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厳島神社:中近東の建物で高麗の女を祀る [神社・神話]

「戦国意外史」 八切止夫 読売新聞社 昭和44年

これによると、
広島県厳島神社の建て方は、今日の建築史でも明白に指摘されているように大陸的である。
それが中近東であることも明瞭である。
そして鯛漁で有名な備後福山の海面の仙酔島にも、アラビヤスタイルの極彩色のものがある。

世に「平家納経」として名高い33巻の平家一門の経巻や願文が国宝として宝物になっているこの厳島神社の社殿というのは、平清盛が造営し奉納したものとされている。
だから宝物殿に今ある平家の公達のおびていたという太刀も、これまた、まるで日本刀とは違う。
さやに入っているから外見ではわからぬが、刀身はサーベルで、トルコで三日月刀と共に現存する棒刀そのものである。

「フロイス耶蘇教通信」には、「この宮島の神は、高麗の女らを祭りたるものなりというが、人民これを知らず参拝するもの多し」と、ゼズス派のパードレのフロイスは、戦国時代にその御神体のすっぱ抜きをやっている。

もちろん明治の「大日本神祇史」には、そんなことはでていない。
それには、(厳島文書及厳島道芝記)によるとして、「推古帝の御代、神託により内舎人佐伯鞍職が安芸恩賀島に神殿を造り、田心(たごり)姫の命ら二神を祀る」となっている。
ところが今でも韓国では上着を「チョゴリ」といい、裳を「チマー」というが、高貴な裾長きは、「タンゴリ」とも三韓征伐の頃はいうとる。

とすると、天照様の姫であったというこじつけの説もあるが、「タゴリのみこと」とは「タンゴリを着たみこと」かもわからぬ。
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タンゴリってこれのことでしょうか。

https://ja.wikipedia.org/wiki/韓服
タンウィ(唐衣)
前後に長い垂れのあるチョゴリ。王侯貴族女性の第二礼装。これもチマチョゴリの上に着用する。

20170420-1.jpeg
http://glidia.blog.fc2.com/blog-entry-1572.html

https://ja.wikipedia.org/wiki/厳島神社
祭神は次の3柱[4]。3柱は「宗像三女神」と総称される。
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たぎつひめのみこと)

https://ja.wikipedia.org/wiki/タキリビメ
天照大神と素戔嗚尊の誓約により誕生した「宗像三女神」の一柱で『古事記』では多紀理毘売命、『日本書紀』では田心姫(たごりひめ)・田霧姫と表記される。別名奥津島比売命(おきつしまひめ)だが、『日本書紀』第三の一書では市杵嶋姫(市寸島比売・いちきしまひめ)の別名としている。 神名の「タキリ」は海上の霧(きり)のこととも、「滾(たぎ)り」(水が激しく流れる)の意で天の安河の早瀬のこととも解釈される。日本書紀の「タゴリ」は「タギリ」が転じたものである。

舞楽 厳島神社に伝わる古典
https://www.youtube.com/watch?v=q0n6bBfUD-g
いろんな舞をダイジェストで。
説明もありよくわかります。
左方舞と右方舞があり、左方舞は赤色系、右方舞は緑色。
それぞれ発祥地がちがい、左方舞はインドや中国から伝えられた、右方舞は朝鮮半島から。


2017宮島厳島神社・元始祭 「陵王」
https://www.youtube.com/watch?v=5NfzVJJgBpA

2017宮島厳島神社・元始祭 「 納曽利 」
https://www.youtube.com/watch?v=8BnjcfT4qxU
2017/01/03 世界遺産宮島・厳島神社で行われた、元始祭の映像です。「陵王」の、番い舞に当たるが「納曽利」です。雄雌2匹の龍がたわむれ遊んでいるとこを表現した舞であり、昇天する姿を模していると言われます。「双龍舞」とも言われています。

2017宮島厳島神社・元始祭 「 胡徳楽 」
https://www.youtube.com/watch?v=-5wjN5HX3Tc
2017/01/03 世界遺産宮島・厳島神社で行われた、舞楽奉納の映像です。客人4人にお酒を振る舞うのですが、瓶子取りは、目を盗んで独酌で酒を飲み千鳥足で舞台を退出する滑稽な舞です。

宮島・厳島神社 桃花祭 舞楽 「蘇利古(そりこ)」
https://www.youtube.com/watch?v=a7Z326j8_K0
2016/04/15 宮島 厳島神社 桃花祭で行われた舞楽奉納「蘇利古」の模様です。朝鮮においては 酒を造る際、竈(かまど)と井戸を清める風習があります。そうした姿を舞にしたもので竈祭舞(かまどまつりのまい)ともいわれています。奇っ怪な衣装で、「死神か」と、勘違いしてしまいそうです。

2017宮島厳島神社・元始祭 「狛鉾」
https://www.youtube.com/watch?v=zPb9kx534jQ
2017/01/03 世界遺産宮島厳島神社で行われた、舞楽奉納・元始祭の映像です。茶色の着物姿(インドや中国、西アジアから伝来)で左楽房から始まる左方舞の「太平楽」に対して、対舞になるのが「狛鉾」です。右楽房・緑色の着物姿で(朝鮮半島・シベリア方面から伝来)の舞になります。高麗の貢ぎ物を運ぶ船が、五色の彩色をした棹で船を操り港に入る有様を舞にしたと言われています。

宮島 厳島神社 桃花祭 舞楽 「蘭陵王(らんりょうおう)」
https://www.youtube.com/watch?v=OD3PLJD48o8
2016/04/15 宮島 厳島神社 桃花祭で行なわれた舞楽奉納「陵王」の模様です。約1400年前の中国・北斎の国王、蘭陵王・長恭(ちょうきょう)は、あまりにも美しい容姿であったので、戦時の際、自軍の士気が揚がらない為、恐ろしい形相の面を付けて指揮を執り、周の大軍との戦いに勝利しました。その姿を舞にし、武勲を称えたと伝えられています。

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なぜ厳島神社の御神体が高麗の女らだと、フロイスは言ったんでしょうか。どこで知ったんでしょうか。
人民はこれを知らずに参拝していると。

建物は中近東、祭神は高麗。

なぜだろうと思ったら、舞は両方を取り入れているのですね。
中近東ルーツの左方舞と朝鮮半島ルーツの右方舞。

まだまだたくさんありますが、このお面は何を表しているのでしょう。
人間ではないような。
「陵王」って「龍王」かなと思ったり。

「狛鉾」の「こま」は「高麗」のことかな。

「厳島神社の神は変遷している」
http://miya-jima.net/page/130.html
まとめ
●10世紀には伊都岐島大明神が祀られていた。
●12世紀に海上神殿が収蔵された時もおそらく、伊都岐島大明神が祀られていた。
●鎌倉時代に現在、祀られている市杵島姫神を含む宗像三女神に変わった。