発言。その後、イスラエルは欧州に「国家を樹立すべき」だとの旨の主張も行っている。大統領は演説で、「ユダヤ人に対する犯罪を行ったのは欧州人である。米国やカナダは国土の一部をユダヤ人国家に与えるべきだ」と指摘。「欧州人は、ホロコーストの名前で神話を作り上げている。それは神よりも貴い存在なのだ」などと述べた。

 2005.12.8日、イランのアハマディネジャド大統領は、訪問先のサウジアラビアのメッカで行われた記者会見で、「イスラエル、ユダヤ人、ホロコースト問題」につき鋭い発言を開始した。イラン国営通信(IRNA)が伝えた(http://newsflash.nifty.com/news/ta/ta__reuters_JAPAN-196530.htm)。
 意訳概要「いくつかのヨーロッパ諸国は、ヒトラーが無実のユダヤ人数百万人を焼却炉で虐殺したと主張している。そして彼らは、もし誰かが何がしか反対の見解を論証しようとしたら、そういう人たちを非難し、監獄にぶち込んでいる。我々は、彼らの主張を認めないのだけれど、それが真実だと仮定した場合でさえ、我々は連中に次のように質問してみたい。ヒトラーによって無実のユダヤ人が殺されたとして、そのことが、ユダヤ人のエルサレム占領を支持する理由になるのか。もし、君たちが自分たちの論に正直であるなら、イスラエル国家は虐殺が行われたとされているドイツとオーストリア両国の領内に建設されてしかるべきだ。罪滅ぼしでヨーロッパの田舎のどこぞの地域をシオニストどもに与えるべきではないのか。例えば、ドイツ、オーストリア、その他の。シオニストどもは、ヨーロッパにこそ彼らの国家を樹立すべきだ。君たちはヨーロッパの一部を提供することを申し出よ。そしたら我々はそれを支持しよう」。
 12.14日、イランのアフマディネジャド大統領は、南東部シスタンバルチスタン州の州都ザヘダンの集会で演説し、「ユダヤ人の大虐殺(ホロコースト)は作り話だ。神話にすぎない」との見解を示した。国営テレビが生中継した。アルジャジーラも、「ホロコーストは神話にすぎない イラン大統領がまたまた問題発言」(http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1555843/detail?rd)記事を報じた。 
 同大統領演説の該当部分は次の通り。
 「彼らはユダヤ人虐殺という名で伝説をねつ造し、それを神よりも、宗教それ自体よりも、預言者たちよりも高みに祭り上げた。彼らの国では神の存在を疑問視する者がいても何も言われないが、もしユダヤ人大虐殺という神話を否定する者がいたら、シオニストたちとシオニストに雇われている政府は金切り声を挙げる」。
 この演説に対して、イスラエル外務省のレゲヴ報道官は「イランの大統領によるこれらの極端な発言が国際社会の目を開かせ、この政権に対するどんな幻想も放棄させることを望みたい」と述べた。

 欧州連合の現議長国、英国のダグラス・アレクサンダー欧州担当相はストラスブールで、欧州議会議員たちの拍手を受けながら、「この発言は全く受け入れられず。われわれは全面的に非難する。彼らには洗練された政治的討議など通じる余地がない」として、「欧州連合の議長国として、イランのアハマディネジャド大統領による発言を非難することにおいては何の紛れもない」と語った。

 ドイツのシュタインマイヤー外相はこの日、「(発言を容認しないとの)最大級の拒否を示す明確なシグナル」を送るべきだとして、15日からの欧州連合(EU)首脳会議で非難決議を採択することを示唆した。アハマディネジャド大統領の相次ぐ発言は、欧米や国連の激しい反発を招くのは確実で、21日に予定される欧州との核協議にも悪影響を与えそうだ、とある。

 12.18日、イタリアの有力紙「コッリエーレ・デッラ・セーラ」がイラン国営テレビの報として伝えたところによると、アフマディネジャド・イラン大統領が先週木曜、イラン南部を訪問中、テロに遭遇し、随行のボディーガード1名が死亡した。(「イラン大統領、暗殺未遂か?ボディーガード1名死亡」)

【アフマディネジャド・イラン大統領の「2005.12.8日付けユダヤ人問題論」】
 Iran president expresses doubt holocaust happened
 Thu Dec 8, 2005 2:42 PM ET
 By Paul Hughes
 TEHRAN (Reuters) - Iranian President Mahmoud Ahmadinejad on Thursday expressed doubt the Holocaust took place and suggested the Jewish state of Israel be moved to Europe.

 テヘラン(ロイター)発。イランのムハマド・アフマディネジャド大統領は、火曜日、ホロコースト問題に疑問を表明し、イスラエルというユダヤ人国家はヨーロッパへ移動されるべきであると示唆した。
 His comments, reported by Iran's official IRNA news agency from a news conference he gave in the Saudi Arabian city of Mecca, follow his call in October for Israel to be "wiped off the map", which sparked widespread international outrage.
 イラン国営IRNA報道機関の伝えるところによると、サウジアラビアのメッカでなされたアフマディネジャド大統領のコメントは、10月に「イスラエルは地図から消されるべきである」と呼びかけた発言に続いている。この発言は、国際世論を憤激させた。
 (備考)outrage=〈人・世論などを〉憤慨させる。
 The latest comments also provoked quick condemnation. German Chancellor Angela Merkel called them "totally unacceptable" and British Foreign Secretary Jack Straw said "I condemn them unreservedly. They have no place in civilized political debate."
 最新の発言は又しても素早い非難を巻き起こした。ドイツの司法官・アンゲラ・マーケルは、「今日の不満分子」と呼んだ。英国の外務長官・ジャック・ストローは、「私は、無条件で批判する。彼らは、公認された政治的論争に参加資格を持たない」と述べた。
 (備考)provoke=〈人・動物を〉怒らせる,いらいらさせる。condemnation=非難、有罪判決。Chancellor=大臣・司法官の称号、unacceptable=受け入れられない,容認できない; 気に入らない。condemn=〈人・行為を〉強く非難する。unreservedly=遠慮なく、率直に、制限なく、無条件に。debate=論争、討論。
 Ahmadinejad was quoted by IRNA as saying: "Some European countries insist on saying that Hitler killed millions of innocent Jews in furnaces and they insist on it to the extent that if anyone proves something contrary to that they condemn that person and throw them in jail."

 "Although we don't accept this claim, if we suppose it is true, our question for the Europeans is: is the killing of innocent Jewish people by Hitler the reason for their support to the occupiers of Jerusalem?" he said.

 "If the Europeans are honest they should give some of their provinces in Europe -- like in Germany, Austria or other countries -- to the Zionists and the Zionists can establish their state in Europe. You offer part of Europe and we will support it."

  IRNAによって、アフマディネジャド大統領の次の発言が引用された。「いくつかのヨーロッパ諸国は、ヒトラーが無実のユダヤ人数百万人を焼却炉で虐殺したと主張している。そして彼らは、もし誰かが何がしか反対の見解を論証しようとしたら、連中はそういう人たちを非難し、監獄にぶち込んでいる」。

 「我々は、この主張を認めないのだけれど、我々が、仮にそれが真実だとすると、我々はヨーロッパ人に次のように質問したい。ヒトラーによって無実のユダヤ人が殺されたとして、そのことが、ユダヤ人のエルサレム占領を支持する理由になるのか」。

 「もし、ヨーロッパ人が正直なら、彼らは、シオニストどもにヨーロッパのどこぞの田舎のいくつかの地域を与えるべきだ。例えば、ドイツ、オーストリア、その他の。シオニストどもは、ヨーロッパに彼らの国家を樹立すべきだ。あなた方は、ヨーロッパの一部を提供することを申し出よ。そしたら我々はそれを支持しよう」。
 (備考)quote=引用する、引き合いに出す。furnace=炉、かまど。extent=広さ、広い地域。 jail=拘置所、刑務所。claim=要求、請求、主張、断言。province=州、省、地方、いなか。
 The Nazis killed some 6 million Jews during their 1933-1945 rule. Ahmadinejad's remarks drew swift rebukes from Israel and Washington.
 ナチスは、1933ー1945年の支配期に600万人のユダヤ人を殺した。アフマディネジャド大統領の見解の人気は、イスラエルとワシントンからに素早く非難された。
 (備考)remark=意見、批評。drew=引っぱる、牽引(けんいん)する。rebuke=譴責(けんせき)する、非難する。
 ISRAEL, WASHINGTON RESPOND

 Raanan Gissin, a spokesman for Israeli Prime Minister Ariel Sharon, said in Tel Aviv Ahmadinejad was voicing "the consensus that exists in many circles in the Arab world that the Jewish people ... do not have the right to establish a Jewish, democratic state in their ancestral homeland".

 "Just to remind Mr. Ahmadinejad, we've been here long before his ancestors were here," Gissin said. "Therefore, we have a birthright to be here in the land of our forefathers and to live here. Thank God we have the capability to deter and to prevent such a statement from becoming a reality."

 Deputy U.S. State Department spokesman Adam Ereli called the remarks "appalling and reprehensible".

 "They certainly don't inspire hope among any of us in the international community that the government in Iran is prepared to engage as a responsible member of the community," he said.

 A news conference with French President Jacques Chirac near Berlin, Merkel also said: "With our historical responsibility in mind, I can only say that we reject them (Ahmadinejad's comments) in the harshest possible terms.

 "We will do everything to make it clear that Israel's right to existence is in no way endangered. I am firmly convinced that a majority in the international community has a similar opinion on this issue," she said. Chirac said he agreed completely.

 Religious hardliners in Iran do not publicly deny the Holocaust occurred but say its scale has been exaggerated to justify the creation of Israel and continued Western support for it.

 Close allies when Iran was ruled by the U.S.-backed Shah, Iran and Israel have become implacable foes since Iran's 1979 Islamic revolution.

 Israel accuses Iran of giving arms and funding to militant Palestinian groups such as Islamic Jihad and of building nuclear weapons. Iran denies the charges.

 Tehran calls Israel a "terrorist state" and has developed missiles which can reach it. It says it would use them if Israel, itself believed to be nuclear armed, tried to bomb Iranian nuclear facilities.

 (Additional reporting by Jeffrey Heller in Jerusalem)

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Re:れんだいこのカンテラ時評その130 れんだいこ 2005/12/15  【アフマディネジャド大統領発言考】

 2005年が暮れようとしている。今年一年の最大の出来事は何だったのだろうかと考え、れんだいこは、イランのアハマディネジャド大統領発言を画期的と認めたい。アハマディネジャド大統領発言は、「いわゆるユダヤ人問題」の核心に触れたものだが、一国の現役の最高責任者がかような発言を為し得るようになったことに驚きと潮の流れの変化を感じる。

 アハマディネジャド大統領は既に、10月末、「イスラエルは地図から抹消されるべきだ」と発言している。これは、イスラエル建国史を身近に見てきた者たちの腹の底からの思いのような気がする。「2005.12.8日発言」はその理由を簡潔且つ挑発的に次のように述べている。

 意訳概要「いくつかのヨーロッパ諸国は、ヒトラーが無実のユダヤ人数百万人を焼却炉で虐殺したと主張している。そして彼らは、もし誰かが何がしか反対の見解を論証しようとしたら、そういう人たちを非難し、監獄にぶち込んでいる。我々は、彼らの主張を認めないのだけれど、それが真実だと仮定した場合でさえ、我々は連中に次のように質問してみたい。ヒトラーによって無実のユダヤ人が殺されたとして、そのことが、ユダヤ人のエルサレム占領を支持する理由になるのか。もし、君たちが自分たちの論に正直であるなら、罪滅ぼしでヨーロッパの田舎のどこぞの地域をシオニストどもに与えるべきではないのかだ。例えば、ドイツ、オーストリア、その他の。シオニストどもは、ヨーロッパにこそ彼らの国家を樹立すべきだ。君たちはヨーロッパの一部を提供することを申し出よ。そしたら我々はそれを支持しよう」。

 12.14日、イランのアフマディネジャド大統領は、新たに次のように発言した。「ユダヤ人の大虐殺(ホロコースト)は作り話だ」。

 れんだいこは、この発言をなぜ重視するのか。それは、これは中近東の話に止まらないからである。この認識こそ、第二次世界大戦以来神話化され拵(こしら)えられたシオニズム型反戦平和思想及び運動を正面から狙撃しているのではないのか。反戦平和思想及び運動が今日ほど大事なことはない。しかしながら、手前勝手過ぎるシオニズム的なそれではなく、新たなる「反戦平和思想及び運動」の創造に於いてこそ必要なのであり、このことを問わず従来式のシオニズム的な「反戦平和思想及び運動」を呪文の如く唱えればよいというものではない。その時代はもう終わった。

 アフマディネジャド大統領発言は、そういう認識の転換点ののろしとなるように思える。油断と予断は許されないが、戦後60年間世界を席巻し続けたネオ・シオニストが掣肘されそうな気配を感じる。悪貨が良貨を駆逐した時代が終り、良貨が悪貨を駆逐する時代に入ったとも云えよう。

 歴史の弁証法はまことに味わい深い。ホロコースト派は相変わらずそれを強く主張すればするほど正義だと勘違いし続けるだろう。小ネズミはんとその一派はネオ・シオニストの軍門にくだり続ければ御身安泰と勘違いし続けるだろう。それが吉と出るか凶と出るか。れんだいこには既に自明だ。

 2005.12.15日 れんだいこ拝
 2005.12.16日、木村愛二氏は、「辛口時評」の「イラン大統領ホロコースト「創作」欧米非難には苦い前史」でこの問題に触れている。
【イラン外相が大統領発言を補強】
 2005.12.29日、木村愛二氏は、「ホロコースト否定はイランの政策と外相が大統領発言を補強」を投稿している。以下転載しておく。
 ホロコースト否定論はイランという国家の権威が懸かる決定的な問題となった。
 ホロコースト否定はイランの政策と外相が大統領発言を補強したのである。
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 http://www.adnki.com/index_2Level.php?cat=Politics&loid=8.0.240877640&par=0

 Iranian president Ahmadinejad giving a speech at an anti-Zionism conference in October (Iberpress)
 IRAN: HOLOCAUST DENIAL IS GOVERNMENT POLICY
 Tehran, 16 Dec. (AKI) - Iran's foreign minister Manouchehr Mottaki said Friday that remarks made earlier this week by the country's president that the Nazi mass murder of Jews during World War II was a "myth" was the official Iranian government's position on the issue.

 "The words of [president] Mahmoud Ahmadinejad on the Holocaust and on Israel are not personal opinions, nor isolated statements but they express the view of the [Iranian] government," Mottaki said. Ahmadinejad made the Holocaust remarks on Wednesday while it was in October he said Israel should be "wiped off the map."

 "The Palestinians or Islamic nations can not be forced to pay for the injustices the Europeans believe they committed against the Jews," the minister said speaking at Tehran airport after a visit to Pakistan.

 "The Europeans have to understand that the current Iranian government doesn't have any intention to play the role of someone who listens without having the right to reply," he said adding that if Europe wants to have relations with Iran "it has to learn to listen to our opinions and take them into account."

 Europe's dialogue with Iran, Mottaki said - apparently referring to negotiations by Britain, France and Germany to persuade Iran to shelf its uranium enrichment plans - can only take place in "a climate which is not influenced by Zionism".

【エジプトのイスラム協会代表も「ホロコーストはでっちあげ」と発言】
 イラン大統領の「ホロコースト神話は作り事」発言はますます波紋を広げつつある。「阿修羅ホロコースト2」の2005.12.29日付け Sun Shine氏の投稿「エジプトのイスラム協会代表も「ホロコーストはでっちあげ」と発言。エジプト議会に88議席獲得しているグループのリーダー」は次のように述べている。これを転載する。
 「エジプトのイスラム協会リーダー、ホロコーストはでっちあげと発言」
 12月22日付、イスラエルの電子版「Haaretz」より。

 [カイロ発、ロイター] エジプトのイスラム協会代表であり、議会における反対勢力の中心的人物が、イラン大統領の「ホロコーストはでっちあげ」との発言に対し、支持の声を上げた。

 「西洋の”民主主義”とやらは、シオンの息子達のビジョンに賛同しない者に対して、容赦なき攻撃を加えてきた。ホロコーストのでっち上げに関しても、同様である」

 モハメッド・マーディ・アキフ(Mohamed Mahdi Akef)は、声明文の中でこのような声明を行った。

 アキフは、その証拠として、1998年、ホロコーストに対して疑問を呈したフランス人ライター、ロジャー・ギャロウディー(Roger Garoudy)に有罪宣告をしたことと、来月、オーストリアで同様の罪に問われそうなイギリス人歴史家、デイビッド・アービング(David Irving)の例を挙げた。

 イラン大統領が12月14日に行った「ホロコーストは作り話」との発言は国際的にも波紋を広げているが、今回のアキフの声明文は、これを支持するためのものだ。

 ナチ・ウォッチドッグ的グループのイスラエル支部ディレクターは、「このようなホロコースト否定論がアラブ世界で吹き荒れているとは、全くもって言語同断である」といっている。

 アキフは、11月と12月の選挙で454議席中88議席を獲得したグループのリーダーだが、彼は中近東に民主主義を推進しているアメリカのことを、「アメリカの攻撃」と断定している人物だ。

 彼は、アメリカが中近東で行っているキャンペーンは、自分たち自身のこの地域における興味とシオニストの運動を促進するために行っているだけなのだといっている。

 (後半は省略)

 http://www.haaretz.com/hasen/pages/ShArt.jhtml?itemNo=661352&contrassID=1&subContrassID=1

 Last update - 23:21 22/12/2005

 Egypt's Muslim Brotherhood leader calls Holocaust a myth

 By Reuters

 CAIRO - The head of Egypt's Muslim Brotherhood, the main opposition force in parliament, echoed Iran's president on Thursday in describing the Holocaust as a myth.

 "Western democracy has attacked everyone who does not share the vision of the sons of Zion as far as the myth of the Holocaust is concerned," Mohamed Mahdi Akef said in a statement.

 Akef cited as evidence of Western intolerance the cases of French writer Roger Garoudy, who was convicted in France in 1998 of questioning the Holocaust, and British historian David Irving, who faces similar charges in Austria next month.

 Iranian President Mahmoud Ahmadinejad sparked an international uproar when he said in a Dec. 14 speech that the Holocaust was a myth.

 In Israel, the director of the Israeli branch of the Nazi watchdog group, the Simon Wiesenthal Center, warned that, ""There's no question that a very ugly wave of Holocaust denial is sweeping the Arab world."

 "The problem is that so far in the Arab world very few leaders are willing to tell their own people that they have to understand that the Holocaust did take place," Efraim Zuroff said.

 Akef, whose group won 88 of the Egyptian parliament's 454 seats in elections in November and December, made his comment in an attack on the United States' assertion that it is promoting democracy in the Middle East.

 He said the U.S. campaign was a cover for promoting its own interests and those of the Zionist movement in the region.

 "American democracy ... steers the world into the American orbit delineated by the sons of Zion, so that everyone must wear the Stars and Stripes hat and keep away from the Zionist foster child," he wrote in his weekly statement.

 He accused the U.S. House of Representatives of hypocrisy when it threatened to cut off aid to the Palestinian Authority if the Islamist movement Hamas takes part in January elections.

 He also criticised European Union foreign policy chief Javier Solana for saying that Europeans might think twice about aid to the Palestinians if Hamas members were in parliament.

 Hamas says it is an extension of Egypt's Muslim Brotherhood, which was founded in 1928 and which renounced political violence inside Egypt decades ago. Hamas believes in armed struggle to replace Israel with an Islamic state.

 Last week the deputy leader of the Brotherhood, Mohamed Habib, asked about Ahmadinejad's denial of the Holocaust, said reports of Nazi attempts to wipe out European Jews might have been exaggerated.

 "We don't have confirmed things to enable us to prove this matter or refute it. It needs documentation but what one can be sure of is that there were attacks on the Jews but not by means of gas chambers or perhaps not in these numbers or on this scale," Habib told Reuters in an interview.

 But Habib said the debate was irrelevant to the situation of the Palestinians. "What the Jews propagate about there being a Holocaust has nothing to do with the way they treat the Palestinians on the land of Palestine," he said.

【イラン大統領、ホロコーストの事実関係を調査するよう国連安全保障理事会に要請】
 2005.12.26日付けイランの電子版「イラン・フォーカス(Iran Focus)」が紹介されている。(「阿修羅ホロコースト2」の2005.12.31日付けSun Shine氏の投稿「イラン大統領、ホロコーストの事実関係を調査するよう国連安全保障理事会に要請(イラン・フォーカス)」)
 (テヘラン発) 西洋におけるイスラム教徒の権利保護団体の代表、モハメッドーアリ・ラミン氏は、「イランのアフマディネジャード大統領は、国連安全保障理事会に対し、600万人のユダヤ人ホロコーストが真実であるかどうかを証明するよう、関係諸国に働きかけることを望んでいる。また、西洋の学者達が調査したホロコーストに関する出版への許可を与えるよう、西洋諸国の政府に望んでいる」との発表を行った。
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 男気いっぱいである。負けていない! 日本の「サムライ」にも通じるスピリッツである。
 http://www.iranfocus.com/modules/news/article.php?storyid=5035

 Iran’s Ahmadinejad wants committee to investigate Holocaust

 Mon. 26 Dec 2005

 Iran Focus
 Tehran, Iran, Dec. 26 ? Iran’s hard-line President Mahmoud Ahmadinejad who recently called for the destruction of Israel and termed the Holocaust a “myth” has asked for a committee to be set up to prove that the massacre of some six million Jews in Nazi Germany never took place.

 The Fars news agency, which is close to the office of Iran’s Supreme Leader Ayatollah Ali Khamenei, said that Ahmadinejad had proposed the idea after his comments calling for Israel to be moved to European countries such as Germany and Austria drew international outrage and United Nations Security Council condemnation.

 Mohammad-Ali Ramin, who heads the state-run body Society for Defending the Rights of Muslim Minorities in the West, told Fars that Ahmadinejad wanted European governments to permit Western scholars to publish their research on the Holocaust.

 Ahmadinejad wanted the committee to clarify the real extent of the Holocaust, according to Ramin, who added that the radical President had the support of hard-liners loyal to the Supreme Leader.

 Senior officials inside the clerical establishment including Khamenei himself have backed Ahmadinejad’s threatening remarks against the Jewish state.

【イラン大統領が「シオニズムはファシズムである」と発言】
 「阿修羅ホロコースト2」で、バルセロナより愛を込めて氏が2006.1.3日付け「アハマディネジャッド、シオニズムはファシズムである(IBLNEWS)」を投稿している。これを転載しておく。
 イラン大統領アハマディネジャッドが吼え続けます。2006年1月3日付のスペイン語ネット新聞IBLNEWSです。大新聞は例によって「音なしの構え」のようですが。
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 http://iblnews.com/story.php?id=8181
 イラン大統領はイスラエルのシオニズムをファシズムと結び付ける

 2006年1月3日IBLNEWS 特派員

 イラン大統領マハムド・アハマディネジャッドは、先にホロコーストは「神話」だったと言ったのだが、今度はシオニズムをファシズムと結び付け、イスラエルは欧州からユダヤ人を追放するために作られた、と語った。

 アナリストたちは、繰り返すアハマディネジャッドの反イスラエル発言が、国内とアラブ世界でその立場を印象付けようとする狙いがあるものとしている。外交関係の情報源によると、彼の発言はイランの核計画に対する西側世界の態度を硬化させている。

 多くの新聞で月曜日に掲載された論説の疑問に対する返答の一部として、アハマディネジャッドは、第2次大戦後のイスラエルの建国はヨーロッパにとっては「一石二鳥」だった、と語った。

 (彼によると)ヨーロッパにとっての目的は「欧州からユダヤ人を追い出して、同時に、イスラム世界の中心部にシオニストで反イスラムの本性を持つ欧州の付属物を作ること」だった。

 「シオニズムは欧州の思想の一部で植民地主義の思想である。(・・・・)そして現在、イスラム教徒に対する同様で直接の虐殺が米国および一部の欧州の援助を得て行っている。(・・・・)シオニズムは根本的に新たなファシズムなのだ。」このように強調した。

 この元革命戦士は再度、なぜ何名のユダヤ人がホロコーストで死んだのかの調査と議論がタブーなのか、と疑問を発し、何百万人ものユダヤ人がドイツ人の手によって殺害されたことが本当かどうか、質問した。

 彼は尋ねる。「どうしてその犯罪の最大の犯人であるヨーロッパ人がその代価を払わないのか」と。

 【以上、翻訳終り】

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 面白くなってきた。

(参照資料一覧)
http://asyura2.com/0601/war77/msg/230.html
イラン大統領「イスラエルは欧州の民族浄化から湧き出たもの」「本性から反イスラム」
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/518.html
イランの元首が「ホロコースト」の事実関係の調査委員会を計画
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/516.html
ホロコースト調査をイランが国連安保理に要請は愛の年の大晦日
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/512.html
イラン大統領、ホロコーストの事実関係を調査するよう国連安全保障理事会に要請(イラン・フォーカス)
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/496.html
イスラエルを認めないのはイランの国是という基本的問題点を強調
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/494.html
イラン誌(英文)「ホロコースト支持者は理性的な議論と討論から逃げている」
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/479.html
イラン ”ホロコースト伝説”映画に着手か
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/473.html
イラン大統領のイスラエル・ホロコースト発言をカナダ人が論評
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/463.html
イラン「ホロコースト発言は誤解を受けている」(CNNニュース)【パレスチナ人にツケを払わせるな、と】
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/447.html
イラン大統領ホロコースト「創作」欧米非難には苦い前史
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/439.html
CNN/AP【ホロコーストは「創作」と欧米を非難、イラン大統領】
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/440.html
ホロコーストは神話にすぎない イラン大統領がまたまた問題発言 [アルジャジーラ]
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/436.html
アハマディネジャド「ホロコーストはMyth」(コリエレ紙)~神より上の地位を得た なぜなら
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/437.html
蛇足ながら
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/432.html
ホロコーストは「創作」と欧米を非難、イラン大統領  『嘘はいつかはバレる(笑)』
http://www.asyura2.com/0510/war76/msg/880.html
日経【イラン最高指導者がイスラエル批判・大統領を側面支援か】
http://asyura2.com/0510/war76/msg/769.html
エルサレム発ロイター“イスラエルはイラン大統領を『極めて危険』と呼ぶ”【「痛い所」は見事に削除!】
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/416.html
肝心な部分を抹消したロイター日本語訳(隠蔽による情報操作の一例)
http://asyura2.com/0510/war76/msg/745.html
イラン大統領曰く「イスラエルは欧州に引っ越せ!」だと。:冗談じゃねえ!
http://www.asyura2.com/0505/war73/msg/856.html
イランとシオニスト・イスラエルの不思議な歴史的関係


 同じく、 white氏が、2006.1.4日付け「アフマディネジャード大統領がユダヤ人はイスラム国家において宗教の自由と安全を享受していると語る [IRIB]」を投稿している。これを転載しておく。
 http://www.irib.ir/Worldservice/japaneseRADIO/news.mon.htm#1
 アフマディネジャード大統領が、ユダヤ人はイスラム国家において宗教の自由と安全を享受している、と語りました。
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 イランのアフマディネジャード大統領が、「ユダヤ人たちは、イスラム国家の中で、常に平和的に共存し、宗教の自由をも享受してきた。そしてこれは、これからも続くであろう。」と語りました。

 アフマディネジャード大統領は、1日日曜、演説の中で、ユダヤ教徒とシオニズムの違いについて説明し、「シオニズムとは、西洋の植民地主義的理念に基づいたイデオロギーである。それはイギリス人が、ファシズムや政教分離を目的にして作り出したもので、現在も、この西洋が生んだイデオロギーは、反イスラム、かつシオニストの本質を備え、アメリカやヨーロッパの一部諸国からの直接的支援と指導を受けながら、イスラム教徒への戦いを続けている。ヨーロッパのユダヤ人をパレスチナに移住させ、シオニスト政権を樹立させたことは、まさにユダヤ排除の動きからきており、ユダヤ人をヨーロッパから追放した目的は民族的、宗教的浄化にある」としました。

 また、イスラム諸国やヨーロッパの思想家が参加する人権会議を開くことを提案し、「イラン政府は、西側メディアが報道規制なしにこの会議の模様を放映することを条件に、この会議を主催する用意がある。」と伝えました。

【イスラエルのシャロン首相が倒れる】
 2006.1.4日、イスラエルのシャロン首相(77)が脳出血を起こして重体に陥った。
【ローマ教皇が「イスラエルに存在の権利あり。パレスチナ人は民主制発展に努めよ」と発言】
 同じく、 kamenoko氏が、2006.1.10日付「教皇、イスラエルに存在の権利あり。パレスチナ人は民主制発展に努めよ」を投稿している。これを転載しておく。
 ひとつき前には、「バビロン捕囚はホロコーストの前身。ユーフラテス川に浮いた38のユダヤ人の遺体は、集中キャンプで虐殺されたユダヤ人の
  前身」 とまで発言したラッツィンガー。
 教皇「イスラエルに存在の権利あり。パレスチナ人は民主制発展に努めよ」(コリエレ紙)

 聖なる父、外交団の謁見で拡大するテロリズムを批判
 「文明衝突の危機」

 ローマ発 -「イスラエル国家は国際法が定める権利に従って存在し続けるべきである」。 ベネディクト16世、外交団を前に発言。 聖なる父はまた、「パレスチナの民は自由と繁栄をもたらす彼らの民主制を心穏やかに育むべき」とも述べた。ヤセル・アラファト没後初の選挙は、1月25日に予定されている。

 聖なる地、そしてレバノン、イラク、中東、大湖のアフリカ、ダルフール「平和のニーズが切迫している」として教皇があげた地は、「国際社会が責任を果たせる」。 平和を祈願した教皇は、「平和のプリンス誕生の地」である聖なる地に言及し、「レバノンは国際社会の共感と支援と共に、違う宗教コミュニティ間の心からの実りある協力に向かい、歴史に適う道を取り戻すべき」。すべての中東の地「特にイラク、偉大なる文明が混ざり合う地が、ここ数年血なまぐさいテロ活動により喪に服する日々が続く」。 「過去の同胞が殺し合う戦争の悲劇をいまだ引きずる」大湖のアフリカ。「国際社会の危険な影響を受け、忌まわしい残虐性に苦しめられた丸腰のダルフールの民」。

 教皇によると、世界情勢は「文明の衝突の強い脅威に晒されており」、最も激しい脅威は「もはや地球レベルに達した組織的なテロリズム」。「原因は数多くまた様々ながら、政治思想と宗教に対する異常な概念が入り混じったもの」とラッツィンガーは定義づける。 「テロリズムは丸腰の人々に対する無差別攻撃を全くためらわずにやってのけ、もしくは人々全体にパニックを誘発することで非人道的な脅迫を行い、最終的には政治的責任のある人々をテロリストが描く通りに動かざるを得ない状況に追い込む」。 「このような犯罪行為を正当化する環境などどこにも存在しない。 それを行う者の恥ずべき顔と、宗教を盾に神の真実を無知蒙昧とモラルの退廃の域まで失落させる非難されるべき行為を覆う環境など、どこにも存在しない」。

 ラッツインガーは「宗教の自由」にも言及
 「遺憾ながらある国々では、数世紀に渡る伝統を誇る国々においても」、宗教が「担保される代わりに危険なほど穢されている。とりわけ未成年に対して」と不満を漏らした。

 06年1月9日
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2006/01_Gennaio/09/papa.shtml

≪I palestinesi devono poter sviluppare istituzioni democratiche≫ Papa: ≪Israele ha diritto a esistere≫ Il Santo Padre nell'udienza al Corpo diplomatico. Condanna del terrorismo che aumenta ≪il pericolo di uno scontro di civilta≫ STRUMENTIVERSIONE STAMPABILEI PIU' LETTIINVIA QUESTO ARTICOLO

Papa Benedetto XVI, durante l'Angelus di domenica (Ansa)
ROMA - ≪Lo Stato d'Israele deve poter sussistere pacificamente in conformita alle norme del diritto internazionale≫. Lo chiede Benedetto XVI nel discorso al Corpo Diplomatico. Il Santo Padre ha anche parlato del ≪popolo palestinese≫, che deve ≪poter sviluppare serenamente le proprie istituzioni democratiche per un avvenire libero e prospero≫. Le elezioni politiche in Palestina, le prime dopo la scomparsa di Yasser Arafat, sono previste per il 25 gennaio.
Proprio la Terra Santa, ma anche il Libano, l'Iraq e Medio oriente, l'Africa, con Grandi Laghi e Darfur sono i luoghi indicati dal Papa ai ≪responsabili delle nazioni≫ come paesi in cui ≪il bisogno di pace e piu bruciante≫. Invocando pace il Papa ha ricordato la Terra Santa, dove ≪e nato il principe della pace≫; il Libano ≪la cui popolazione deve ritrovare, anche con il sostegno della solidarieta internazionale, la sua vocazione storica in favore della collaborazione sincera e fruttuosa tra le comunita di fedi differenti≫; tutto il Medio Oriente e ≪in particolare l'Iraq, crogiolo di grandi civilta, in questi anni quotidianamente funestato da sanguinosi atti terroristici≫; l'Africa con i Grandi Laghi, ≪dove ancora si sentono le tragiche conseguenze delle guerre fratricide degli anni passati≫; ≪le inermi popolazioni del Darfur, colpite da esecrabile ferocia, con pericolose ripercussioni internazionali≫.
Secondo il Papa nell'odierno contesto mondiale e forte ≪il pericolo di uno scontro delle civilta≫. Pericolo ≪reso piu acuto dal terrorismo organizzato, che si estende ormai a livello planetario≫. ≪Numerose e complesse ne sono le cause≫, ha affermato Ratzinger riferendosi al terrorismo, ≪non ultime - ha aggiunto - quelle ideologico-politiche, commiste ad aberranti concezioni religiose≫. ≪Il terrorismo non esita - ha proseguito - a colpire persone inermi, senza alcuna distinzione, o a porre in essere ricatti disumani, inducendo nel panico intere popolazioni, al fine di costringere i responsabili politici ad assecondare i disegni dei terroristi stessi≫. ≪Nessuna circostanza vale a giustificare tale attivita criminosa - ha detto ancora il Pontefice - che copre di infamia chi la compie, e che e tanto piu deprecabile quando si fa scudo di una religione, abbassando cosi la pura verita di Dio alla misura della propria cecita e perversione morale≫.
Ratzinger ha anche parlato della ≪liberta di religione≫. Lamenta il Papa che ≪purtroppo in alcuni Stati, anche tra quelli che pure possono vantare tradizioni culturali plurisecolari≫ anziche ≪essere garantita≫ e ≪anzi, gravemente violata, in particolare nei confronti delle minoranze≫.
09 gennaio 2006

コール元独首相:イラン大統領の「ホロコ-ストは作り話」の件に関し、「心底から賛成する」と発言する
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/773.html
投稿者 Sun Shine 日時 2006 年 3 月 06 日 15:08:09: edtzBi/ieTlqA
3月6日付け、「Iran Forcus」が、イラン国営日刊紙「Jomhouri Islami による準公式的な記事」として伝えたところによると、コール元ドイツ首相は、ドイツにおけるイラン人ビジネスマン達との夕食会の席で、イラン大統領の言った「ホロコ-ストは作り話」という件に関し、「心底から賛成する」といったとのことだ。

「アフマディネジャド大統領が言ったことは、我々が胸に深く秘めていたことだ。我々はこのことを長い間、言いたかったが、言う勇気がなかった」

コール元首相はこのように語ったとのこと。

http://www.iranfocus.com/modules/news/article.php?storyid=6085

Iran: Helmut Kohl agrees with Ahmadinejad on Holocaust
Sun. 05 Mar 2006
Iran Focus

Tehran, Iran, Mar. 06 ? Former German Chancellor Helmut Kohl reportedly told Iranian businessmen in Germany that he agreed with statements by Iranian President Mahmoud Ahmadinejad that the Holocaust was a “myth”, the semi-official Jomhouri Islami reported on Monday.

The government-owned daily wrote that at a dinner gala with Iranian hoteliers and entrepreneurs, Kohl said that he “heartily agreed” with Ahmadinejad’s remarks about the Holocaust.

“What Ahmadinejad said about the Holocaust was in our bosoms”, the former German chancellor was quoted as saying. “For years we wanted to say this, but we did not have the courage to speak out”.

Ahmadinejad caused an international furore last year when he publicly declared that the Holocaust was a “myth” and threatened that Israel must be “wiped off the map”.

His comments were supported by senior Iranian officials, including Supreme Leader Ayatollah Ali Khamenei and former president Ayatollah Ali Akbar Hashemi Rafsanjani.

The country’s state-run media have systematically defended the position of the Iranian president and given extensive coverage to historians and “experts” who deny the Holocaust took place.

ついにドイツ人がイラン大統領に呼応する事態に発展した。
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/774.html
投稿者 木村愛二 日時 2006 年 3 月 06 日 17:06:07: CjMHiEP28ibKM

(回答先: コール元独首相:イラン大統領の「ホロコ-ストは作り話」の件に関し、「心底から賛成する」と発言する 投稿者 Sun Shine 日時 2006 年 3 月 06 日 15:08:09)

ついにドイツ人がイラン大統領に呼応する事態に発展した。

デヴィッド・アーヴィングの3年禁錮刑判決に関して、ドイツ人やオーストリア人が、イギリス人を講師に呼ぶのでなく、自分で刑法違反の発言をする勇気を持て、と書く予定をしていたところだった。


以下は引用。
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3月6日付け、「Iran Forcus」が、イラン国営日刊紙「Jomhouri Islami による準公式的な記事」として伝えたところによると、コール元ドイツ首相は、ドイツにおけるイラン人ビジネスマン達との夕食会の席で、イラン大統領の言った「ホロコ-ストは作り話」という件に関し、「心底から賛成する」といったとのことだ。

「アフマディネジャド大統領が言ったことは、我々が胸に深く秘めていたことだ。我々はこのことを長い間、言いたかったが、言う勇気がなかった」
----------------------------------------------------------

コール元首相はこのように語ったとのこと。

http://www.iranfocus.com/modules/news/article.php?storyid=6085

Iran: Helmut Kohl agrees with Ahmadinejad on Holocaust
Sun. 05 Mar 2006
Iran Focus

欧米でもさまざまな意見がでているようです
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/784.html
投稿者 Sun Shine 日時 2006 年 3 月 07 日 09:46:22: edtzBi/ieTlqA
(回答先: ついにドイツ人がイラン大統領に呼応する事態に発展した。 投稿者 木村愛二 日時 2006 年 3 月 06 日 17:06:07)

このニュースについては、阿修羅同様、欧米のネット上でも、また私の周りでも色々な意見が出ています。

1.コールも75才。先が短いので、最後に人間として真実を語りたくなったのだろう
2.イラン語から英語への翻訳ミス
3.元記事はイラン国営新聞。これはイラン政府のプロパガンダ
4、本当に言ったのなら、即刑務所行きのはず
5.本当にコールが言ったとしても、問題になったら「ドイツ語からイラン語への翻訳ミス」と  いえるし、問題にならなければ、イラン人実業家達とよい関係を保てる。どちらにしても、  コールには失うものが何もない

などなど・・。

なお、「イラン・フォーカス」については、以前、「イラン政府からサイバー攻撃にあった」との記事が掲載されています。

今日付けの「Iran Focus」に、「イラン政府からサイバー攻撃を受けた」との記事がありましたので、御参考までに
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/735.html
投稿者 Sun Shine 日時 2006 年 2 月 26 日 11:05:14: edtzBi/ieTlqA

★阿修羅♪ > ホロコースト2 > 778.html
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単なる1人のドイツ人ではない。コール元首相の発言は、全ドイツ人の代弁の発言と全く同じ。
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/778.html
投稿者 真相ハンター 日時 2006 年 3 月 06 日 23:54:08: Zk4s5qq50i/J2
(回答先: ついにドイツ人がイラン大統領に呼応する事態に発展した。 投稿者 木村愛二 日時 2006 年 3 月 06 日 17:06:07)

コール元ドイツ首相は、ドイツにおけるイラン人ビジネスマン達との夕食会の席で、イラン大統領の言った「ホロコ-ストは作り話」という件に関し、「心底から賛成する」といったとのことだ。

「アフマディネジャド大統領が言ったことは、我々が胸に深く秘めていたことだ。我々はこのことを長い間、言いたかったが、言う勇気がなかった」

コール元首相はこのように語ったとのこと。

かつて、述べたように「ホロコースト神話」とは、「イスラエル建国」の明確なる目的を以って、「ヒトラー」に「将来のイスラエル国民候補」の羊達のユダヤ教徒を全欧州から掻き集めて来て、「将来のイスラエル領土」に「強制移住」させる為に、人の良いドイツ民族が巧く利用されて「追い立て役のシェパード」に仕立て上げられて、全欧州の羊達を集めることが可能になる為に、「シェパードの調教師のユダヤ人ヒトラー」は、アーリア系ドイツ人のふりをして、ドイツ人は誑かされて騙して、第二次大戦の侵略者にヒトラーとナチスに仕立て上げられたのだ。

シオニスト・ユダヤの一変態のナチス・ヒトラーに殺されたのは、最大の被害者は350万人も殺されたドイツ民族で、ユダヤ民族は、全欧州でもせいぜい数万人。(アウシュビッツでは僅かに数千人にも満たない。

    ドイツ公式記録

   http://tbrnews.org/Archives/a2037.htm#_ftn1

本当なら大変なニュースですが・・・   西岡昌紀
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/776.html
投稿者 西岡昌紀 日時 2006 年 3 月 06 日 20:36:35: of0poCGGoydL.
(回答先: ついにドイツ人がイラン大統領に呼応する事態に発展した。 投稿者 木村愛二 日時 2006 年 3 月 06 日 17:06:07)

本当なら大変な事ですが、本当に、本当なのでしょうか?・・・


(にわかには信じられない気持ちです)

                        西岡昌紀

http://blogs.yahoo.co.jp/nishiokamasanori/

ホロコーストをシオニストが悪用とユダヤ教正統派ラビが批判
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/782.html
投稿者 木村愛二 日時 2006 年 3 月 07 日 09:21:38: CjMHiEP28ibKM
テヘランで、ホロコーストをシオニストが悪用とユダヤ教正統派ネトライ・カルタのラビが批判。

ネトライ・カルタは、シオニスト国家イスラエルの解体を求めている。
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http://www.memritv.org/Transcript.asp?P1=1060
3/5/2006 Clip No. 1060
Neturei Karta Rabbis in Tehran: The Zionists Use the Holocaust to Promote Their Cause

Following are excerpts from interviews with Neturei Karta rabbis in Iran, which aired on Al-Alam TV and Jaam-e Jam1 TV on March 5, 2006.

Al-Alam TV, March 5, 2006:

Neturei Karta spokesman Rabbi Dovid Weiss: The issue of the Holocaust has to do with the Zionist use... The Zionists are using this issue. We, the Jews who were killed in the Holocaust, do not use the Holocaust as a tool for promoting our cause.

[...]

We reiterate that there are Jews throughout the world - hundreds of thousands of Jews - who remain loyal to the rejection of Zionism, and who say that Zionism is not Judaism but a political movement.

We want a dismantlement not only of the 1967 areas, but [of the entire Palestine], so the lands will return to Palestine, and we will live side by side.

Of course, we are forbidden to have a state. Zionism was founded by Mr. Theodor Herzl, and these people were going against God. That is why Mr. Livingstone condemned this. He was right. He is not anti-Semitic. We supported him when Sheik Al-Qaradhawi came to England. We said to him: "You did good."

We welcome this because these people are not anti-Semites, but they oppose this illegitimate political movement called "Zionism," which does not represent so many hundreds of thousands of Jews around the world, and maybe millions, who still believe only in Judaism, and do not accept the State of Israel.

[...]

Rabbi Dovid Shlomo Feldman: We have come to Tehran to make it clear that the State of Israel does not represent all the Jews. It might represent their own ideas, which are very far from those of the Jewish people.

[...]

Jaam-e Jam1 TV, March 5, 2006:

Reporter: He [Rabbi Aharon Cohen, British Neturei Karta] took part at an international religious conference in Tehran where he expressed his anti-Zionist views. The Rabbi said Zionists are involved in almost every major crime worldwide, but unfortunately claimed to be speaking for the Jewish community.

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イラン大統領アフマディネジャッドの談話(シュピーゲル誌)
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/267.html
投稿者 木村愛二 日時 2006 年 6 月 24 日 23:32:44: CjMHiEP28ibKM

イラン大統領アフマディネジャッドの談話(シュピーゲル誌)

(ブッシュ大統領への書簡と一緒に季刊『真相の深層』06秋11号掲載予定)
(シュピーゲル誌の表紙の画像:アフマディネジャッド・イラン大統領の写真と説明)
「その前に世界が畏敬する男」
http://www.jca.apc.org/~altmedka/060609-derspiegel.jpg

独シュピーゲル誌:アフマディネジャッド・イラン大統領とのインタビュー
和訳:石峰 昇一
【訳者からの注記】ドイツを代表する雑誌デル・シュピーゲルは2006年5月31日付の誌面にイラン大統領マフモウド・アフマディネジャッドとの単独インタビューを掲載した。これは第2次世界大戦後の欧米ジャーナリズム活動史の中でも最大級の収穫である。

 シュピーゲル誌自身はあくまでも「正史」の擁護とシオニスト勢力の代弁という立場を崩さないが、イラン大統領のホロコーストおよびイスラエル成立の過程に対する疑惑を思う存分しゃべらせている。あたかもこの60年間ドイツ人が敢えて沈黙してきたことを彼の口を借りて表現しているのではないか、とすら思えてくる。現代西側世界を支配する虚構と欺瞞の構造について、一国の首長があからさまに語り、それを主力雑誌がそのまま世界に向けて発信した、まさに画期的な報道であろう。

 通してお読みになれば、高飛車な態度をちらつかせるシュピーゲルの3名のインタビューアーたちが途中からタジタジとなり、何度も話をそらせ焦点をぼかそうと試み、時として支離滅裂になる様子がお解りになるだろう。アフマディネジャッドの歴史と現在の事実に基づく整然と筋の通った論理に終始圧倒されているのである。

 最初にイズラエル・シャミールによる、このインタビュー記事に寄せる言葉をご紹介したい。
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 アフマディネジャッド、シュピーゲルに語る
 イズラエル・シャミール

 アフマディネジャッドとのインタビュー―あなた方は実際にこれを読むまでは信じようとしないだろうが、偉大な人物だ。マハティールと同様に。もし彼がドイツにやって来るようなことがあれば素晴らしい進展となるだろうに。ドイツのジャーナリストたちは、ヒトラー時代のあらゆるヘボ記者同様に正統派の基本方針を報道してきた。当然だが今の彼らの見地は当時とは異なる。しかし異なる意見が監獄の外に存在する余地の無い点には変わりない。確かにアフマディネジャッドは我々の知らなかったようなことを言ってはいない。しかし我々の知っていることはシュピーゲル誌では公表されてこなかったのだ。
Shamir Readers(http://groups.yahoo.com/group/shamireaders/message/715
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 以下にこのインタビュー記事全文をご紹介する。テヘランにて、シュピーゲル誌のインタビューアーはStefan Aust、Gerhard Sporl、Dieter Bednarzの3名である。

【シュピーゲル記事:ドイツ語原文のUrl】
http://www.spiegel.de/spiegel/0,1518,418312,00.html

【翻訳に使用したその英訳版のUrl】
http://service.spiegel.de/cache/international/spiegel/0,1518,418660,00.html

我々は決意している

シュピーゲルとのインタビューの中で、イラン大統領マフモウド・アフマディネジャッドが、ホロコースト、イスラエル国家の未来、イラクにおけるアメリカ合衆国の過ち、そして核に関するテヘランの西側世界との確執について議論を行う。

シュピーゲル【以下“S”と表記】:大統領閣下、あなたはサッカー・ファンでいらっしゃいます。そしてサッカーをプレーすることがお好きです。6月の11日にあなたはニュルンベルグの球技場の席に座っておいででしょうか。その日にはドイツでイラン・チームがメキシコと試合を行うのですが。

アフマディネジャッド【以下“A”と表記】:状況によります。当然ですが、私はどんな場合でもその試合を見るでしょう。しかし私はそれを自宅のテレビの前で見るのか、あるいは他の場所で見るのか、未だに分かりません。私の決定がどうなるかは多くの物事によっているのです。

S:例えば?

A:私にどれだけの時間があるか、様々な関係の状態がどのように進行しているのか、私がそうしたいと思うかまたは他の多くのことをしたいと思うか。

S:あなたがサッカー世界選手権にやってくるかもしれないということが伝わったときに、ドイツの中で大きな憤りが起こりました。あなたはそれに驚きましたか?

A:いいえ。それは気になるようなことではありません。私はそれがどうやって起こったのかさえ理解できませんでした。同時にまた、それは私にとっては何の意味もありませんでした。私はその感情が一体何についてのことなのか分かりません。

S:それはホロコーストについてのあなたの意見に関することでした。ドイツによって行われたユダヤ人の組織的な殺害をイランの大統領が否定したことが、怒りの引き金を引いたのは当然のことでした。

A:その関係がよく理解できないのですが

S:まずあなたがホロコーストについての意見をおっしゃいます。そしてあなたがドイツに来られるかもしれないというニュースが伝わります。これが怒りを招くのです。ですからあなたは、結局は驚かれたのではないですか?

A:いいえ、全く。なぜなら、シオニズムのネットワークが世界中で非常に活発だからです。ヨーロッパでもそうです。だから驚きませんでした。我々はドイツの人々に話しかけていたのです。我々はシオニストたちとは何の関係もありません。

S:ホロコーストを否定することはドイツでは犯罪です。あなたは非常に多くの怒りと向き合うときに無関心でおられますか?

A:私はデル・シュピーゲルが尊敬すべき雑誌だと知っています。しかし私はあなた方がホロコーストに関しての真実を書くことができるのかどうか知りません。あなた方はそれについてすべてのことを書くことを許されているのですか。

S:もちろん我々は過去60年間の歴史調査で発見されたことに関して書く権利を与えられています。我々の観点では、不幸なことにですが、ドイツ人たちがユダヤ人600万人の殺害の罪を負っていることに疑いはありません。

A:さて、ということは、我々はとても具体的な議論を巻き起こしてきたわけですね。我々は二つの非常にはっきりした質問を提示しています。最初に、ホロコーストは本当に起こったのか? あなたはこの質問に対して確信をもってお答えです。そこで第二の質問です。それは誰の過ちだったのか?
 これに対するお答えは、それはヨーロッパの中で見出されなければならないものでありパレスチナの中でではないのです。それは完璧に明白なことです。もしもホロコーストがヨーロッパで起こったのなら、その解答はヨーロッパの中で見つけられなければならないのです。

 そうではなく、もしホロコーストが起こらなかったとしたら、ではどうしてあの占領政府が・・・

S:・・・イスラエル国家のことをおっしゃっている・・・

A:・・・やって来たのでしょうか?
 なぜヨーロッパ社会がこの政府を守らなければならないのでしょうか?
  もう一つ言わせてください。我々は次のような見解を持つものです。もしある歴史的な出来事が事実だと断定されるとしても、それに関するもっと多くの調査と議論があればその事実はもっともっと明白なものになるでしょう。

S:それはずっとドイツの中で行われてきたことです。

A:我々はホロコーストを断定も否定もしたいとは思いません。我々はどのような人々に対するどのような犯罪にも反対します。しかし我々はその犯罪が実際に起こったのかどうかを知りたいのです。もしそれが起こったのなら、それではその責任を負っている人が罰せられなければなりません。そしてそれはパレスチナ人ではないのです。どうして60年前に起こったことの研究が許されないのでしょうか? いずれにせよ他の歴史的な出来事は、その中のいくつかは何千年も前のことなのですが、研究は公開されています。政府がそれを支援することさえしています。

S:大統領閣下、あらゆる見地から見て、ホロコーストは起こりました。強制収容所がありました。ユダヤ人の絶滅に関する書類もあります。いままで非常に多くの調査が為されてきました。そしてホロコーストが事実であることに関して何一つ疑う余地は無いのです。我々はこのことが、ドイツ人がそれに責任を負っていることが、非常に残念です。一つ付け加えさせていただきたいと思います。パレスチナ人の運命はこのこととは完全に別の事柄です。これは現在に関することなのです。

A:いや違う。パレスチナ紛争の根は歴史の中に探さねばならないものです。ホロコーストとパレスチナはお互いに直接的につながっています。そしてもしホロコーストが実際に起こったものなら、ではあなた方は世界中からやってくる偏りの無い多くのグループにこの研究をすることを許すべきです。なぜあなた方はある特定のグループに研究を制限するのでしょうか?
 もちろん私はあなた個人のことを言っていません。ヨーロッパ各国の政府のことです。

S:あなたはまだホロコーストを「神話」に過ぎないとおっしゃっているのですか?

A:私は、もし実際に納得できることがあればそれを事実として認めるのみです。

S:たとえ西側の学者たちが誰一人全く疑問を抱いていないとしてもですか?

A:しかしヨーロッパにはこれに関して二つの意見がありますね。ある学者や個人のグループは、そのほとんどが政治的な意図を持ってですが、ホロコーストは起こったと言います。そしてまたそれとは逆の立場を代表する学者のグループがあるのですが、その多くはそれゆえに刑務所に入っています。だからこそ、一つの偏りの無いグループが研究のために集まりこの極めて重要なテーマについての見解を出す必要があります。なぜなら、この件の確認は世界的な問題の解決に貢献するからです。ホロコーストの前提の下に、世界に非常に強い分極が起こっており複数の戦線が形作られています。したがって、もしある国際的な偏りの無いグループが最終的にこの事柄を明確にするためにそれを調査するならば、それは非常に良いことなのでしょうが。普通なら、歴史的な出来事に関する研究者の作業は各国政府が推奨し支援するのであって、彼らを刑務所に放り込むことはしませんよ。

S:それは誰だとお考えですか?
 どの研究者のことをお示しになっているのですか?

A:私よりもあなたの方がよくご存知でしょう。あなたはリストをお持ちです。英国、ドイツ、フランス、そしてオーストリア出身の人々がいますね。

S:たぶん、たとえば、英国人のデイヴィッド・アーヴィング、ドイツ系カナダ人のエルンスト・ツンデル、彼はマンハイムで裁判中ですが、そしてフランス人のジョルジュ・テイュなどをおっしゃっておいでですね。彼らは全員ホロコーストを否定しています。

A:私がヨーロッパ人でないにもかかわらず私のコメントがこれほどに強い抵抗を引き起こしているという事実だけをとってみても、そして同時に私がドイツ史上の特定の人物に比較されている事実をみても、いかにあなたの国でその研究を求める気運が攻撃を受けるものであるのかがよく分かります。ここはイランですからご心配は無用です。

S:さて、我々は非常に現在的な目的のためにあなたとこの歴史に関する議論を行っています。あなたはイスラエルが存在する権利を問題にしておいでなのですか?

A:お聞きください。私の見解はきわめて明白です。我々は、もしホロコーストが起こったのであればヨーロッパがこの結果を引き受けなければならず、その代価を支払うべきはパレスチナ人ではない、と言っているのです。もしそれが起こらなかったのであれば、そのときにはユダヤ人たちは出身地に戻らなければなりません。私は今日のドイツの人々もまたホロコーストの囚人であると確信します。第2次世界大戦で6000万人の人々が亡くなりました。第2次世界大戦は巨大な犯罪でした。我々はこれを全面的に非難します。我々は、ある犯罪がイスラム教徒に対してあるいはキリスト教徒やユダヤ教徒に対して為されたかに関わらず、流血の事態に反対します。しかし疑問はこれです。6000万人もの犠牲者の中でどうしてユダヤ人だけが注目の的になるのでしょうか。

S:そんな問題ではありません。あらゆる人々が第2次世界大戦の犠牲者に哀悼を捧げます。ドイツ人にもロシア人にもポーランド人にも、そしてその他の人々に対しても同様です。しかしながら、我々ドイツ人はある特別な罪から逃れることはできません。ユダヤ人に対する組織的な殺害というものです。ただ、私たちは次の話題に移った方が良いのではないかと思いますが。

A:いやいや、私はあなたにお尋ねしたいことがあります。今生きている若い人たちが第2次世界大戦で何かの役を果したのでしょうか?

S:いいえ、全く。

A:なぜ彼らがシオニストに対して罪を感じなければならないのでしょうか?
 なぜシオニストに自分の財布からその支払いをしなければならないのでしょうか?
  もし人々が過去に罪を犯したのなら、彼らは60年前に裁かれなければならなかったはずです。それで終りでしょう!
   ある一団の者達が歴史の過程の中でドイツ人の名で犯罪を行ったからといって、どうしてドイツ人たちが現在も屈辱を受けなければならないのですか?

S:今日のドイツ人が過去についどうすることもできません。しかし、我々の父親や祖父によってドイツ人の名で為されたこれらの行為に対する、ある種の集団的な慙愧の念があるのです。

A:その当時に生きてさえいなかった人がどのようにして法的に責任を負うというのでしょうか?

S:法的にではなく道徳的にです。

A:ドイツの人々がなぜそんな重荷を背負わねばならないのでしょうか?
 今日のドイツ人たちは何の罪も背負っていないのです。どうしてドイツ人たちは自分自身を守る権利を許されないのですか? 
 ドイツの偉大な文化的遺産に光を当てるのではなく、一つの集団による罪がなぜそこまで大きく強調されるのでしょうか?
  どうしてドイツ人たちは自分の意見を自由に表明する権利を持ってはならないのでしょう?

S:大統領閣下。我々はドイツの歴史が第3帝国のわずか12年間だけで作られていないことは十分に知っています。にもかかわらず、我々はドイツの名で行われたあの恐ろしい犯罪を受け入れなければなりません。我々の歴史はここまでも含むのです。そしてドイツ人たちが自分の過去を批判的にとらえてきたことは、戦後の歴史の中で達成されたドイツ人の偉大な進歩なのです。

A:あなたはそのことをドイツの人々に対してもおっしゃることができますか?

S:もちろんです。我々はいつもそうします。

A:ならばあなたがたは、ある偏りの無いグループに、あなたの意見に賛成するかどうかとドイツの人々に質問することを許しいただけるのでしょうか。どんな民族でも自分自分の屈辱を受け入れることはありませんよ。

S:我国ではどのような質問も許されています。しかしもちろんですが、ドイツには極右翼主義者がおり、彼らは反ユダヤ主義であるだけではなく同時に排外主義者でもあります。そして我々は彼らを本当に脅威であると見なしているのです。

A:一つ質問させてください。この状態はあとどれくらい続くのでしょうか。あとどれくらい長くドイツの人々は自分がシオニストの人質として取られていることを受け入れなければならないとお考えでしょうか? それはいつ終わるのでしょうか――20年、50年、100年の後ですか?

S:我々は自分たちのために話すことができるだけです。デル・シュピーゲルは誰の人質でもありません。シュピーゲルはドイツの過去とドイツの罪ばかりを取り扱うのではないのです。我々はパレスチナ紛争の中でイスラエルに無批判な同盟者というわけではありません。しかし我々は一つのことを非常にはっきりとさせたいと思います。我々は批判的であり、我々は誰に頼ってもいません。しかし、イスラエルには多くのホロコースト生存者が生きているのですが、そのイスラエル国家の存在する権利が問題にされているときに、我々が抗議もせずに単に立っているだけということは決していたしません。

A:まさにそこが我々の指摘することなのです。あなた方はどうしてシオニストたちに義務感を感じなければならないのでしょうか?
 もし本当にホロコーストがあったのなら、イスラエルはヨーロッパに作られるべきであり、パレスチナにではないのです。

S:あなたはあらゆる人々を戦争終結後の60年前に戻したいと思っておられるのですか?

A:500万人のパレスチナ人が60年間祖国を持てていないのですよ。これこそ本当に驚くべきことです。あなた方は60年間ホロコーストの賠償を支払い続けており次の100年間に至るまで支払い続けなければならないでしょう。それではどうしてパレスチナ人たちの運命がそこで問題とはされないのですか?

S:ヨーロッパ人は多くの方法でパレスチナ人を援助しています。結局のところ、我々もまたこの地域に最終的に平和をもたらすことに歴史的な責任を負っています。しかしあなた方はその責任は持っていないのですか?

A:ええ持っています。しかし、攻撃、占領、そしてホロコーストの繰り返しが平和をもたらすことはないでしょう。我々の望むものは持続的な平和です。それは、我々が問題の根っ子を追及しなければならない、ということを意味します。私は、あなた方が誠実な人々であることに注目し、あなた方がシオニストを支えるように義務づけられていることを、進んで認めるものです。

S:それは我々が言ったこととは異なります。大統領閣下。

A:あなたはイスラエルのことをおっしゃいましたよ。

S:大統領閣下。我々がイランの核兵器の可能性についてお話申し上げたいからこそホロコーストについてお話しているのです。これが西側諸国があなたを脅威であると見ている理由なのです。

A:西側のいくつかの集団は物事や人々を脅威と呼ぶことを楽しんでいます。もちろんあなたは自由にご自身のご判断をなさって結構です。

S:最も大切な質問はこれです。あなたはあなたの国のために核兵器を求めておられるのですか?

A:敢えて次のような質問をさせていただくことをお許し願いたい。世界はいつまで一握りの西側勢力のレトリックによって支配されるだろうとあなたはお思いですか?
 彼らが他の誰かに対してある意図を持ったときにはいつでも、彼らはプロパガンダ、嘘、誹謗、脅迫を広げ始めます。後どれくらい彼らがこのようことをし続けることができるのでしょうか?

S:我々は真実を見つけるためにここにいるのです。例えば、ある近隣の国の首脳がシュピーゲルに対して次のように語りました。「彼らは核爆弾を作りたいと切に望んでいる」と。これは本当でしょうか?

A:ご存知の通り、我々があなた方やヨーロッパ諸国の政府と一つの全く異なったより高いレベルの事柄について議論を行いつつあります。我々の観点からは、その合法的なシステムとは、それを使って一握りの国々が世界の他の地域を差別化し不安定にするという彼らの意思を押し付けるためのものです。139カ国がウィーンにある国際原子力委員会(IAEA)のメンバーであり、その中には我々も入っています。あらゆる安全保障の合意と同様に、IAEAの規約も核不拡散条約も共に、そのメンバーである国々が平和利用のために核燃料を作る権利を与えています。それはあらゆる諸国民の正当で合法的な権利です。しかしながらそれ以上に、IAEAは同時にすでに核兵器を所有している勢力の武器の放棄を推し進めるために設立されたものでもあるのです。さてところで、現在何が起こっているのかをご覧ください。イランはIAEAとはずっと素晴らしい協力関係を持ってきました。我々は我国の工場に2000回もの査察を受け入れてきました。そして査察官たちは我々から1000ページを越す文書を手に入れてきました。彼らのカメラが我々の核施設に設置されています。IAEAは、イランでどのような不法な徴候も見られないとあらゆる報告で強調してきました。それがこの件に関する片方の局面です。

S:IAEAの見解はこの件に関してあなたのものと必ずしも一致しません。

A:しかしもう一方の局面は、核エネルギーも核兵器も共に持っている多くの国々が存在する、ということです。彼らは自分の核兵器を他の国民を脅迫するために使用します。そして、イランが核エネルギーの平和利用の道から外れようとしていると心配しているかのように言っているのは、これらの勢力なのです。我々はもしこれらの勢力が不安に思うのなら自由に我々を調べればよいと言っているのです。しかしこれらの勢力の言うことは、核平和利用からの逸脱が可能になるかもしれないからイラン人たちは核燃料サイクルを完成させてはならない、ということなのです。我々は、彼ら自身が長い間平和利用から逸脱している、と申し上げたい。これらの勢力は我々にそのようなことを言う権利を持っていません。この命令は不正であり我慢できるものではありません。

S:しかし、大統領閣下、最も重要な問題はこれです。もし核兵器所有国がこれ以上増えたら世界がどれほど危険になるのか、もしイランのような、その大統領が脅威を作っている国が、危機をはらむ地域で核爆弾を作れば?

A:我々は根本的に核兵器の拡散に反対しています。だからこそ我々は偏りの無い組織を作ることと核兵器の廃棄を提案してきたのです。我々は何の武器も必要としません。我々は文明を持ち文化を持っています。そして歴史は我々が決して他国を攻撃したことがないことを示しています。

S:イランは爆弾を製造する必要が無い?

A;ヨーロッパ各国はシャーの独裁政権が核技術の使用に許可を与えることを望んでいました。この点に注目するのは興味深いことです。それは危険な政権でした。しかしながら、各国はそれへの各技術の提供に意欲的でした。ところがイスラム共和国が登場して以来、これらの勢力はそれに反対してきました。私は再度強調いたしますが、我々はどのような核兵器も必要とはしません。

我々は誠実であり合法的に行動するがゆえに我々の声明を守ります。我々は詐欺師ではありません。我々は正当な権利を主張するだけです。必然的にですが、私は誰に対しても脅威を与えたことはありません。この脅威なるものにしても、あなたがたが私に対して働かせてきたプロパガンダ・マシンの一部なのです。

S:もしそうだとしても、あなたは、あなたが核兵器を作ろうとしているという恐れを誰でも抱く必要が無いことを保証する努力をなさっているべきではないのでしょうか? あなたがそれをイスラエルに対して使って、ひょっとすると世界戦争が起きるのではないか、というような恐れを、です。あなたは非常に危うい場所に座っておられるのですよ、大統領閣下。

A:二つのことを言わせてください。この地域にいるどの人々も我々を怖がってはいません。そして誰一人それらの人々に恐怖を与えてはならないのです。もし米国とこれら二つか三つのヨーロッパ諸国が妨害さえしなければ、この地域の人々は何千年間もそうであったようにお互いに平和に暮らすことができる、と我々は信じています。1980年にサダム・フセインをけしかけて我々を攻撃させたのは、やはりヨーロッパの国々と米国だったのです。

我々のパレスチナに関するスタンスははっきりしています。我々は次のように言います。この国に所属する者達に自らの意見を表現することを許可せよ、と。ユダヤ人、キリスト教徒、そしてイスラム教徒たちに、彼らが考えていることを言わせよ、と。この提案に反対する者達が戦争を好みこの地域を脅かしているのです。米国と二つか三つのヨーロッパ諸国はどうしてこれに反対しているのでしょうか?
 刑務所に入っているホロコースト研究者たちは戦争ではなく平和を望んでいると信じます。我々のスタンスはドラマチックであり平和的です。

S:パレスチナ人たちはとうにあなたよりも先に進んでおり、イスラエルを事実として認めているのです。その一方であなたは相変わらずそれを地図の上から消そうと望んでおられます。あなたがその存在する権利を否定する一方でパレスチナ人たちは二つの国家という解決を受け入れようとしています。

A:あなたは間違っていますよ。あなたはパレスチナ人たちが自由な選挙でハマスを選んだのを見ましたね。我々は、あなたたちも我々もどちらもパレスチナの人々にああしろこうしろと要求すべきではない、と主張します。パレスチナ人自らが自分たちの求めることを語るべきです。ヨーロッパではどんなことにでも投票にかけることが習慣ですね。我々はパレスチナ人にも同様に自らの意見を表現する機会を与えるべきです。

S:パレスチナ人たちは自分たち自身の国に対する権利を持っています。しかし我々の見方からすれば、当然ながらイスラエルは同じ権利を持っているのです。

A:イスラエルはどこからやって来たのですか?

S:ええと、もし人々がどこからやってきたのかを知ろうというのなら、ヨーロッパ人たちは人類が発生した東アフリカにまで戻らねばならないでしょうね。

A:私たちはヨーロッパ人について話しているのではありませんよ。我々はパレスチナ人について語り合っているのです。パレスチナ人たちはそこに、パレスチナにいたのです。現在の彼ら500万人は避難民となっているのです。彼らは生きる権利を持っていないのですか?

S:大統領閣下。世界が今ある通りであることを誰もが承認すべき、そして我々が現状を受け入れなければならない、そのような時が来ているのではないでしょうか?
 イラクに対する戦争はイランを望ましい立場に置きました。米国はイラクでの敗北の事実に苦しんでいます。今やイランにとって中東和平での建設的な力になる時なのではないでしょうか?
  その核計画と挑発的な発言をおやめになることが何を意味しているとお思いでしょうか?

A:私は不思議に思っているのですが、どうしてあなた方はヨーロッパの政治家のスタンスを採用しファナティックにそれを擁護なさっておられるのでしょうか。あなた方は雑誌であって政府ではありませんよね。第2次世界大戦の戦勝国がもうあと千年間勝ち続ける勢力のままでありそしてドイツ国民はもうあと千年間屈辱を受けたままであることを認めなければならない、とでもおっしゃっているような。あなたはそれが正確な論理だとお思いですか?

S:いいえ、それは正確な論理でもなくまた真実でもありません。ドイツ人たちは戦後の発展の中で慎ましやかですが重要な役を演じてきました。1945年以来屈辱を受けてきたとか不名誉であり続けたとかいうようには感じていません。我々はこれについては自信を持ちすぎかもしれません。しかし今日は、我々はイランの現在の役割について語り合いたいと思っているのです。

A:それでは我々は、パレスチナ人が毎日殺されテロ攻撃の中で死にそして家が壊されていく現状を受け入れる、ということになってしまいますね。しかしイラクについてあることを言わせてください。我々は常にこの地域の平和と安全を好んでいます。我々との戦争の8年間、西側諸国はサダムに武器を与えました。その中には化学兵器も含まれます。そして彼に政治的な支持を与えました。我々はサダムと対抗しそして彼のために大変な苦しみを受けました。ですから我々は彼が倒されてほっとしています。しかし我々は、サダム打倒を望んだという口実の下に国ごと全部食い尽くされている状態を受け入れるわけにはいきません。10万人以上のイラク人が占領軍の支配の下で命を落としました。幸いなことにドイツはこれには加担していません。我々はイラクの安全保障を求めています。

S:しかし大統領閣下、一体誰がイラクを食い尽くしているとお考えですか?
 米国は実際にはこの戦争で負けています。建設的に協力すれば、イランは米国人にあの国からの撤退を考えさせる手助けをすることになるのでは。

A:面白いことをおっしゃいますね。米国はあの国を占領し、人々を殺し、石油を売り飛ばし、そして自分たちが負けるときには他人を非難する。我々はイラクの人々とは非常に緊密に結ばれています。国境の両側に住む多くの人々が縁者同士です。我々は何千年もの間、隣同士で生きてきました。我々の神聖な巡礼地はイラクにあります。イランと全く同様に、イラクは文明の中心地でした。

S:何をおっしゃりたいのですか?

A:我々は常にイラクの人々自身が選んだ政府を支持すると言ってきました。しかし私から見ると、米国はひどいことをやっています。彼らは我々に何度も援助と協力を求めるメッセージを送ってきました。彼らは我々がイラクについて語り合うべきだと言ってきました。しかし米国は否定的に応答し我々を侮辱し続けています。今でさえも我々はイラクの治安に貢献しています。我々は米国がその態度を変える場合にのみ、話し合いを持つでしょう。

S:あなたはしばしば米国と世界の他の国々を挑発することを楽しんでおられるのですか?

A:いいえ、私は誰をも攻撃しません。私がブッシュ氏に宛てた手紙は丁重でした。

S:攻撃とまでは申しませんが、挑発的です。

A:いいえ、私は誰に対しても敵意を感じることはありません。我々はイラクで死んでいく米国の兵士たちのことが気がかりです。なぜ彼らはそこで死ななければならないのですか?
 この戦争は全く無意味です。ものの道理がある一方でどうして戦争などがあるのでしょうか?

S:あなたの大統領へのお手紙は、あなたが直接の交渉をなさりたいという、米国人たちに対するジェスチャーでもあるのでしょうか?

A:我々はあの手紙の中で世界的な問題を我々がどのように見ているのかについてのはっきりとした姿勢を宣言しました。一部の勢力は、嘘と不正を合法的であるように見なすがゆえに、世界の政治的な環境を汚してきました。それは非常に悪いと我々は見ます。我々はあらゆる人々が尊敬に値すると信じます。相互関係は正義に基づいて調整されなければなりません。正義が支配すれば平和が支配します。不正な状態は支持できるものではありません。たとえアフマディネジャッドがそれを批判しなかったとしても、です。

S:米国大統領へのお手紙には、2001年の9月11日に関する一節があります。引用いたしますと、『あのような作戦が、秘密諜報員と警備担当者との協力が無いとすれば、あるいはこれらの担当者たちの共謀が無いとすれば、どのようにして計画され実行されえたのでしょうか』です。あなたのご発言はいつでも非常に多くの嫌味な暗示を含んでいます。これはひょっとして何を意味しておられるのでしょうか。CIAがモハメド・アッタと他の18名のテロリストを手助けしてその攻撃を実行させた、ということなのですか?

A:いいえ、そんなことは申し上げておりません。我々は、非難されるべきは誰なのかをこそ彼らが言うべきだ、と考えています。彼らは9・11を中東に対する軍事攻撃開始の口実として利用すべきではありません。彼らはあの攻撃に責任ある者達を法廷に連れて行くべきです。我々はそれには反対していません。我々はあの攻撃を非難しました。我々は無実の人々に対するどのような攻撃をも非難します。
S:あなたのお手紙で、あなたは西側の自由主義が失敗しているともお書きになっています。どうしてそのようにおっしゃるのでしょうか?

A:例えばあなた方はパレスチナ問題の定義を一千個も持っており、そしてあなた方は様々に異なった形態にある民主主義のあらゆる異なった種類のものをご提供になりますよね。ある現象を自分が望むとおりに自由に解釈する数多くの個人の意見によって現象が左右されるのは筋の通らないことです。あなた方は世界の問題をそんな方法で解決することはできません。我々は新しいアプローチを必要としています。もちろん我々は人々の自由意志が支配することを望みます。しかし我々は、例えば正義のような、普遍的に喜んで受け入れられる継続可能な原則を必要としています。イランと西側諸国はこの点では一致しているのです。

S:核問題の解決の中でヨーロッパはどのような役目を果すことができるでしょうか?
 そしてあなたはドイツに何をお望みでしょうか?

A:我々は常にヨーロッパと良好な関係を育ててきました。特にドイツとは。我々二つの国民はお互いに敬愛しあっております。我々はこの関係を深めることを切に望んでいます。ヨーロッパは我が国民に関していいますと三つの過ちを為してきました。最初の過ちはシャーの政府を支持したことです。これは我が国民に失望と不満を残しています。しかしながらフランスはホメイニ師への保護を提供してくれたことで特別な地位にありました。それは後に再び失われたのですが。第二の過ちは、我々に対する戦争でサダムを支えたことです。本当は、我が国民はヨーロッパが、敵対するのではなく、我々の側についてくれることを期待していたのです。第三の過ちは核問題に対するヨーロッパのスタンスでした。ヨーロッパは大きなものを失うでしょうし何を成し遂げることもできないでしょう。我々はそのようなことが起こるのを見たいと思いません。

S:では西側とイランの間の紛争で何が起こるのでしょうか?

A:我々は米国の論理は理解します。彼らはイスラム革命勝利の結果として損害を被りました。しかし我々は、どうして一部のヨーロッパの国々が我々に敵対するのか、奇妙に思っています。私は核問題についてメッセージを送り、次のように問いかけました。ヨーロッパ人たちはなぜ米国人の言葉を我々に翻訳して伝えているのか、と。結局は、彼らは我々の行動が平和を目標とするものであることを知っているのです。イランの側に立つならば、ヨーロッパ人たちは自分たちの利益と我々の利益を守ることになるでしょうに。しかしもし我々に敵対するならば、彼らは損害だけを被ることになるでしょう。我が国民は強く、そして決意しています。

 ヨーロッパ人たちは中東で完全にその地位を失う危険を冒しています。そして彼らは世界の他の地域でも名声を傷つけつつあります。他の国々は、ヨーロッパは問題解決の能力を持たないと考えるでしょう。

S:大統領閣下、インタビューに応じていただき、感謝いたします。
【以上、翻訳終り】
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SPIEGEL INTERVIEW WITH IRAN'S PRESIDENT AHMADINEJAD

"We Are Determined"

In an interview with SPIEGEL, Iranian President Mahmoud Ahmadinejad discusses the Holocaust, the future of the state of Israel, mistakes made by the United States in Iraq and Tehran's nuclear dispute with the West.

Iranian President Mahmoud Ahmadinejad: "By siding with Iran, the Europeans would serve their own and our interests."
Zoom
AP
Iranian President Mahmoud Ahmadinejad: "By siding with Iran, the Europeans would serve their own and our interests."
SPIEGEL: Mr. President, you are a soccer fan and you like to play soccer. Will you be sitting in the stadium in Nuremberg on June 11, when the Iranian national team plays against Mexico in Germany?
Ahmadinejad: It depends. Naturally, I'll be watching the game in any case. I don't know yet whether I'll be at home in front of the television set or somewhere else. My decision depends upon a number of things.

SPIEGEL: For example?

Ahmadinejad: How much time I have, how the state of various relationships are going, whether I feel like it and a number of other things.

SPIEGEL: There was great indignation in Germany when it became known that you might be coming to the soccer world championship. Did that surprise you?

Ahmadinejad: No, that's not important. I didn't even understand how that came about. It also had no meaning for me. I don't know what all the excitement is about.


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The Iranian Challenge: An Apocalyptic Religious Zealot Takes on the World (05/30/2006)

SPIEGEL: It concerned your remarks about the Holocaust. It was inevitable that the Iranian president's denial of the systematic murder of the Jews by the Germans would trigger outrage.
Ahmadinejad: I don't exactly understand the connection.

SPIEGEL: First you make your remarks about the Holocaust. Then comes the news that you may travel to Germany -- this causes an uproar. So you were surprised after all?

PHOTO GALLERY: THE UNPREDICTABLE MAHMOUD AHMADINEJAD
AFP REUTERS AP
Click on a picture to launch the image gallery (11 Photos).
Ahmadinejad: No, not at all, because the network of Zionism is very active around the world, in Europe too. So I wasn't surprised. We were addressing the German people. We have nothing to do with Zionists.
SPIEGEL: Denying the Holocaust is punishable in Germany. Are you indifferent when confronted with so much outrage?

Ahmadinejad: I know that DER SPIEGEL is a respected magazine. But I don't know whether it is possible for you to publish the truth about the Holocaust. Are you permitted to write everything about it?

SPIEGEL: Of course we are entitled to write about the findings of the past 60 years' historical research. In our view there is no doubt that the Germans -- unfortunately -- bear the guilt for the murder of 6 million Jews.

Ahmadinejad: Well, then we have stirred up a very concrete discussion. We are posing two very clear questions. The first is: Did the Holocaust actually take place? You answer this question in the affirmative. So, the second question is: Whose fault was it? The answer to that has to be found in Europe and not in Palestine. It is perfectly clear: If the Holocaust took place in Europe, one also has to find the answer to it in Europe.

On the other hand, if the Holocaust didn't take place, why then did this regime of occupation ...

SPIEGEL: ... You mean the state of Israel...

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Ahmadinejad: ... come about? Why do the European countries commit themselves to defending this regime? Permit me to make one more point. We are of the opinion that, if an historical occurrence conforms to the truth, this truth will be revealed all the more clearly if there is more research into it and more discussion about it.
SPIEGEL: That has long since happened in Germany.

Ahmadinejad: We don't want to confirm or deny the Holocaust. We oppose every type of crime against any people. But we want to know whether this crime actually took place or not. If it did, then those who bear the responsibility for it have to be punished, and not the Palestinians. Why isn't research into a deed that occurred 60 years ago permitted? After all, other historical occurrences, some of which lie several thousand years in the past, are open to research, and even the governments support this.

SPIEGEL: Mr. President, with all due respect, the Holocaust occurred, there were concentration camps, there are dossiers on the extermination of the Jews, there has been a great deal of research, and there is neither the slightest doubt about the Holocaust nor about the fact - we greatly regret this - that the Germans are responsible for it. If we may now add one remark: the fate of the Palestinians is an entirely different issue, and this brings us into the present.

Ahmadinejad: No, no, the roots of the Palestinian conflict must be sought in history. The Holocaust and Palestine are directly connected with one another. And if the Holocaust actually occurred, then you should permit impartial groups from the whole world to research this. Why do you restrict the research to a certain group? Of course, I don't mean you, but rather the European governments.

SPIEGEL: Are you still saying that the Holocaust is just "a myth?"

Ahmadinejad: I will only accept something as truth if I am actually convinced of it.

SPIEGEL: Even though no Western scholars harbor any doubt about the Holocaust?

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The race for the bomb: can Iran be stopped?

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By Beauregard
Ahmadinejad: But there are two opinions on this in Europe. One group of scholars or persons, most of them politically motivated, say the Holocaust occurred. Then there is the group of scholars who represent the opposite position and have therefore been imprisoned for the most part. Hence, an impartial group has to come together to investigate and to render an opinion on this very important subject, because the clarification of this issue will contribute to the solution of global problems. Under the pretext of the Holocaust, a very strong polarization has taken place in the world and fronts have been formed. It would therefore be very good if an international and impartial group looked into the matter in order to clarify it once and for all. Normally, governments promote and support the work of researchers on historical events and do not put them in prison.
SPIEGEL: Who is that supposed to be? Which researchers do you mean?

Ahmadinejad: You would know this better than I; you have the list. There are people from England, from Germany, France and from Australia.

SPIEGEL: You presumably mean, for example, the Englishman David Irving, the German-Canadian Ernst Zundel, who is on trial in Mannheim, and the Frenchman Georges Theil, all of whom deny the Holocaust.

Ahmadinejad: The mere fact that my comments have caused such strong protests, although I'm not a European, and also the fact that I have been compared with certain persons in German history indicates how charged with conflict the atmosphere for research is in your country. Here in Iran you needn't worry.

SPIEGEL: Well, we are conducting this historical debate with you for a very timely purpose. Are you questioning Israel's right to exist?

Ahmadinejad: Look here, my views are quite clear. We are saying that if the Holocaust occurred, then Europe must draw the consequences and that it is not Palestine that should pay the price for it. If it did not occur, then the Jews have to go back to where they came from. I believe that the German people today are also prisoners of the Holocaust. Sixty million people died in the Second World War. World War II was a gigantic crime. We condemn it all. We are against bloodshed, regardless of whether a crime was committed against a Muslim or against a Christian or a Jew. But the question is: Why among these 60 million victims are only the Jews the center of attention?

SPIEGEL: That's just not the case. All peoples mourn the victims claimed by the Second World War, Germans and Russians and Poles and others as well. Yet, we as Germans cannot absolve ourselves of a special guilt, namely for the systematic murder of the Jews. But perhaps we should now move on to the next subject.

Ahmadinejad: No, I have a question for you. What kind of a role did today's youth play in World War II?

SPIEGEL: None.

Ahmadinejad: Why should they have feelings of guilt toward Zionists? Why should the costs of the Zionists be paid out of their pockets? If people committed crimes in the past, then they would have to have been tried 60 years ago. End of story! Why must the German people be humiliated today because a group of people committed crimes in the name of the Germans during the course of history?

SPIEGEL: The German people today can't do anything about it. But there is a sort of collective shame for those deeds done in the German name by our fathers or grandfathers.

Ahmadinejad: How can a person who wasn't even alive at the time be held legally responsible?

SPIEGEL: Not legally but morally.

Ahmadinejad: Why is such a burden heaped on the German people? The German people of today bear no guilt. Why are the German people not permitted the right to defend themselves? Why are the crimes of one group emphasized so greatly, instead of highlighting the great German cultural heritage? Why should the Germans not have the right to express their opinion freely?

SPIEGEL: Mr. President, we are well aware that German history is not made up of only the 12 years of the Third Reich. Nevertheless, we have to accept that horrible crimes have been committed in the German name. We also own up to this, and it is a great achievement of the Germans in post-war history that they have grappled critically with their past.

Ahmadinejad: Are you also prepared to tell that to the German people?

SPIEGEL: Oh yes, we do that.

Ahmadinejad: Then would you also permit an impartial group to ask the German people whether it shares your opinion? No people accepts its own humiliation.

SPIEGEL: All questions are allowed in our country. But of course there are right-wing radicals in Germany who are not only anti-Semitic, but xenophobic as well, and we do indeed consider them a threat.

Ahmadinejad: Let me ask you one thing: How much longer can this go on? How much longer do you think the German people have to accept being taken hostage by the Zionists? When will that end - in 20, 50, 1,000 years?

SPIEGEL: We can only speak for ourselves. DER SPIEGEL is nobody's hostage; SPIEGEL does not deal only with Germany's past and the Germans' crimes. We're not Israel's uncritical ally in the Palestian conflict. But we want to make one thing very clear: We are critical, we are independent, but we won't simply stand by without protest when the existential right of the state of Israel, where many Holocaust survivors live, is being questioned.

Ahmadinejad: Precisely that is our point. Why should you feel obliged to the Zionists? If there really had been a Holocaust, Israel ought to be located in Europe, not in Palestine.

SPIEGEL: Do you want to resettle a whole people 60 years after the end of the war?

Ahmadinejad: Five million Palestinians have not had a home for 60 years. It is amazing really: You have been paying reparations for the Holocaust for 60 years and will have to keep paying up for another 100 years. Why then is the fate of the Palestinians no issue here?

SPIEGEL: The Europeans support the Palestinians in many ways. After all, we also have an historic responsibility to help bring peace to this region finally. But don't you share that responsibility?

Ahmadinejad: Yes, but aggression, occupation and a repetition of the Holocaust won't bring peace. What we want is a sustainable peace. This means that we have to tackle the root of the problem. I am pleased to note that you are honest people and admit that you are obliged to support the Zionists.

SPIEGEL: That's not what we said, Mr. President.

Ahmadinejad: You said Israelis.

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(私論.私見)

【重要阿修羅投稿再掲】「ロンドン未遂テロ情報操作:モサドが介在?」「ドイツ 潜水艦2隻 イスラエル向け建造」、その他
http://www.asyura2.com/0601/war83/msg/1103.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 8 月 26 日 18:58:24: SO0fHq1bYvRzo


【重要阿修羅投稿再掲】「ロンドン未遂テロ情報操作:モサドが介在?」「ドイツ 潜水艦2隻 イスラエル向け建造」、その他


下にwhiteさんによる次のご投稿があります。
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http://asyura2.com/0601/war83/msg/1098.html
投稿者 white 日時 2006 年 8 月 26 日 12:08:54
モサドがドイツでの列車爆破計画に関与(英文記事)
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これの補足としまして、過去の阿修羅投稿から関連事項をまとめて取り上げたいと思います。上記投稿のレスにしようかとも思いましたが、現代の世界を理解するうえに本質的な事柄を多く含んでいますので、別途に新規投稿といたします。


●ドイツがいかに長期間あの「ユダヤ人国家(=排外主義国家)」によるゆすり・たかりを受け続け、『左右』の「ホロコースト史観」信奉者がその脅し・ゆすり・たかりを正当化して、それを何の疑問も持たずに受け入れることを《戦後の歴史の中で達成されたドイツ人の偉大な進歩》と呼んでいる・・・。

これはドイツだけではなく欧州各国にすべて当てはまることです。


●最初に、次からその一部を引用します。
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http://asyura2.com/0601/holocaust3/msg/267.html
投稿者 木村愛二 日時 2006 年 6 月 24 日 23:32:44
イラン大統領アフマディネジャッドの談話(シュピーゲル誌)
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【前略、引用開始】

A:いやいや、私はあなたにお尋ねしたいことがあります。今生きている若い人たちが第2次世界大戦で何かの役を果したのでしょうか?

S:いいえ、全く。

A:なぜ彼らがシオニストに対して罪を感じなければならないのでしょうか?
 なぜシオニストに自分の財布からその支払いをしなければならないのでしょうか?
  もし人々が過去に罪を犯したのなら、彼らは60年前に裁かれなければならなかったはずです。それで終りでしょう!
   ある一団の者達が歴史の過程の中でドイツ人の名で犯罪を行ったからといって、どうしてドイツ人たちが現在も屈辱を受けなければならないのですか?

S:今日のドイツ人が過去についどうすることもできません。しかし、我々の父親や祖父によってドイツ人の名で為されたこれらの行為に対する、ある種の集団的な慙愧の念があるのです。

A:その当時に生きてさえいなかった人がどのようにして法的に責任を負うというのでしょうか?

S:法的にではなく道徳的にです。

A:ドイツの人々がなぜそんな重荷を背負わねばならないのでしょうか?
 今日のドイツ人たちは何の罪も背負っていないのです。どうしてドイツ人たちは自分自身を守る権利を許されないのですか? 
 ドイツの偉大な文化的遺産に光を当てるのではなく、一つの集団による罪がなぜそこまで大きく強調されるのでしょうか?
  どうしてドイツ人たちは自分の意見を自由に表明する権利を持ってはならないのでしょう?

S:大統領閣下。我々はドイツの歴史が第3帝国のわずか12年間だけで作られていないことは十分に知っています。にもかかわらず、我々はドイツの名で行われたあの恐ろしい犯罪を受け入れなければなりません。我々の歴史はここまでも含むのです。そしてドイツ人たちが自分の過去を批判的にとらえてきたことは、戦後の歴史の中で達成されたドイツ人の偉大な進歩なのです。

A:あなたはそのことをドイツの人々に対してもおっしゃることができますか?

S:もちろんです。我々はいつもそうします。

A:ならばあなたがたは、ある偏りの無いグループに、あなたの意見に賛成するかどうかとドイツの人々に質問することを許しいただけるのでしょうか。どんな民族でも自分自分の屈辱を受け入れることはありませんよ。

S:我国ではどのような質問も許されています。しかしもちろんですが、ドイツには極右翼主義者がおり、彼らは反ユダヤ主義であるだけではなく同時に排外主義者でもあります。そして我々は彼らを本当に脅威であると見なしているのです。

A:一つ質問させてください。この状態はあとどれくらい続くのでしょうか。あとどれくらい長くドイツの人々は自分がシオニストの人質として取られていることを受け入れなければならないとお考えでしょうか? それはいつ終わるのでしょうか――20年、50年、100年の後ですか?

S:我々は自分たちのために話すことができるだけです。デル・シュピーゲルは誰の人質でもありません。シュピーゲルはドイツの過去とドイツの罪ばかりを取り扱うのではないのです。我々はパレスチナ紛争の中でイスラエルに無批判な同盟者というわけではありません。しかし我々は一つのことを非常にはっきりとさせたいと思います。我々は批判的であり、我々は誰に頼ってもいません。しかし、イスラエルには多くのホロコースト生存者が生きているのですが、そのイスラエル国家の存在する権利が問題にされているときに、我々が抗議もせずに単に立っているだけということは決していたしません。

A:まさにそこが我々の指摘することなのです。あなた方はどうしてシオニストたちに義務感を感じなければならないのでしょうか?
 もし本当にホロコーストがあったのなら、イスラエルはヨーロッパに作られるべきであり、パレスチナにではないのです。

【後略、引用終り】
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●次に、ドイツでの「列車爆破テロ未遂事件」と極めて似通ったこの「テロ未遂事件」に関連して、次の全文を引用します。
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http://asyura2.com/0601/war83/msg/984.html
投稿者 さすれば 日時 2006 年 8 月 22 日 03:05:30
ロンドン未遂テロ情報操作:モサドが介在?
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【引用開始】

ロンドン:架空のテロ、現実の戦争
ユルゲン・エルゼッサー

仏『ヴォルテールネット』(8月17日)に、《ロンドン未遂テロ》についてのドイツのジャーナリスト、ユルゲン・エルゼッサーの論文が掲載されている。表紙に「集団殺戮の戦略」とデカデカと書いた週刊誌『デル・シュピーゲル』など、有力メディアの大掛かりな情報操作を告発し、その危険を警告している。すでにどこかの媒体で報じられている箇所を除き、要旨を紹介する。

     《トイレの中で作られる爆弾》
もっとも重要なことは、英国政府が事実の詳細やわずかの証拠も示さないのに、すべてのメディアがセンセーショナルなやり方でこの巨大な企みの物語を繰り返し報じ、飾り立て、さらに膨らませていることである。メディアのこのヒステリー症状は、かつてのベルリン国会議事堂炎上事件の直後とそっくりだ。
大体、航空機を何機ハイジャックしようとしたのか分からない。最初3機と言い、次に10機、しまいに1ダースと発表した。のみならず、いつ決行するつもりだったのかも不明である。また『シュピーゲル』誌も認めざるを得なかったことだが、今のところ、犯人が機内に持ち込もうとした液体爆弾であるゲートレードのレモネードの瓶を見た者は誰もいないのである。
テロリストが航空機を爆破しようとしたやり方に関する公式見解は滑稽である。もし新聞記事に従えば、機内で合成するという液体爆弾の成分は何なのか。ニトログリセリンとニトロメタンだという。この二つの薬は映画『恐怖の報酬』でみなが見たように、少しのショックでも爆発する極めて危険なものである。だが『シュピーゲル』は、ニスの溶剤を基にして容易に製造できるTATP、トリアセトントリペルオキシド(過酸化アセトン)ではないかと書いている。《しかしTATPは製造にたいへんな時間がかかる。試験管の中で爆薬が形成されるまでに優に数時間かかる。にもかかわらずその反対に、合成時の無数の爆発事故がこの成分の製造に当たっての致命的な不安定を証明している》そこで考えるべきことは、テロリストは、混合したカクテルが要求される力まで達しないうちに指の間から爆発しないようビクビクしながら、長い時間飛行機のトイレの中に閉じこもる必要があるということだ。

     《好戦的プロパガンダ》
イギリス当局は、情報をパキスタンの諜報機関ISIから得たと言っている。しかし、ドイツのSpringer系の扇情的な新聞は別のバージョンを披露している。それは、追加的情報源としてモサドを介入させていることである。《8月初め、イスラエルの特殊部隊がある病院を占拠した。ヒズボラのテロリストをそこから追い出すためである。もし英国の専門家を信ずるならば、その作戦の実行時にたまたまイスラエルの諜報機関は3台のコンピュータを見つけた。ハードディスクには、英国にいる20人以上のテロリストの細胞に関する情報が入っていた。8月6日、モサドの中枢部にイスラマバードから緊急の情報がもたらされる。アルカイダが英国のテロリストたちに実行の準備をせよという命令を発したというものだ。直後、モサドの首脳はそれを仲間の諜報機関MI6に知らせる》
記事が言わんとしていることは明らかだ。イスラエルの隣国に対する国際法違反の血なまぐさい攻撃が、ヨーロッパにおける血の雨をを防いだというわけだ。要するに、米国とその同盟国がスエズ運河からペルシャ湾に至る地域で行なっている戦争はヨーロッパをも利していると言いたいのである。
新聞はムードに乗って書いている。《至る所、危機と紛争、戦争だらけである。アフガニスタン、イラク、そして今はレバノン。われわれは、自由世界が狂信的ムスリムに対抗する第3次大戦の前夜にいるのだろうか》さらに《テロの主な資金源はイランである。西欧はイランにより厳しい手段で対処せねばならぬのだろうか》
このような疑問形で、すでに答えは出ている。
http://www.voltairenet.org/article143087.html

【引用終り】
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この元情報であるヴォルテールネット(仏語版)の記事は、現在スペイン語訳が作られボルテールネット(西語版)に掲載されています。(英語版ではまだのようです。)
http://www.voltairenet.org/article143173.html
Londres: terrorismo ficticio, guerra real

上のさすればさんのご投稿に関連して、引用はいたしませんが次をご参照ください。
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http://asyura2.com/0601/war83/msg/998.html
投稿者 さすれば 日時 2006 年 8 月 22 日 16:19:22
あなた自身がTATPで爆弾を作ってごらん(仏『ヴォルテールネット』より)
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もっとも次のような、当然といえば当然の、情報もあります。
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http://asyura2.com/0601/war83/msg/1013.html
投稿者 Wotan 日時 2006 年 8 月 23 日 08:44:58
英国民の20%しか、政府の「テロ」情報を信用していない。(ガーディアン世論調査から
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●続いて、次の実に注目すべき情報です。全文を引用します。
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http://asyura2.com/0601/war83/msg/1070.html
投稿者 Kotetu 日時 2006 年 8 月 25 日 03:24:58
〔NEWS〕 ドイツ 潜水艦2隻 イスラエル向け建造 核ミサイル搭載可能 (机の上の空 大沼安史の個人新聞)
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【引用開始】

〔NEWS〕 ドイツ 潜水艦2隻 イスラエル向け建造 核ミサイル搭載可能
 イスラエル紙「ハーレツ」(電子版、8月23日付け)が報じたAP電によると、ドイツ政府の資金援助で、核ミサイル搭載可能な潜水艦2隻が、ドイツの造船所、「HDW」で建造されている。
 ドイツ政府の援助額は建造費の3分の1。ドイツ国防省のスポークスマンが23日に認めた。7月に調印されている。
 イスラエル海軍はHDW製のドルフィン級潜水艦をすでに3隻、保有している。いずれも核ミサイルを搭載可能。

http://www.haaretz.com/hasen/spages/754077.html
Posted by 大沼安史 at 06:00 午後
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/

【引用終り】
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上の関連情報として、HAARETZの記事を掲げておきます。
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http://www.haaretz.com/hasen/spages/754077.html
Last update - 21:37 23/08/2006
Germany announces plans to deliver two submarines to Israel
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全文引用はしませんが、この記事に次のようにあります。
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The spokesman said the German government will finance about one-third of the construction cost, which has been estimated at $1.3 billion.
He provided no further details.
Israel's navy already has three Dolphin-class vessels delivered by HDW in 1999 and 2000, which are capable of carrying nuclear missiles.
Word of the deal first surfaced in November, when two German magazines reported that Berlin had agreed to sell Israel two submarines at a discounted rate.
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●さらにこんなこともありました。
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http://asyura2.com/0601/war77/msg/699.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 1 月 19 日 06:31:42
ドイツの諜報機関が、中東で「任務」に当たるモサドに、ドイツのパスポートを提供していた(Haaretz)
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【引用開始】

1月17日付のイスラエルの日刊紙Haaretzによりますと、ドイツの諜報機関BNDが中東で任務を行うモサドのスパイにドイツのパスポートを渡していたことを、ドイツの新聞Koelner Stadtanzeigerが報道した、ということです。
この新聞の報道では、中東のどこの国とは書かれていないようですが、BNDはモサド・エージェントが「ドイツのパスポートを用いて中東の複数の国々で秘密の活動を行うことができるように取り計らった」ということです。
BNDの広報官はモサドへの協力は認めたものの、パスポートの手配に関しては返答を拒否しました。Haaretzによりますと、モサドとドイツの諜報機関は1950年代から協力関係にあります。
モサド・エージェントが他国のパスポートを用いて諜報活動を行っていたことが発覚したことは過去に2回あります。最初は1996年にヨルダンでハマスのリーダーKhaled Meshalを暗殺しようとした際で、このときにはカナダのパスポートを持っていました。次は2004年にニュージーランドの偽造パスポートを持っていたことが発覚してオーストラリアで逮捕されています。(Haaretzは「偽造」とは書いていませんが。)
(参照)
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/983.html
ニュージーランド、モサド・偽造ニュージーランド・パスポート手配事件、国外逃亡の男はイスラエル外交官
http://www.asyura2.com/0502/war66/msg/1239.html
ニュージーランドに偽造パスポートで潜入したモサド工作員が”やっと”訴えを取り下げた【NZヘラルド】

そして、非常に重要な点なのですが、Haaretzは『以前の事件ではモサドが非合法にパスポートを手に入れ関係国の承認を得ずに使用していた(要するに偽造じゃねえか!)のとは対照的に、今回の場合はドイツとイスラエル間の相互協力として、ドイツの諜報機関が自ら進んでパスポートを提供した』と書いています。
「中東の国々」には当然イラクやイランも含まれるのでしょう。ドイツが裏でイラク戦争にきっちり参加していたことの裏付けの一つになりそうです。
(参照)
http://asyura2.com/0601/war77/msg/640.html
ドイツの情報機関はイラク攻撃を支援したのか? [非公式情報 第188号]

この国際不正事件からいくつかの疑問が思い当たります。
第一に、ドイツの国家主権を蹂躙するほどの強引さで諜報機関を利用できるようにするために、「ホロコースト産業」がこれまで散々に利用されてきたのではないのか、ということ。
次に、英国やフランスでの「ネオナチ」が、警察諜報権力やユダヤ人による自作自演だったことが発覚するという事件がこれまで少なからず知られていますが、ドイツにおける「ネオナチ」運動や西ドイツ時代のバーダー・マインホフ・グループのような「左翼過激派」セクトの組織化に、モサドやドイツの諜報機関などが関与している可能性もあるのではないか?
さらに、9・11事変の“悪役人形”たち、とりわけモハメド・アッタなどがドイツにアル・カーイダの活動拠点を設けていた云々、という話は、モサドとドイツ諜報機関がデッチ上げた“おとぎ話”だった、あるいはアッタらがこの連中に雇われていたのではないのか、といった点です。
実際にモハメド・アッタはどうやらモサドとは浅からぬ付き合いが合ったらしく、フロリダではモサドのエージェントと同じ通りに住んでいたようです。
(参照)
http://www.whatreallyhappened.com/atta.html
Muhammad Atta Sr is in the center of the media storm
http://www.chroniclesmagazine.org/Chronicles/August2003/0803CIA.html
Israel and the September 11 Connection by Justin Raimondo
http://www.thornwalker.com/ditch/snieg_canadian.htm
Questions you'd better not ask in Canada

【引用終り】
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●ドイツばかりでなく、『イスラエル建国』に《前向きに取り組もうとしなかった》英国はじめ欧州各国も、自分の過去の悪業を(ただしシオニスト勢力が絡んでいないはずはないのだが)脅し・ゆすり・たかりのネタにされているようです。(アジアのどこかの国もそうなのかな?)

まず次の投稿から。
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http://asyura2.com/0601/war83/msg/454.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 8 月 07 日 21:01:24
欧州に説教の権利なし  イスラエル首相(岩手日報=共同)【お前らのNATO軍はコソボ紛争で1万人も殺しとるぞと開き直る】
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【引用開始】

2006年08月07日
http://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack.cgi?world+CN2006080701000932_1

 【ベルリン7日共同】6日付のドイツ紙ウェルト日曜版によると、イスラエルのオルメルト首相は同紙との会見で、イスラエルによるレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラ攻撃で一般市民が巻き添えになっているとの欧州諸国の批判に対し、北大西洋条約機構(NATO)の空爆で多くの市民が犠牲になったコソボ紛争に言及、「欧州にはイスラエルを説教する権利はない」と反論した。
 首相は、NATO空爆などで1万人の市民が死亡したと主張した上で、「1発でも(ロケット弾の)被害を受けた欧州の国はなかった。イスラエルには毎日180発のロケットが着弾する」とヒズボラ攻撃の正当性を強調した。

【引用終り】
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次に拙稿より引用します。
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http://www.asyura2.com/0505/war70/msg/535.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 5 月 20 日 08:25:13
「シオニズムと対決するユダヤ人たち」からの翻訳:『イラクのユダヤ人』(第2部)
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【前略、引用開始】

現在私の心の中では、1941年の反ユダヤ暴動は英国の地政学的な目的によって演出されていたということに疑いは無い。ダヴィッド・キムチェ(David Kimche)は間違いなく真実を知りうる立場にいた人間である。彼は公に英国の責任について語っている。キムチェは第2次世界大戦中には英国の情報機関と共におり、戦後はモサドにいた。後にイスラエルの外務省の総責任者となった。彼はその地位に就いた1982年に、ロンドンにある英国国際問題研究所の討論会で話をした。
キムチェは、イスラエルのレバノン侵略とベイルートの難民キャンプでの殺戮に関する敵意に満ちた質問に答えて、英国のグルカ部隊が1941年にバグダッドの街で起きた500名のユダヤ人殺害に参加したとき、英国の外務省はほとんど関心を示さなかったことを聴衆に思い起こさせながら、反撃を続けたのだった。

【後略、引用終り】
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●シオニスト=イスラエルは20世紀に欧米各国(バチカン含む)が行ったあらゆる悪事に精通していますので、いつでも「ばらすぞ、コノヤロー!」と脅しをかけることができる立場にいます。だから「解ってるやろナァ。俺とお前らは一蓮托生なんやでェ。」とにじり寄ることには実に長けているようです。

だからこそ、これはおそらく日本も同様の運命(イスラエルの代りに韓国、北朝鮮、中国が脅し・ゆすり・たかり役を引き受けているそうで)なのでしょうが、過去の自らの悪業を、脅し・ゆすり・たかり勢力とは別の視点で徹底的に暴露し清算し、「みそぎ」を行う必要があるでしょう。それはいわゆる『自虐史観』などとは無縁のものだと思います。

脅し・ゆすり・たかり勢力の国々の中にも、自国・自民族のそのような態度や歴史観に対して疑問と不快感を持つ人たちは多くいるはずです。そのような人々と本当に連帯できる姿勢が必要なのではないでしょうか。

れんだいこ:「ホロコースト、逆ホロコースト考」 [「れんだいこ」から]

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/daitoasenso/taigaishinryaku_horocoosto.htm

428473 「ホロコースト、逆ホロコースト考」
 (最新見直し2006.9.17日)

 (れんだいこのショートメッセージ
 仮にナチスによるユダヤ人虐殺が史実であったとしても、イスラエル建国以降今日までネオ・シオニストがパレスチナで為してきた、現に為している、こたびのイラク戦争も含めての犯罪を告発せねばいかん。被害数的にも規模的にも既にもっと酷いことを為しているのではないのか。宇野正美氏は、著書「戦後50年 日本の死角」の中で次のように述べている。
 「不思議なことに今日に至るまで、強制収用所の学術調査は、一度として行われていない。ホロコーストに疑問を発するだけで、ドイツでは犯罪者となり、最高5年間の懲役刑を科せられてしまう。多くの者はそれを恐れて口をつぐんでいる」。
 これらの怪奇現象に目が行かないホロコースト論なぞあってたまるか。更に、ホロコーストが偽造の煽りだったとしたら一体どういうことになるのだ。

 2005.12.17日 れんだいこ拝
 (れんだいこのショートメッセージ)
 戦後60年の節目の今年何か起こると思っていたら、イランのアハマディネジャド大統領がやってくれましたねぇ。「ホロコースト物語はウソだと」はっきり明言しました。この発言は、一国の大統領発言であることに重みがある。アハマディネジャド大統領は、半端な根拠でこういう発言はできない。我々はこの事に思いを寄せるべきであろう。これによりネオ・シオニズムナイズされた連中が大慌てし始めている。サヨが口角に泡をぶくぶくし始めている。さてこれからどうなるのか、激動の時代への前触れかもしれない。

 2005.12.26日 れんだいこ拝
 太田龍氏は、2004.2.12日付け「時事寸評」で、「アウシュヴィッツ収容所でナチスドイツは四百万人以上のユダヤ人その他を虐殺した」(集英社)とされている定説が覆されつつあることを指摘している。「ソ連軍が押収したドイツ政府の文書では、アウシュヴィッツの死者は約7万4千人。そのうちユダヤ人は約3万。大部分は病死」なる見解を披瀝している。これを簡略に紹介する。

 概要「アウシュヴィッツとは、ポーランド南部の工業都市オシフィエンチウムのドイツ名で、第二次世界大戦中、ナチスドイツが強制収容所を建設し、捕虜やユダヤ人など四百万人以上が虐殺された地」とされてきているが、ソ連共産政権が崩壊したあと45年間ソ連秘密警察(KGB)の秘密文書の中に眠らされていた貴重資料が開示された。それによると、ソ連軍は、第二次世界大戦末期からその直後にかけて、ドイツ政府機関から相当量の文書を押収した。その中に、ナチスドイツの収容所の膨大な文書を含まれている。問題のアウシュヴィッツ収容所の文書もあった。その文書にはアウシュヴィッツ収容所に於ける死者の名簿があり、この名簿を丹念に調査したところ、アウシュヴィッツ収容所の全期間を通じて死者合計は、約7万4千人。その7万4千人の死者のうち、ユダヤ人は、約3万人。残りは、ポーランド人、ロシア人、その他。死因は大部分が病死であったことが判明した」。
 こうなると、これまでの「600万人説」、「400万人説」の根拠が詮議されねばならないことになる。太田氏曰く「その数字の出典を示してもらいたい」は、極めて妥当な批判であるように思われる。確か、木村愛二氏も同様の考証をしている。以下、「アウシュヴィッツ考」をしてみたい。

 2004.2.12日 れんだいこ拝

関連サイト
【パレスチナ問題考】
【「ユダヤ人問題」考】
【「シオンの議定書」考】
【「ネオ・シオニズム考」】

目次

ホロコースト吹聴仕掛けと吹聴人考
れんだいこのホロコースト論
アフマディネジャド・イラン大統領の「ユダヤ人問題論」
世紀の悪法、歴史検証禁止法を糾弾せよ
ホロコースト否定派に対する逮捕投獄、強制送還、兵糧攻め考

「ユダヤ人への迫害通説考」
ホロコースト史実検証1(死者数)
ホロコースト史実検証2(ガス室その他)
ホロコースト史実検証3(パレスチナ強制移住説)
「アンネの日記」検証
「ゲッペルス日記」検証
映画「シンドラーのリスト」考
「ヴァンゼー会議メモよ、お前もか」
ホロコースト生き残り者証言疑惑考
428473111 「ホロコースト論争」とは
428473121
「歴史再検証主義」考 歴史再検証論(主義)考
428473131 「ホロコースト論争1、木村氏の立論」考
428473132 「ホロコースト論争1(高橋-木村)」考
428473133 「ホロコースト論争2(三鷹板吉氏のガス室論)」考
428473134 「山崎カオル氏のホロコースト研究」考
「渡辺武達氏のホロコースト論」考
428473135 「三鷹板吉氏のホロコースト研究1」考
428473136 「三鷹板吉氏のホロコースト研究2」考
428473211 「文芸春秋社マルコポーロ廃刊事件」考
428473212 「週刊ポスト記事への圧力」考
428473213 「2007徳間書店圧力」考
428473314 ホロコーストを廻る言論弾圧考
428473411 「西岡論文・ナチ『ガス室』はなかった」考
428473412 「西岡論文その後の西岡見解」考
428473413 「西岡論文その後の西岡氏への政治圧力」考
428473421 「西岡・木村タッグ対その他論者インターネット論争」
428473431 れんだいこのホロコースト論バトル
428473511 「逆ホロコースト考」
428473611 第四インター系のホロコースト論考
428473711 ホロコースト産業考
ホロコースト展考
【ニュルンベルク裁判考】
ルドルフ報告、ロイヒター報告考
「阿修羅版ホロコーストにおける議論」考
「シオニズムと対決するユダヤ人たち(Jews Against Zionism)」考
ホロコースト研究基礎資料
インターネットサイト
関連著作

れんだいこ:「ホロコースト論争」とは [「れんだいこ」から]



http://www.marino.ne.jp/~rendaico/daitoasenso/taigaishinryaku_horocoosto_what.htm

428473111 「ホロコースト(Holocaust)論争」とは
 (最新見直し2005.12.17日)

 (れんだいこのショートメッセージ
 認識は進化する。「ホロコースト問題」も典型的なその一つであろう。これにつき太田龍氏は「時事寸評」で適宜、「ホロコーストはネオ・シオニズムの作り事」として一刀両断している。1995年初頭、文芸春秋社の月刊誌「マルコポーロ」2月号は、内科医師・西岡昌紀(まさのり)氏の10ページにわたる寄稿文「戦後世界史最大のタブー。ナチ『ガス室』はなかった」を掲載し物議を醸した。「帝国電網省」の主宰者竹下義朗氏は、西岡論を請け、「歴史再考」の「ナチスは『ホロコースト』等していない!! ─『ユダヤ人600万人虐殺』の真実」で、同様見解を発表している。

 更に、「流布されてきた史実の虚構」を精力的に暴き続けているのがインターネット界の梟雄・木村愛二氏である。そのサイト「憎まれ口」に収録されている「ホロコースト神話」、「アウシュヴィッツの争点」、「偽イスラエル政治神話」に詳しい。

 木村氏は、「史実偽造のホロコースト・プログラミング」を告発している。「件名 :Re: NHK戦争責任シリーズ」で次のように述べている。
 「『人道に対する罪』の考案者は、シオニストのユダヤ人の弁護士です。目的は、泥棒(ナチ)の上米をはねるイスラエルの建国、アラブ人の土地への侵略の口実作りでした」。
 れんだいこは、「ホロコースト問題」には疎い。なぜなら、原文は英独語であるからして、その能力の無いれんだいこは避けざるを得ないからである。こういう場合、庶民の知恵を発揮せねばならない。どなたか信頼に足りる方を見つけ、その人士の言に耳を傾けることである。れんだいこは、上述の人士の言に信を置き、その説を紐解く。他にこれより勝れた方法がありや。

 2004.5月現在、思わぬところから「ホロコースト問題」がクローズアップされつつある。占領米英軍によるイラク人捕虜虐待の様子が露見しつつあるが、その虐待の様子がかってのナチス手法との近似性が注目されはじめ、否、ナチス手法というよりユダヤ人独特の他民族蔑視思想に基づく伝統的テロリズムそのものではないか、というところにまで発展しつつある。こうなると、改めて「ホロコースト問題」に言及せざるを得なくなるのも勢いであろう。   

 2005.12.8日、イランのアフマディネジャド大統領が、ホロコースト疑義発言をものし、同12.14日、「ユダヤ人の大虐殺(ホロコースト)は作り話だ」と断言した。2005.12.17日現在、国際世論が沸騰しつつある。

 2004.5.25日、2005.12.17日再編集 れんだいこ拝

【「歴史修正主義」(historical revisionism、 revisionisme historique)考】
 西欧史学において「歴史の見直し」機運が生まれているようである。その嚆矢がいつであるのかは不明であるが、強力に台頭しつつあるとのことである。彼らは、「歴史修正主義」(historical revisionism, revisionisme historique)的立場を標榜しており、右翼左翼を問わず発生している。その背景には、第二次世界大戦をファシズム対民主主義の闘いとして映し出し、ご都合主義的な反戦平和運動をプロパガンダし続けてきたネオ・シオニズム的歴史観との確執があるように思われる。そういう意味では、「歴史再検証主義」と命名するのが正しいように思われる。「歴史再検証主義」とは、ネオ・シオニズム的修正歴史観の再修正運動であり、その限りで「歴史の見直し」運動ということになる。こうなると、「歴史再検証主義」と云う方が適切であろう。

 その最大の論点が「ホロコースト問題」である。ネオ・シオニズム的歴史観は、ナチスの蛮行を史上未曾有のそれとして確認し、人類が二度とこの災禍に見舞われないよう努力することが責務であるとし、この観点からの史実確認、歴史教育を推進しようとする。これに対し、「歴史再検証主義」的歴史観は、概ね「ナチスによる迫害の残虐を希釈」し、ネオ・シオニズム的歴史観に拠るホロコーストの実在を否定しようとしている。

 その否定の様は、1・「ガス室はなかった」とする徹底否定派、2・「ガス室は確かにあった。だがそれはずっと小規模なものだ」なる中間派、3・「ガス室はあった。だがドイツ国民は知らなかったし、戦争につきもののことであり過度に責任を負わされるものではない」とする希釈派の三派から構成されている。

 2005.12.17日再編集 れんだいこ拝

【「ホロコーストの原義考」】
 ホロコーストの原義は一般に、「焼き殺す」という意味を持つ用語とされている。「阿修羅議論・雑談5」の2002.11.20日付けあっしら氏の「『ホロコースト600万人誇張説』について」に貴重情報が開示されているのでこれを紹介しておく。「ホロコーストという呼び方」と題して次のように述べている。

 ナチスのユダヤ人迫害及び虐殺を“ホロコースト”と呼ぶことに疑念を感じている。(戦後アメリカの誰かがこの言葉を使い始めたようである)

 一般的には、ホロコーストを“民族大虐殺”の呼び名だと受け止めている。しかし、セム系宗教に造詣が深い人であれば、ホロコーストを“人身御供(人の生け贄)”だと受け止めるはずである。ヘブライ人やフェニキア人などが新年祭で行った「全燔祭」のことをホロコーストと言う。

 新年祭では様々な生け贄が供犠所で捧げられたが、最大の生け贄が人間だった。「初子」や子供、そして、数日間統治者と同じような豪奢な生活を一時的にさせてもらった奴隷が統治者の身代わりとして犠牲になった。

 全燔祭(ホロコースト)は、共同体=国家に降りかかった災厄の除去を願ったり、共同体や個人が犯した過ちの贖罪としてであり、さらには、共同体の今年の隆盛を祈願するものだったと言われている。

 旧約聖書(創世記)に次の件が記されていると云う。ユダヤ民族の直接の父祖・アブラハムはある日、神(エホバ)から「一人息子のイサクを山の上でホロコーストしろ」との命令を受け、指示通りにイサクを祭壇の上で殺して燃やそうとしたその刹那、「ストップ、ストップ、お前の信仰の深さはよくわかった。愛する一人息子さえ疑問ももたずに犠牲にするその覚悟は天晴れだ、もうイサクを殺して燃やすには及ばない」との天の声があって、めでたしめでたしとなった、という逸話である。このエピソードには身内(一人息子)でさえ、偉大な大義(神の意志)のために犠牲にする覚悟を持っていることの美徳が描かれている。旧約聖書の中でも最も有名なこの逸話の存在ゆえに、「ホロコースト」という言葉には常に「身内でも犠牲にする精神」という概念がつきまとうことになる。

 ナチスによるユダヤ教徒迫害をホロコースト(全燔祭)と呼んだ人が、このようなことを知らないはずはない。ナチスのユダヤ人虐殺を、なぜユダヤ人にとっても神聖なホロコースト(全燔祭)と名付けたのかという疑念を持っている。

 ナチスに虐殺された人々は、なにかの贖罪や祈願のための犠牲だったのだろうか。(ナチスドイツが、薪であり炎であったり、捧げる主体でもあったかもしれないが、「ホロコースト」の名付け親ではないことは確かである)

 (私論.私見) 「ホロコーストの原義考」

 これは貴重な指摘である。「ホロコースト」の原義について、れんだいこは知りたかったけれども知らなかった。ここではっきりと教えられたことになる。それによれば、「ホロコースト」の本来の意味は、ユダヤ教世界における祭儀の際の「人身御供(生け贄)」を指しており、その「人身御供(生け贄)」という犠牲を払うことにより共同体の災厄の除去、贖罪、隆盛を祈願する行為を総称して「ホロコースト」と呼ぶ、ということになる。

 さて、こうなると、「ナチスによるユダヤ人大量虐殺」を指して、宗教上の「ホロコースト」の原義を正しく踏まえて「ホロコースト」と命名した命名者の意識が詮索されねばならないことになる。命名者は、「ホロコースト」の原義に基づいて「ナチスによるユダヤ人大量虐殺」に対して「ホロコースト」と命名しているからには、「ナチスにより大量虐殺されたユダヤ人が何の犠牲に供されたのか」という意味が詮索されねばならないことになる。ここが問われないままにナチスのユダヤ人迫害及び虐殺をホロコーストと呼んで済ますのは片手落ちであろう。

 「ナチスにより大量虐殺されたユダヤ人は何の犠牲に供されたとみなされているのか」。これは、シオニズムのユダヤ王国再建思想を媒介せずには解けないのではなかろうか。即ち、ネオ・シオニズムの世界支配計画に政治的供えられた生贄と窺うべきではなかろうか。こういう風に考えると、ユダヤ教におけるホロコーストの原義を知らずに「ナチス犯罪ホロコースト」をプロパガンダされ、操られることこそ危険ということになろう。

 2004.10.21日 れんだいこ拝
 (私論.私見) 「ホロコースト論の偽リトマス試験紙考」

 「ホロコースト」は、ユダヤ教の正式な教義用語であり、「祭儀の際の人身御供(人の生け贄)」を指している。命名者は当然その語義に基づき「ホロコースト」を認識している。然しながら、異教徒に対してはその宗教的隠喩を隠して単に戦後反戦平和運動の誓いの起点としてプロパガンダされることになった。そのことにより、「ホロコーストの教訓」がリトマス試験紙の役割を担うことになった。

 問題は、「ホロコースト」がナチスによるユダヤ人600万人の組織的虐殺という伝えられる内容が偽であった場合にどうなるかである。当然、「ホロコーストの教訓」は偽リトマス試験紙の役割を担うことになる。こちらの方が真相ということになると、世のホロコースト論者は、その偽リトマス試験紙に則って阿諛追従していることになる。

 この阿諛追従の出来映えで博士号が授与され、その博士号の権威で更なるホロコースト論プロパガンダが流布されているということになる。これが実相だとしたらネオ・シオニズム教学に基づく学問の世界のお粗末さが見えてこよう。

 2005.4.4日 れんだいこ拝

【通説「ホロコースト」の定義】
 通説「ホロコースト」は次の通りである。上記の「宗教的生贄犠牲説の真意」を顧慮することなく専ら「虐殺被害の実態」についてのみ注目し論述している。

 「ホロコースト記念館について」では、ホロコーストを次のように説明している。
 「第2次世界大戦中のヨーロッパで、ただユダヤ人であるという理由で600万の生命が奪われました。彼らはいわれのない差別と迫害を受け、ガス室などで無残に虐殺されていきました。その中には150万もの子供たちが含まれていたのです」。
 しかしこれでは漠然としすぎている。「帝国電網省」の主宰者竹下義朗氏は、「歴史再考」の「ナチスは『ホロコースト』等していない!! ─『ユダヤ人600万人虐殺』の真実」で次のように要領よく纏めているので参照する。概要次のように云える。
 「ホロコースト」とは、ヒトラー率いるナチスが、当時、迫害の対象としていたユダヤ人を、アウシュウィッツ等の「絶滅収容所」に収容、処刑用ガス室において、実に600万人にも及ぶ大量殺人を行ったとされるものです。第二次世界大戦におけるナチスの最大の「戦争犯罪」とされている。その定説は、
1  ナチスは、ベルゲン・ベルゼンをはじめとするドイツ国内の「強制収容所」の他に、アウシュウィッツ(及びビルケナウ)をはじめとする「絶滅収容所」をポーランド領内に建設した。
2  ナチスは、ユダヤ人を「強制収容所」及び「絶滅収容所」に収容した。
3  とりわけ、「絶滅収容所」には、ユダヤ人の大量殺人を可能とする処刑用の「ガス室」が設けられた。
4  処刑用「ガス室」では、「チクロンB」と呼ばれる毒ガスを使って、ユダヤ人が600万人も処刑された。
5  処刑後、ユダヤ人の遺体は、焼却炉をフル稼働して、焼却処分された。
 というもので、大量殺人の「証拠」として、夥(おびただ)しい数のユダヤ人の遺体が写された写真が「存在」し、「証言者」もいるなる論である。
【竹下氏の「通説ホロコーストへの疑義」とからくり解析】
 「帝国電網省」の主宰者竹下義朗氏は、西岡論文(「南京とアウシュビッツ、『マルコポーロ事件』、ナチ『ガス室』はなかった」に掲載されている)、「アウシュウィッツ『ガス室』の真実 本当の悲劇は何だったのか?」(西岡昌紀、日新報道、1997年)を参考にしつつ「歴史再考」論文「ナチスは『ホロコースト』等していない!! ─『ユダヤ人600万人虐殺』の真実」で、上述のような「ホロコーストの概略定説」に対し、次のように述べている。
 「それなら、ホロコーストは疑うべくも無い『歴史的事実』なのか? と言うと、決してそうでは無いのです。次に、それらの『疑問点』について列挙してみたいと思います」。
 概要次のように疑義を呈している。

疑義内容  大量殺人の「証拠」として引き合いに出される夥しい遺体の写る写真は、ガス室があったとされるアウシュウィッツ等「絶滅収容所」で撮影されたものでは無く、ガス室が無かったベルゲン・ベルゼン「強制収容所」で撮影されたものであったりする。
見解  ガス室が設けられていなかった収容所にあった遺体は、当然、毒ガスによって処刑されたとは言えない。

疑義内容  更に、それら遺体の死因は、発疹チフス等の伝染病によるもので、毒ガスによって殺害されたと断定された遺体は、一体たりとも確認されていない。
補足  遺体を実際に検分した唯一の法医学者、チャールズ・ラーソン博士が宣誓証言している。

疑義内容  ガス室と言われている部屋には、毒ガスを注入すべき穴が見当たらない。
疑問  どうやって、毒ガスである「チクロンB」を入れたのか?

疑義内容  ガス室と言われている部屋には、処刑後、毒ガスを外部に換気排出する為の換気口が見当たらない。
見解  これでは、遺体を搬出する為の要員が、ガス室に毒ガスが充満していて、中に入る事さえ出来ない。いや、そもそも、扉を開ける事さえ出来ない。

疑義内容  遺体を焼却処分する為の焼却炉が見当たらない。
疑問  地面に積み上げたり、穴を掘って投げ入れたりして、「野焼き」でもしたのだろうか?

疑義内容  戦時中、連合軍機が上空から収容所敷地内を撮影した航空写真には、一枚も、遺体を焼却していたとされる焼却炉からの「煙」が写っていない。
補足  当然、「野焼き」の「煙」も写されてはいない。

疑義内容  焼却処分後の「灰」(及び燃え残った人骨)が廃棄された場所が見当たらない。
疑問  600万人もの遺体から出た膨大な量の「灰」は一体、どこへ消えたのか?

疑義内容  「証言」では、焼却炉は24時間間断なくフル稼働していたと言う。
疑問  「焼却炉」で燃やせば、当然、「灰」が出るから、その「灰」を排出しなくてはならない。ましてや、フル稼働等させたら、熱で「炉」自体が保(も)たない。

疑義内容  証言では、210平方メートルの「ガス室」の中に、3千人を収容して「毒ガス」による処刑をしたと言う。
疑問  210平方メートルの空間に、3千人も入るかどうか、実際に実験してみたらどうか?
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疑義内容  当時、「絶滅収容所」とされる収容所にいたユダヤ人の中には、ガス室を見た事も、聞いた事も無いと証言している者が何人もいる。
補足  戦犯裁判等において、これらの証言は全て無視され、「ガス室はあった」と言う証言のみが採用された。
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疑義内容  「ガス室を見た」と証言した者の中には、後日の裁判において、「見た」のでは無く、「人から聞いた」と発言を撤回した者もいる。
見解  自分の目で「見た」と言うのと、他人から「聞いた」とでは、「証拠」としての価値に雲泥の差がある。
 以上を踏まえて次のように述べている。
 ざっと、こんな所です。こんなにも、疑問点があるにも関わらず、「ホロコースト」は「歴史的事実」として扱われているのです。何とも釈然としません。しかし皆さんの中には、それでも、「ナチスはユダヤ人を迫害した。『アンネの日記』と言う「証拠」もある。ナチスがユダヤ人を「毒ガス」で虐殺した事は疑うべくも無い」と言われる方もおありでしょう。

 しかし、ナチスによるユダヤ人への「迫害」(私はこれ迄否定するつもりは毛頭ありません)と、「毒ガス」を使ったユダヤ人に対する「ホロコースト」(私はこれを否定しているのです)とでは、全く話は別です。「迫害」したのだから「虐殺」も当然行われた、と言うのは頂けません。もし、ナチスが「政策」(方針)として、ユダヤ人の「虐殺」(民族の絶滅)を持っていたのなら、当然の事ながら、ヒトラー等当時のナチス指導部が、「ホロコースト」を決定し、各関係機関にその旨を指示通達した「公文書」が残っていても良い筈です。でなければ、「絶滅収容所」の建設(建設資金はどこから出るのでしょうか?)も、「ガス室」での大量殺人(命令が無いまま実行すれば、「命令違反」・「軍律違反」に問われます)もする訳がありません。

 しかし、そんな「公文書」はどこをひっくり返しても出て来ないのです。いや、「公文書」だけでなく、ゲーリングの「私信」・ヒムラーの「演説筆記録」等、ありとあらゆる文書をひっくり返しても、「ホロコースト」を指示した(又は、指示された)旨の記述は見当たらないのです。散々捜して、まるっきり出てこない以上、ナチス指導部は、その様な「政策」(方針)は、持っていなかったとしか考えざるを得ません。

 しかし、ヒトラーは、「ユダヤ人に対する最終的解決」と言う発言をしています。この発言こそ、ヒトラーが「ホロコースト」を「政策」としていた「証拠」だと言う人もいますが、果たして、本当にそうなのでしょうか?

 「ユダヤ人に対する最終的解決」。実は、ヒトラーが考えていた事、それは、ユダヤ人を600万人も「毒ガス」で大量殺戮する事では無かったのです。では、一体、何を考えていたのか? それは何と、ヨーロッパ域内に居住していたユダヤ人を、全て東方 ── ソ連領内に「強制移住」させる事だったのです。その為に、ヒトラーは、独ソ不可侵条約(1939年8月19日調印)を破棄して、独ソ戦(1941.6.22日開戦)に踏み切ったのです。しかし、ナポレオン同様、ドイツはソ連を制圧する事が出来ず、独ソ戦の失敗から、破竹の勢いだったドイツ軍に翳(かげ)りが生じ、遂には第三帝国の崩壊を迎える事となったのです。

 そこで、話を戻しましょう。何故、アウシュウィッツをはじめとする収容所(「絶滅収容所」とされる)がポーランド領内に建設され、大量のユダヤ人が収容されていたのか? これこそ、ヒトラーによる「ユダヤ人に対する最終的解決」の一歩に他ならなかったのです。独ソ戦に勝利し、ソ連領内に占領地を確保した暁には、アウシュウィッツをはじめとする収容所に収容されている大量のユダヤ人をソ連領内に強制移住させる・・・。その為には、ソ連領になるべく近い、いや、国境を接しているポーランド領内に収容所を建設する必要があったのです。

 戦後、ユダヤ人達は、パレスティナの地に、「イスラエル」と言う自分達の独立国家を樹立しました。そして、国家樹立と同時に、周辺アラブ諸国との間に、四次にも及ぶ中東戦争を戦いました。その戦争と国家基盤の建設を支えた莫大な資金、その多くは、「ホロコースト」によって、ユダヤ人を迫害・虐殺したとされたドイツ(当時の西ドイツ)からの「賠償金」だったのです。そう考えると、「ホロコースト」(ユダヤ人大量虐殺)とは、「歴史的事実」等では無く、多分に「政治的産物」・「宣伝材料」としての意味合いが強いと言えるのです。

【木村氏の「通説ホロコーストへの疑義」とからくり解析】
 インターネット界の梟雄・木村愛二氏もほぼ同様の疑問と見解を示している。「偽イスラエル政治神話」(その22)で、次のように記述している。
 「なぜ、万難を排してでも、“ホロコースト”(火による犠牲的な絶滅)の特別な性格を維持するために、“ガス室”という怪物で煽る必要が生ずるのだろうか? 1980年になって初めて、著名なジャーナリストのボアズ・エヴロンが、ユダヤ人の虐殺における独特の性格に、疑問を投げ掛けた」。 として、ボアズ・エヴロン著「ジェノサイド/民族の危機」P80より次の一文を紹介している。
 概要「重要な客人たちは、当然のこととして、義務的に、ヤド・ヴァシェム博物館に連れて行かれる。そこで同情し、自分自身にも罪があるのだという意識を抱き、理解を深めるように期待されている」。
 「世間が自分たちを憎んでおり、迫害していることが分かると、世間に対しての自分の行動への責任を免れた気持ちになる」。
 概要「国家の指導的階級を、政治的プロパガンダから切り離して理解することはできない。なぜなら、それが、彼らの実体の一部として目の前にあるからだ。その結果、政府の活動は、自分たち自身が作り出した神話と怪物が、我が物顔に徘徊する社会の真っ直中で行われることになるのだ」。 
 木村氏は、「イラク拷問惨劇にユダヤ人関与の疑い濃厚で原因にホロコースト神話の怪物的被虐・加虐深層心理」で、次のように述べている。
 「今、ホロコーストの大嘘を知ろうとしないどころか、ホロコースト見直し論者を攻撃する連中は、極右シオニストの手先になり、アブグレイブ収容所の惨劇の共犯者にさえなっているのである」。
(私論.私見) 「木村氏のホロコーストのウソ告発の意義」について

 ここが木村氏の秀逸なところであるが、現に進行中の米英ユ連合軍による残虐行為を指弾する目線を保持しつつ、その為に「ホロコーストの大嘘」を告発する責務を感じている。この緊張感のない「ホロコースト神話信奉者」が多すぎる。米英ユ連合軍による残虐行為を指弾する論拠にならないような「ナチズムオンリー万年攻撃ホロコースト論」なぞ何の意味があろう。せいぜい教養主義の産物でその類のものは飾り物でしかなかろう。

 2005.3.2日再編集 れんだいこ拝

【初期ホロコースト見直し論者にして元レジスタンス派のポール・ラッシニエのホロコースト論考】
 木村愛二氏は、「アウシュヴィッツの争点 (その68)終章:核心的真実~または人類史の最後にしてほしい情報操作の本音の真相~ 」(http://www.jca.apc.org/~altmedka/aus-68.html)の中で、「ホロコースト見直し論の父」と称されるフランスのポール・ラッシニエについて言及して次のように述べている。
 「ホロコースト見直し論の父」として紹介したフランスのポール・ラッシニエの場合を考えてみよう。ラッシニエは、レジスタンス運動にくわわって、ナチス・ドイツのフランス侵略とたたかった。ゲシュタポに逮捕され、二年間にわたるナチ収容所での生活を経験した。戦後にはフランス政府から勲章を授与され、下院議員にもなっている。その「抵抗運動の英雄」のラッシニエが、みずからの実体験にもとづいて「ガス室はなかった」と主張し、各種の著作についての実証的な調査を積みかさね、自分でも何冊かの著作を発表していたというのに、なぜその主張がいままで少数派の憂き目を見ていたのだろうか。
 西岡昌紀氏の「戦後世界史最大のタブー。ナチガス室はなかった」の「ガス室による大量虐殺に疑問を呈した最初の知識人はフランス左翼知識人。戦争中はレジスタンスに参加して、ナチの弾圧まで受けた人物であった」は、ポール・ラッシニエについて次のように述べている。
 気の早い読者は、「ホロコースト・リビジョニスト」達は、「ネオナチ」かそれに似た人間だと思うかもしれない。実際、「ネオナチ」の中にも「ホロコースト」の虚構を強調するグループはいる。だが、「ホロコースト・リビジョニスト」の中には、明らかに反ナチスの立場を取る個人やユダヤ人も多数含まれているのであって、「ホロコースト・リビジョニスト」を「ネオナチ」や「反ユダヤ」などという枠でくくることは余りに事実と懸け離れている。

 その反証として最も明らかなものは、最初の「ホロコースト・リビジョニスト」とも呼べる歴史家が、フランスのポール・ラッシニエ(Paul Rassinier)という大学教授で、彼が、戦争中、フランスのレジスタンス運動に参加して、戦後、そのレジスタンス活動の故にフランス政府から勲章まで授与された人物だったという事実ではないだろうか? 

 このラッシニエという学者は、元は地理学者で、左翼思想の持ち主だったため、反ナチスのレジスタンス運動に参加したのであるが、そのレジスタンス活動の故に、ナチス占領下のフランスでゲシュタポに捕らえられ、強制収容所に入れられたという人物なのである。ラッシニエは、ドイツ西部の収容所に収容され、戦争末期には、そこでチフスにかかるという苦難まで味わっている。

 そのラッシニエが、「ホロコースト・リビジョニズム(見直し論)」の「開祖」となった理由は、単純である。ラッシニエは、戦争中、反ナチス活動の故にドイツ西部の複数の強制収容所に入れられていたのであるが、彼は、それらの収容所の何処でも「ガス室」など見たことはなかったのである。

 ところが、戦後、ニュールンベルク裁判や欧米のマスメディアが、戦争中ラッシニエが収容されていたドイツ国内の収容所に「ガス室」が存在し、多くの人々が殺されたと言い始めたためにラッシニエは驚き、彼自身の左翼という政治的立場とは別に、「ドイツの強制収容所にガス室などなかった」と、声を大にして主張し始めたのであった。

 しかし、フランスのマスコミは、ラッシニエがレジスタンス活動家として、ドイツの収容所を実際に目撃した人物であったにもかかわらず、彼を非難し、その証言を無視した。ラッシニエは、その後もこのことについて語り続け、さらには学者として、ナチスの収容所政策全体を調査、研究し続けるが、その主張を無視されたまま、一九六七年に死去している。しかし、彼に触発されたフランスの知識人の間から、もちろん「ネオナチ」等とは全く無関係に、「ガス室はあったのか?」という疑問が上がり始めるのである。

 このように、学術研究としての「ホロコースト否定論(または見直し論)」は、第二次大戦後、ドイツではなくフランスで誕生したものなのだが、「ガス室による大量虐殺」に疑問を投げかけた最初の歴史家が、いわゆる「ネオナチ」などではなく、フランスの左翼知識人で、戦争中レジスタンスに参加してナチの弾圧まで受けた人物であったという事実は重要である。

【「元フランス共産党政治局員ロジェ・ガロディ裁判」考】
 木村愛二氏の「イスラエル兵をナチスに例えた9年前のイスラエルの新しい歴史家」は、ロジェ・ガロディのホロコースト批判を紹介している。ロジェ・ガロディの履歴は次の通りである。
 概要「ロジェ・ガロディは、フランス人の哲学者にして元フランス共産党政治局員としても著名な人物である。彼がフランス共産党政治局員時代に多数の本を出しており、9冊も日本訳がある。彼は、ソ連が社会主義ではないと批判して、フランス共産党から除名された経歴を持つ。『偽イスラエル政治神話』の著者であり、木村氏がこれを邦訳している。木村氏曰く『やっとの思いで出した拙訳は、まだ初版の1500部が、売り切れていない。それが、日本の文化水準であるが、アラブ諸国では英雄扱い』とのことである」。
 そのロジェ・ガロディは、ホロコースト批判の政治責任が問われ、当局により提訴された。「偽イスラエル政治神話」(その35)は、その「ガロディ裁判」を次のように紹介している。
 「パリの軽罪裁判所は二七日、著作の中でナチスによるユダヤ人虐殺に疑義を呈したとして哲学者のロジェ・ガロディ氏に対して、罰金12万フラン(約250万円)の判決を言い渡した。この著作は、その内容自体よりも、貧しい人たちの救済活動を続け、『フランスの良心』とも呼ばれているピエール神父が推薦したことから、国民の間に大きな戸惑いと物議を引き起こした。ガロディは共産主義からカトリックへと転向し、さらにイスラム教へと改宗した哲学者。アラブ諸国の知識人やイスラム教徒の間では英雄視されている」。
(私論.私見) ポール・ラッシニエ、ロジェ・ガロディらのホロコースト論について

 ポール・ラッシニエ、ロジェ・ガロディらが「云われるところのホロコースト否定論」を主張している政治的意味は大きい。今日、多くのいわゆる自称左派は、「云われるところのホロコースト論」を強く大きく主張すればするほど左派だと思い込み、プロパガンダに加担している。しかし、  ポール・ラッシニエ、ロジェ・ガロディら真性の左派は、そういう態度を採らなかったというのが重要である。即ち、エセ左派、サヨは、ネオ・シオニスト教学に則りホロコースト論を主張しているに過ぎないという姿態が透けて見えてくるという訳である。

 2006.9.11日 れんだいこ拝

【V・E・フランクル著「夜と霧」のホロコースト論考】
 「阿修羅議論20」のたけ(tk) 氏の2005.2.5日付投稿「『夜と霧』について。如往さんへ」が、V・E・フランクル著「夜と霧」(霜山徳爾訳)を紹介している。それによると、V・E・フランクルは自身が収容所体験者であり、次のように述べている。
 
 「これからシャワー室に追い込まれた。・・しかしシャワーの漏斗から実際に--水が滴り落ちてくるのを認めて喜んだ。p.92」
 「彼女は、一九四二年にアワシュヴィッツ及びそこに隣接するビルケナウ強制収容所に収容されたのであるが、列車で移送される途中、同乗したジプシーの女性から、アワシュヴィッツに着いたら、彼女たちは皆「ガス室」によって殺されてしまうのだという話を聞かされた。当然、彼女は、ジプシーが語ったその話に恐怖を抱いた。
 興味深いのは、その後である。彼女の証言によると、アウシュヴィッツに到着すると、彼女たちは、服を脱ぐよう命令された。そして、窓のないコンクリートの部屋に入れられ、シヤワーを浴びるよう言われたという。ここで、彼女たちの恐怖は頂点に達した。列車の中でジプシーの女性から「ガス室」で殺されるという話を聞かされていたからである。ところが、彼女の頭上のシャワーから出てきたものは、「ガス」ではなく、水だったのである」。

(私論.私見) 「V・E・フランクル証言」考

 これを仮に「V・E・フランクル証言」とすると、「V・E・フランクル証言」は、明瞭にではないが「巷間で云われるようなホロコーストの否定」をしていることになる。

 2005.3.2日再編集 れんだいこ拝

【ホロコースト否定派の受難史考】
 木村愛二氏は、「『偽イスラエル政治神話』(その32)イスラエルの“新しい歴史家たち”[付録]」(http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-32.html) で、イスラエル国内でのホロコースト論批判の存在と、批判者受難の様子を紹介している。これを要約すると次のようになる。 

 1995.4.28日、イスラエルの「ヤルシャライム」紙は、エルサレムのヘブライ大学でゲルマン研究学科の主任にして、ユダヤ人・第三帝国・ホロコーストなどのドイツ問題の専門家であるモシェ・ツィムメルマン教授とインタヴューした。その時、同教授は、公認通説の歴史観と食い違う次のような発言をした。

 「イスラエルがホロコーストを利用している」。
 「水晶の夜を例題にして考えてみよう。一九二三年の暴動を記念しはじめて以来のヒトラーの課題は、ドイツからポーランド国籍のユダヤ人を追い出すことだった。ヒトラーは演説の中でユダヤ人の殺害について一言も語っていない。しかし、パリでのユダヤ人の若者によるドイツ人外交官暗殺という口実を得たゲッベルスは、それを利用するためにポグロムを組織したのだ」。
 「われわれは、これまでのように振舞うのに絶好の“口実”を持っている。しかし、われわれの一人一人の中に怪物が潜んでいて、もしも、われわれが、つねに正当だと主張し続けると、その怪物は巨大化する。……私は、すでに現在、ある現象が日々巨大化の傾向をたどっていると考えている。私の定義によるユダヤ人の人口のほとんどが、ためらうことなく、ドイツのナチスの生き写しになっている。ヘブロンの植民者のユダヤ人の子供を観察してほしい。彼らはヒトラー・ユーゲントと、そっくりそのままだ。彼らは幼少時代から、アラブ人はみんな劣等で、ユダヤ人以外はすべて敵だと教え込まれる。彼らは偏執狂になる。ヒトラー・ユーゲントとまったく同じように、自分たちを最優秀人種だと思い込んでしまう。レヘヴァン・ツェエヴィ(一九九〇年から一九九二年の間、シャミール政権の大臣)は、すべてのパレスチナ人の領土からの追放(“移住”)を主張した。これはナチ党の公式の政策、すなわち、ドイツのユダヤ人すべての追放と、まったく同じだ」。
 79人の教授(リクード党員または宗教的な統一主義者)が、「ツィムメルマン教授の教壇追放請願運動」を開始した。これに反対する議論も為されたが、イスラエルの「ハアーレツ」(1995.5.10日号)紙は、「ツィムメルマン教授をヘブライ大学の教壇から追放せよ」と威嚇する記事を掲載した。

れんだいこ: 「シオンの議定書」訳出にあたってのれんだいこメモ [「れんだいこ」から]

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「シオンの議定書」訳出にあたってのれんだいこメモ
 (最新見直し2008.2.10日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 「シオンの議定書」は、その由来は「シオンの議定書の真贋考」で確認するが、1773年、マイヤー・ロスチャイルド(ロスチャイルド初代)がフランクフルトで開いた重要秘密会議で講演した「二十五項目の行動計画書」を元に、1776年、ヴァイスハウプトが作成したものであり、同時にイルミナティーを結社しマニュフェストとした。1776.5.1日、イルミナティが、ドイツ南部のバヴァリアで創設されたと推定されている。

 「シオンの議定書」はしてみれば、ユダヤ教パリサイ派の18世紀型進化系教本であり、ネオシオニズム思想に基き世界転覆即ちユダヤ王国建設による非ユダヤ民族征服の宿望を達成せんと企図しているところに特徴が認められる。イルミナティーユダヤは、この願望を達成する為に手段を選ばず、ありとあらゆる策謀を廻らし世界を改変していくことになる。そのアジェンダ(行動計画)が今日まで着々と押し進められ、今や諸国家の殆どが完全にその支配下にある。

 これを、後に打倒されるロマノフ王朝の官憲スパイが、1884年、パリで政治情報を収集する任務を帯びて勤務中に命がけで入手する。1901年、セルジェス・ニールスによりロシア語版「シオンの議定書(プロトコール)」が世に出される。既に1897年にステパーノフにより密かに印刷配付されていたとの説もある。但し、仲間内の廻し読み程度のものであった。ニールスが刊行した同じ年に、編集者の明記のない冊子が「諸悪の根源」と題して発行されているとも云う。「諸悪の根源」は、民族主義団体「黒百人組」の創設メンバーが発行したものと云われている。

 「ニールス版議定書」が出回った時期は、日露戦争の最中で革命運動が昂揚し、世情は騒然としていた。ロシアに本格的な革命勢力が生まれ、ロシアロマノフ王朝のニコライ二世を苦しめ始めていた。ロマノフ王朝は、革命勢力の背後に世界支配計画を持つ「シオンの議定書派」がいると睨んで、ロシア大衆に対し軽挙妄動に扇動されぬよう警告の意味で、「ニールス版議定書」を世に露見させたと考えられる。

 「シオンの議定書」出現以来の世界史は、これを推進する議定書派と反議定書派の抗争史とも読める。世界は戦争と動乱と植民地主義の渦に巻き込まれ、議定書派の頭目ロスチャイルド財閥は未曾有の富を蓄積することになった。やがて世界を動かすようになった。それを思えば第二次世界大戦に於ける日独伊枢軸は、反議定書派の最後の抵抗だった節がある。

 日独伊枢軸は、世界を撹乱する平和の禍根、人類福祉の仇敵として徹底的にユダヤ排撃を断行し、フリーメーソン-イルミナティー秘密結社を弾圧解散せしめると同時に、その手足機関をも閉鎖した。緒戦は、またたくまに西欧を席巻し優位に立った。しかし、史実は日独伊枢軸側の敗北で終わった。勝てば官軍、負ければ賊軍で、第二次世界大戦後の世界は、ネオシオニズムに更に思うがままに操られ始め今日を迎えている。

 その原典となる「シオンの議定書」を確認、検証することにする。

 2008.1.21日 れんだいこ拝

【予備知識】 
 エス・ニールスは「シオン議定書の公刊について」で次のように述べている。
 「原稿の題目は完全にその内容と一致していない。原稿は会議の議事録でなくして、むしろ誰か勢力のある人物の講演かあるいは報告のようなものであって、抽象的断片的切れ切れになっていて、論理的終始一貫した連絡を欠いている。読後感からこれを厳密に云えば、これは或る極めて重要な物の一断片であって、その初めの部分と、また多くの細部とが失われたか、もしくは発見できなかったものらしく思われる」。
 「シオンの議定書」の場合、その真贋論争に明け暮れるより、まずはその内容を吟味することが先決だろう。とりあえずどういう内容のことが書かれているのか確認しようと思う。

 そこで、「シオンの議定書」本文をインターネットで検索すれば、「(歴史の澱)シオン賢人議定書」、「(阿修羅)プロトコール」、「(ビクター・E・マースデン )ユダヤプロトコール(シオンの長老の議定書) 」、「(樹下村塾)プロトコール本文 」、「(海つばめ)シオン賢者の議定書」、「ユダヤ議定書(プロトコール)」等々で確認できる。2004.9.1日、四天王延孝・氏著、太田龍・氏解説の「シオン長老の議定書」(成甲書房)も出版された。

 ところが、上記の訳文が一定していない。下敷きの版が違うのではないかと思われるほど多様な表現になっている。中には要旨不明な箇所に出くわすこともある。意図的な誤訳があるやも知れぬ。内容が内容なだけにそういう訳文を読み進めていけばいくほど且つ下手読みするとこちらの頭がおかしくなること、れんだいこが請合う。

 従って、れんだいこはまず、極力正確に理解したい。既成の訳文の正確さがこころもとなく思えるので、れんだいことしてはせめて確定された英文を参照にしつつ確認したい。そういう英文があれば、既に数書やってきたようにれんだいこ訳が生まれよう。だが、今のところ手に入れていない。仮に手に入れたとしても、英訳文そのものの正確さが保証されていなければ危うい。

 「シオンの議定書」の原文は何語で書かれているのだろう。フランス訳からロシア訳、更に英訳へと広がっているらしいのだが、底本が分からない。それが幾種類あるのかどうかも分からない。前述の訳書もその殆どがどういう訳かこれを記していない。残念の極みであるが「シオンの議定書」の研究はその程度にしか為されていないように思われる。

 れんだいこは、「シオンの議定書」には底本がいくつか存在すると考えている。為に、全体の趣旨は一致しているものの、部分の書き出しがかなり多様な記述になっているのではなかろうか、と思っている。その意味で、訳者は、何年本の出版元何のそれを訳出したと明らかにすべきであろうが、いずれにも明記されていない。無用な混乱を防ぐためにも依拠本を明記するのが望ましい作法のように思われる。

 四天王延孝・氏著、太田龍・氏解説の「シオン長老の議定書」は、1941(昭和16)年刊「猶太思想及運動」付録第三「シオンの議定書」を底本としたとあるが、その「シオンの議定書」は底本とは云わない。それが依拠した底本こそ明示されるべきではなかろうか。

 さて、そういう訳で、原文ないしは英文との突合せのないままに各種の訳本を眼光紙背に徹して「れんだいこ文」を作り上げることにする。それ以外に方法がない。その際、「(歴史の澱)シオン賢人議定書」が読みやすく大いに参考になるのでこれをテキストとする。

 「れんだいこ文」は、「シオンの議定書」の理路整然ぶりに留意して文章化することに努めた。そういう意味で意訳が多い。その結果、原文に近づいたのか遠ざかったのかそれは分からない。大胆過ぎ危険極まりないが、市井の訳文が今ひとつれんだいこを納得させないので致し方ない。むしろ原意は、れんだいこ訳の方が近いのではないかと思っている。そういうことをお含みいただき、以下、これを紹介する。

 2004.6.16日 れんだいこ拝

【各章の見出しについて】
 「シオンの議定書」は全体が24章で構成されている。これは間違いないものとしても、訳書により見出しが付けられていたりつけられていなかったりする。その見出しもまちまちになっている。そこで、れんだいこは思い切って、24章構成を踏まえつつ、その章の内容に応じて適当な段落ごとに見出しをつけ一括りにした。そのほうが却って理解しやすいからである。この方法で行くと、既成の訳本の見出しは大雑把過ぎてことごとく役に立たない。故に割愛した。

 2004.9.18日 れんだいこ拝

【「シオンの議定書」の口語体について】
 「シオンの議定書」は何らかの会議における講演録の可能性が強い。それも数日(恐らく三日)に亘っての。当然、口語体になっている。偽書ならばわざわざこういう手の込んだ細工をするだろうか。その内容も含め、これが偽書なる説は受け入れ難い。

【「シオン長老の議定書」に関する最良の解釈と論評について】
 太田龍・氏は、「時事寸評」の中で、現在、日本語で参照することのできる、「シオン長老の議定書」に関する最良の解釈と論評として次の二書を挙げている。

 その一は、 ユースタス・マリンズ著、太田龍監訳の「カナンの呪い」(成甲書房、2004.2月出版)で、176P以下の記述。もう一つは、「Robot's Rebellion By David Icke」(1994年未邦訳)で、「英語文献で、最良のもの」とのことである。

【「シオンの議定書最古本」について】
 れんだいこが主催する「人生学院掲示板」に、2008.1.5日、のきば氏より投稿№330「シオンの議定書読み比べ」と題する投稿を賜り、「シオン賢者の議定書」の最古の原著が現在大英博物館のNo3926D17として保管されているとの指摘を受けた。

 更に、これより直接邦訳されているのが昭和17年のエス・ニールス著「ユダヤ議定書」(破邪顕正社)で「これはS・ニールスの第2版にあたるので、出版に際しての加筆などは少ないものと思えます。 信頼に足る邦訳を探されるのであれば、この破邪顕正社版が良いとおもいます」とコメントされている。

 さらに、投稿№334で、次のように指摘している。
 「これには1911年のモスクワで刷られたロシア語の原著が載っています(おそらく第3版)。ロシア革命前の1917年時点で、30ルーブルで売買されていた議定書ですが(この当時は第4版で、聖ゲルギウス僧院で印刷出版されている…って議定書は坊主が一枚噛んでいるのか??)かなりの量を焼き討ちされているらしく、残った本は高値で売買され、革命後は500~600ルーブル、1930年代では何百万ルーブルで取引されている程の稀覯本になってしまいました。今では全く入手不可能。訳者の久保田氏は、原著から直訳したのは自分だけだと、この書のなかで自負していたりもします」。

れんだいこ: 「シオンの議定書」の真贋考 [「れんだいこ」から]

れんだいこさんのサイトが見られなくなっているため、キャッシュよりコピーを作成 全文引用
こういう重要な情報ほど、いつ見られなくなるかわかりません。
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http://www.marino.ne.jp/~rendaico/seito_palesutina_yudayaginmondai_giteisyoco_shinganco.htm

「シオンの議定書」の真贋考
(最新見直し2007.3.21日)

(れんだいこのショートメッセージ)
 日本左派運動は、「シオンの議定書」に対して全く無知状態にある。滑稽なことに、自ら求めて無知状態にしているように見える。「シオンの議定書」を云々し始めるや、一笑に付すのが左派の見識とばかりに聞く耳を持たず、否耳を塞ぐ。2005.3月現在でも相も変わらず、世の自称サヨイストのみならず結構な左派グループ陣営の者からでさえ「陰謀論トンデモ説」が披瀝されている。この作法はどのようにして形成されているのだろうか、れんだいこには解せない。

 恐らく、マルクス、エンゲルス、レーニン、トロツキーらがなべて「シオンの議定書」に象徴されるネオ・シオニストの運動に不言及な為であろう。開祖が言及しないものは受け継がないとでもしているのだろう。しかし、当時なら許されても、以来マルクス主義が衰亡し、ネオ・シオニズムが隆盛しているその後の歴史を観れば、ネオ・シオニズムに対する不言及は許されないと云うべきではないか。この態度を採らないのなら、そういう者達のマルクス主義は宗教に化していることになる。そういう連中に限って、我こそは科学的主義屋だと公言する。滑稽というべきか哀れというべきか。

 れんだいこが「シオンの議定書考」を世に問うたのは2004.6.16日頃である。れんだいこは、本サイトで、「シオンの議定書」の考察を陰謀論で一蹴するのではなく、これを真っ当に研究していく必要を提起した。しかし、無視されている。こうなると、「陰謀論トンデモ説」でオカルト批判をしている側の者が変なオカルトに感染しているように見えて仕方ない。本サイトで、どちらがオカルト感染者なのか確かめようと思う。

 2005.3.6日、2006.6.17日再編集 れんだいこ拝

【「シオンの議定書」とは】

 「シオンの長老の議定書(プロトコール、Protocols of the Elders of Zion)」(以下、通称の「シオンの議定書」と記す)は、次のように評せられるべきである。
 「ユダヤ人の恐るべき悪魔的世界征服計画陰謀書にして20世紀最大の怪文書」
 「ユダヤ指導者による世界を裏面から操りながらのユダヤ王国再興世界支配計画」
 「シオンの議定書」が史上に登場したのは、1901年、セルジェス・ニールスによるロシア語版「シオンの議定書」を嚆矢とする。同書で、ユダヤ人グループ内ネオシオニストの陰謀が明るみにされることになった。

 セルジェス・ニールスが「シオンの議定書」を入手した経緯は後述するとして、その底本は定かではない。いずれにせよ、1897.8.29日から31日にかけてスイスのバーゼルで開かれた第一回シオニスト会議の席上で、ユダヤ人の秘密結社ブネイ・ブリスのメンバーであるアッシャー・キンズバークが発表した「シオン長老作成の24項目の決議文」が存在する、と云う。仮にこれを「シオニスト会議プロトコール」と称することにする。

 元になる原文は誰の手になるものかまでは分からない。近代シオニズムの父デオドール・ヘルツェル博士が書いたものとみなされているが、それは表面的な受取りであろう。内容的に見て、第一回シオニスト会議か恐らくはそれ以前の段階における重要なユダヤ人秘密組織の秘密会議の席上での、「ある長老による三日間講義録」であるように思われる。

 「第一回シオニスト会議」は世界史上の最重要な日となっている。それは、ヘルツェルが主催したとされているこの会議で、政治的シオニスト運動の国際組織「世界シオニスト機構」が創設され、「公法で保証された(世界が承認した合法的な)ユダヤ人のホームランドをパレスチナに創設することが宣言された」ことにある。以降、「土地無き民に民無き土地を」プロパガンダが喧伝されていき、実際にはアラブの民を追い出しながらイスラエル建国となり、はるけき今日の「国際金融資本支配-米英ユ同盟によるネオ・シオニズム全盛政治」にまで至っている、と見なせるからである。

 その「第一回シオニスト会議」開催の動因力となったのが「シオンの議定書」である。いわば、ユダヤ人グループ内ネオシオニストにとって「シオンの議定書」は、キリスト教徒の聖書、マルクス主義者の「共産主義者の宣言」に匹敵する地位を持っていることになる。それほどの重要な文献が、セルジェス・ニールスによって暴露された史的意義は高すぎる。かく認識すべきであろう。

 2006.6.5日再編集 れんだいこ拝

【「シオンの議定書」偽書説とは】

 しかし、通説的には次のように評されている。
 「シオン賢人議定書というのはユダヤ陰謀史観に必ず登場する歴史的偽書」
 かく見なされ、排斥されている。「シオンの議定書」その他を参照すれば、その理由として次の諸説が挙げられている。
1  【「モンテスキューとマキャベリの地獄での会話」底本説】
 1864年、「モンテスキューとマキャヴェリの地獄の対話」が出版された。著者はフランスの弁護士にして文筆家だったモーリス・ジョリー。王政を批判して三権分立を唱えたモンテスキューと、「君主論」のマキャヴェリに仮託させてナポレオン3世を批判した書とのことである。後にジョリーは逮捕されて刑に服すが、出獄後「自殺」している。

 1921年、イギリスのタイムズ紙がこの説を記事にした。同記事は、「シオンの議定書」のかなりの部分が「モンテスキューとマキャベリの地獄での会話」をベースにして書かれた物であると指摘した。
2  【帝政ロシア作成の偽書説】
 1900年代初頭、ロシア帝政内務省の秘密警察の手の者によって書かれた物であるという説が為されている。ロシア政府のユダヤ人弾圧を正当化し、当時燃え上がっていたポグロム(ユダヤ人虐殺)を煽動するための偽文書、という観点が披瀝されている。
3  【ベルンの法廷で偽書説判決】
 1930年代には、ベルンの法廷が偽物との判定を下している。
 以上3説の理由付けで、「故に、シオンの議定書は紛れもない偽書なのだ」と云う。しかし、3説はいずれも異なる見地のものであるのに精査されていない。つまり、「否定するための論拠のあれこれ」でしかない。

 2006.2.3日付け読売新聞の12版で、解説部の波津博明氏は「ハマスの原理主義綱領」の見出しの小論を書いており、その中でシオンの議定書に触れて次のように述べている。
 「ハマスは、ユダヤ人に対し、キリスト教徒などに対するのとは異なる敵対姿勢を示す。『敵は長期の計画で富を蓄え、メディアを支配した。フランス革命や共産主義革命の背後には彼らがいる。フリーメーソンやロータリー・クラブも彼らのスパイ機関である』(22条)。『彼らの(世界支配の)計画はシオン長老の議定書に書かれている』(23条)。帝政ロシアが作成したといわれる偽書さえ援用して、ユダヤ人陰謀説を説く徹底した反ユダヤ主義だ」。
 波津氏は、何の疑いもなく「帝政ロシアが作成したといわれる偽書」と断じている。これによると、上記2説に依拠していることになる。これに関連して、「ユダヤ人問題」は、概要「『ユダヤの陰謀説』が、日本の部落差別同様の排外主義的な一般大衆の不満のはけ口として利用されている」とする見解を示して、次のように述べている。
 「三番目に、ヨーロッパには中世から『ユダヤの陰謀説』が存在した。ペストの際の一般大衆によるデマの流布についてはすでに述べた。1905年には『シオンの議定書』なる反ユダヤ本が現れたが、その内容は、『ユダヤ人は、悪辣な手段を弄して他民族や国家を腐敗、堕落させ、世界を征服しようと企んでいる』というものであった。今日の研究によれば、これはロシアの秘密警察がユダヤ人を陥れるために書いたものだとされている。国家というものは、社会を安定させるために、一般大衆にとっての不満のはけ口を必要とする。日本の被差別部落の誕生に関してもそうであったが、為政者は時に人為的に差別を作り出そうとするものなのである」。
(私論.私見)

 これが通俗的な見解という事になる。しかし、「今日の研究によれば、これはロシアの秘密警察がユダヤ人を陥れるために書いたものだとされている」と云うが、お前は、本当に「シオンの議定書」に目を通しているのか。書かれていることの内容を吟味すれば、「ロシアの秘密警察がユダヤ人を陥れるために書いたもの」なる批判が凡そ不見識であることが分かろう。れんだいこは、「読みもせず分かったような批判だけするな」と言い返したい。

 2006.6.5日再編集 れんだいこ拝

 2004.10.7日、これにつき、我が敬愛すべき木村愛二氏の次のような一文が検索できたので記しておく。「阿修羅♪ 戦争40 」の「Re:コールマン氏:この種の卑しむべき行為の典型は『シオンの長老の議定書』」で、「 『偽イスラエル政治神話』(その30)、原著者ロジェ・ガロディの『結論』」の「(その1)(c)…偽造者と批判的な歴史」から自身が引用している。これを紹介しておく。

 「この種の卑しむべき行為の典型は、『シオンの長老の議定書』である。これについては、拙著『パレスチナ/神の伝言の土地』の中でも、九頁も費やして、警察による偽造の過程を明らかにした。私が教えを受けた原典は、アンリ・ロランが一九三九年に出した反駁の余地のない論証、『われわれの時代の黙示録』である。この本は、翌年の一九四〇年、ヒトラーによる焚書の対象となった。ナチによる反ユダヤ主義プロパガンダの絶好の材料を台無しにする本だからだったからである。復刻本が一九九一年に出版されている」。
 アンリ・ロランは、つぎの二つの剽窃文書を発見した。この二つの文書を基にして、今世紀の初頭、ロシアの内務省の警察官吏、フォン・プレヴが、問題の偽造文書を作成したのである。
1  「一八六四年にフランスのモウリス・ジョリイが、ナポレオン三世に反対する立場で書いた『モンテスキューとマッキャヴェリの地獄での対話』と題するパンフレットである。そのどの章にも皇帝の圧制に対しての、あらゆる批判が転載されていて、すべての政治的支配に対して適用できる内容になっている」。
2  「ロシアからの移民、イリア・ツィオンが、ロシアの大蔵大臣、ヴィッテ伯爵に反対するために出した『ヴィッテ氏の圧制はロシアをどこへ導くか?』という題の評論である。発表されたのは一八九五年であるが、これがまた今度は、一七八九年以前に、カロヌ氏に反対するために出されていた風刺書の剽窃であって、これも、すべての大蔵大臣と国際的な銀行との関係に関して使える内容なのである。この剽窃文書に関しての特筆すべき点は、これがさらに、ヴィッテ伯爵を憎んでいたフォン・プレヴによって、ヴィッテに関する報告の手本にされたことである」。
 以上を受けて、木村氏は次のように評している。
 「この卑しむべき種類の探偵小説的偽造文書は、生憎なことに、かなり利用されてしまった。特に、いくつかのアラブ諸国での利用に関しては、私は、早くから批判を加えている。この誤った利用によって、シオニストとイスラエル、および彼らの国際的な圧力団体は、彼らの中東政策に対するすべての批判を、偽造者の仕業と同一視する機会を得たのであり、それによって、さらに非難を強めることができたのである。

 多くの読者は、結論に到達するのを非常に急ぎ、しばしば、無味乾燥な証拠を挙げる作業を嫌うものである。しかし、以上に列挙した理由にもとづいて、私は、読者には余分な手間となり、疲労の原因となることを意識しながらも、あえて、いかなる問題についても、必ず出典を明示したのである」。
(私論.私見)

 残念ながら、この認識はれんだいこと違う。この種の問題の権威である木村先輩をして何ゆえこのような見解に至らしめるのか解せない。

 2005.10.15日再編集 れんだいこ拝

「名誉のために名を秘す」氏の次のような言説も為されている。
 「広瀬隆『赤い盾』にあるような、マルクスやトロツキーを『ロスチャイルドの手先』呼ばわりするのは暴論の一言に尽きる。このような主張こそ実は古典的な反ユダヤ主義者のいつものデマ宣伝ですよ。つまり、陰謀論者は『歴史をつくるのは人民だ』ということを否定し、『歴史は陰謀や謀略によってつくられる』、『人民は陰謀や謀略によって利用され、翻弄されるだけの無力な存在』という人民蔑視感を抱いている。そして、陰謀論者こそ実は、さまざまな陰謀的な手法を好んで行なうわけです。たとえば、悪名高い偽書『シオンの長老の議定書』の捏造がそうです」。
 「陰謀論者の巧妙な点は基本的に反権力のスタンスを取って、一方で左翼も叩くという事です。彼らも資本主義の矛盾を容赦なく叩き、一方で左翼革命主義者も体制派と同じメーソンとして叩く。アメリカ・ソモサを叩き、返す刀で解放の神学も叩く。革命の高揚期が終わると、7月も2月もパリコミューンもメーソンの陰謀で一蹴されてしまう。ここで、自分が社会を動かしているという実感がなく、自分より権力を持った誰かに社会が動かされているという実感しかなければ、『2月革命はメーソンの陰謀』といわれても『そうかな』としか思わない」。
 「陰謀論は権力者によって、傍観者的・受動的な政治態度しか自分には許されないと思っている人間の不満を代弁してくれる面がある。陰謀論者はこのような主体的能動的闘争を取れずに、苦悩している労働者階級に救いの手を差し伸べてくれるように見える面がある。陰謀論者は全ての論理を引っくり返して民衆を支配をしようとする。自由は圧制であり、革命は独裁である。真の解放は左翼にはなく、彼らもまた代理人なのであると。なんでここまで手の込んだ思想が西欧に出てきたのかといえば、支配者がそれだけ体制崩壊の危機感を持ったからだ」。
(私論.私見)

 この人は自分が云っていることが論旨不明となっていることに気づかないおめでたい質のようである。つまりは、己の器量の甲羅に合わせてのみ理解しようとするからであろう。広瀬隆・氏の「赤い盾」は値打ちものなのであり、卑小せしめるものではない。「歴史をつくるのは人民だ」としても、名指導者と青写真無ければ海図無き航海に似ており成功することが難しい。いわゆる陰謀論の検証は、事態の客観的認識を得る為に必要な共認作業なのであり、悪し様に罵詈雑言して却下すれば良いというものでもない。

 2005.10.15日再編集 れんだいこ拝
 これにつき、「阿修羅」のあっしら氏が20002.11.19日付「『シオン長老の議定書』偽書説について」で、素敵な言い回しで「偽書説の空疎な反論」を衝いている。「『ロシアの秘密警察が1920年代に偽造したと言われ』とあるが、記憶に拠れば、流布しているのは、ソ連時代ではなく帝政ロシア時代(1905年頃)の警察関係者の偽造説ではなかっただろうか?(ご存じの方フォローをお願いします)」の問いに対して次のように述べている。これを転載しておく。
 日本の古代関連文書もそうだが、偽書というのはオーソライズされていないというだけで、嘘か事実かということとは直接関係ない。書かれた時代や伝承経緯を基に真偽性も問いかけられなければならないが、そういう内容を書いた人がいるということのほうが重要である。
 「シオン長老の議定書」は、なかなか洞察力がある人が書いたと推察できるものであり、それが誰によって書かれたものであっても歴史的に重要な文書である。ユダヤ人組織が「シオン長老の議定書」を書いたかどうかはわからないが、ユダヤ人を貶めるために誰かが書いたとしたら、その人は、破格の陰謀力と歴史的見通しを持っていると言える。ロシアの警察関係者が書いたとしたら、それほどの人物を抱えていたロシアの歴史はもっと違うものになっていたと思われる。

(私論.私見) 【「シオンの議定書」に対するれんだいこ見解】
 上述のように真贋を廻って論争が為されているが決着がついていない。その理由として、その内容において「あまりにも露骨な且つ驚倒すべきリアリズム的陰謀論理に基づく世界支配計画」が認められるからである。読了した者には自明であろうが、「シオンの議定書」にあるごとく、「世界支配の陰謀」なるものが存在し、これを座右の書としている勢力が跳梁しているとしたら、それは脅威に過ぎるであろう。これに、かのヒトラーが対峙していたのは事実であるが、実書派も偽書派も取扱いに苦労しているのが実際のところのように思える。

 れんだいこが注目するのは、いわゆる左派圏の否定派の見解である。ネオ・シオニズム派がおのれらの悪行の露見を恐れてこれを否定するのは当然としても、その大胆過ぎる観点からであろうか、左派圏の人たちは概ね「旧体制護持帝政派側からのフランス革命以降の近代的諸革命運動に対する革命抑圧を企図した悪質な逆宣伝偽造書であるとする」見解に依拠している。この観点は、「シオンの議定書」の入手経緯のミステリーさに不自然さを見てとり、ロシア帝政の放った間諜が取得したとされている経緯を疑惑することにより補強されている。

 その真偽は今も不明である。

 実書派の書籍紹介は、「ユダヤの陰謀を窺い知る必読の書」として、次のように述べている。
 「これは“ユダヤの神エホバから選民されたユダヤ人のみが人間であり非ユダヤはすべて家畜(ゴイム)である”とする教義(タルムード)に基づき二千年に亘り蓄積したぼう大な資本力と謀略を駆使し、地上のあらゆる国家、機関、組織、フリーメーソン人脈を利用し尽し、双頭戦略とかくれみの戦術で世界支配と人類総奴隷化を完成しつつある見えざる帝国、国際主義パリサイユダヤの恐るべき謀議の記録である云々」。
 ここで、れんだいこの見解を示せば次のようになる。

 れんだいこは、「シオンの議定書」は、「ユダヤ王による世界支配宣言史書」として紛れもなく存在する、と受け留めている。あまたの偽書説が流布されているが、書かれている内容を読み取った方が早い。さすれば、偽書説が為にする「議定書隠蔽工作」でしかないことが分かる。そういう主張をする者に限って罵倒に終始し、内容の紹介に及ばないのも頷けるところである。「シオンの議定書」の内容があからさまにされることを怖れているのであろうが、議定書派の者ならともかく、何の関わりもない自称インテリが率先して加担しているのは滑稽なことだ。

 偽書派は、「シオンの議定書」を俗に採るに足らぬ「陰謀書」とみなして排斥しようとしている。れんだいこは、それは違うと思う。「シオンの議定書」において「陰謀論」はその要素の一つに過ぎない。しかと聞け。正しくは次のようにみなすべきであろう。

 「シオンの議定書」は紛れも無く、「ユダヤ王国再興を目指してのネオ・シオニスト系ユダヤ人による世界支配計画書であり、政治においては権謀術数論、経済においては金融支配論、文化においては抵抗精神骨抜き論、総合的支配方法としての強権独裁、恐怖支配論に依拠しつつ、ユダヤ王国再興までの間を雌伏陰謀的に処世していくべし、とする教本指南書である」。
 かく評して位置づけるべきであろう。

 これを総称して「陰謀論」とするなら、「陰謀論」という命名自体はおかしくない。しかし、れんだいこのようにそういう陰謀は存在するとして「陰謀論」を受け止めるのではなく、逆に陰謀は存在しないとして「陰謀論」を否定する為に「陰謀論」を唱え、「シオンの議定書偽書説」を吹聴するのなら、連中は実書派の論拠に反論せねばなるまい。果して、その反論を為しているのだろうか。例によって、ホロコースト論同様に「議論せぬのが上策」として単に排斥しているだけなのではなかろうか。

 れんだいこが見るところ、「シオンの議定書」はむしろ対話すべき性質のものである。何とならば、彼らが目指すユダヤ王朝論理の検討にこそ向うべきであろうから。その指摘は、人類社会の警句としてかなり鋭いものが有る。同書の非ユダヤ人諸国家の支配秩序に対する批判は的確で辛辣である。この方面の指摘に対する問答だけでさえ値打ちものであろう。

 その鋭さを思えば、偽書派の云う如く仮にロシア帝政の秘密警察の創作であったとした場合、度の過ぎた体制批判が繰り返し為されており、何のためにそこまで内情暴露する必要があったのだろう、との疑問が禁じえない。

 もとへ。最終的に、彼らが構想する「ユダヤ王社会」の検討に移らねばならない。それがなるほど彼らが自画自賛するほどに秀逸な人類の未来社会なのか、単に戯画的なそれなのか、「悪の論理」による狂信的奴隷社会招来プロトコールなのか、そこを問わなければなるまい。

 我々人民大衆にとっては次のような実践課題が提起されている。「シオンの議定書」で示された運動が実在するとして、旧あるいは現支配秩序を貫く歴史のベクトルを、「シオンの議定書」が説くような「ユダヤ王支配社会」方向に向わせるのが賢明なのか愚挙なのか、後者であるとすれば我々はどのような道筋を対置すべきなのか、していくべきなのか等々が問いかけられているように思う。

 こういう思想的営為を為さずして、「シオンの議定書」を「単なる陰謀論教本」と見なしてその価値を落としこめ、検討を放棄することは、それこそ問題ありではなかろうか。れんだいことしては、「議定書派ユダヤ人頭脳の狂信ぶり」を理論的に明らかにしない限り、「シオンの議定書」研究は終わらないと思っている。内容が高度でもあるので、それにはかなりな能力が要求され、誰しもにできる業ではなかろうが。

 いずれにせよ、「シオンの議定書」は無視されるものではなく格好の理論闘争テキストと見なして大いに検討されるべしであろう。ならば、「5W1H」こそ確認しておかねばならない。現に書物としてあり、それが質疑されるに値する内容を持っていることは事実なのだから、正式書であるとする側からであろうと偽書であるとする側からであろうと、何時ごろ(when)、何処で(wheres)、誰が(who)、何の為に(why)、何を(what)、如何にして(how)書かれたのものなのか、如何に露見することになったのか、如何に歴史的に登場することになったのか、を確認せねばなるまい。

 これを為さずして、「ユダヤの陰謀実書か偽書か論」に拘泥するさまは詰まらない。内容的に見てかなり重要なメッセージの宝庫である以上、加えて世界の諸事情が現に「シオンの議定書」に書かれている如くに推移しているように見える以上、その内容に習熟し吟味せねばならないだろう。孫子曰く「敵を知り己を知らば百戦闘うも危うからず」ではないか。実際は、「シオンの議定書を知らず、己を知らず、百戦闘うも闘えば闘うほどジリ貧」ではないか。根本姿勢からしておかしいからそうなる。これがれんだいこの観点である。

 しかるに、これを為そうとしない。特にいわゆるサヨ系のアレルギーが強いように見受けられる。こここそ怪しむに足りるというべきであろう。サヨ系の親ネオ・シオニズム傾向に就いては稿を改めて述べることにする。

 2004.6.16日、2006.6.5日再編集 れんだいこ拝
 2006.1月、「愛宕北山氏のユダヤ問題論考」に行き当たり、愛宕北山氏が「第1章、ユダヤ魂の本質」の「シオンの議定書」の項でかなり詳しく真偽問題を検討していることが判明した。特に、偽書派により「1930年代には、ベルンの法廷が偽物との判定を下している」と流布されているベルン法廷の実際の様子を明らかにしている点で貴重である。

 2006.1.20日 れんだいこ拝

【「シオン長老」とは】
 「シオン長老」とは、自他ともに認めるグランドリアンの33位階のフリーメーソンであったことは事実である。フリーメーソンは、「メーソン乗っ取り」を云うまでも無く、その奥の院が「ユダヤ人フリーメーソン長老」により構成されていることも判明している。メーソンの内部記録にはフリーメーソンにしてフランス支部の最高監査役として鉄道王ジェームスの名前が明記されている。フランスではロスチャイルド家のことを“フライット街の帝王”と呼んできた。こうしてシオン長老二十四人のうち一人はロスチャイルドであることが判明している。

【「プロトコール」とは】
 「ユダヤプロトコール」、「阿修羅♪プロトコール」を参照する。
 「プロトコール」の語源は、ギリシャ語の「prote」(最初)+「kolla」(にかわ、接着剤)に発する。この語源から「プロトコール(Protocol )」という言葉は、公的文書の最初の頁に糊付けして、開巻の決まり文句だとか参考に供するために内容の要約だとかを書いた見返しのことを意味していたことになる。条約の草稿は普通、署名人が署名する前に正式文書に誤りがないかどうかを検するために、こういう糊付けをした訳であり、草稿そのものは会議で論じられたことをもとにしたので、この言葉は議事録のことも意味するようになった。
 「シオン長老のプロトコール」の例では、ユダヤの指導者たちによる「行動計画草案」という意味になる。「ディアスポラ」(バビロン捕囚後のユダヤ人離散)以来、ユダヤの歴史では異なる時期にこのような草稿が数多く存在したが、一般に流布されたものは僅かしかない。全体を通じて、その原理と道義性は、この種族と同じくらい古くから変りない。今日、15世紀にあった一例が知られている。

【「1492年のプロトコール手紙」】
 「ユダヤプロトコール」、「阿修羅♪プロトコール」を参照する。「プロトコール」がいつごろ書かれたものか定かでない。次の事例が知られている。

 1492年、スペインのラビの長キモールがグランド・サンヘドリンに手紙を出した(これを仮に「スペインのラビの長キモールのグランド・サンヘドリンへの手紙」とする)。スペインの法律によって追放されそうになった彼が、コンスタンチノープルにあったサンヘドリンに助言を求めたのである。次がその返書である。この返書は、16世紀のスペインの書物、フリオ・イニゲス・デ・メドラーノ著「ラ・シルヴァ・クリオサ」(パリ、オリー出版社、1608年)の156頁から156頁にかけて掲載されている。
 「愛するモーゼの兄弟よ、あなた達の苦しい状況と災厄を忍ばれている悲しい運命を綴った書簡を拝見しました。あなた方同様私たちも大いなる心痛に胸を刺さるる思いです。大地方総督とラビの助言は次の通りです。よく読んでいいただきたい。
1  スペイン王(フェルディナンド王)にキリスト教徒にならんことを強要さるる件に関して。他に途なき以上やむを得ぬ、そうされよ。但し、モーゼの律法は決して忘れてはならない。
2  貴下の財産の没収命令が出さるる件に関して。貴下の子息らを商人となし、キリスト教徒より少しづつ没収せしめよ。
3  貴下の生命が脅迫さるる件に関して。貴下の子息らを商人に育て、又は医師、薬剤師となし、キリスト教徒どもの財産、生命を奪え。
4  貴下の礼拝堂破壊の件に関して。貴下の子息らを、キリスト教の神父に育て、やがてキリスト教教会を破壊すべく、大聖堂参事会員ならびに聖職者にせよ。
5  その他、貴下が訴願されたる心労の種諸々に関して。貴下の子息を弁護士ならびに法律家となすよう手配し、常に国事に親ませ、貴下らの支配世界実現によりキリスト教徒に軛をつなぎ存分に報復せよ。 
6  貴下に送るこれらの指図を逸脱せずよくよく守れ。なんとなれば、屈辱を蒙りし貴下の経験を通じ、貴下はやがて未来の栄光への道に至るであろう。現実の支配力に到達されるであろう。  (署名) コンスタンチノープルのユダヤ王子

(私論.私見) 「スペインのラビの長キモールのグランド・サンヘドリンへの手紙」について
 これによれば、ユダヤ教徒は、キリスト教徒の迫害に抗する為に、1・偽装転向する。2・商人になる。3・医師、薬剤師になる。4・キリスト教の神父になる。5・弁護士ならびに法律家となるよう指示されている。これが、1492年時点の指針である。この指針によってかどうかはともかく、ユダヤ教徒に商人、医師、薬剤師、弁護士、法律家が多いことは事実である。

 2006.6.5日 れんだいこ拝
【「ロスチャイルド(初代)の『二十五項目の行動計画書』」考】
 「太田龍の時事寸評」の「フランス革命の真相に迫る気運を醸成せよ」は、「シオンの議定書」の誕生過程を次のように述べている。引用元は、1958年、ウイリアム・G・CARR(W・G・カー)著の「PAWNS IN THE GAME」(ポーンズ・イン・ザ・ゲーム、将棋の駒)(成甲書房、2005.1.25日初版)。これをれんだいこ風にまとめる。

 著者W・G・カー(1895~1959年)の履歴は次の通り。
 カナダ海軍士官の軍歴あり。1930年代から、カナダ国民に対し、国際的陰謀の危険を警告し続けた。「PAWNS IN THE GAME(ポーンズ・イン・ザ・ゲーム、将棋の駒)」は、W・G・カーの長年の研究の集大成であり、死の直前に完成した。今でも、関係者の間で古典として読み続けられて居る。
 1773年、マイヤー・ロスチャイルド(初代)は、弱冠30歳で、12名の国際ユダヤの巨頭を招いて、フランクフルトで秘密重要会議を開いた。ロスチャイルドは、その会議で、英国のピューリタン革命を検証し、これを教訓化させ、フランス革命を勝利的に導くよう指針させた。その上で、「フリーメーソンに代わるより生硬な」、全世界に対する支配権を手中に収めるための「世界革命運動」の創出について述べ、その為の「二十五項目の行動計画書」を打ち出した。これが「シオンの議定書」の原型となった。(「二十五項目の行動計画書」の概要が、「裏の世界史」P102~110に記されている) 

 「世界革命運動」を実行するための地下秘密組織イルミナティ(Illuminati)の創設が決定され、改宗ユダヤ人にしてイエズス会士にしてインゴシュタット大学法学部長アダム・ヴァイスハウプト(1748~1811、当時26歳)がイルミナティ責任者として選抜された。
 1776年、ヴァイスハウプトが、マイヤー・ロスチャイルド(初代)が打ち出した「二十五項目の行動計画書」を下敷きにして、「シオン長老の議定書」を完成させた。これがイルミナティのマニュフェストとなった。1776.5.1日、イルミナティが、ドイツ南部のバヴァリアで創設された。

 この悪事は次の事情で露見することになった。1785年、フランクフルトのイルミナティからパリのフリーメーソン大東社ロッジの大棟梁オルレアン公宛指示書を持ったユダヤ人秘密結社イルミナティの密使が、雷に撃たれて死亡。密使が携行していた密書が、バヴァリア政府の手に入った。バヴァリア政府は、密書を精査し、摘発に向かった。

 1785年、バヴァリア政府は、イルミナティを禁止し、ヴァイスハウプトが新たに組織した大東社ロッジを閉鎖し、1786年、陰謀の全容を公表した。英語タイトルは、「啓明結社の原本文書」(The Ooriginal Writings of the Order and Sect of the Illuminati)。この写しが教会、国家の首脳に配布された。

 イルミナティは地下に潜った。ジョン・ロビソンはは、フリーメーソンの指導者にイルミナティをがロッジに潜入していると警告を発した。
 1789年、こイルミナティを主体とするユダヤ人グループの扇動によりフランス革命が遂行された。連中が以降、すべての戦争、革命を陰で操る秘密権力となった。

 1798年、ジョン・ロビソンは、「全政府及び宗教を破壊するための陰謀の証拠」(proof of conspiracy to destroy all goverments and religions)を発表し警告したが、無視された。

(私論.私見) 「W・G・カーの指摘」について
 「W・G・カーの指摘」によれば、マイヤー・ロスチャイルド(初代)が「二十五項目の行動計画書」を講演し、これが下敷きとなってイルミナティの創始者ヴァイスハウプトにより後に「シオンの議定書」として纏められたことになる。「シオンの議定書」は確かに講演口調であるからして、これは貴重な指摘であるように思われる。してみれば、「シオンの議定書」の原作者はマイヤー・ロスチャイルド(初代)と云う事になる。これについては、「イルミナティ考」の「イルミナティの歴史」で検証した。

 2006.6.5日 れんだいこ拝

【「第一回シオニスト会議プロトコール」考】
 「第一回シオニスト会議プロトコール」は、1897.8.29日から31日にかけてスイスのバーゼルで開かれた第一回シオニスト会議の席上、ユダヤ人の秘密結社ブネイ・ブリスのメンバーであるアッシャー・キンズバークが読み上げた「シオン二十四人の長老」の決議文で、もとの原稿は近代シオニズムの父デオドール・ヘルツル博士が書いたものとされる。

 「ニールス入手プロトコール」が「第一回シオニスト会議プロトコール」を底本にしているのか別物であるのか定かではない。いずれにせよ、「第一回シオニスト会議プロトコール」の存在が指摘されている。両者の内容的合致性は不明である。今日紹介されている「シオンの議定書」は、そのどちらなのであろうか。

【「シオンの議定書」の底本考】
 四天王延孝・氏著、太田龍・氏解説の「シオン長老の議定書」は、「猶太(ユダヤ)の思想と運動」の項で、「シオンの議定書」の底本について極めて重要な経緯を記している。それによると、ユースタス・マリンズの「カナンの呪い」文中に次のように書かれている、と云う。これをれんだいこ風に整理してみる。
1  ユダヤ教徒には、正統派(オーソドックス)、改革派(リフォーム)、保守派(コンサバティブ)の三系譜があり、「シオンの議定書」は改革派系のシオニズム運動の中から生まれたものである。
2  ユダヤ教改革派はフリーメーソンを生み出しており、その最初のロッジは、マイン河畔のフランクフルトに置かれ、ここが政治的シオニズム運動の中心となった。
3  この運動を最初に指導したのがラビのヒルシェ・カリシャーであった。カリシャーは、マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドと親しかった。カリシャーは、カール・マルクスの親友モーゼス・ヘスとも親しかった。
4  1860年、カリシャーは、スールの自宅で秘密会合を開き、1848年の革命から得られた教訓を検証した講演をした。この講演の筆記録が「シオンの議定書」の底本となる。つまり、これがタネ本ということになる。この底本を元に、1861年、カリシャー著「ドリシャル・シオン」、後にモーゼス・ヘスの「ローマとエルサレム」が生まれている。
5  この時の会合に出席したある人物が、その議事記録を文筆家モーリス・ジョリにリークし、ジョリは後に、この議事録を「マキャべりとモンテスキューの地獄における対話」と題して出版する。

 この書は、カリシャー著「ドリシャル・シオン」とほぼ重なるが、1868年のゲージェによって上梓された小説の一部を下敷きにしており、1869年、ライプツィヒの教会会議議事録、ホべべ・シオンのカトヴィッツ会議のそれらとも一致しており、これが現在、「シオンの議定書」として流布しているものの原型となる。
6  カトヴィッツ会議の議事録が、パリのミツライム・ロッジからジョゼフ・ショースト・シャピロにより持ち出され、この人物がミールに売り渡し、それをユリアナ・D・グリンカが手に入れ、ロシアの内務大臣に提出する。それがオルゲフスキー将軍の手に渡り、世に明らかにされることになる。ちなみに、最初の持ち出し人物ジョゼフ・ショースト・シャピロはエジプトで殺害されている。
7  ホべべ・シオン及びアシェド・ギンズバーグ(アハド・ハアム度)に率いられたブナイ・モシェのオデッサ会議が開かれる。
8  1894年、ギンズバーグがパリに滞在した直後、現在知られている体裁での「シオンの議定書」が現れる。
9   スイスの裁判所は、第二審で「議定書」偽書説を無根拠の説として退けて居る。偽書派の「1930年代には、ベルンの法廷が偽物との判定を下している」は史実歪曲である。
(私論.私見) ユースタス・マリンズ著「カナンの呪い」の「シオンの議定書」作成経緯考について
 「シオンの議定書」にはこうした経緯がある。太田龍・氏は、「このマリンズの叙述には『シオン長老の議定書』の『偽書説』を木っ端微塵に粉砕する理論と論証の全てが集約されている」と賛じている。れんだいこ読むところ、ユースタス・マリンズの説明は腑に落ちるものがある。してみれば、「マキャべりとモンテスキューの地獄における対話」を原本とすることで偽書説を構築している偽書派の説は底の浅いものが判明する。

 ちなみに、太田龍・氏は、2006.2.3日付け読売新聞の波津博明氏の「ハマスの原理主義綱領」の見出しの小論に於ける「シオンの議定書は、帝政ロシアが作成したといわれる偽書」説に対し、2006.2.6日付け「時事評論、シオニストユダヤの手先、反イスラムサタニスト売国奴讀賣新聞を告発する」で次のように批判している。
 「しかしもちろん、讀賣に限らず、極悪売国奴全日本マスコミは、一切の論証抜きで、問答無用、シオン長老の議定書は偽書である、と独断して切り捨てる。つまり、日本の国賊売国奴マスコミは、この問題ではいかなる意味でもジャーナリズムでもなく報道機関でもない。彼らは、シオニストユダヤのサタニスト的イデオロギーの宣伝機関、であるに過ぎない。そして彼らのこの性格は、昭和二十年十月以降、今日に至るまで六十年、首尾一貫して、米国(イルミナティサタニスト世界権力)占領軍の日本民族一人残らず皆殺し侵略作戦の第一線の軍隊、として対日戦争を遂行しつつあることと、表裏一体、なのである」。
 [参考文献]
1  四王天延孝著「猶太(ユダヤ)の思想と運動」(昭和十六年)
2  愛宕北山著「猶太(ユダヤ)と世界戦争」(昭和十六年)
3  「シオン長老の議定書」太田龍解説(成甲書房二〇〇四年)
4  ユースタス・マリンズ著、太田龍監訳「カナンの呪い」(成甲書房、二〇〇四年)
5  ヘンリー・メイコウ(キリスト教に改宗したカナダ在住反シオニスト的ユダヤ人学者)の、「シオン長老の議定書」の著者はロスチャイルド家の一人、との英文論説(未邦訳)

【フランスで密かに紹介される】
 「『シオン賢人議定書』談録裁講」は次のように記している。
 「フランスではロシアで出版される50年以上も前、『ユダヤの民の神秘』という本の最後の章にはイエズス会の悪魔的な計画が最終的には犯罪に繋がるものであることが事細かに説明され、ロシアで出版された議定書が一字一句そのまま掲載されている」。
【「ニールス入手プロトコール」の入手経緯】(「ユダヤプロトコール」、「阿修羅♪プロトコール」参照)
 1901年、セルジェス・ニールスによりロシア語版「シオンの議定書(プロトコール)」が世に出されるが、いかにしてそのプロトールが広く知られるに至ったかの「入手物語」は極めて興味深い。次のように認(したた)められている。
 1884年のこと、ロシアの一将軍の娘、ジュスティーヌ・グリンカ嬢が、パリで政治情報を収集する任務を帯びて勤務中のことだった。彼女は、当時の内務大臣シェレーヴィン付き秘書官であったセント・ペテルブルグのオルゲフスキー将軍と連絡をとっていた。この任務のために、彼女はジョセフ・ショールストというユダヤ人を雇った。

 ある日、パリのフリーメーソンのミズライム・ロッジの一員であるショルスト(別名シャピロで、彼の父親はロンドンでこの二年前、偽造罪で十年の懲役宣告を受けていた)が、ロシアにとって非常に重要な文書を提供するから2千5百フラン出さないかと話を持ちかけてきた。セント・ペテルブルグから到着した全額が支払われると、問題の文書はグリンカ嬢に手渡された。この後ショルストはエジプトに逃亡したが、フランス警察の記録では同地で殺害された。

 グリンカ嬢はフランス語の原本に前書きを付け、ロシア語訳を添えてオルゲフスキーに届けた。オルゲフスキーは今度は皇帝に届くように、上官のシェレーヴィン将軍に手渡した。だが、シェレーヴィンは、裕福なユダヤ人から負債を負っていたため、握りつぶしてただ資料保管所に保存しただけに終った(1896年、彼は死に際してプロトコールを含めた自分の回想録をニコラス二世に遺贈した)。

 一方、パリではロシア宮廷生活のことを書いた書物が出版され、ロシア皇帝の不興を買った。「ヴァシーリー伯爵」の偽名で発行されたこの本の真の筆者はジュリエット・アダム夫人で、デミドフ・サン・ドナコ王女、ラジヴィル王女その他のロシア人の提供した資料を使って執筆した、と伝えられている。

 皇帝は秘密警察に著書を見付け出してくるように命じた。このことが、恐らく意図的にねじ曲げられて(パリのロシア秘密警察にいたユダヤ人にマニウロフがいて、この憎むべき人物はM・パレオローグの「回想録」に描かれている)、グリンカ嬢が著者であるということにされ、彼女はロシアへの帰途、彼女の農園があるオレルに追放の身となった。グリンカ嬢は、この地方の貴族であるアレクシス・スホーティンに、プロトコールの写しを一通渡した。スホーティンはこの文書を、ステパーノフとセルジェス・ニールスという二人の知人に見せた。

 ステパノフ氏の調書が残されており、次のように記述されている。
 「1895年、トゥーラ地方の私の知人、元市長のアレクシス・スホーティンが、私に『シオン長老のプロトコール』の手書き原稿をくれました。スホーティンは、パリに居住する知り合いの女性が、その女性の名前は言いませんでしたが、ユダヤ人の友人の家で見付けたものだと言いました。パリを立つ前に、彼女はひそかに翻訳して、その一部がロシアに来て、スホーティンの手に渡ったと言いました。

 初め私はこの翻訳を謄写版で印刷しましたが、読みにくいものでした。それで活字印刷することにしましたが、何時だったかどこの町の何という印刷所だったか覚えておりません。この件に関しましては、その頃、セルギウス大公の執事長だったアルカディ・イッポリットヴィッチ・ケレポフスキーに手伝ってもらいました。彼がこの文書を地方の印刷所に印刷させたのです。それは1897年のことでした。セルギウス・ニールス(セルゲイ・ニース)は彼の著作の中にこのプロトコールを入れ、彼自身の注釈を付けました。

 1927.4.17日

 (署名)フィリップ・ペトロヴィッチ・ステパーノフ元モスクワ長老教会事務弁護士、式部官、枢密院委員、現在(1897年)オレル町所在モスクワ・カ ーク鉄道代表。(証人)ディミトリ・ガリツィン王子 スタリ・フォンタク所在ロシア移民居留地代表。

【「ニールス版議定書」の出版経緯】
 「ユダヤプロトコール」、「阿修羅♪プロトコール」、「シオン長老の議定書の背景-創られた予言と警告の書-」その他を参照する。
 1901年、神秘思想家・セルジェス・ニールス(セルゲイ・ニルス)によりロシア語版「シオンの議定書(プロトコール)」が世に出される。初めはツァルスコエ・ツェロ(ロシア)で、「卑小の内なる偉大」という書名で出版した。これを仮に「ニールス版議定書」とすると、「ニールス版議定書」がユダヤ人の世界支配計画書の「鳴り物入りでの史上初発表」という史的地位を獲得している。

 なお、1901年の「ニールス版議定書」より早く1897年にステパーノフにより密かに印刷配付されていたとの説もある。但し、仲間内の廻し読み程度のものであった。更に、ニールスが刊行した同じ年に、編集者の明記のない冊子が「諸悪の根源」と題して発行されているとも云う。「諸悪の根源」は、民族主義団体「黒百人組」の創設メンバーが発行したものと云われている。

 「ニールス版議定書」が出回った時期は、日露戦争の最中で革命運動が昂揚し、世情は騒然としていた。ロシアに本格的な革命勢力が生まれ、ロシアロマノフ王朝のニコライ二世を苦しめ始めていた。ロマノフ王朝は、革命勢力の背後に世界支配計画を持つ「シオンの議定書派」が居ると睨んで、ロシア大衆に対し軽挙妄動に扇動されぬよう警告の意味で、「ニールス版議定書」を世に露見させたと考えられる。

 俗説は、そういう拮抗関係を見ずに、「当時燃え上がっていたポグロム(ユダヤ人虐殺)を煽動するため、1905年にロシアで初めて出版された」と説明している。しかしながら、この場合でも、「ロシアに於けるポグロムの社会的背景」に対する精査が為されていない。社会事情には相応の理由があるとしてこれを調査するのが責務のところなおざりにされている。結論的に、ネオ・シオニズムのプロパガンダに有利な話は取り入れられ、不利な話は変造歪曲されるという傾向がある。その尻馬に乗るのは学問的ではなかろう。

 1903年、「ニールス版議定書」が、ロシア・ペテルブルグの新聞「軍旗」(ズミアナ)紙上に、「シオン賢者の議定書」(「ユダヤ・プロトコール」)なる題名で発表された。これを仮に「軍旗版議定書」とする。「ニールス版議定書」は、「この議定書は、1897年にスイスのバーゼルで開かれた第1回シオニスト会議に於ける決議から抄出したもの」だとしていたが、「軍旗版議定書」は、「フランスに滞在中の神智学に傾倒していた外交官の娘・ユリアナ・グリンカが持ち込んだもの」としていた。

 1905年、「ニールス版議定書」が、ロシア政府の検閲済みで、「世界の終末は近い。反キリストは全地球上にサタンの支配を確立する為、やがて現れるだろう」と添え書き付きで「卑賤で強大なもの、反キリストとサタンの地上国家近づく」(「卑小なるもののうちの偉大 政治的緊急課題としての反キリスト」)という本の付録に「人類の悪の根元」というタイトルで紹介された。「フランスにあるシオンの中央秘密倉庫にいる私の通信員によって入手したユダヤ教徒の陰謀計画書」として喧伝されていた。

 こうして、「シオンの議定書」が、1・ユダヤ秘密結社の幹部が、世界支配のための方法を会議で報告した記録という体裁を執っていること。2・あらゆる策謀を弄して他民族や国家を腐敗・堕落・転覆させ、最終的にユダヤ王が世界を支配するというその為の方策を詳細に描いていること。3・その筋道として、民主主義・社会主義・共産主義を煽ることにより国内を混乱させつつ、国家間戦争や革命を誘導する。その一方で秘密結社フリーメーソンを傀儡として使い、マスコミなどを利用して暗愚な民衆支配を行う。ユダヤの敵対勢力は暗殺など様々な方法で粛正する。4・最終的にユダヤ王の支配する独裁国家を創建し王国を造るという「ネオ・シオニストの恐るべき世界支配陰謀計画書」であることが明らかにされた。「シオンの議定書」が発表されるや、直ちに西欧に紹介され、衝撃と反響を呼んだ。

 次いで、同じ時期に、ニールスの友人G・ブトミもまた写しを一部持ち出し、1906.8.10日、大英博物館に寄託した。  
 「ニールス版議定書」 は、タイトルを変更しつつ版を重ねていった。「人類の敵、シオンの中央書記局の機密文庫から持ち出された議定書」として定着する。「卑小なるものの中の偉大、緊急の政治的機会としての反キリスト」として、赤十字支部の後援で出版されたものもある。「『シオン賢人議定書』談録裁講」では次のように説明されている。
 「いずれもロシアで流布し、最終的には皇帝や教会の手に渡り、その後ロシア全土に広まることになる。それは当時の帝政ロシアでは国家の政策として反ユダヤ主義を標榜していたことによる。異教徒で少数者へのユダヤ人への憎悪をあおることで、国内の階級対立をうやむやにしようという目論見があった」。
 「帝政ロシアの反ユダヤ政策によって件の議定書は一兵卒に至るまで配布されていた」。

 その間、ロシア警察のユダヤ人たち(エノ・アゼフとエフロム)が更なる機密情報を入手しようとしていた。エフロムは、以前ラビであって1925年に逃避先のセルビアの僧院で死没した。彼はよく修道僧に、「プロトコールは世界を支配しようとするユダヤの計画のほんの一部であって、異邦人に対するユダヤの憎悪を弱々しく表現したものに過ぎない」と語っていた。彼を通じて、1897年のバール[バーゼルの古名]会議の議事録が入手され、その文書がプロトコールの内容と酷似していることが判った。ロシア政府は、ブナイ・ブリスが1893~4年にニューヨークで開いた会議で、ヤコブ・シフがロシア革命運動委員会代表に選ばれたことを知った。

 1917.1月、ニールスは改訂増補版を出版する準備をしていた。だが、同書が市場に出回らないうちに、1917.3月の革命が起こり、政権を取ったケレンスキーはニールスの本を全冊処分する命令を出した。しかし、「1917年のロシア・ユダヤ共産革命事件によって一躍、ニールス訳のこの本は全世界の有志に注目されるところとなり、英語は勿論のこと、広く各国語に翻訳出版された」(太田龍解説「シオン長老の議定書」)。

 ニールスの第二版は数冊押収を免れ、外国へ持ち出され刊行された。ドイツでは、1919年にゴットリート・ツム・ビーク、英国では1920年にザ・ブリトンによって、フランスではジュアン氏が「秘密社会国際評論」で、また、ウルバン・ゴイェが「ラ・ヴェーユ・フランス」、アメリカ合衆国ではスモール・メイナード会社(ボストン、1920年)により出版された。後に、イタリア語、ロシア語、アラビア語、そして日本語でも刊行された。1905年にロシアで出版された「シオンの議定書」は、1920~30年代にかけて猛烈な勢いで世界に広まった。「プロトコル」とも「シオン賢哲の議事録」、「シオン賢者のプロトコル」、「ユダヤの議定書」等々様々の書名で刊行されている。

 1920年初め、敗戦であえぐドイツにプロトコルは「シオン賢者の秘密」として登場する。出版元は、「ユダヤ人の傲慢に抗戦する協会」という名称だった。この年には英語版が刊行され、ここからプロトコルは燎原の火のごとく拡がっていく。イギリスでは「ユダヤ禍」という題名が付けられた。これをタイムズ紙が取り上げるが、しかし翌年、ジョリーの「地獄の対話」と対比させ、偽造文書であることを発表。イギリスでのプロトコル騒動は終息に向かう。

 1924年、ニールス教授はキエフでチェカに逮捕投獄され拷問を受けた。ニールスは首席裁判官のユダヤ人に、この処分は「プロトコールを出版することで測り知れない損害を人々に与えたこと」に相応する措置であると言われた。数ヵ月後に釈放されたニールスは、モスクワで再びGPU(ゲーペーウー、チェカ)に逮捕され監禁された。1926年に釈放されたが、1929.1.13日、ニールスは追放先のウラジミールで亡くなった。

 以上が、プロトコールがいかにロシアにやって来たか、その後世界に広まったのかの手短かな物語である。

 2006.9.3日再編集 れんだいこ拝
【「プロトコール」の英訳経緯】

 「阿修羅♪プロトコール」を参照する。ロシア語訳「シオンの議定書」の英訳に向ったビクター・E・マースデン( Victor E Marsden)のその後には壮絶なドラマが待ち受けていた。次のように書かれている。

 概要「有名なプロトコールの翻訳者は、革命の犠牲者であった。彼は多年にわたってロシアに居住したことがあり、ロシア婦人と結婚した。ロシアにあった当時の彼は、長らくモーニング・ポスト誌のロシア通信員であった。ロシア革命が失敗するまでその仕事に従事していた彼がロシアから送った生き生きとした記事は、同誌の読者には今もって思い出となってとどまっているだろう。

 推察されるように、彼はソビエト政府に狙い打ちされた。クロミー船長がユダヤに殺されたその日、ビクター・マースデンは逮捕されペテル・パウル監獄に投監され、処刑執行に自分の名を呼ばれるのを日々待つ身となった。だが、彼は脱走し、はなはだしく肉体を損傷してイギリスに戻った。しかし、彼は妻と友人たちの献身的な看護で健康を回復した。仕事ができるようになると直ちに手をつけたことの一つが、プロトコールの本翻訳だった。

 マースデン氏はこの仕事には抜群にうってつけの人だった。ロシアとロシアの生活とロシア語に造詣が深い一方で、簡潔で要を得た英文スタイルは巨匠の域にあり、何人かがこの仕事に名乗りをあげたとしても、彼に優る適任者はいなかった。その結果、彼の訳文により優れて読み易い訳文に接し、整理されていなかった感のある主題に、マースデン氏の筆致により24のプロトコールを流れる脈絡を読んでとることができる。

 彼自身が各章の最初に掲げた要約は、プロトコールの概観を得るのにきわめて有用であろう。

 この労作はマースデン氏自身の血をあがなって実現したというのが真実である。英訳しようという使命感にかられて無理を重ねたことが明らかに彼を病気にさせ、彼はこの序文の筆者に、もはや大英博物館の中で一時間と続けて仕事をしていられないと語った。

 マースデン氏とモーニング・ポスト誌との関係は、英国に帰国してからはゆるやかなものになったが、彼はプリンス・オブ・ウエルズ殿下の海外旅行の同誌随行特派員を快諾した。明らかに良い健康状態で殿下との旅行から帰国した彼は、上陸して数日を出ずして突然発病し、短時日病床に就いて死亡した。彼の突然の死はいまもって謎である。

 この労作が彼の栄誉を飾る記念碑とならんことを! この作品を通じて彼は英語を話す世界に計り知れない貢献をはたした。本書が「シオン長老のプロトコール」の英訳書のなかで第一級に位置づけられることは、疑う余地がない」。

【日本語訳の経緯】
 議定書の日本への最初の紹介は、大正8、9年、久保田栄吉・氏のロシア語からの訳本を嚆矢とする。

 酒井勝軍・氏が、「日猶同祖論」を繰り広げながら、議定書も紹介するという流れもある。

 1918年、日本政府のシベリア出兵が、帝政ロシアの反ユダヤ政策を知らしめることになる。共に共産主義と戦った白ロシア反革命軍の一兵卒に至るまで配布されていた「シオンの議定書」が日本軍部の目にとまり、これを研究していくことになる。白ロシア反革命軍は、「国家を持たないユダヤ人は、世界制覇を狙っている、その為の金融資本の支配であり、共産主義革命なのだ」と示唆した。

 犬塚惟重海軍大佐、安江仙弘大佐を中心に陸海軍で「ユダヤ(陰謀)研究」が盛んになり、安江は「シオンの議定書」の翻訳、出版を行うに至る。しかし軍のみならず外務省をも巻き込んでの「ユダヤ(陰謀)研究」は、目立った成果を挙げ得なかった。

 大正末年から昭和20年敗戦前までユダヤ・フリーメーソン批判が展開されていくことになる。

 1934年から40年頃にかけて、ヨーロッパのユダヤ人を満州に移住させ、世界の金融を握る米英のユダヤ資本を投資させその開発に利用するという秘密計画「河豚(フグ)計画」が、日本政府一部上層部によって企画立案される。

 「河豚(フグ)計画」の名前は、「シオンの議定書」の翻訳者でもある犬塚惟重海軍大佐の次の言に由来する。
 「これはフグを料理するようなものだ。もしユダヤ人をうまく料理できれば…つまり、ずるがしこい彼らの性格を監視し、彼らのエネルギーを日本のために利用することさえできれば、味も栄養もたっぷりの御馳走になる。しかし、もしちょっとでも料理のしかたを誤れば、日本の破滅にさえつながりかねない」。
 つまり、「危険だがうまいフグ=ユダヤ」観から命名されたことになる。

 1934年、外務省から、「ドイツ系ユダヤ人五万人の満州移住計画について」が発表される。これがいわゆる「河豚計画」の始動となったが、流れは次第に日米開戦に向かい、それと共に「河豚(フグ)計画」は雲散霧消していくことになる。(マービン・トケイヤー、メアリ・シュオーツ著「河豚計画」、1979年、日本ブリタニカ)

 1941(昭和16)年、陸軍中将・四王天延孝・氏が、フランス文三種、英語訳、ロシア語訳、邦文訳を参照しつつ「猶太思想及運動」を発行した。四王天・氏は、陸軍きっての反ユダヤ主義者として名を馳せることになる。 
【ヘンリー・フォードのユダヤ研究】
 1920年、 世界的自動車メーカーのフォード社の創始者にして「自動車王」と称されていたヘンリー・フォードは、国際ユダヤの陰謀に対する警告運動を開始した。フォードは、巨額の私財を投じてネオ・シオニズム批判運動を行った。対戦前にドイツを訪問して、ヒトラーと親交し、最高勲章を授けられている。

 独立系新聞「ディアボーン・インディペンデント」に「国際ユダヤ人」に関する連載を始め、その中で「シオン長老の議定書」も取り上げていた。秋には「国際ユダヤ人」として発売した。この本はアメリカ国内で約五十万部を売り上げ、さらに十六国語に翻訳された。ここでプロトコルは世界的にその存在を知られるようになる。だが7年後、周囲の抗議や訴訟などで遂にフォードは内容を否定し、本の回収に同意する。

 太田龍解説「シオン長老の議定書」は次のように記している。
 「これによって一躍、議定書は、全世界の心ある有志の必読の参考文献ナンバーワンとなるのである。フォードはその後、世界シオニスト・ユダヤ陣営の猛烈な包囲攻撃に耐えかねて、ユダヤ批判キャンペーンからやむなく撤退する」。
 1921(大正10).2.17日号「ニューヨーク・ワールド」に次のようなヘンリー・フォードと記者質問記事が掲載されている。
記者  いわゆる国際的ユダヤ勢力についてアメリカ国民に真相を知らしめる必要あり、との考えに至られたのはいつ頃からですか。
フォード  数年前からであるが、特に深くこれを感じたのは約5年前からである。各方面から研究するに、戦争の為直接利益を占め、今もなお利益を占めつつあるのは国家を持たない国際的金融業者たるユダヤ人である。
記者  国際的ユダヤ勢力は如何にして世界戦争を起さしめたと思われるか。
フォード  国際的情熱を喚起せしめてである。詳しく言えば、宣伝によって、A国民とB国民を争わしめたものである。即ち、戦争前には軍需品の製造により、戦争中は国債により、戦後には今行われている通り利権獲得闘争に於いて、彼らの秘密力は利益を収めている。
【ヒトラーの反ユダヤ論】
 ヒトラーは、次のように評している。(「『シオン賢人議定書』談録裁講」)
 「そこに書かれている内容はユダヤ人を説明するのに適している」。
 「プロトコルには多くのユダヤ人が無意識に行っている行為が、ここでは意識的に明示されている」。
 概要「プロトコルが偽書? それがどうした? 歴史的に真実かどうかはどうでもよい。内容が真実であれば、体裁などどうでもよいのだ」。
(私論.私見) 「シオンの議定書出版弾圧史考」
 「シオンの議定書」を偽書と云おうが云うまいが、「シオンの議定書出版弾圧史」は否定すべくも無い。判明する奇妙なことは、世の自由主義者、社会主義者、マルクス主義者が、ユダヤ人の不幸な歴史には過度に同情的ながら、ユダヤ人側からのかような弾圧には過度に盲目になることである。何かおかしいのではないのか。れんだいこはそう問いたい。

 2006.9.3日 れんだいこ拝