So-net無料ブログ作成
検索選択

「饒速日命」をなぜ「にぎはやひのみこと」と読むんだろう [神社・神話]

饒速日命について違う角度から調べてみようと思い、図書館に行って、「饒」という字を調べました。
(こんなに巨大な漢字辞典があるなんて今まで気づかなかったんですが、一冊の厚みが10センチのものが14巻ありました。完成までおそろしく時間がかかったでしょうね。大変ありがたい恩恵を受けています。)

こんなに漢字があるんだと驚きながら調べると、
「饒」の読みは、「ぜう」、「ねう」 だけで、「にぎ」と読むとは出てきませんでした。
20170421-1.JPG

なんで「にぎ」って読むってでてこないんだろうと思って探していますと、

漢字の読みには、呉音、漢音、唐音なるものがあると知りました。
呉音なる言葉があることは聞いたことがありましたが、それがなにかはよくわかっていませんでした。

http://ameblo.jp/prof-hiroyuki/entry-11330813745.html
よく知られている様に、音読みには音を輸入した時代順に「呉音」「漢音」「唐音」、その他に「慣用音」が有ります。そして、特に「呉音」「漢音」はほぼ全ての漢字が有しています。

最初に呉音が仏教と共に伝来・伝播したのですが、実際に渡唐してみると唐では別の発音(漢音)が。 そこで朝廷は、改めて漢音を「「正しい音」とする様に指導したのですが間に合わず・・・というのが、呉音・漢音が「併用されている」大まかな経緯です。

「京」が「きょう」と読んだり「けい」と読んだり、
「男」が「だん」と読んだり「なん」と読んだりする違いがあるわけがやっとわかりました。

それで、「饒」の「ぜう」が漢音で、「ねう」が呉音となるそうです。
それでも「饒速日」は「ねうはやひ」で、「にぎはやひ」にならない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/呉音
末子音(韻尾)、とくに /ŋ/ を表す規則が一定していない。呉音でも -ウ や -イ が添えられることが多いが、公(ク)のように省略されているものもある。双六(スゴロク)のようにガ行音を充てたものもいくらか見受けられる[1]。
脚注
^ 日本固有の地名や人名にも同様の字音を当てているものが見られる。相模(サガミ)、相良(サガラ)、愛宕(アタゴ)、鳳至(フゲシ)など。

「呉音の特徴としてガ行音を充てたものがある」と、そういうことですね。
双六ーそうろく+ごー>すごろく
相模ーそうみ+がー>さがみ
だから「ねうはやひ」に「ぎ」が加えられて「にぎはやひ」になったと。

解説を書いてくださっているサイトがたくさんあって、たどりつけました。
はーすっきり。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。