So-net無料ブログ作成

「すばらしい新世界」オルダス・ハクスリー [Book]

オルダス・ハクスリーの「すばらしい新世界」光文社文庫 2013年を読みました。

ねたばれあります。

西暦2540年。人間の工場生産と条件付け教育、フリーセックスの奨励、快楽薬の配給によって、人類は不満と無縁の安定社会を気づいていた。だが、時代の異端児たちと未開社会からきたジョンは、世界に疑問を抱き始め・・・・驚くべき洞察力で描かれた、ディストピア小説の決定版!

「すばらしい新世界」は、オルダス・ハクスリーが1932年に発表したディストピア小説である。

人間は工場で生産される。
知的なものから順にアルファクラス、ベータクラス、ガンマクラス、、、となり、最下層はイプシロンクラス。
なぜアルファクラスだけを生産せず、イプシロンクラスも生産するかというと、アルファクラスのものはだまって単純労働をせず、反抗するから。
イプシロンクラスにはきつい単純労働をさせ、一日の終わりには、快楽薬を配給してやる。
それを摂取すれば幸せを感じることができ、不満や悲しみを感じない。
しかし、それを摂取しすぎると早死にする。

人間は工場で生産されるようになったので、「お父さん」、「お母さん」、「産む」ということばが卑猥な言葉になっている。

図書館には、小説や歴史書はなく、マニュアル本しかない。

フリーセックスが奨励されており、決まった相手としかしないのは異常とされている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「1984」と同じように、これも彼らのアジェンダ小説のような匂いがすると思いました。
彼らは世界をこのようにしたいのだろうなと。

快楽薬は麻薬にほかならないのだけど、すでに精神安定剤という名で売られているし、普及させかたによって将来的にほとんど全員が摂取するようにももっていけるだろう。

摂取してはいけないと思いつつ、それが合法なものになれば摂取してしまうかもしれない。
今でもひどく疲れれば栄養ドリンクを飲みたくなるのだから。

https://ja.wikipedia.org/wiki/すばらしい新世界


代表的なディストピア小説
トマス・モア『ユートピア』(1516)
スウィフト『ガリバー旅行記』(1726)
H・G・ウェルズ『 タイムマシン』(1895)
エヴゲーニイ・ザミャーチン『われら』(1920)
オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』(1932)
ジョージ・オーウェル『1984年』(1948)
レイ・ブラッドベリ『華氏451度』(1953)
アントニー・バージェス『 時計じかけのオレンジ』(1962)
マーガレット・アトウッド『侍女の物語』(1985)

以前は支配者にとって都合の悪い本は焚書にされたけど、もしくは図書館ごと焼く(アレキサンドリア図書館)ことが行われたけど、現代では本の洪水によって埋めてしまうという方法がとられている。
毎日押しつぶされるほど発売される本の中で、読むべき本はどれなのか。

これはネットでも同じで、大量にどうでもいい情報を流すと本当によむべき情報は目につきにくくなる。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。